Double+Cross Session Replay in 「Separate Color」

Double+Cross 3rd Edition Replay『Limit of Edge』

Entry Character
PC1:"正位置の太陽" 津嶋皓(たつきさん)
"天雷" 草野操(こびとさん)
PC2:"沈黙の銃声" 八雲誠二(自爆5秒前さん)
PC3:"白変種" 八戸湖月(佐田塚さん)
Game Master:Hover-B

セッション日:2020.04.03-2020.05.02
Log Editor:Hover-B

0.PrePlay

[Trailer]

ある男はずっと剣の腕を鍛えてきた。そして、それにより培った技を伝えてきた。
誰かを守るために。教え子たちが生きていく支えとなるために。
しかし――ある事件を境に、何かが狂い始めた。

守れなかった後悔に苛まれ姿を消した男と、ただ一人残された教え子。
街に現れた、剣の道を歩む者のみを狙う殺人鬼。そして――

それらが繋がった時、一つの哀しき剣鬼の物語が浮かび上がる。

Double+Cross 3rd Edition 『Limit of Edge』

――これは、刃の極限を求めた者の物語。


[Handout]

▽PC1
(推奨:学生)
君の後輩のOVに、"三条沙姫"という人物が居る。
彼女はUGNチルドレンであり、数か月前に黒巣にやってきた。
生真面目な面はあるものの、人当たりは良いので所属していた剣道部でも人気があった。

ある日の帰り道、たまたま出くわした彼女と共に帰ることとなったものの。
彼女は普段とは違い、どことなく思いつめたような顔をしていた。

彼女の所属していた支部が壊滅し、師や仲間たちに大きな犠牲が出たという。

どう返したものか戸惑うところに――《ワーディング》が展開された。

シナリオロイス:"三条沙姫(さんじょうさき)"
推奨感情:連帯感等

Character-Entry:"正位置の太陽" 津嶋皓
Character-Entry:"天雷" 草野操

▽PC2
(推奨:UGNエージェント)
同僚のエージェントに"柊木晃大"という人物が居る。
彼はEFもそうだが、なにより剣の腕をひたすらに鍛えるような人物である。
そしてその技をチルドレンたちに教えていた。厳しくはあったが、それなりに慕われていたようだ。

先日黒巣に来て久々に話した時は、その教え子が任務で犠牲になることに心を痛めているようだった。

そんな中、彼の所属する支部がFHエージェントたちの襲撃を受けたと聞いた。
敵は倒したものの支部はほぼ壊滅し、そこに居た教え子に至っては全員が死亡したという。

――ただ彼の姿はそこにはなく、行方どころか生死も知れない。そんな状態だった。

シナリオロイス:"柊木晃大(ひいらぎこうた)"
推奨感情:連帯感等

Character-Entry:"沈黙の銃声" 八雲誠二

▽PC3
(推奨:UGN関係者)
今回の任務――あるいは依頼――は、これはまた物騒なものであった。

最近市街に殺人鬼が現れているという。
無差別なのか、と問うとどうやらそういうわけではないようだ。
犠牲者に共通する点――それは、何らかの形で"剣道、剣術に携わる者"であること。

――そしてその中には、OVも含まれていた。

同じOVであろう人物が起こしている事件、まして殺人とあっては見過ごすわけにはいかない。
君たちは、さっそく調査を開始するのであった。

シナリオロイス:"殺人鬼"
推奨感情:敵愾心等

Character-Entry:"白変種" 八戸湖月


[Player-Introduction]

GM :それでは、PC1から自己紹介お願いします。終わりましたら「以上」で。

皓 :こちらからでいいのかな。
GM :あ、リスト順でOKです。
皓 :はい。では。

皓 :「多分、『道』というのはそれぞれに進むものがあるのだと思う。……それが正しいものだって、今、僕には証明はできないけど」
皓 :「今僕が選んだこの『道』は、先の僕や、他の人たちにとって、どこに行くものなんだろうね」
皓 :津嶋 皓。なんだか色々それなりの目に遭っていながら、気にした風を周囲には見せない高校生。
皓 :内に在る思いは思いのまま。身にかかる一件を真っ向から受け止める姿勢は誠意からか、素質からか。
皓 :小さなポジティブを何より信じることをモットーとする。“正位置の太陽(Sun of Arcana)”。
皓 :ただ、自分がその様に呼ばれている自覚とかはさほどない様子。
皓 :シンドローム:ハヌマーン/サラマンダー Dロイス:白兵《伝承者》
皓 :HP:44 IV:20 基本侵蝕率:32%
皓 :PC間ロイス:草野 操君に ■友情/不安
皓 :シナリオロイス:三条沙姫さんに ■連帯感/疎外感
皓 :「多分、同じような思いで『道』を進もうとしてるんだと思う。……その在り方は、どうしたって違うとしても」
皓 :以上です。年単位でご無沙汰の稼働となります。宜しくお願いします。

操  :「こんにちは。草野操、です」
操  :「お世話になった人たちと別れるのは、つらいことだと思います……」
操  :黒いおかっぱ頭に白い肌。日本人形のような外見の物静かなチルドレン。
操  :戦闘時には三つの魔眼を宙に浮かべ、閃光と轟音纏う雷神子。
操  :好きなものは昆虫や草花、尊敬する人はファーブル。
操  :時間を守って「ポ○モンGO」を遊ぶなど、仕事以外では普通に子供らしい。
操  :シンドロームはブラックドッグ/バロール、Dロイス:雷帝
操  :HP31、行動値11、基本侵蝕率31%
操  :シナリオロイス:三条沙姫に、■連帯感/□不安
操  :PC間ロイス:"沈黙の銃声" 八雲誠二に、■尊敬/□隔意
操  :以上です。3rd初稼働らしいんですが……よろしくお願いします。

誠二 :「そうだな。正直最近、少し忘れかけてたかもしれない。」
誠二 :「こういうことも、本来なら別に珍しくもないって事を。」
誠二 :"沈黙の銃声" 八雲 誠二 ノイマン/モルフェウス
誠二 :UGN日本支部長、霧谷雄吾直属の工作員。
誠二 :現在黒羽学園に、強力なOVの多い生徒の監視と報告の任務で、高校生として通っている。
誠二 :しかし、その割には高校生活を満喫しているように見えるのは気のせいだろうか。
誠二 :得意技は二丁拳銃による射撃。ただし、二丁同時に撃つのは本気の時のみ。
誠二 :【基本侵食率】33【HP】25/25【行動値】15 Dロイス:生還者
誠二 :シナリオロイス:柊木晃大に。感情はOP後決定。
誠二 :PC間ロイス:“白変種” 八戸 湖月に、■庇護/□心配
誠二 :「知り合いがいなくなるってのは、本人が思ってる以上に堪えるぞ。あんま無理するなよ。」
誠二 :PLは自爆5秒前です。以上、よろしくお願いします。

湖月 :「こないだね、夢を見たの。私がね、死ぬ夢をね」
湖月 :「真正面から心臓を一突きされて、ただそれだけで殺される……そんな夢」
湖月 :「守りたい人に何もできず、大切な人に何も伝えられず、唯一人で、足掻きながら力尽きる、そんな夢」
湖月 :「あれは何だったんだろ。深層心理とかの現れかな?どっかからの電波かな?異世界の記憶かな?何にしろ……」
湖月 :境界線無き者、骨までの齧りつき。骨っ子、八戸 湖月。
湖月 :やべー衝動を抱えて足掻くうちに何か折り合いがついてきた感じのするチルドレンの少女。
湖月 :能力は器用貧乏。爆発力に欠けるが地力はそこそこあり、様々な支援能力を使いこなす。
湖月 :初期侵食29%、HP39、行動値5。Dロイス超侵蝕:《爪剣》《形無き剣》
湖月 :「命は時に容易く喪われる……それを、私たちは忘れちゃいけないんだよね。だからこそ――」
湖月 :PC間ロイス:"正位置の太陽" 津嶋 皓 ■感服/□隔意
湖月 :「数多の修羅場を潜り抜けてきた、天下無敵の平和ボケ。いや、これは別にけなしてるわけじゃなくてね?」
湖月 :シナリオロイス:"殺人鬼" □好奇心/■敵愾心
湖月 :「私は剣の道なんてものとは無縁だ。戦うこととは生き延びること。獣道で良ければご相手仕ろう、とかなんとか」
湖月 :PLは佐田塚にて。よろしくお願いします。

GM :ありがとうございました。GMはHover-Bでお送りいたします。よろしくお願いいたします。
GM :では、マスターシーンの後PC2→3→1の順でOPを。



1.Opening Phase

[Master Scene]

――どこかの部屋。
明かりはすべて消え、光を放っているのは情報端末の画面のみ。
それを持つ影が、つぶやく。

――もうすぐ、君を"迎え"に行くよ――■■■■。 

端末に映っているのは、どこかの施設のものであろう図面。
それを閉じた後――影はメールソフトの送信ボタンを押した。

――UGN黒巣支部に、一つの支部が壊滅したとの連絡が入ったのはこれから数日後のことであった。



Opening-1「刃の迷い」
Place:黒巣市外/UGNS市支部跡 Scene-Player:"沈黙の銃声" 八雲誠二
登場:不可
GM :PC2のOPです。登場どうぞ。
誠二 :#1d10+33
 Dice... Seiji_Y:1d10=(5)=5+33=38

君は今、他の数人のエージェントたちと共に車内に居る。
行先は、UGNのS市支部。
ここには君の同僚――というより少し年上の先輩であるエージェントの"柊木晃大"がいた。

――"いた"としたのは、その支部がFHの襲撃により壊滅したからである。
襲撃者は退けたが、所属していたメンバーはほぼ全員が死亡。
しかし、彼の遺体はなく生死すらも不明。そんな状態であった。

車に揺られる中で、少し前に久々に黒巣にやってきた彼と交わした会話を思い出す――


GM :晃大「よぉ、誠二! 元気してたか!」 仕事で立ち寄ったらしき彼は、君を見つけるとさっぱりとした笑顔で手を振ってくる。
誠二 :「相変わらずテンション高いですねー」
GM :晃大「はっはっはー。勢いと、この"剣"だけが取り柄だからなぁ、俺」 袋にしまわれた刀を示して。
GM :晃大「……と、まずは用事だな。天城支部長代理につないでもらって良いか?」
誠二 :「わかりましたー」 連絡しておこう
GM :連絡には「通してOK」との返事が返ってくる。
GM :晃大「仕事終わったら飯食おうぜ! ここの飯美味いからなー、楽しみにしてたんだ」 言いつつ、彼はIDを下げて支部の奥へ。
誠二 :「噂は時々聞こえてきますよ。教え子の悲鳴とセットで」(何
GM :晃大「待て、そこまでキツイ修業は……やってないぞ? まあ良いや、後でな!」 一瞬どもって今度こそ消える(何

GM :で。食堂で食事をとって雑談に興じていたわけだが。
GM :ふと彼はまじめな顔をする。
GM :晃大「……そういやさ。最近ままならねえな、って思うことが時々あってさ」
誠二 :「そりゃまあ……OVってのは考えようによっちゃ、キングオブ不条理というか理不尽というかそんな存在でもあるわけですし。」
GM :晃大「まあ、それはあるんだけど……この年で教官に抜擢されてさ。やるからには教え子を死なせないってことで自分の技とか、精神を教えてきたんだけど」
GM :晃大「……けど、どうしても犠牲は出てしまう。それどころか、戦いは逆に激化してる感じもある。お前も心当たり、いくらでもあるだろ?」
誠二 :「……名前は忘れないのに回数はもう数えるの嫌になったくらいには」
GM :晃大「……正直な、ちょっとしんどいんだよな。俺の鍛えてきた技は、その精神は無力と突きつけられているようで、さ」
GM :今まで見てきたものとは違う、重苦しさをにじませた表情で。
誠二 :「冷めていると言われても仕方ないかもしれませんが。だからと言ってそれがなければ、もっと酷いことになっていた。それは間違いないと思います。」
誠二 :「そして、少なくともあなたの教え子だったからこそ戻ってこれた、生き残れた人間も確実にいる。」
GM :晃大「……お前なら、そんな感じの事言うかなとは思ってたよ……ま、そう信じるしかないよな」
誠二 :「……少しの間休暇なり配置換えなりで心を休めた方がいいんじゃ? 何なら俺から上の方に進言してもいいですけど。」
GM :晃大「……いや、気持ちはありがたいけどもうちょいやってみるよ。悪いな、湿っぽい話して」
GM :晃大「……よし、ということでこの話終わり! 俺らしくない! てことでおかわり行ってくるわ!」 迷いを振り払うように声をあげ、席を立った。

GM :「……雲君、着きましたよ。八雲君」 遠くから、別のエージェントからの声が聞こえる。目的地に着いたのだろう。
誠二 :「何が起きたのかはまだわからないけど。柊木さんの行方に教え子たちの敵討ち、やることは山積みか」 よし、ロイス感情決めます。■感服/□不安で。
GM :あいさー。
GM :エージェント「ここからは気を引き締めてください……かなりひどい状況とのことなので」 君が目を覚ましたのを確かめ、エージェントがそう告げた。

そうして、君たちは凄惨な状態となってしまったS市支部の調査に合流したのだった――



Opening-2「彷徨う凶刃」
Place:Elysion/支部エリア Scene-Player:"白変種" 八戸湖月
登場:不可
GM :PC3のOPです。登場どうぞ。
湖月 :はいな
湖月 :#1d10+29
 Dice... Kotuki:1d10=(6)=6+29=35
湖月 :そこそこ

――Elysion支部エリア。

任務の指令があるとのことで呼び出されたのだが、
招集先はいつもの支部長室ではなく、小さな会議室の一つだった。

部屋に居たのは"クリフ=M=カークランド"。
Elysionの副支配人の一人にして、黒巣支部にとっては貴重な管理職の一人。

GM :黒巣支部の主たる天城支部長代理は、急な会議で出ていったとのこと。
GM :……まあ、これはこれで時々ある話ではあるということで。
GM :ともあれ君は指令の内容について聞くことにした。
湖月 :「どもー、“白変種”はいりまーす」
GM :クリフ「ああ、ご足労済まないねコツキ君。では、早速話に入ろうか」 いいつつ1枚の書類を差し出してくる。
湖月 :「あらほらさっさー」返事は適当だけどちゃんと読むよ
GM :今回のオーダーは、一言で言うと「"殺人鬼"の調査および確保、または殲滅」。
GM :最初の事件が1週間ほど前。そこから既に2桁に迫る人数で犠牲者が出ているとのことだ。
GM :犠牲者には共通点がある。"剣道部"、"剣術道場の門下生または師範格"など、何らかの形で"剣"に関与する人間。
湖月 :「“殺人鬼”とは直球な……うぇ、何この被害人数、一週間でこれは相当な」
GM :クリフ「……それだけならまだ警察の仕事の範疇さ。問題は、その犠牲者の中にOVが含まれていること。目覚めたばかりの駆け出しとはいえ、ね」
湖月 :「OVを相手取れる人物となればそれは同じOVか、あるいは……ジャーム。というか、やってることがジャーム以外に考えにくい」
GM :クリフ氏は頷き。
GM :クリフ「それと、先日のS市支部の襲撃事件は聞いてるね。それも起きたのは1週間前だ」
GM :クリフ「そして、その支部に所属するエージェントが一人姿を消してる。生死不明で」
湖月 :「S市支部かぁ……了解、調査の折にちょっと其方も当たってみまーす」
湖月 :「何にしろ、この件数はのんびりしてる暇なさそうですにゃー……んじゃまぁ、当面この案件専属でやらせていただくってことで、よろし?」
GM :クリフ「そうだね。ヤクモ君も、S市の件の調査からもうすぐ帰ってくるから、彼と合流して当たってほしい」
湖月 :「八雲先輩もっすか。戦力としては十分そうかなー、これで十分じゃないとか言われる相手だと怖いなー」
GM :クリフ「あと、その消えたエージェントの人となりを知る研究者……というかもと教え子だね。その子にも協力を要請中だ」
湖月 :「成程、そっちも了解……というか、支部長補佐、質問よろし?」
GM :クリフ「現時点で、こちらで分かっていることなら答えるよ」 "高島ひかる"と名前のあるその研究者のデータも併せて渡しつつ。
湖月 :「ぶっちゃけ、消えたエージェントと今回の事件、繋がりがありそうだと現時点で既に考えてます?」
GM :クリフ「……偶然とは、正直考えづらいね」
湖月 :「さいですか」――これが繋がっていると仮定するなら、そこで起こっている可能性の高い事態というのは、つまり……
GM :クリフ「……というのもあの支部、白兵武装の研究についてもそれなりにノウハウがあったんだ」
湖月 :「あ゛ー……」
GM :クリフ「その試作武装の中に、暴走を招く可能性があるものもあったというデータがあるからね……」
湖月 :「うわぁん」心情的なところのみならず、そっち方面でも厄介そうだ
湖月 :「えー、ここで泣き言吐いても仕方ないので、んじゃまぁ、『そういう』心構えでやらせてもらいまっす」
GM :クリフ「……ともあれ、その辺も調査内容ということで。済まないがよろしく頼むよ」
湖月 :「らじゃ。行ってきま」

湖月 :「あー、私ってばすっかり真面目な面構えが板についちゃって」部屋を出たところで、こきこきと肩を鳴らして(骨は頑丈でよく鳴るのだ)
湖月 :「……貴方が暴走し、望まぬ衝動に溺れたのなら、私が貴方を止めるから」
湖月 :「……私が暴走し、望まぬ衝動に溺れたのなら、貴方が私を止めてください」
湖月 :誰にともなく呟き、仕事に取り掛かる。それが、八戸 湖月の在り方だ。



Opening-3「襲撃の刃」
Place:黒巣市内/帰り道
Scene-Player:"正位置の太陽" 津嶋皓&"天雷" 草野操
登場:不可
GM :PC1OPです。登場どうぞ。

操  :#1d10+31
 Dice... Misao:1d10=(9)=9+31=40
皓 :#1d10+32
 Dice... kou_t:1d10=(5)=5+32=37

君たちの共通の後輩――片方は年的には先輩か――に、"三条沙姫"というUGNチルドレンの少女がいる。

数か月前に黒羽学園高等部に転入し、また剣道部にも入部。
黒髪のおかっぱにポニーテールで固い雰囲気の、典型的な剣道少女を思わせる彼女だったが、
意外と面倒見が良いこともあり、気づけばそれなりに周囲と打ち解けていた。

津嶋皓の某親友を含む剣道部の男子どもからも密かに人気で、何人か告白に挑んだ猛者もいた。
――まぁ、結果はお察しだったようだが。

閑話休題。

ある日。皓と操が部活終わりに偶然鉢合わせ、一緒に帰り道を歩いていると。橋のところに沙姫の姿を見つけた。
――その彼女は、普段とはまた異なる固い顔で、手の中の端末を見つめていた。


皓 :「あれ。三条さん、どうしたの」
皓 :今帰り? と気を引くように軽く手を上げつつ声をかけてみる。
操  :「こんにちは」
操  :学校が終わって図書館に寄って、借りてきた本を抱えていたところで皓おにーさんと遭遇し。一緒に歩いていたところで、三条さんを見かけて声をかけた。
GM :沙姫「……っ!? あ、津嶋先輩に……操、君か」
GM :とっさに端末を胸に抱くように隠して。
操  :なんだか驚いた目を向けた彼女に、小さく首をかしげた。
皓 :「なんか雰囲気おかしかったけど、何かあったの?」
GM :沙姫「………………二人になら、話せるか」 少し迷った後、口を開く。
GM :沙姫「……さっき、連絡があって……私が所属していたUGN支部が、壊滅したって」
皓 :え。と小さく声を上げて目を瞠った。
操  :目を瞬かせる。
皓 :「それは……これから様子を見に行くとか、そういうこと?」
操  :「それは……」かける言葉を探そうとしたが、思いつかない。
GM :沙姫「……正直、考えが追い付いていません」
GM :沙姫「私の仲間は、全滅して……私に剣を教えてくれた先生も、行方が分からないって」
操  :「ぶじだと……いいですね……」
皓 :「ひとまず、支部の方に行って状況を聞いた方がいいんじゃないかな」
皓 :「端末の連絡だと、詳細とかわからないだろうし」
操  :「ぼくも、それがいいと思います」
皓 :だよね。と操君の同意に頷いた。
GM :沙姫「……そう、ですね――」 
GM :二人の言葉に少し間をおいて彼女が頷いた直後、世界が色を失う。
GM :――《ワーディング》。非日常の世界に足を踏み入れた証。
操  :「これは」本を両手に抱えながら、周囲に意識を向ける。
皓 :じゃ、行こう。と声を上げかけて、その言葉を飲み込んだ。発せられた気配の方向はわかりますか。
GM :分かる。というか、明らかに殺気が君らの後ろ――正確には津嶋君、君に向けられてる。
皓 :ゎぁぃ。
皓 :それに気づいたなら手の得物を袋ごと握りしめてそちらに意識を向けるよ。
GM :では、一気に気配が近づいて、袈裟懸けに何かを振り下ろしてくる。
皓 :受けれますか!
GM :沙姫「先輩!」 思わず沙姫が叫ぶ。 受けるのは演出で良いです。
皓 :では、ふ。と息を吐いて手にした得物を跳ね上げ、その袈裟を受け流すようにいなす。
GM :ではいなされたのを見て、すぐさま距離を取る。
皓 :「……、ご挨拶だな!」ひとまず一歩、距離を取るように下がって。襲撃者を見ます。
皓 :三条さんと操君には手ぶりで下がって。と指示して改めて対峙した。
操  :迫ってきた殺気の主に反応して、三つの魔眼が宙に浮かぶ。いつでも雷を放つ準備は出来ている。
GM :襲撃者は仮面をつけた、短髪のジャケット姿の人物。振り下ろしてきたのは――その手に持った漆黒の刀。
操  :「相手の力も分からないのに、むちゃはしないでください!」
皓 :「大丈夫、そんなことはしないよ。……何のつもり?」操君には目を向けないままそう答えて、その人物に訪ねた。
GM :沙姫も操に合わせるように剣を抜いた後。
GM :襲撃者はもう一度構えると、二人には目もくれず無言で再度皓に打ち込んでくる。先ほどと異なり、明らかに"速い"。
皓 :ち。と舌打ちして、今度は距離のあるその斬撃を交わすつもりで身構えた。
操  :「!」轟音と白い閃光と共に、魔眼から雷を放つ――が、一瞬だけ遅い。
GM :操の雷が放たれるより、皓が身構えるより速く、刃はその身体を切り裂いた。
皓 :「──……っ」しくじった。と思う間もなく斬り伏せられて。思わずがくりと身を揺らす。
GM :沙姫「……っ! この!」 雷光に合わせて彼女も刃を振り下ろす。 
GM :――が、それもかわされ、いなされた。そして。
GM :襲撃者は沙姫を見て、何かに気づいたようなそぶりを見せた後――踵を返して距離を離す。《瞬間退場》。
操  :「皓おにーさん!」敵が姿を消したのと同時に、駆け寄る。
操  :「三条さん、UGNに連らくを」
GM :沙姫「……今の"業"――まさか……っ、分かった」 彼女も何かに気づいた様子を見せたが、操の言葉にはっとして、端末を取り出して支部に連絡を。
皓 :「……ぁ……」けほ。と息を吐いて倒れかけた身を何とか膝が落ちるだけで耐える。「……ごめん。油断した、な。これは……」
操  :「すぐホワイトハンドを呼びます。しゃべらなくていいです、しっかりしてください」
皓 :「……二人とも、かばってくれてありがとう」ひとまず大丈夫。と、駆け寄ってきた二人に無理にでも笑ってみせた。
操  :「………」
操  :そういうことを言うような状況じゃないと思います。…そう言いかけた言葉を飲み込んで、ワーディングを張り直して救護班が来るのを待った。
皓 :それにしても。と小さく零し。「……明らかに、あれ、こっちを狙ってたよな……あと……」最後の素振りは。ちら。と三条さんを見て。再度大きく息を吐いてその場に座り込んだ。
皓 :「……ごめん、やっぱちょっとしんどいやこれ」
皓 :ここは素直に吐いておこう。そう判断して大きく息を吐いたところでこちらはOKです。

程なくして、救護班がやってくる。
それまでの数分の間――沙姫はずっと固い顔のまま無言であった。



[Master Scene]

襲撃の翌日。

S市支部の事件の状況――そして"殺人鬼"の件の話を聞いた三条沙姫は、
居ても立ってもいられずに朝一で寮を飛び出し、街を見回っていた。

"殺人鬼"=晃大であると決まったわけではない。
だが、昨日先輩である津嶋皓が避けられなかったあの一撃。

――彼女は、あの太刀筋に見覚えがあった。

「……先生……」
いつの間にか来ていた大きめの公園の一角で、消えた師を案じて思わず呟きが漏れる。

直後――昨日と同じように世界が色を失う。《ワーディング》。

竹刀袋に入れて持ち出した、自分の得物――"真剣"を手に取る。

数秒後。
――彼女の首をめがけて、何かが飛ぶ気配が――



2.Middle Phase

Middle-1「刃が暴く顔」
Place:黒巣市街/公園 
Scene-Player:"沈黙の銃声" 八雲誠二&"白変種" 八戸湖月
登場:可能
GM :登場どうぞ。
誠二 :#1d10+38
 Dice... Seiji_Y:1d10=(1)=1+38=39
湖月 :1d10+35
湖月 :#1d10+35
 Dice... Kotuki:1d10=(9)=9+35=44
湖月 :9、9かぁ……
湖月 :降りなおす。
湖月 :#1d10+35
 Dice... Kotuki:1d10=(7)=7+35=42
湖月 :まぁ、まぁ

S市支部での調査の結果、以下のようなことは分かった。

1つ目。「支部の人員・襲撃者共に、死因はほぼ全員が"斬撃"によるものである」こと。
2つ目。「殺害に使用された得物は、支部の人員か襲撃者かでそれぞれ異なる」こと。
そして3つ目は、「"柊木晃大"は襲撃事件発生後、黒巣方面に移動した可能性が高い」ことであった。

晃大の元教え子である"杉島ひかる"はこちらに向かっているとの連絡。
それまでの間、S市支部から戻ってきた誠二と湖月は、"剣"に関係する人物が在籍する場所を当たることにした。

一連の事件は、晃大が引き起こしているものなのか――だとしたら、なぜそうなってしまったのか。
それを追うためにも、まずは"殺人鬼"の素性を暴かねばならない。


湖月 :はて、襲撃者は全員ぶった切られた、ってことでいいんでしたっけ
GM :YES。
GM :ちなみに、「チルドレン1名が話聞いて寮飛び出していってるから、見つけたら首根っこ捕まえて連れ戻して」との連絡も来ている。
誠二 :「今回はお前と組むってことか。」
湖月 :「ういっす。よろしくお願いしまっす」
湖月 :「まぁ、そんなわけで参加者の9割がたが文字通りに斬り捨てられた悲しい事件があったわけで」
誠二 :「こっちもその辺は個人的に知り合いがかかわってる可能性があるもんでな……」
湖月 :「そりゃまた辛い立場な。うんまぁ、どっから手を付けるかと言われると直接的に犯人探しとなるか、あるいは地盤固めとしてこの事件の裏に変な事情がないかの確認とかになるか。」
誠二 :「とりあえず、そっちの殺人鬼調査の方を進めよう。安心しておきたいもんで。」
湖月 :「先に犯人の顔を確認したいと。おっけーおっけー」
湖月 :「とりあえず、犯人が剣道関係者しか狙ってないというのは判ってるから、高校や大学のその辺りの部員やら、道場とかあったらその辺を張る形かなー」
誠二 :「市内にどれくらいいると思ってるんだ」
GM :そんな話をしながら道を歩いていると――《ワーディング》。
湖月 :「まぁ、実力のある人を優先的にかなー、その辺りは期待してくれていいよ、こちとら――」……と
湖月 :発生地点は遠そう?
GM :発生源は割と近い。確かこの辺りには大きめの公園があったはず、と思い出す。
湖月 :「……穏やかじゃないね。確認してくるよ」
誠二 :「……行くぞ」 そのまま銃を抜きつつ走り出す
GM :公園に近づくと、金属音が断続的に鳴り響いている。……おそらくは、刃物をぶつけあっているような。
湖月 :「ちょ、いきなり大当たり?」警戒しつつ接近しますが
GM :では、ポニーテールの少女と、"黒い刀"を持った仮面の人物が斬り結んでいる光景が見える。
GM :少女の方は、連れ戻してこいと言われたチルドレンである「三条沙姫」。
GM :戦況は沙姫の方が押されてる感じ。浅いけど身体にいくつか既に傷が入ってるのも見える。
湖月 :それは、助太刀案件だな。
誠二 :「とりあえず仮面の方止めるぞ。援護するから一撃食らわせろ。」
湖月 :「りょか。――三条沙姫さんだね!助太刀するよ!」
誠二 :では仮面の顔面向かって発砲。
湖月 :沙姫さんにそう大きな声で伝えて現場に参戦するよ。《骨の武具》で槍的なものを演出で作って投げる構え。
GM :沙姫「っ!? ……駄目だ、下がって!」 二人に叫ぶも――仮面の方が先に動く。
湖月 :「え」
GM :剣を振り上げると同時、"知覚できない速さで"放たれた疾風が二人の武器を弾き飛ばす。
湖月 :す、素手が飛ばされたー!(何  それはともかく
GM :そのまま沙姫に剣を振り下ろし、受けきれなかった沙姫がバランスを崩した。
湖月 :「 見 え な い !?」
誠二 :「……一度引くぞ。」 
GM :誠二のそのつぶやきに逃がさん、とばかりに再度構えたところで。

ぱん、と何かがはじける音と共に、仮面が砕ける。
その仮面の下から出てきたのは―――

沙姫「……先、生……?」

沙姫のつぶやきの通り、「柊木晃大」の顔であった。


GM :少し離れたところには、銃を構えた一人の少年の姿。仮面を剥がしたのはおそらく彼だ。
湖月 :銃使いはもう一人いると。ええと、其方の少年に見覚えは?
GM :ああ、湖月は書類で見てるよ。「杉島ひかる」。
GM :ひかる「……ギリギリセーフ、ってところかな。これ」 沙姫「……ひか、る?」
湖月 :「かなぁ……えー、八雲先輩、つかぬ事をお聞きしますが、安心はできましたか?」
誠二 :「この現実見てできる奴がいると思うか? 晃大さん、一応聞いときますが何の冗談ですかね?」 渋い顔をして
GM :仮面――晃大は虚ろな顔のまま答えない。答えないが。
GM :沙姫を見て、誠二を見た後。……わずかに動揺したような顔を浮かべて、距離を取って姿を消す。
GM :そして、《ワーディング》も解除された。
湖月 :「やれやれ、生きててよかった」
湖月 :「んでもって、まぁ……上から話は聞いてるよ。研究者の杉島ひかるさんだね」
誠二 :「よかったのがそれだけ、としか言いようがないけどな。」
GM :ひかる「ええ……遅くなってすみません、杉島ひかるです。八戸湖月さんに、八雲誠二さんですね……そして沙姫さん、久しぶり」
GM :沙姫「……あ、うん……すまない、助かった」 呆然としてたが、声をかけられて立ち上がり。
誠二 :「とりあえず、二人とも。事情を聞きたいんで、支部まで来てくれると助かるんだが。」
湖月 :「犯人の素性も判ったのは、良かったことに含めておくべきだよ――UGNに報告入れて、情報を整理しよっか。」
GM :沙姫「……はい」 ひかる「もちろんです。晃大さんの持ってた"刀"……あれが出てきてるとなると、それについても話しないと」
湖月 :「よろしく」

ということで、一旦支部へ戻ることとなった。



Middle-2「封じられた刃」
Place:Elysion/支部エリア Scene-Player:ALL
GM :登場どうぞ。
操  :#1d10+40
 Dice... Misao:1d10=(1)=1+40=41
誠二 :#1d10+39
 Dice... Seiji_Y:1d10=(6)=6+39=45
皓 :#1d10+37
 Dice... kou_t:1d10=(5)=5+37=42
湖月 :#1d10+42
 Dice... Kotuki:1d10=(10)=10+42=52
湖月 :ままままだあわてるようなじかんでわわわ
GM :あーあ(何

場所を移して――支部エリアの、会議室の一角。

仲間との再会は喜ばしいものの、殺人鬼の正体が師たる"柊木晃大"である可能性を突きつけられて、険しい顔を浮かべたままの沙姫。
ひかるも悲しみとも後悔ともつかぬ複雑な表情を浮かべ、飲み物を口に含んで喉の渇きを癒す。

先日仮面の男と交戦して斬られた皓と、それに付き添う形でやってきた操も合流した。

重苦しい雰囲気の中、一通りの情報交換をしたのち。
ひかるは、"柊木晃大"が持っていた"黒い刀"についての話を始めた。


GM :ひかる「あの刀は――僕がS市支部に居たときに作成され、封印指定された試作品です」
GM :ひかる「正確には、僕が晃大さんと一緒に作ったものなんだけど」
皓 :「そもそも何なのかな、その刀ってのは」
操  :ちょこんと椅子に座り、黙って年長者たちの話を聞く姿勢。
GM :ひかる「能力は単純なもので、身体能力を強化するもの。晃大さんは、技術は超一流だったけれど、身体能力は一般OVの域を出なかった」
GM :ひかる「そのことで教え子を守り切れない事もあったって、ずっと悩んでた」
GM :ひかる「僕には晃大さんや沙姫さんと違って剣の才能はなかったけど、こっち側の才能はあったから、何とか力になれないかと思ったんだけど――」
湖月 :「要はドーピングかぁ。あのくっそ速い斬撃は、向上した身体能力だから成せたもの、って認識でいいのかな」
誠二 :「けどそれだけなら封印指定されるはずがない。副作用の内容は?」
GM :ひかる「ベースはあくまで晃大さん自身の技だけどね」 湖月の言葉に答えた後。一拍間をおいて。
GM :ひかる「……強すぎるブーストの代わりに、精神を蝕んでいく。もっと言うと、"ロイス"が削られてしまうんだ」
GM :ひかる「分かった時点で、即座に破棄してれば良かったんだけど……そこは、"政治"が働いたと思ってくれれば良い」
GM :データ上は[ダインスレイフプログラム]+αです。
操  :ふむふむ。
皓 :「そもそもそんな力を使ってまで、守らなければいけない危険にさらされる何かが、柊木さんや君たちにあったってことなの?」
GM :ひかる「ここ(黒巣)とは比べるべくもないけど、S市支部もそれなりの力は持っているよ」
GM :ひかる「そして晃大さんはあの若さでそこの教官を任された。プレッシャーも半端じゃなかったと思う」
GM :皓の言葉に。
誠二 :「この前少し休暇を取ることも進めたんだが……強引にでも取らせておくべきだった」
皓 :「……悪目立ちして狙われたってこと?」
GM :ひかる「……あの刀の存在を聞きつけた、ってのもあったのかもしれない」 頷いて。
GM :ひかる「その時に奪い返したのか、襲撃者に押された結果なのかは分からないけど。とにかく晃大さんがそれを手にしてしまった」
GM :ひかる「今の晃大さんは刀に――衝動に操られてるのは間違いない」
皓 :「そっか」
操  :「………」
湖月 :「シンプルなだけに厄介な状況だね」
皓 :「つまりはその……柊木さんって人の意思じゃないってことなんだろ。沙姫さんとか、僕を襲ったのは」
GM :ひかるは頷く。
皓 :「なら、その剣を何とかすればいいってことだ」
操  :「支部の仲間を守りたいっていう気持ち、ぼくも少し、わかります。だから……そんな柊木さんが、自分の手で仲間を傷つけるのを、止めたいです」
GM :ひかる「……暴走を止めるだけなら、手はあるよ。封印指定の時に組み込んだプログラム。それがあれば」
皓 :「柊木さんが変節したってことじゃない分安心できるよ。それをどうすればいいの?」
GM :ひかる「何か別の武装に組み込めば、それをぶつけることで止められる――ただ、今そのデータはS市支部にしかない」
GM :ひかる「僕は支部を異動したから、置いていかざるを得なかったんだけど……」
湖月 :「精神を蝕むという剣の特性上、時間との戦いであることは付け足しておくよ」
皓 :「それはもちろん急ぐ必要はあるだろうけどさ」
皓 :「沙姫さんや、ひかる君が言う柊木さんが、そんな弱い人だって思えない。そんな簡単に負ける人じゃないよね、きっと」
GM :ちなみに、S市支部の端末等は回収されています。
湖月 :「大急ぎでS市支部に向かって……かぁ」
誠二 :「調査の時に、見つかったものは一応全部回収してある。」
皓 :「そこには目ぼしいものがなかったってこと? 誠二」
誠二 :「いや、そのプログラムとかの話は聞いてなかったからな。見逃しや取りこぼしが出てる可能性はある。」
GM :ひかる「なら、その中を探せば見つかるかもね……ここは、僕に任せてもらって良いかな」
皓 :「僕らはもう一度S支部に行った方がいいやつかな」
誠二 :「調べるのはそれでもいいが、一応自分が上に調査の許可をもらってくる。後刀を破壊する許可も。」
湖月 :「そーいや、政治云々言ってたね。まー、状況が状況だから、已むに已まれず現場の判断でも何とかなる気もするけども、それはともあれ」
操  :「ぼくも、この件を手伝っていいか、かくにんを取ります」
皓 :「その辺は頼むよ」自分にはそういう権限はない。頷いて誠二を見た。
GM :ひかる「もしこっちにあったらすぐに連絡するよ。その時は、晃大さんを探す方向でお願いしたい」
操  :よろしくおねがいします、と、先輩3人にぺこりと頭を下げた。
GM :沙姫「……私も調査に加わります。ダメだと言われても、ここは譲らない」
皓 :「言わないよ。むしろS支部に詳しい沙姫さんがいてくれると助かると思う」しれっと、自分が行くこと自体すら疑問もなく、沙姫さんにはうなずいておく。
湖月 :「んー……最後に一つ、疑問があるんだけど聞いてくれない?」
GM :ひかる「僕に答えられることなら」
湖月 :「あの仮面何だったの?」
湖月 :「どうにも……身内に顔を見られることを嫌がっていた、という様子には見えたけど……」
GM :ひかる「……それは、分からないな……少なくとも、S市の武装にはなかったよ」
湖月 :ちなみに、晃大氏のシンドロームは?
GM :ハヌマーンのピュアブリード。
湖月 :「……自分で調達した?衝動に操られている状態で?」
誠二 :「刀の能力の副作用だとしたら、かなりやばいもんが思い浮かぶな。津嶋、可能なら今回は常に真剣持ち歩いてたほうがいい。」
皓 :「わかった。持っていくよ」誠二の助言には素直にうなずく。 
GM :んー。湖月さん。ちょっと<知覚>判定してみてください。
湖月 :ちか、く、だと……
湖月 :だめだ、FS判定もあると言われてるのに《フィジカルエンハンス》は切れん
湖月 :#2r10
 Dice... Kotuki:2r10=(1,8)=8
湖月 :がんばった!
GM :んー……なんかひかるの回答に違和感を覚えた気がしないでもない、くらいか。
GM :回答の仕方というか、間というか。
湖月 :「なんっか、違和感があるんだよね……」
湖月 :とはいえ、それ以上何かに気付いたりする根拠があるわけでもなし。この話はこの場においてはここまでだ。

ということで、君たちは調査に動き出したのだった。



Middle-3「刃に倒れる」
Place:黒巣市街/川沿い 
Scene-Player:"正位置の太陽" 津嶋皓&"天雷" 草野操
登場:可能 
GM :登場どうぞ。
操  :#1d10+41
 Dice... Misao:1d10=(2)=2+41=43
皓 :タイトルが物騒なんですが!?
皓 :#1d10+42
 Dice... kou_t:1d10=(3)=3+42=45
GM :では始めまーす(叫びをスルー

――刀を破壊する許可、そして再調査の許可が下り。
急いでS市支部跡地に向かったもの、残念ながら手掛かりになるようなものは残っていなかった。

調べ終わったところで端末の呼出音が鳴り響く。端末の向こうのひかる曰く。
「データが見つかったから、こちらで武装を用意する」とのこと。

――そして黒巣に戻り、晃大の捜索を開始した直後。
状況は急変することになる。


GM :てことで、晃大の捜索を再開した感じ。沙姫は別行動です。
皓 :「いまいち後手後手だよなぁ……」手際の悪さばかりを感じつつ。操君とは一緒ってことかな。
GM :一緒でOKです。
操  :「……そんな感じがします」一緒に歩きながら、こくりとうなずいた。
GM :と、そこで二人の端末から呼出音が響く。
GM :相手は「杉島ひかる」ですね。
皓 :「まぁ、なんにせよ……おっと?」
皓 :気を取り直そうとしたところで呼び出し音に言葉を切った。出まーす。
操  :「少し、ふしぎに思うことがあるん……」言い終える前に通話ボタンをぽちっ。
皓 :というか二人同時に鳴ってる感? 片方だったら操君に任せるけど。
GM :同時かな。取るのはどちらでも良いです。
操  :「はい」
皓 :取ったという描写が先に出たのでお任せ。
操  :じゃあぼくが出ますね。
GM :了解。
GM :ひかる『ああ、出てくれた……草野君、晃大さんを見つけた。いま場所を送るよ』
皓 :「じゃ、急いで行ってみよう」
操  :「わかりました。おねがいします」
GM :程なくして、マップに座標が送られてくる。川沿いの公園の一つ。君たちが一番近い。
操  :「皓おにーさん、ここです」地図を見せます。
皓 :「ありがとう……ここか。なるほど」
GM :ひかる『……急ごしらえだけど、武装も用意してるから。後は合流してなんとか――』
GM :風切り音が一つ鳴ると同時、聞こえていた音声が途中で切れた。
皓 :ちょっと!?
操  :「杉島さん!?」
皓 :「何かあった……急ごう、操君」
皓 :駆けつけますが、どれくらいで着きそうでしょうか。
操  :端末を
GM :2、3分もかからない。
皓 :めっちゃ傍だった。
GM :まあ全力で走れば。
操  :ポケットに入れて、走って現地へ向かいます。
皓 :ます。
GM :では、場面切り替え。

GM :沙姫「先輩! 草野君!」
皓 :「ああ、沙姫さん、君も来たんだ」
GM :川沿いの公園のところに来たところで、同じく異変に気付いたらしい沙姫と鉢合わせる。
皓 :「杉島さんに何かあったかもしれない。急ごう」
操  :「その前に。アレはありますか?」<武装
操  :ここまで走って、息を切らせながら三条さんに尋ねる。
GM :沙姫「いや、まだだ……君たちと同じように、ここに来て受け取るつもりだったから」
操  :「そうですか…」少し心許ないけど、仕方がない。
皓 :「そっか……沙姫さんも杉島さんから連絡を受けたの?」
GM :沙姫「ええ。もしかしたら、先生がひかるを……」 考えたくはないけど、と。
GM :沙姫「とにかく、急ぎましょう」
皓 :「ああ」
操  :「はい」
GM :そうして、公園に飛び込んだ直後に《ワーディング》の領域に踏み込んだことを認識する。
GM :その中心点に居たのは――

血の滴る黒い刀を手にした"柊木晃大"と、袈裟懸けに大きく斬られた傷を押さえて膝をつく、"杉島ひかる"の姿だった。

皓 :「杉島さん!」その気配に、アドバイス通り持ち込んだ、いつもとは長めの得物を握りしめた。
皓 :間に割って入れるならそうするけど出来そう?
GM :距離離してるから、普通に割り込めます。
GM :ひかる「……君たち……ごめん……先生の感覚は、ごまかせなかった」
GM :沙姫「喋らなくていい! ……先生! どういうつもりですか!」 
皓 :なら間に入ろう。「沙姫さん、操君、杉島さんを!」
皓 :彼をかばうように立って、得物を構えた。
GM :皓の言葉に頷いて、ひかるに駆け寄って。叫ぶも、晃大は虚ろな目のまま――と思いきや。
GM :沙姫の言葉に気づいたのか、ほんの僅か目に光がともる。
GM :晃大「……さ、き……か?」 呟くも、刀を持ってない方の手で頭を押さえ。
皓 :うーん。隙があるなら得物弾けないかなぁ。
GM :弾いても良いです。
皓 :よし、なら一歩踏み込んでその手にある得物を弾き飛ばす。ひとまず無効化せねば。
GM :では、刃は一瞬手から離れる――が。
皓 :が。
GM :驚異的な身のこなしですぐさま再度手に取り、そちらの刃にぶつけて追撃をかわす。
皓 :「んな……!?」
皓 :さすがにそれには驚くけど、標的がこっちになったならまぁいいや。
GM :晃大「……君、は。沙姫の、友達か……?」 反撃しようとしたが――何かを耐えるように動きを止め、問う。
皓 :「そうですよ」それにはためらわず応えよう。
皓 :「あなたは、沙姫さんと杉島さんの先生なんでしょう。一体、何でこんなことを」
GM :晃大「……この、刀だ……俺の弱さ、の、せいで……済まない、が……俺を――」
GM :止めてくれ、なのか殺してくれ、なのか。言葉を続ける前に、突然の突風が3人を襲う。
GM :沙姫「っ!?」 とっさにひかるをかばう。
皓 :「……、っ」一瞬虚を突かれ、片手で目元にかざしを作った。
操  :突然の風に、思わず目を瞑ってしまった。
GM :――突風がやんだ時には、すでに彼の姿はなかった。
操  :「……対象、ロストしましたね……」
皓 :「……あなたが! 柊木さん、あなたが教え子を手にかけたくなくて、それでも、刃を振り下ろす衝動に駆られて抗えないなら! その刃を降ろすのは僕にすればいい。……これ以上、その苦悩を彼らにぶつけないでよ」消えた姿に、それでも聞かせるようにそう告げた。
皓 :そうであるならば、言いかけたその言葉をもしかしたら聞けるかもしれないから。とは、とどめておくだけにして、三人に振り返る。
皓 :「ひとまず戻ろう。杉島さん、大丈夫ですか?」
操  :「すぐにホワイトハンドも来ますから。もう少しがんばれますか?」
GM :沙姫は、皓の言葉に少し驚いた様子を見せつつも、目を伏せて感謝を示し。
GM :ひかる「……うん……そう、だ。君たち、に、これを」 痛みに耐えつつも懐から、2つの袋を取り出す。
GM :ひかる「さっき、話した……武装。時間が無くて、全員分は、作れなかった、けど」
皓 :「うん。ありがとう」沙姫さんの目線には気づかないふりでそれを受け取って確認します。
GM :2つの袋の片方には、2本の短刀。もう片方には、銃弾が数発。銃使い(誠二)用。
GM :ひかる「……どれか、1つでも直撃させれば、効果は……出る。筈だから……」
GM :そう言ったところで、医療班がやってきて。ひかるを担架に乗せる。
皓 :「わかった。助かるよ。あとはゆっくり休んで」
GM :ひかるは頷いて、医療班に運ばれていく――んですが。
GM :と、ここでお二人。ちょっと<知覚>で判定してみてくださいな。
皓 :ちかーく。
皓 :#8r10+1
 Dice... kou_t:8r10=(6,7,2,1,10,8,1,9)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r10=(6)=16+1=17
操  :#2r10+2
 Dice... Misao:2r10=(6,1)=6+2=8
皓 :お。回った。17。
操  :8です。
GM :さすがハヌマーンというべきか。では、ひかるが車に乗せられて、ドアが閉まる直前に。

GM :「これで良い……もう少しで」

GM :と、ほんのわずかに呟くひかるの声が聞こえた。
GM :で、そのまま搬送されていった。
皓 :「………?」微かに拾った声にほんの少し首をかしげた。
操  :「どうしましたか?」皓おにーさんの様子が不思議に思い、声をかけた。
皓 :「……うん。なんだろう。杉島さん……武器を渡した満足感だけじゃない気がしたんだ、今」
皓 :気のせいかもそれないけど。とは続けて、手元のそれを改めて見た。
操  :「………」黙り込んで、考え込むように視線を下げる。
皓 :「短刀と、銃弾か。銃弾は誠二が使えそうだな」
皓 :「短刀は……2本あるや。どうしたものかな」ひとまず誠二たちと合流しよう。と二人に声をかけて。
操  :「ぼくたちは、何だか歩かされているような感じがしますね」
皓 :「……うん。なんだろうな。妙にすっきりしない」けど。と沙姫さんを見て。
皓 :「柊木さん、僕の事を沙姫さんの友人かって聞いてきて、何か言いかけてた」
皓 :「僕は、あんなことをしている彼の行動は、きっと本位じゃないって思うよ」
操  :「まだ、柊木先生の心は残っているんでしょう」
皓 :「なら戻せる目があるって信じよう」
操  :「ぬりつぶされる前に」こく。うなずいた。



Middle-4「刃の真実」
Place:Elysion/支部エリア
Scene-Player:ALL(情報収集)
GM :登場どうぞ。
湖月 :1d10+52
湖月 :#1d10+52
 Dice... Kotuki:1d10=(2)=2+52=54
誠二 :#1d10+45
 Dice... Seiji_Y:1d10=(3)=3+45=48
操  :#1d10+43
 Dice... Misao:1d10=(2)=2+43=45
皓 :#1d10+45
 Dice... kou_t:1d10=(10)=10+45=55
皓 :でちゃったー
GM :あーあ……(何

――どうも、何かが引っかかる。

晃大が暴走しているのは確かだし、一刻も早く止めなければならないのは事実だ。
しかし、それだけで終わる話なのだろうか?

それに、ひかるが呟いた言葉も気になる。「もう少しで」というのはどういうことだろうか?
もう一度、情報を洗いなおしてみることにした。


湖月 :「何しろ、柊木氏を直接追いかけていっても、現状完全に後手後手だしなぁ……」
皓 :「そうだね」先の言葉が届いていればいいものの、聞き入れてくれるかはまた別物だ。
湖月 :「あと、寄越された武器ってのが、よく判らない。何に対する特効薬を用意されたのか、何も言わないままに治療室に入られてしまった」
誠二 :「次の狙いを探して先回りするか、さもなきゃおびき出せる条件を揃えないと見つけようもないというわけか。」
皓 :「この武器自体をチェックした方がいい気はするよ」
皓 :言いざま、受け取ったそれをテーブルに並べた。
操  :「柊木さんの行動の理由が、いまだによくわかっていません」
皓 :「止めるというのが、柊木さんの暴走だけならいいけど……そうじゃないと困るし」
GM :ちなみに一本は沙姫が持ってる感じで。
皓 :うーん。あんまり沙姫さんには渡したくはないなぁ
誠二 :ちなみに多分一緒に端末調べてたと思うんですが。
誠二 :<武器用意する時
GM :その辺は情報判定ですね。まあ持たせないなら今はそれで良いです。
皓 :柊木さんと沙姫さんを対峙させたくないんだよね。自分としては。
操  :「衝動による暴走というよりは、何か……外からの何かにあやつられているようにも見えてしまうんです」
皓 :「それは僕もそう思った。彼の意志で動いている感じはしなかったな」
湖月 :「とりあえず、一旦立ち止まるタイミングなんだろうね。どうにも、ぼやけてるところが多い」
GM :では、ここで情報判定をば。

GM :■"柊木晃大"      情報:UGN
GM :■"S市支部襲撃事件"  情報:UGN
GM :■"杉島ひかる"     情報:UGN/噂話

GM :項目は現状この3つ。隠し項目が1つあります。
湖月 :目標値は指定されず、か……
操  :UGNはコネがあるけど、ダイス3つしか振れない。
GM :最初の3つについては、目標最大値は2桁超えてません。
皓 :おなじく。ダイス3個の噂話のみ所持。
皓 :コネなどない!
誠二 :私はかなり回せるから、そうなると隠しに備えて最初は待機しよう。
湖月 :えーと、UGNはコネありか。《壁に耳あり》使用下では、ダイスは7つ
操  :噂話のある杉島さんは皓おにーさんに振ってもらって、上2つを湖月さんと僕が担当する感じでいいかな。
湖月 :そんな具合で。
皓 :かなぁ。
操  :項目によって出る情報が違うとかはありますか?>GM
操  :<噂話とUGN
GM :ありません。
湖月 :んじゃまぁ、さくさくやってみますか。湖月ちんが"柊木晃大"をやってみます。
操  :では僕は襲撃事件を。
皓 :杉島さんで。
湖月 :《壁に耳あり+コンセントレイト》。3%上昇で57。コネあり。エフェクトを使ってるのでUGN戦闘服2の効果が適用され、さらにD+2、基礎3に+2、+2、+2で9個振ります。
湖月 :#9r7+1
 Dice... Kotuki:9r7=(2,8,2,7,6,2,6,2,10)=Critical!!
 Dice... Kotuki:3r7=(3,9,1)=Critical!!
 Dice... Kotuki:1r7=(8)=Critical!!
 Dice... Kotuki:1r7=(7)=Critical!!
 Dice... Kotuki:1r7=(3)=43+1=44
湖月 :完全に暴いたぜ><
操  :工作員でも暴けそうなレベル。
操  :S市支部襲撃事件を調査。コネ:UGN幹部使用。
操  :#3r10+1
 Dice... Misao:3r10=(7,9,9)=9+1=10
皓 :C7つおいなぁ。
操  :なんとか2桁にのった。
湖月 :10あれば大丈夫だろう
皓 :杉島ひかるさん。噂話技能ありで。 #3r10+1
 Dice... kou_t:3r10=(8,10,2)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r10=(8)=18+1=19
皓 :……はい?
湖月 :おおー
GM :全員フルオープン。では、情報出します。
皓 :どんだけ知りたかったんだ。19。

GM :◇"柊木晃大"
GM :1-3:
GM :S市支部のUGNエージェント。CNは"鋼の疾風(SteelGale)"。ハヌマーンピュアブリード。
GM :20代前半にして支部の白兵教官を務めるレベルの優秀な剣士。
GM :三条沙姫の師でもある。教官になってから、自分を慕う教え子が度々犠牲になる事に胸を痛めていた。
GM :S市支部の襲撃により在籍していた教え子が全滅したことで、ショックを受けたのか姿を消した。
GM :4-6:
GM :現在所持している"黒い刀"は使用者の能力自体を大きく底上げする代わりに、
GM :衝動を増幅させ、使用する度に精神自体を蝕んでしまう副作用を持つ。
GM :※データ上は[ダインスレイフプログラム]。ただしその効果に加え、
GM : 起動のたびに強制的に[暴走]状態になる、起動中ランダムでロイスが1つ強制的にタイタスになる。
GM :7-:
GM :黒巣で発生した一連の殺人事件については、
GM :・犠牲者の死因が例外なく刀傷であること
GM :・刀傷が彼の使用していた剣技の太刀筋と一致していること
GM :・"黒い刀"のデータと重ねて照合した結果、刀傷が"黒い刀"によるものでほぼ間違いないこと
GM :以上から、暴走した彼の手による犯行であることはほぼ間違いない。

GM :◇"S市支部襲撃事件"
GM :1-4:
GM :1週間ほど前に発生した、黒巣市近郊のS市において発生したFHセル"BlueFear(青の恐怖)"による事件。
GM :今までも不定期に衝突が発生しており、S市支部の尽力で勢力を弱めていた彼らが、
GM :逆転を図るために総力を挙げて襲撃をかけたというもの。
GM :なお、メンバーはこの時全員柊木晃大に斬り捨てられ、壊滅している。
GM :5-8:
GM :彼らが襲撃に踏み切った理由として、何らかの形で"黒い刀"などの封印指定された
GM :武装の存在を知り、それを押さえることで再起の見込みが出てきたことが挙げられる。
GM :ただ、残されていた映像記録などから、セルの総力を挙げたといえど本来ならば
GM :S市支部を制圧できるほどの戦力ではなかった筈、というのが調査班の見解である。
GM :9-:
GM :襲撃事件の死亡者について、追加の調査結果が得られた。
GM :襲撃者については、普段晃大が使用していた刀による刀傷。
GM :チルドレンについては、"黒い刀"による刀傷がそれぞれの死因である。

GM :――ただし、その太刀筋はいずれも、晃大の使用していた剣技の太刀筋と一致していた。

GM :◇"杉島ひかる"
GM :1-3:
GM :別支部のUGNチルドレンであり、柊木晃大の元教え子の一人。CNは"鍛冶屋(BlackSmith)"。
GM :ノイマン/モルフェウスのクロスブリード。
GM :晃大や沙姫と異なり剣の才能はなかったが、代わりに武装の研究に才能を示したことから
GM :研究者の道を進むことに。S市支部所属当時は沙姫に淡い思いを抱いていた様子。
GM :4-6:
GM :"黒い刀"は彼が晃大のために作成した試作品。使用者のレネゲイド能力を増幅すると共に、
GM :蓄積された戦闘データによる身体動作のサポートをレネゲイドを介して行うことで、
GM :最適な戦闘行動を可能にするというコンセプト……だったが、結果はその戦闘データにより
GM :精神まで大きく蝕んでしまうという欠陥が判明し、封印指定を受けていた。
GM :7-:
GM :彼の所属する支部の人間から聞いた話によると、表向きは晃大を尊敬していたものの、
GM :時折一人でいる時に晃大に対する恨み節を呟く様子が目撃されている。

GM :→「■"杉島ひかるの真実" 情報:UGN/FH」オープン。

湖月 :FHだー><
GM :今はここまで。なお、<知覚>判定に成功しているので、ボーナスとして達成値+2を。
誠二 :うし、行くぜ。《生き字引》使用、意思で情報判定、49%になってと。せっかくだしFHで行きます。
誠二 :#4r10+11+2
 Dice... Seiji_Y:4r10=(3,3,1,10)=Critical!!
 Dice... Seiji_Y:1r10=(7)=17+13=30
誠二 :30と出ました。
皓 :おー。
湖月 :生き字引つよーい
GM :まあ、問答無用でフルオープンですね(何 では。

GM :◇"杉島ひかるの真実"
GM :1-4:
GM :杉島ひかるの異動先の支部がある街中で、ガラの悪い連中と一緒に居る彼らしき姿が目撃されている。
GM :調査の結果、ガラの悪い連中はFHのチルドレンおよびエージェントであり、
GM :それもS市支部と敵対していた"BlueFear"の構成員であることが分かった。
GM :5-8:
GM :制圧された"BlueFear"のアジトからネットワークの記録をたどった所、
GM :"黒い刀"に関する情報が漏洩していることが明確となった。
GM :なお漏洩元の端末は、杉島ひかるのものであった。
GM :また襲撃事件の1週間ほど前、仕事として彼がS市支部を訪れている記録も残っていた。
GM :9-12:

GM :杉島ひかるは既にジャーム化している。
GM :柊木晃大への嫉妬、そして三条沙姫への恋慕――執着が何らかの形で増幅、限界を超えた結果と思われる。

GM :彼は《ファイトクラブ》とされるエグゾーストロイスを持っているが、その中でも「通常の人格」と
GM :「ジャームの人格」両方を"自身の意志"で切り替えられるという稀有な能力を持つ。
GM :異動先や黒巣支部内で今まで侵食率のチェックに引っかからなかったのも、それが理由である。
GM :13-:
GM :彼が残した再封印プログラムだが、残っていたデータを分析したところ単純に"黒い刀"のデータを
GM :無効化するためのものではなく、何らかの追加データを埋め込むものであった。
GM :また、"黒い刀"自体にも最近になって何かしらの追加プログラムが埋め込まれた形跡があった。
GM :――おそらくは、外部から任意で衝動を発生させるようなもの。


GM :以上、これで全てです。
皓 :ううん。と軽く眉をひそめてテーブル上の武器を見た。「……これは、使えないな、この状況じゃ」
湖月 :「じ、ジャームの人格と本来の人格の意識的な切り替えって、おっそろしい真似してるなぁ……」
操  :「…………」恋愛感情ってむずかしいなぁ……って思っている顔。
誠二 :「まあどう転んでも、状況悪化させるような仕込み入ってるよな。」
皓 :「そう思うよ」
皓 :「誠二、悪いけどこれ、UGNの権限で処分とかできないかな」
操  :「だとしたら」
操  :「病院にいる杉島さんは?」
誠二 :「とりあえず拘束の指示は出しとくか。手遅れだとは思うが。」
湖月 :そいや、杉島ひかるの容態ってどうなっているのかとかの報告ってきてます?
GM :……それがねえ。来てない。
皓 :は。
皓 :WHスタッフ大丈夫かそれ!?
湖月 :つまり、医療班ごと連絡が途絶えてるってことか
GM :YES。
湖月 :逃げやがったー
誠二 :「やばいな。二手に分かれよう。誰か病院の方の様子見てきてくれ。」
GM :直後。アラート音が鳴り響く。
湖月 :「とりあえず、この案件に関わっている全員に、この事実は伝えておかないと――って、あー、あー……」
GM :それと同時に、室内のモニタにクリフ氏の姿が浮かぶ。
GM :クリフ「コツキ君、ヤクモ君。緊急事態だ」
湖月 :「何が起こりましたか……」
GM :クリフ「海岸公園にて強力なワーディング反応を感知。……周囲の人間が暴動を起こし始めてる」
GM :クリフ「……そして中心点に居るのは、"柊木晃大"だ……」
誠二 :「これは、二手に分かれるしかないか。」
湖月 :「来ちゃったか……支部長補佐ぁ、こっから急行しながらこっちの情報伝えるんで、電話に切り替えてもらっていいっすかー」
GM :クリフ「その必要はないよ。残念だがね……"杉島ひかる"を乗せた医療班の車が、大破した状態で見つかった」
湖月 :「……情報伝達の必要もなさそうだった」
GM :クリフ「ああ。……"杉島ひかる"以外の遺体と一緒にね」
操  :「………」唇を噛み締めて、小さな手をぎゅっと握りしめる。
湖月 :「はーーーーー……」でかいでかいため息を一つ。
湖月 :「行こう」
誠二 :「向かうしかないか。せめてこの装備を調べる時間が欲しいけど。」
GM :クリフ「……医療班ほかもろもろのフォローは此方で引き受ける。直ちに現場に急行して、"柊木晃大"および"杉島ひかる"の……」
GM :クリフ「……殲滅を。それが追加のオーダーだ」 一瞬言いよどんだ後、きっぱりと。
皓 :「柊木さんはまだ間に合う可能性があるでしょう?」それには思わず口をついた。
GM :クリフ「我々としてはこう指示せざるを得ないよ。ここまでの被害が出てる以上はね……だが」
GM :クリフ「……実際に対峙して、本当に望みがある。と判断したのなら、現場の判断を尊重してくれ」 湖月と誠二に視線を向け。
湖月 :「――……」
誠二 :「とにかく、行こう。 どのみちまずは止めなくちゃいけないんだ。」
操  :「僕たち次第……ということで、任務了解しました」
湖月 :「追加オーダーの内容は『"柊木晃大"および"杉島ひかる"の殲滅』。“Bone Freaks”、任務了解――ただし」
湖月 :「状況に変化があった場合、『現場の判断』の許可も確認――津嶋先輩。私はこのルーチンで動くよ。『特別な事情がなければ、殲滅する』」
皓 :「わかった」
皓 :「言ってはなんだけど、僕はそちら側の人間じゃない」
湖月 :「うん」
皓 :「殲滅という言葉を完全に聞く義理はないと思ってる。間に合うなら、そうする。それだけだ」
湖月 :「うん。それでいいと思うよ。私だって、自分たちの都合で動いてるだけだから。間に合わなかったなら、そうする。それだけだから」
皓 :「……それについて、みんなも一番初めに諦めないで欲しいな。我儘だとはわかってるけどさ」
皓 :「本当は、こんな僕が邪魔ならおいて言ってくれてもいいんだ、皆の立場だったら」
湖月 :「残念ながら、それは我儘かなぁ。受け入れられない部分はどうしてもあるよ。けど、まぁ」
湖月 :「私だって本音言うと、間に合って欲しいけどね」
皓 :「でも、そうしない。僕にも『行こう』って声をかけてくれたってことは、僕のやり方を少しなりと汲んでくれたって思う事にするよ」
操  :「皓おにーさんならそう言うだろうと、最初からずっと思っていました」
皓 :うん。と、操君の言葉に笑って、もう二人に頷いた。「よろしく」
皓 :テーブルの武器は持っていくことにする。ここに置いておくのもちょっとやばそうなんで。それでいいかな。 >ALL
湖月 :了解。
操  :それでよいかと。
誠二 :「(……こういう時、俺は本当に駄目だな)」
湖月 :「よし、いい加減走らないとね」
湖月 :……八戸 湖月は、内心で津嶋 皓をこう評している。
湖月 :――数多の修羅場を潜り抜けてきた、天下無敵の平和ボケ。
湖月 :――その感情は、感服である。

部屋を出た少年たちを見送った後。クリフは小さく苦笑いを浮かべ、次の連絡のためにスイッチを押す。
そして気づく。
……そういえば。三条沙姫はあの場に居なかったが、どこに行った? まさかもう先に……



[Master Scene]

柊木晃大らS市支部の面々の見込み通り、武装――特に"剣の開発"の才能を
発揮し始めた杉島ひかるは、異動先の支部でもすぐに信用を勝ち取っていた。

――だが彼の心は満たされなかった。求めていたのは、想い人と並べるだけの"剣術"の才能だった。
いつも彼女が見ていたのは、自身の師でもある晃大の方――そんな彼に芽生えた一つの感情。

膨れ上がった"嫉妬"に徐々に心を蝕まれていくひかるに、声をかけてきた一人の人物。

FHのエージェントと名乗るその初老の男性は、彼にこう言った。
「……その感情、いつまでも閉じ込めておいて良いのかね? 想い人を、振り向かせたいとは思わないか?」

昔なら一笑に付していた誘惑――だが、心に限界が来ていた今の彼にそれを振り払う術は無かった。

《超越者の戯れ》起動。対象は"杉島ひかる"……取得させる能力は、《■■■■》。

「その力はきっかけ。強く願い続ければ、程なく君の"望み(欲望)"を果たす力を手にできる」
「……対価? なに、大したものではないよ。君がその力でどう振るうのか、見せてくれれば良い」
――その力で君が紡ぐ、悲劇の物語を。

男を見送りながら彼は思った。なんだ。考えてみれば簡単なことじゃあないか。
彼女も、才能も、すべてを手に入れるには――

『僕自身が、彼になればいい』

かくして、"杉島ひかる"は人であることをやめた。襲撃事件のひと月ほど前の話である。



Middle-5「暴走の刃」
Place:黒巣市街/海岸公園 Scene-Player:ALL 
GM :FS判定のシーンとなります。全員登場どうぞ。
誠二 :#1d10+49
 Dice... Seiji_Y:1d10=(5)=5+49=54
湖月 :#1d10+57
 Dice... Kotuki:1d10=(2)=2+57=59
皓 :#1d10+55
 Dice... kou_t:1d10=(7)=7+55=62
皓 :うーん。
操  :#1d10+43
 Dice... Misao:1d10=(2)=2+43=45

海岸公園。

入口にたどり着いた途端、《ワーディング》と共に強烈な"闘争"の衝動を感じた。
そして踏み込んだ先には、それにあてられたのであろう人々が、誰彼構わず殴り合うという地獄絵図。

先に飛び出したのであろう三条沙姫からの返信は、ここに来るまでに一度もなかった。
暴動の鎮圧を他エージェントのチームに任せて、中心点――柊木晃大のいる場所へ向かうことにした。


誠二 :「ちっ、この状況はただの《ワーディング》じゃないな。何か変な効果が上乗せされてる。」
操  :「どこから手を付けましょうか」
皓 :「とにかく急がないとよくない状況だろ、これ」
湖月 :「とにかく、中心点を見つけないことには話にならないね」
誠二 :「まず中心地点に向かおう。何もなくても全体の様子がわかるはずだ。」
皓 :「わかった」
操  :「はい」
GM :では、FS判定の説明を。

GM :▽FS「柊木晃大のいる場所まで辿り着け」
GM : ・判定:<回避>8 (リアクションEF使用可)
GM : ・最大達成値:30(4pts) 目標進行値:17
GM : ・強制終了条件:3ラウンド経過
GM :  →失敗した場合、ヒロインの死亡が確定する。
GM : ・ハプニングチャート:デフォルト(IC:p24参照)使用。
GM : ・支援行動:<知覚>

GM :IV宣言をお願いします。
皓 :20だす。
操  :11です。
湖月 :5です
誠二 :15です。
;*GM_HovB topic : IV:皓20→誠二15→操11→湖月5
GM :他になければ開始しますが、宜しいでしょうか?
湖月 :おk
誠二 :はーい。
操  :はい。
皓 :はい。
GM :では、開始します。

GM :<Round-1>
GM :[ハプニング]
GM :PC1かGMかどちらが宜しいでしょうか。振るの。
皓 :お任せしまする。
湖月 :……どうしようか(何
GM :なんなら振るPLをダイスで決めますが(何
誠二 :ややこしい(笑
操  :順番に振っていくのでいいかな、と。
誠二 :ですね。
湖月 :では、PC1の皓くんからどうぞ
皓 :はい。
GM :うい、ではお願いします。
皓 :#1d100
 Dice... kou_t:1d100=(39)=39
皓 :39。
GM :……破滅的不運。ラウンド中の進行判定時クリティカル+1……。
皓 :すまなんだ……。
誠二 :ダイス目ですしお気になさらず。
GM :……まあ、気を取り直してまいりましょう。

GM :▽Action:"正位置の太陽" 津嶋皓(20)
GM :行動どうぞ。
皓 :んー。これ、《斬り払い》代用はOKです?
GM :んー……うい、可能とします。
GM :向かってくるやつとか、飛んでくる物を当身とかでいなす感じ。
皓 :よし。なら《斬り払い》のみ宣言で。63%になって駆け抜ける。
皓 :#11r11+21
 Dice... kou_t:11r11=(1,4,6,9,4,5,4,2,4,10,6)=10+21=31
皓 :回らないけど上限突破で。
GM :うわー。
GM :Prize:4/17 [Event]

GM :・03:民衆の暴動が激しさを増す。OVでも無傷で突破するのは困難――強行突破しかない。
GM :   技能を戦闘用技能(<白兵><射撃><RC><交渉>)に変更。
GM :   判定時に1D10のHPダメージを受ける。失敗した場合はさらに2D10のHPダメージ。

GM :では次。

GM :▽Action:"沈黙の銃声" 八雲誠二(15)
GM :行動どうぞ。
誠二 :《コンセントレイト/カスタマイズ》 53%になって射撃で判定。
GM :どぞ。
誠二 :#9r8+11
 Dice... Seiji_Y:9r8=(2,1,1,4,6,7,5,9,3)=Critical!!
 Dice... Seiji_Y:1r8=(5)=15+11=26
湖月 :いい具合だ
誠二 :#1d10-25 後ダメージ
 Dice... Seiji_Y:1d10=(7)=7-25=-18
GM :3点ゲットか。
GM :Prize:7/17 [Event]
誠二 :7点食らったがまあいいや。 当たらないよう隙間に威嚇射撃
GM :では、次のを出す前に。

--------------------
「先生!」
能力を全開にして駆け抜け、一番に晃大の元にたどり着いた沙姫は刀を抜き放ち叫ぶ。

「……さ、き……済まない。俺は……」
「簡単に諦めないでください! 貴方は、そんな刀に振り回される程弱い人間じゃない!」
晃大は刀を握った腕を押さえながらも、わずかに首を振る。

「……ダメ、なんだ。仮に暴走が……止められても」
「守ろうとした……教え子を、仲間を、人々を……この手で、殺した俺に……戻れる力は、残ってない」

なおも言い返そうとした沙姫だが、晃大の目を見て直感した。せざるを得なかった。
……偽りではない。最後の信じたくない言葉も含め、すべて本当の事であると。

「頼む……俺を斬ってくれ。お前達の先生だと……まだ、認めていてくれるのならば」
「お前なら……できる。お前の全力の剣なら……俺にきっと、届くから」

数秒の間の後、無言で刀を構える沙姫。
その様子にわずかに頷くと、晃大も虚ろな目に戻り、同じように刀を構えた――


「……武装には、さすがに気付かれたかな……とはいえ、この展開まで持ち込んでしまえば十分」
「あとは……もう少し、時間を稼がせてもらうよ。二人の決着がつくまで、ね」


--------------------

GM :・07:君たちの周囲を突如壁が取り囲み、迷路のように行く手を阻む。
GM :   変化する道を潜り抜けていかなければ、晃大たちの元にはたどり着けない。
GM :   判定を<知覚>に変更。

GM :▽Action:"天雷" 草野操(11)
GM :行動どうぞ。
操  :知覚に絡めるエフェクトは無いなぁ……素振りしかない。
湖月 :このタイミングで撃てる支援も誰も持ってないっぽいか
誠二 :100%にならんと無理だ。
操  :#2r10+2
 Dice... Misao:2r10=(4,2)=4+2=6
操  :まごまごしてしまう。
湖月 :んー……
湖月 :あと2ラウンドで10点か……ちょっとまってね。
皓 :無理はしなくてもいいと思う。
湖月 :知覚だったら、皓くんたちの手番まで回せば回るか……。おけ。通し
操  :以上で。
GM :うい、では0点のままで。

GM :▽Action:"白変種" 八戸湖月(5)
GM :行動どうぞ。
湖月 :んで、これは……多分、こっちの切り時だ。
湖月 :《フィジカルエンハンス》。
湖月 :CR値が差し引きで10に戻るのと、UGN戦闘服の効果でダイス+2個。
GM :あいさ。
湖月 :Rオーヴァドライヴも乗せちまおう。65%になってさらにD+2
湖月 :#6r10
 Dice... Kotuki:6r10=(2,10,8,6,10,5)=Critical!!
 Dice... Kotuki:2r10=(2,2)=12
湖月 :っしゃ!
皓 :おおー。
誠二 :ナイス。
GM :回してきたな。では2点追加で。
GM :Prize:9/17

GM :[クリンナップフェイズ]
GM :何かある方は。
湖月 :特になし。
操  :なしです。
誠二 :なしです。
皓 :なしで。
GM :うい。

GM :<Round-2>
GM :[ハプニング]
GM :ではリスト順の次で操君どうぞ。
操  :#1d100
 Dice... Misao:1d100=(61)=61
操  :61は何かな。
GM :あるか無きかのチャンス。ラウンド中最大達成値+10。
操  :やったーヽ( ´▽)ノ
GM :迷路の発生する場所とか時間に綻びを見つけた、とかそんな感じか。
湖月 :おしおし
皓 :おー。
GM :では、行きましょう。

GM :▽Action:"正位置の太陽" 津嶋皓(20)
GM :行動どうぞ。
皓 :今9ですよね。
操  :ですね。
皓 :で、+10で1段階確定か……畳みかけるかどうか。
湖月 :あいや
湖月 :増えてるのは「最大達成値」だ
皓 :おっと。では一気に行った方がいいやつですね。
湖月 :現在、達成値40(+5P)が天井になっている。
皓 :ならやろう。《電光石火/C:ハヌマーン》にて。判定後1Dダメージ。侵蝕率68%へ。
皓 :#13r7+1
 Dice... kou_t:13r7=(9,10,6,7,1,7,3,1,4,4,6,7,10)=Critical!!
 Dice... kou_t:6r7=(7,5,4,6,6,10)=Critical!!
 Dice... kou_t:2r7=(1,8)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r7=(7)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r7=(3)=43+1=44
皓 :おっけ! 上限届いた!
操  :やったー。
皓 :#1d10-44
 Dice... kou_t:1d10=(7)=7-44=-37
GM :……えー、イベント1個飛ばされたー(何
皓 :HPは37へ。
皓 :「一気に抜けさせてもらうよ!」
GM :Prize:14/17 [Event]

GM :・11:迷路は攻撃性を増していき、様々なトラップが配置されていく。
GM :   判定を<回避>へ変更。取得進行値が2点未満の場合、
GM :   [2−進行値]D10のHPダメージ+[2−進行値]の個数、ランダムでペナルティを受ける。
GM :   ペナルティは[重圧][邪毒3][全判定ダイス−3][全判定達成値−7]の中から選ぶ。

GM :だったんだが、言葉通り一気に突破された……。
皓 :重いのが抜けたやったー。
操  :怖いやつだ。
湖月 :ショートカット成功
誠二 :たぶん次が最後のイベント化。
GM :です。

GM :・14:暴走する晃大の闘争の衝動と、他の悪意が混ざり合い近寄る君達を蝕む。
GM :   判定を<意志>へ変更。
GM :   判定時に1D10の侵食率上昇を受ける。失敗した場合は即時衝動判定。

GM :これが最後。
GM :▽Action:"沈黙の銃声" 八雲誠二(15)
GM :行動どうぞ。
誠二 :今難易度いくつでしたっけ。
GM :8。そこは変わってないです。
湖月 :意志……(キャラシーちらり見
誠二 :ならばオートアクションで原初の混沌を、ユニークアイテム:貴人の礼装に変更。
誠二 :そして効果を2回使用。HP10点減らして、達成値+10します。
GM :うお、そこまでやるか……了解。
誠二 :「よし、そろそろだ!」 でもって普通に判定。
誠二 :#3r10+11+10 確定だが一応
 Dice... Seiji_Y:3r10=(6,1,5)=6+21=27
誠二 :達成値27で3点。
皓 :ひどい固定値を見た。
GM :君がそれ言う?(何
皓 :ははは(笑)
操  :おまいう案件ですね(何)
GM :まあともあれ。これにてクリアということで。
皓 :僕白兵だけだもん。
GM :Prize:17/17 [Clear!]

誠二 :「フェイズ:ブラムストーカー ま、文字通り血を吐くけどね」 HP8点に。
誠二 :#1d10+53 後浸蝕も上がるんだった
 Dice... Seiji_Y:1d10=(5)=5+53=58
誠二 :58%か。
GM :うい、ではプレッシャーをはねのけ、中心点へ。

--------------------
刃を打ち合わせる音が何度となく響き。
その度に、どちらかの身体に決して浅くはない傷が走る。

――沙姫は、傷だらけで立っていた。同じように、晃大もまた傷だらけだった。

次の一撃で、決める。
覚悟と共に構えなおし、息を整え――能力を全開に。

互いの身体が交差し――辺りに金属音――ではなく衝撃音が響き渡る。

「……免許皆伝、ってやつかな。沙姫」
「先生……」

――立っていたのは、沙姫の方だった。
駆け寄って倒れ伏した晃大の身体を抱き起こすと、大きく走る焼け焦げた刀傷。

「ごめんな……でも、良くやってくれたよ。お前は……俺の誇りだ……」
「先生……こうなる前に言いたかった。私は……貴方のことを……」

ぱん。

続く言葉は、一発の銃声によってかき消された――



3.Climax Phase

Climax「刃の極限」
Place:黒巣市街/海岸公園 Scene-Player:ALL
GM :登場どうぞ。
操  :#1d10+45
 Dice... Misao:1d10=(3)=3+45=48
湖月 :#1d10+65
 Dice... Kotuki:1d10=(5)=5+65=70
誠二 :#1d10+58
 Dice... Seiji_Y:1d10=(1)=1+58=59
皓 :#1d10+68
 Dice... kou_t:1d10=(7)=7+68=75
GM :なんか開きがあるな(何

騒動と罠をかいくぐり、中心点にたどり着いた4人。

そこには、晃大の身体を抱える沙姫の姿。
――そして、硝煙がたなびく銃を手に持った、杉島ひかるの姿があった――。


湖月 :「なんてこったい……」
誠二 :「三条さん、そいつから離れろ」 間にかばう様に割って入る
GM :沙姫「……ひか、る……何故、なんで先生を撃った!?」 君たちが来ていることにも気づかないまま、現れた人物に叫ぶ。
GM :ひかる「何故って、"柊木晃大"は既にジャーム化していたじゃないか。だから処理した……僕らにとっては"仕事"の一つでしょ? 沙姫さん」
GM :沙姫「違う! 先生は……まだジャーム化なんてしていなかった! 暴走さえ止まれば、自分の意志はあった! なのに……!」
GM :晃大の身体を抱いて、涙を流す彼女を――正確には"柊木晃大"の躯を冷たい目で見るひかる。
皓 :「沙姫さん!」それは駆け寄ってかかえられた柊木さんの様子を見たいなぁ
GM :沙姫が付けたであろう焦げた刀傷と、心臓を正確に狙った銃創が1つ……脈は、ない。
皓 :うぁー……。
GM :ひかる「……ああ、君達。来たんだね」 あっさりとした顔で。
湖月 :「……杉島ひかる。それっぽいことを言っているけど、君、そう言うこというにしては一つでかい問題抱えてるだろうに」
GM :ひかる「僕がかい?」 空とぼけているのか、本気なのか分からない不思議そうな顔で。
湖月 :「ジャームが、UGNの仕事の云々を語るのは、おかしいっつってんのさ」
GM :ひかる「……へえ、そこまで調べたんだね。流石は化け物ぞろいの黒巣市、ってところかな」 にこり、と笑う。ただ、目は笑っていない。
操  :「あなたがFHの“BlueFear”と通じていたということも、調査ずみです」
誠二 :「要するに、だ」
誠二 :「……お前が言うな」 怒気を抑えつつ
湖月 :「肯定と受け取った。まず、何はともあれ五体満足な君をぶちのめす必要がある。話はそれからだ。オーケィ?」
GM :ひかる「オーケー、と言ったら?」 笑みは崩さず。
湖月 :ちら、と、皓先輩と沙姫さんに目配せをする。まず、こっちを片づけるぞ、と。
GM :沙姫は目配せに気づいたのか、刀を構えるが……その切っ先は震えている。今にもひかるを斬りに行きそうなほどに。
皓 :視線に気づいたら半膝立になって、沙姫さんに声をかけよう。「沙姫さん、待って」
皓 :「君はいい。君は……そのまま、柊木さんを守ってて」
GM :……しかし、その言葉を言い切る前に沙姫の姿が掻き消える。
皓 :ってえええ???
湖月 :何が起こった
GM :沙姫「ぁぁぁぁぁあああ!」 叫びと共にひかるの目の前に現れ、刃を振り下ろし――

杉島ひかるは、「あっさりと血を吹き出しながら」倒れた。

湖月 :「――……」
GM :そのまま彼はぴくりとも動かない。
湖月 :「あれっ」流石にそれはおかしいと思うぞ、周囲に異常がないかも確認しよう
皓 :「沙姫さん!」
皓 :そのまま立ち上がって彼女の腕を引くよ。
GM :が、そう君らが動き出す前に、もう一段状況が動く。

4人の後ろから、一陣の風が吹き抜ける。

直後、沙姫の身体から血が噴き出し、倒れ伏す。

皓 :何でこうも後手後手に!!
GM :風がやんだ後には――刃を振り切った"柊木晃大"の姿があった。
GM :晃大?「……これは、すごいや……ははははは! やった! やったんだ! これで僕は……!」
誠二 :GM、《プロファイリング》を使用。 言動その他から、彼は誰だと思われますか?
GM :アンサー。
GM :――彼は"柊木晃大"ではない。《無限を継ぐ者》により、彼の身体を得た"杉島ひかる"だ。

今回の《無限を継ぐ者》の起動条件は以下の通り。
@対象に"力"を込めた"刀剣"を使用させた状態で、"剣"に関係する人間を2桁以上殺害させる
A対象がロイスをすべて失うか、3個未満(初期ロイスまで欠け始めた)になった状態で死亡
BEロイスの使用者自身が殺害される
@Aは襲撃事件と黒巣市の殺人事件で条件を、Bは先ほどの沙姫の一撃で条件を満たした。

GM :以上により、"柊木晃大"の身体を得て"杉島ひかる"がよみがえった、ということになります。

皓 :「……何がしたかったんだよ、君は」
GM :ひかる「……君に話しても分からなかったと思うよ。"正位置の太陽" 津嶋皓君。黒巣でも屈指の剣士の一人」
皓 :「柊木さんの身体を乗っ取って、沙姫さんの目を『自分』に向けたかった。そうじゃなかったのかよ」
湖月 :「ジャームに道理や理屈なんて通用しない、なんてことは判ってたけどさ、判ってたけどさぁ……」津嶋先輩がどこに怒っているのかは、大体判る。
操  :“本当の”柊木さんは、守れなかった。なら、任務の優先度は次に。最悪を防ぐフェイズに移行する。
操  :今は感傷も感慨もなく、自分が成すべきことを果たすためだけに、“ダブルクロス”へと黒い瞳を向けた。
GM :ひかる「それだけじゃないんだよ。僕が欲しかったのは……開発の才能なんかじゃなかった。"剣術"の才能だったんだ」
GM :ひかる「……だから、ずっと羨ましかった……妬ましかった! 憎らしかった!! 僕が欲しかったものを、二つとも持って行った"彼"が!!」
皓 :「ならなんで、沙姫さんに手をかけたんだよ!」
皓 :「君が一番大事だと思っていた人なんじゃないのか、彼女は!」
湖月 :「試し切りの相手が彼女じゃなくてもいいだろうにさぁ〜……!」
GM :ひかる「分かってしまったからさ」
GM :ひかる「さっきの二人の打ち合いで……どこまで行っても、彼女はあの人しか見ていない」
誠二 :「自分の手に入らないなら、誰にも手に入らないよう壊すっていうのか?」
GM :ひかる「そう見えたかもしれないね。でも、外れだ」
湖月 :「じゃ、『自分も同じレベルに存在している。自分を見ろ』って、端的に示したかったって話?」
GM :ひかる「……それも外れ。"作り変えればいい"のさ、この力でね」 血を結晶化させた、針を思わせる小刀を取り出す。
GM :ルール的には《血の花嫁》を使います、という宣言となります。
湖月 :「もっと酷かった……!」
誠二 :「もうどこに最初に腹立てていいのかもわからんよ」
皓 :「させないよ、そんなこと」
皓 :「少なくとも、沙姫さんも柊木さんも、君の事をずっと仲間だって思ってた」
皓 :「それをすべて裏切ったとしても。二人の信じた『杉島ひかる』を守るために、君を止める。今僕が取れる道は、きっとそれだけだ」
操  :「……あなたの執着は、だれのためにもならない」独り言のように、静かに呟く。
湖月 :「あーもう、時間を無駄にした……結局のところ、やるべきことは何一つとして変わらないってのに」
誠二 :「そうだな。ジャーム化した"杉島ひかる"を……」
誠二 :「ぶったおす」 あえて処分するとは言わないことにする
湖月 :『貴方が暴走し、望まぬ衝動に溺れたのなら、私が貴方を止めるから』『私が暴走し、望まぬ衝動に溺れたのなら、貴方が私を止めてください』
湖月 :「噛みちぎってでも止めてやる」 それが、八戸 湖月の在り方なれば。杉島ひかるにSロイス □尽力/■敵愾心でSロイスを結びます。この物語において、八戸湖月は自分の役割を、罪人を狩るものと定義したが故に。
GM :Sロイス許可します。他の皆様もあればここで宣言ください。以降の宣言は許可しません。
操  :ぼくは今回はなしで。
誠二 :柊木晃大は死んでるし……三条 沙姫は、まだ生きてますか?
皓 :どうしたもんかなぁ。でも、あそこまで言った以上取るべきだと思うので、沙姫さんをS指定。フリー枠に柊木さん■尽力/悔悟 で取得します。
操  :柊木さんに、■遺志/無関心でロイスを取得します。
GM :生きています。むしろCXの結果で決まる。
GM :>沙姫さん
誠二 :では三条 沙姫に、■遺志/□不安 でロイスとSロイス申請。晃大の遺志は継ぐ。
操  :杉島ひかるには、■脅威/憐憫でロイスを取得します。
GM :以上かな。では全員の宣言を受領。
誠二 :杉島ひかるにも、□懐旧/■嫌悪でロイス申請。これで7つ埋まった。
GM :はーい。
GM :他はないですかね。
誠二 :私はなし。
操  :以上でOKです。
皓 :同じくOKで。
湖月 :同じくー
GM :ひかる「……ならば、すべてを手に入れるために……君達の方にこそ、消えてもらうよ」
GM :悪意と敵意に満ちた《ワーディング》が、再度展開された――


GM :では、衝動判定を。目標値はいつも通り9です。
誠二 :#3r8+11
 Dice... Seiji_Y:3r8=(2,7,2)=7+11=18
湖月 :#2r10+4+1
 Dice... Kotuki:2r10=(5,3)=5+5=10
操  :#4r10+1
 Dice... Misao:4r10=(2,9,9,4)=9+1=10
操  :#2d10+48
 Dice... Misao:2d10=(4,9)=13+48=61
皓 :#5r10+2+1
 Dice... kou_t:5r10=(7,7,4,2,3)=7+3=10
誠二 :#2d10+59
 Dice... Seiji_Y:2d10=(1,5)=6+59=65
操  :成功して61%に。
誠二 :成功で65%
湖月 :#2d10+70
 Dice... Kotuki:2d10=(5,7)=12+70=82
皓 :#2r10+75
 Dice... kou_t:2r10=(5,4)=5+75=80
湖月 :成功で82%
皓 :あ、間違い。成功の84です。
GM :うい、では戦闘の説明。

=================================================
[エンゲージ]
=================================================
[EN]←10m→[PC、SK]

EN:(Enemy)"BlackSmith" 杉島ひかる
SK:"三条沙姫"(※[戦闘不能]、復活は不可)

勝利条件:"BlackSmith"杉島ひかるの撃破
敗北条件:PC全滅 or "三条沙姫"の死亡

GM :となります。
GM :ひかるは原則PCを狙いますが、沙姫がエンゲージで一人になった場合に狙える場合は容赦なくとどめ刺しに行きます。
皓 :ううーん。
湖月 :範囲に巻き込まれる場合はどうなりますか
GM :範囲攻撃の場合も同様です。巻き込む場合はとどめ刺しに行きますのでご注意を。
湖月 :カバーリングすれば何とかなりますかな
GM :それはOKです。
GM :あと先に言っておきますが、増援はありません。また、まだ使ってないEロイスを1つだけ持ってます。
GM :ルールとしてはこんな感じですが、宜しいでしょうか?
操  :はい。
湖月 :了解
誠二 :はーい。
皓 :結局敵さんは一人だけ?
GM :です。
GM :それでは、他になければ戦闘開始します。
操  :はい。
皓 :はい。

<Round-1>
[セットアップフェイズ]
GM :こちらは無し。
湖月 :なしにて
誠二 :浸蝕が足りない。今回はなし。
操  :《小さき魔眼》を使用。侵蝕率+3%→64%。ラウンド中の攻撃力+2/4。

(IV:皓20→誠二15→操11→ひかる9→湖月5)

GM :忘れてた。
皓 :なしです。
GM :では。

▽Action:"正位置の太陽" 津嶋皓(20)
GM :行動どうぞ。
皓 :まずマイナー《炎の加護/影走り》。87%になってひかるのエンゲージに。
GM :へい。
GM :エンゲージ:[皓、EN]←10m→[操、誠二、湖月、SK]
皓 :よし、お待たせしました。
皓 :メジャー:《浸透撃/音速攻撃/炎の刃/超振動閃+吼え猛る爪/C:ハヌマーン》
皓 :装甲ガード無視単体攻撃。ダメージ1点以上貫通で、R間対象の被ダメージ+9。対象は杉島さんで。判定後99%。
GM :割り込みはない。判定どうぞ。
皓 :#17r7+21-1
 Dice... kou_t:17r7=(7,9,5,10,6,2,1,4,5,10,4,6,3,4,10,10,8)=Critical!!
 Dice... kou_t:7r7=(8,7,4,6,4,10,6)=Critical!!
 Dice... kou_t:3r7=(3,4,3)=24+20=44
皓 :いまいちだな……44!
GM :<白兵>+《カスタマイズ/コンセントレイト:MO》+《音速攻撃》+《ブラッディバラージ》+《カウンター》。
GM :対象:皓(単体/至近)、ダメージ貫通時シーン中IV+12。
GM :#10r7+25-3
 Dice... GM_HovB:10r7=(4,10,1,4,2,10,5,4,2,2)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(6,9)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(5)=25+22=47
GM :47で超えた。
皓 :んー。どうしたもんかな。
GM :ちなみに武装は[ゾディアックウェポン]。
湖月 :ぬぬ
皓 :これこっちが越えたら当たらない奴ですか。
湖月 :《支配の領域》は一発だけだ。
操  :勝利側の攻撃が命中するので、皓君にダメージとかが行く。
操  :ただし、これで相手の手番は一手、消費する。
湖月 :ここで切るか、大技の保険に残すか……
皓 :いいや。ここはもらっとこう。ダメージどうぞ。
GM :うい。
GM :#6d10+11 [ダメージ]
 Dice... GM_HovB:6d10=(4,5,10,9,10,5)=43+11=54
GM :54点装甲有効。皓の刃を払い、"柊木晃大"と同じ軌跡で刃を振りぬく。
皓 :HP0ですね。《リザレクト》#1d10+99
 Dice... kou_t:1d10=(6)=6+99=105
皓 :105%のHP6で。
GM :ひかる「……今の僕なら、こんなこともできるんだよ」
皓 :「でもそれは君の力じゃない」
皓 :「手を抜くのは野暮ってことか。なら次はちゃんと考えるよ」

GM :ひかるが《ブリッツクリーク》。イニシアチブで動く。

▽Action(Enemy):"BlackSmith" 杉島ひかる(9:ブリッツクリーク)
GM :オートアクション:ウェポンケース×2でボルトアクションライフル、グレネードランチャー装備。ゾディアックウェポンは所持状態に。
GM :マイナー:グレネードを範囲化。
GM :メジャー:<射撃>+《カスタマイズ/コンセントレイト:MO》+《レインフォース》+《抜き打ち》
GM :対象:操、誠二、湖月、沙姫(範囲/30m)、ドッジダイス−10。
GM :#9r7+9-2
 Dice... GM_HovB:9r7=(2,3,7,2,6,3,3,10,7)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:3r7=(4,3,7)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(4)=24+7=31
GM :31。
湖月 :厄介なやっちゃ……!ドッジD−10はこっちゃそもそもダイスを振れない。
GM :なお沙姫には[とどめを刺す]。
操  :GM、《マグネットフォース》の取得を申請します。
GM :申請許可します。
操  :「そちらを…!」誠二さんには目配せをして、自分は湖月さんを《マグネットフォース》でカバーリング。
誠二 :《砂の結界》で沙姫をカバーリングします。
GM :ではダメージ。
GM :#4d10+19 [ダメージ]
 Dice... GM_HovB:4d10=(3,3,10,7)=23+19=42
操  :《リザレクト》#1d10+66
 Dice... Misao:1d10=(1)=1+66=67
GM :42点装甲有効。即座に構えたランチャーから榴弾が放たれて炸裂。
操  :HP1の67%に。
GM :安(何
誠二 :#1d10+65+2  こちらも《リザレクト》
 Dice... Seiji_Y:1d10=(4)=4+67=71
誠二 :71%のHP4点に。
GM :ひかる「まさか、この身体で射撃はできないと思ってたわけじゃないよね?」 行動終了。

▽Action:"沈黙の銃声" 八雲誠二(15)
GM :行動どうぞ。
誠二 :マイナーで《ハンドレッド・ガンズ/ダブルクリエイト》 二丁拳銃を錬成。
誠二 :メジャー:《コンセントレイト/カスタマイズ/マルチウエポン》  「借り物の力で、いい気になるな三流!」
誠二 :#10r7+11
 Dice... Seiji_Y:10r7=(2,3,4,2,9,3,10,8,5,1)=Critical!!
 Dice... Seiji_Y:3r7=(4,3,2)=14+11=25
誠二 :84%まで上がって射撃の25 いかん、当たる気がしない。
湖月 :すまんが、妖精の手もまだちょっと様子を見る
GM :…………。
GM :ノーガード。ダメージどうぞ。
誠二 :おや。では遠慮なく。
誠二 :#3d10+18
 Dice... Seiji_Y:3d10=(5,6,7)=18+18=36
誠二 :36点、装甲とガードは有効。
GM :《空蝉》。ダメージ0シフト。
湖月 :ん、んん……?
GM :ひかる「言うじゃないか……でも彼はもういない、今は僕の力だ」 放たれた銃弾は、横を通り過ぎたのみ。
誠二 :「勝手に言ってろ」 行動終了

▽Action:"天雷" 草野操(11)
GM :行動どうぞ。
操  :GM、《解放の雷》1レベルの取得を申請します。
GM :申請を許可します。
操  :ありがとうございます。
操  :榴弾を受けて転がってから、膝をついたままで、自身の周囲にある微弱な雷と磁力の制御を行い続けていた。
操  :「………うん、よし」何かを確認するように、頷いて。
操  :マイナーはなし。メジャーで《解放の雷》を………100%超えてる皓おにーさんに使います。
皓 :おう?
操  :対象が次に行うメジャーCr−1、攻撃力+2。
皓 :ありがとうございます。いただきます!
操  :火花のような光が奔り、前方で戦う者の筋肉に常時流れる微弱電流を後押しする。
操  :研修では上手くいくこともあった。……けど、上手くいっただろうか。少し不安げに、彼の背を見守った。
操  :以上で。
操  :侵蝕率は71%に。

▽Action:"白変種" 八戸湖月(5)
GM :行動どうぞ。
湖月 :ふむ。
湖月 :「"BlackSmith" 杉島ひかる……か……ん〜……」少々、気になることはあるが。
湖月 :「ま、撃って出るしかないわけで」何時ものように、自分の肋骨から投げナイフを取り出す。エグザイルにしてオルクスの超浸食。こと『骨』に関しては、自他の境界線など存在しない。これは『素手』だ。
湖月 :マイナー:《骨の剣》(リーサルシャイン適用済) メジャー:《コンセントレイト+爪剣+形無き剣+貪欲なる拳+伸縮腕》
湖月 :82→85→97%と推移。100%はまだ超えぬ。
湖月 :杉島を攻撃します。
湖月 :#15r7+4-1
 Dice... Kotuki:15r7=(10,6,10,8,8,3,9,2,6,2,7,6,3,8,7)=Critical!!
 Dice... Kotuki:8r7=(5,4,3,4,3,7,10,7)=Critical!!
 Dice... Kotuki:3r7=(1,8,4)=Critical!!
 Dice... Kotuki:1r7=(6)=36+3=39
GM :オートアクション。ウェポンケースでゾディアックウェポンを装備。グレネードランチャーを所持状態に。
GM :リアクション。<回避>+《切り払い/リフレックス:HM》。
GM :#4r8+25
 Dice... GM_HovB:4r8=(9,2,4,4)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r8=(2)=12+25=37
GM :命中か。ダメージどうぞ。
湖月 :CR8とは良いことを聞いた。ではダメージ。
湖月 :4d10+23
湖月 :#4d10+23
 Dice... Kotuki:4d10=(3,3,10,4)=20+23=43
湖月 :装甲有効、43
GM :《刹那の勝機》。ダメージ0シフト。
湖月 :「……」
湖月 :「ふぅん、なるほどね」
湖月 :行動終了、97%でエンド。

[クリンナップフェイズ]
GM :ある人は宣言を。
操  :なしです。
湖月 :なし
皓 :なしで。
誠二 :なしです。

<Round-2>
[セットアップフェイズ]
湖月 :なし。
操  :なしです。
皓 :なしで。
誠二 :《サポートデバイス》 90%まで上がって、R中感覚に10DB

(IV:ひかる9(21)→皓20→誠二15→操11→湖月5)

GM :忘れてた。で。
GM :ひかるが《高速分身》。自分の分身を4人出現させる。
GM :エンゲージ:[皓、EN、EN-A、EN-B、EN-C、EN-D]←10m→[操、誠二、湖月、SK]
湖月 :ヒョエ

▽Action:(Enemy)"BlackSmith" 杉島ひかる(21)
GM :分身から行きます。
GM :EN-AとEN-Bがそれぞれ《影走り》でエンゲージから5m移動で出る。
GM :エンゲージ:[皓、EN、EN-C、EN-D]←5m→[EN-A、EN-B]←5m→[操、誠二、湖月、SK]
GM :で。メジャー:<白兵>+《カスタマイズ/コンセントレイト:MO》+《音速攻撃》+《鮮血の旋風》+《かまいたち》。
GM :対象:操、誠二、湖月、沙姫(範囲[選択]/至近)、ダメージ貫通時[邪毒5]。
GM :2発ともエンゲージに打ち込む。
GM :ひかる「……行くよ」 剣を振りぬくと、大量の風の刃が4人を喰いちぎるように連続で襲う。
操  :GM、《孤独の魔眼》を2レベルで取得したいです!
GM :申請許可します。
操  :ありがとうございます。ではそれを2発分使って、どちらも攻撃を自分に引き寄せます。
GM :では。
GM :#10r7+25-1 [EN-A]
 Dice... GM_HovB:10r7=(6,8,2,9,7,4,9,4,3,8)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:5r7=(4,3,10,3,5)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(3)=23+24=47
操  :侵蝕率は合計8上がって、79%に。
GM :#10r7+25-1 [EN-B]
 Dice... GM_HovB:10r7=(9,1,9,4,3,3,8,1,2,9)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:4r7=(9,2,10,5)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(8,8)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(3,10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(2)=42+24=66
GM :1発目は47、2発目は66。
操  :「……っ」
操  :狙いは分かっていたから……攻撃を歪め、狭めるところまでは出来たが、そこまで。
操  :切り裂かれて血しぶきが舞う。リザレクト2回。
操  :#1d10+79
 Dice... Misao:1d10=(10)=10+79=89
GM :あ、一応ダメージ出します。
湖月 :「操くんが健気過ぎて泣きたい。ええい、いい加減状況打破をしなきゃ」
操  :あ、どうぞ(何)<ダメージ
GM :#6d10+11 [EN-A]
 Dice... GM_HovB:6d10=(8,5,9,4,10,5)=41+11=52
GM :#8d10+11 [EN-B]
 Dice... GM_HovB:8d10=(4,6,1,10,3,1,6,9)=40+11=51
操  :#1d10+89
 Dice... Misao:1d10=(10)=10+89=99
操  :99%で、HP10。
湖月 :ここでがりっと上がったか
操  :すごい、両方とも10上がった。
皓 :うお。
操  :再生される傷口から侵蝕されるような痛みに耐え、歯を食いしばって立ち上がった。

GM :ひかる「……次は」 EN-CとEN-Dが動く。オートアクション:ウェポンケースでボルトアクションライフルとグレネードランチャー装備。
GM :マイナー:ライフルで狙いをつける。達成値+5
GM :メジャー:<射撃>+《カスタマイズ/コンセントレイト:MO》+《音速攻撃》+《マルチウェポン/レインフォース》
GM :食らってない誠二と湖月に一発ずつ。追加効果はない。
GM :#12r7+9-2+5 [EN-C]
 Dice... GM_HovB:12r7=(2,9,5,9,10,10,7,1,8,3,8,9)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:8r7=(5,5,8,9,8,2,10,9)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:5r7=(6,7,1,6,5)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(1)=31+12=43
GM :#12r7+9-2+5 [EN-D]
 Dice... GM_HovB:12r7=(4,1,9,6,2,10,3,7,4,9,9,9)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:6r7=(8,8,4,10,4,6)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:3r7=(7,10,7)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:3r7=(7,10,6)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(3,7)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(3)=53+12=65
湖月 :武器は作った。ガードだ。
GM :誠二に43、湖月に65。
誠二 :こっちは回避放棄。
GM :ではダメージ。
GM :#5d10+27 [誠二ダメージ]
 Dice... GM_HovB:5d10=(3,6,7,2,6)=24+27=51
GM :#7d10+27 [湖月ダメージ]
 Dice... GM_HovB:7d10=(8,6,2,7,1,7,10)=41+27=68
GM :それぞれ51点と68点。装甲ガード有効。
誠二 :#1d10+90 こっちは《リザレクト》
 Dice... Seiji_Y:1d10=(6)=6+90=96
湖月 :ガード6、装甲15で21けずって、47ダメージか……
湖月 :んー……(手札凝視)
湖月 :まぁ、いいか。《隆起する大地》。自分への攻撃のダメージを軽減します。
湖月 :#1d6+15-47
 Dice... Kotuki:1d6=(6)=6-32=-26
湖月 :26ダメージ喰らって残りHP13。浸食率99%。
GM :へい。ラスト本人。《影走り》でエンゲージを抜ける。
湖月 :「この一手、吉と出るか凶と出るか、何も変わらないか、さて……」装甲服で耐え切れない衝撃は骨の武具と骨の壁でかばー。
GM :エンゲージ:[EN][皓、EN-C、EN-D]←5m→[EN-A、EN-B]←5m→[操、誠二、湖月、SK]
湖月 :ばらけたか……
GM :メジャー:<白兵>+《カスタマイズ/コンセントレイト:MO》+《音速攻撃》+《レインフォース》+《ギガノトランス》。
GM :対象:シーン内PC全員、沙姫(シーン[選択]/視界)。追加効果は無し。
GM :#10r7+25-3
 Dice... GM_HovB:10r7=(8,9,7,9,1,7,3,8,3,10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:7r7=(4,3,5,6,5,3,2)=16+22=38
GM :へたった。38。
操  :これは素でもらいます。
湖月 :ガードは試す。
誠二 :《砂の結界》で沙姫をカバーリング
皓 :《切り払い/R:ハヌマーン》で避けてみます。
皓 :#13r7+21
 Dice... kou_t:13r7=(9,2,8,6,5,10,10,2,4,1,4,2,5)=Critical!!
 Dice... kou_t:4r7=(6,9,7,3)=Critical!!
 Dice... kou_t:2r7=(2,8)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r7=(10)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r7=(9)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r7=(10)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r7=(3)=63+21=84
皓 :ここでぇ……?
操  :わぁい。
皓 :とまれ成功。侵蝕はこれで108%。
GM :では津嶋君以外にダメージか。
GM :#5d10+11+10 [ダメージ]
 Dice... GM_HovB:5d10=(3,2,1,7,1)=14+21=35
GM :35点装甲ガード有効。
操  :最後のリザレクト。#1d10+99
 Dice... Misao:1d10=(5)=5+99=104
操  :104%のHP5。
誠二 :#1d10+96+2 《リザレクト》
 Dice... Seiji_Y:1d10=(1)=1+98=99
皓 :誠二が粘るなぁ!
操  :生還者の輝き。
誠二 :《勝利の女神》 使えねぇ!?
湖月 :同じく21削って、14点か。ギリギリ落ちた。
湖月 :「――……」津嶋先輩、八雲先輩、操君、沙姫さん。全員の様子を確認して。
湖月 :「吉!吉だ!生きてさえいればさぁ!」《リザレクト》!
湖月 :#1d10+99
 Dice... Kotuki:1d10=(6)=6+99=105
GM :5連撃を撃ち込んだひかるは――大きく息をつきながらも、口元だけで笑う。行動終了。

▽Action:"正位置の太陽" 津嶋皓(20)
GM :お待たせしました、行動どうぞ。
湖月 :「(笑ってられんのかよ……)」
湖月 :「(何だこいつ……本命が津嶋先輩だって判ってるだろうに、私らの牽制に大掛かりな回避エフェクトきって、適切なタイミングで大技切るあたり、短期決戦型に見えるけど……大体、ぶん回し終わったこのタイミングで、笑えるのか……?)」
皓 :「──こいつは初めて使う手だ。巧くいくといいけどね!」
皓 :とん。と一度手にした鞘のままの得物で地をついた。そのまま腰だめに構えて立つ。
皓 :《炎の加護/バトルビート》→《浸透撃/音速攻撃/炎の刃/超振動閃+吼え猛る爪/居合/C:ハヌマーン》+《伝送者/記憶継承》
皓 :装甲ガード無視範囲攻撃。ダメージ1点以上貫通で、R間対象の被ダメージ+[LVx3]。対象はエンゲージ内の杉島さん分身2体。
皓 :ちなみに12点この先上乗せになる。と一応。
GM :割り込みはない。
皓 :#26r5+21-1+12
 Dice... kou_t:26r5=(4,8,3,6,1,10,6,3,6,7,1,5,4,6,7,3,1,9,4,2,7,4,1,9,4,4)=Critical!!
 Dice... kou_t:12r5=(2,8,3,9,4,9,3,4,9,8,3,1)=Critical!!
 Dice... kou_t:5r5=(9,6,1,7,4)=Critical!!
 Dice... kou_t:3r5=(1,4,2)=34+32=66
皓 :低いな……66。
GM :オートアクション。2体ともゾディアックウェポンに切り替え。
湖月 :あ、すとっぷ
GM :うい。
湖月 :《妖精の手》を使いたい。
GM :《ありえざる存在:デビルストリング》。
湖月 :おっ……それは……
湖月 :通す。
皓 :ごめんね。ありがとう。
GM :あいさ。では<回避>+《切り払い/リフレックス:HM》+《フィジカルエンハンス》。2体とも。
GM :まだ悪あがきはさせてもらう。
湖月 :109%
GM :#4r7+25
 Dice... GM_HovB:4r7=(3,9,8,7)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:3r7=(8,8,6)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(9,1)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(4)=34+25=59
GM :#4r7+25
 Dice... GM_HovB:4r7=(7,5,9,6)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(8,7)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(7,10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(1,10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(2)=42+25=67
GM :片方だけ避けた。
皓 :1上か。でもそれは捕まえる。杉島さんにタイタスの即昇華で達成値を上げる。
GM :ぐ、それはどうしようもない。ダメージどうぞ。
皓 :いやこれから。#1d10+66
 Dice... kou_t:1d10=(5)=5+66=71
皓 :おっけ。繰り上がったうえでのダメージだ。
皓 :#8d10+40
 Dice... kou_t:8d10=(6,4,3,9,6,3,10,1)=42+40=82
湖月 :「(もってたか、『ソレ』……!仕事が出来たことは悪かないけど、読み合いがタイトになってきたぞ……!)」
皓 :こちらもいまいち……82諸々向こうの貫通ダメージ。
GM :これ2発来るってことだよなぁ。まあうん。
GM :《魂の錬成》、《蘇生復活》。HP1で生き残る。
皓 :ぴり。といつもとは異なる刺激に一瞬驚きつつも、そのまま振り切った。「……操君か。ありがとう!」
操  :内心で安堵しつつも、小さな頷きで応える。
皓 :侵蝕は141%です!
湖月 :「……これで、奴は防御のカードは大体切った筈……筈だよね……?」自問
GM :分身が掻き消え、ひかるはかふ、と血を吐く。
GM :眼には動揺が浮かんでいる――が、素なのか、最後の意地なのか、笑いは消えない。
GM :ひかる「まだ、だ、よ……」 《加速する刻》。
皓 :「その矜持だけは認めるよ」
皓 :「でも、もうほぼ詰みだ」

▽Action:(Enemy)"BlackSmith" 杉島ひかる(21:加速)
GM :オートアクション。ウェポンケースにてアンチマテリアルライフル(《超軽量化》)、ボルトアクションライフル。
GM :マイナー:無し、メジャー:<射撃>+《カスタマイズ/コンセントレイト:MO》+《音速攻撃》+《マルチウェポン/レインフォース》 +《神速の鼓動》。
GM :対象:シーン内PC全員、沙姫(シーン[選択]/視界)。追加効果は無し……だけど、どうせあれくるよね(何
操  :「それも、すでに “ありません”」
操  :《時の棺》を宣言して、攻撃を失敗させます。
GM :了解。取り出したのは長大なライフル……無意識なのか、残った矜持か。この局面で手に取ったのは、慣れ親しんだ"銃"。
GM :その引き金を引こうとして――
操  :侵蝕率は114%に。
GM :――動きが止まる。弾は放たれず。行動終了。

▽Action:"沈黙の銃声" 八雲誠二(15)
GM :行動どうぞ。
誠二 :分身消えて、今は一人に戻ってますか?
GM :一応EN-AとEN-Bは残ってる。エンゲージ離れてるし。
誠二 :なら好都合。まず《ハンドレッド・ガンズ/ダブルクリエイト》で作ってた武器を消す。
誠二 :そしてマイナーで《ハンドレッドガンズ》 102%になって一丁だけ銃を錬成。
誠二 :メジャー:《コンセントレイト/カスタマイズ/スプリットアタック/クリスタライズ》 6体対象に取れるので残り全員を撃つ。
誠二 :#25r7+11
 Dice... Seiji_Y:25r7=(2,9,5,5,3,5,2,9,2,2,7,2,3,9,8,1,5,5,8,7,4,4,10,8,10)=Critical!!
 Dice... Seiji_Y:10r7=(2,4,9,9,3,3,5,5,2,6)=Critical!!
 Dice... Seiji_Y:2r7=(7,1)=Critical!!
 Dice... Seiji_Y:1r7=(10)=Critical!!
 Dice... Seiji_Y:1r7=(7)=Critical!!
 Dice... Seiji_Y:1r7=(6)=56+11=67
誠二 :67か。まずはこれで。
GM :まあせめて最後まで。
GM :EN-AとEN-Bはオートアクション:ゾディアックウェポンに変更。
GM :で、<回避>+《切り払い/リフレックス:HM》。
GM :#4r8+25
 Dice... GM_HovB:4r8=(3,1,1,2)=3+25=28
GM :#4r8+25
 Dice... GM_HovB:4r8=(3,8,8,6)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r8=(10,3)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r8=(8)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r8=(10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r8=(7)=47+25=72
GM :#4r8+25
 Dice... GM_HovB:4r8=(9,2,3,1)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r8=(7)=17+25=42
GM :1人目当たってる時点でもうアウトだな。ダメージどうぞ。
GM :#EN、EN-A、EN-Bは〜
誠二 :#7d10+32 「……あの世で詫びてこい」
 Dice... Seiji_Y:7d10=(10,9,4,2,3,5,3)=36+32=68
誠二 :68点の装甲無視。
誠二 :浸蝕は114%にl
GM :それでアウトだ。最後の演出どうぞ。
誠二 :一体だけ残して打ち抜き結晶化、そのまま砕く。
誠二 :「晃大さんを、返してもらう。」
誠二 :これでOKです。
GM :ひかる「……結局、届かなかったな……どっち、にも……さ、き……さん……」 
GM :沙姫の方に力なく手を伸ばすも、その手は届かず、ぱたりと地に落ちた。

湖月 :「番狂わせは……なしか。なるほど、厄介極まりない技能とエフェクトだったけど、悲しいかな、身体が全く追いついてなかったね」 実のところ、『何かあった時』を警戒して《妖精の手》も《支配の領域》も《デビルストリング》も伏せていたわけだが……
皓 :は。と息を吐きつつ、一度だけ柊木さんの身を見て軽い目礼を。すぐ後ろを振り返り「皆、大丈夫!?」
誠二 :「他人のことばかり見て気にする前に、自分自身を見つめるべきだったんだ、お前は。」
湖月 :「エフェクトに頼らなければ基礎の身体能力がガタガタだったし……あの分身だって、凄く厄介だったけど、だからこそもっと粘ってから切るべきだって判らない筈もなかっただろうに……そこまで戦闘を保たせる体力が無かったんだろうね」
GM :そう誠二が呟いた時、ほんの僅かに晃大の体が動く。
GM :晃大「……せい、じ……」
誠二 :「晃大さん!?」
GM :晃大「……ひかるが、先に逝ったからかな……最期の言葉くらいは、言えそうだ」
GM :晃大「……沙姫は、良い友達を、後輩を……持てたみたいだな」 皓を、操を、湖月を順番に見て。
GM :そして最後に誠二を見て。
GM :晃大「……俺は、すまないがここまでだけど……沙姫の事、宜しく……頼むな」
GM :かすかに笑い。今度こそ――目を閉じた。
誠二 :「ずるいですよ。自分の言いたいことだけ言って、行ってしまうなんて。」
皓 :その言葉に一礼して、沙姫さんの方に駆け寄っていく。「操君、沙姫さんは大丈夫そう?」
操  :「……三条さんは、大丈夫、みたいです」柊木さんが言い終えるのを待ってから、皓おにーさんに返事した。
皓 :「そっか。せめてもよかったよ。湖月さん、誠二も、ありがとう」
皓 :碌に何もできなくてごめん。と目を伏せながら小さくごちて。沙姫さんの傍に膝をついた。
湖月 :「……ん」影でさっくりとUGNに連絡を終えて。
湖月 :「どちらに対しても面識も薄い私が、あれこれ言う筋合いはないのかもしれないけど」
湖月 :「例えどんな生まれでどんな境遇でも、進むべき道が世界の安寧という目的のための修羅の道だろうとも」
湖月 :「UGチルドレン(私達)は、精一杯生きています。あんまり、勝手に不幸だとか思わないであげてくださいな」
湖月 :「私達は笑い、戦い、泣き、迷い、生き続けます――いつか、力尽き斃れる、その時まで」
操  :こびりついて乾いた自分の血を、小さな手で拭う。
操  :「守れたものも、ありましたから。だから、帰りましょう」
誠二 :「そうだな。今は帰ろう。俺たちの日常へ。」



[Back Track]
GM :Eロイスは《血の花嫁》、《ファイトクラブ》、《無限を継ぐ者》、《ありえざる存在:デビルストリング3》。計4つです。
GM :まあ多分帰ってこれるだろうけど帰ってきてください。(何
操  :「あなたの執着は、だれのためにもならなかった。……あなた自身にとっても」と言いつつ、杉島ひかるのロイスをタイタスにします。
誠二 :最終浸蝕114%、ロイス6、D1 Eロイス分は使わない。
操  :最終侵蝕率は114%、ロイスは5つ。このまま振ります。
誠二 :このまま通常振りで行きます。
皓 :最終侵蝕率141%。ロイス4、S1、D1、タイタス1。一旦E振ってから考えます。
操  :#5d10-114
 Dice... Misao:5d10=(4,4,1,7,2)=18-114=-96
皓 :#4d10-141
 Dice... kou_t:4d10=(3,3,3,5)=14-141=-127
操  :96%で帰りました。
誠二 :#6d10-114
 Dice... Seiji_Y:6d10=(3,5,1,9,2,6)=26-114=-88
湖月 :109%、Dひとつ、通常ロイス2つ、PC間1つ、シナリオロイスとSロイスはもうタイタス案件だ。えーと、誠二君に■連帯感/□隔意で取得させてもらって、それで4つふる。
誠二 :88%で帰還。
皓 :うーん、今日は出目が怪しい……。
湖月 :#4d10-109
 Dice... Kotuki:4d10=(5,4,7,4)=20-109=-89
湖月 :普通に帰還
操  :おかえりなさい。
皓 :帰還せずよりましということで、メモリー-20適用。107%から素振りします。
皓 :#5d10-107
 Dice... kou_t:5d10=(5,8,5,8,10)=36-107=-71
操  :おかえりなさい。
皓 :よかったギリ5点圏内だった! 帰還でーす。
湖月 :おかえりなさいましー。
誠二 :お帰りなさいませ。
GM :お帰りなさいませー。



4.Ending Phase

Ending1「刃の結末」
Place:Elysion/会議室 Scene-Player:"白変種" 八戸湖月
登場:不可
――"剣"がきっかけとなり、"剣"によって広がっていった一連の事件は幕を下ろした。

犠牲は決して少なくはない。共に戦う者たちにも、守るべき一般人にも被害が及んだ。
それでも最悪の事態――街の、世界の変貌だけは避けられたのは、守護者達にとって救いというべきか。

そして後に残ったのは、いつも通りの報告と、振り返り。


GM :ということで、今しがた報告書をクリフ氏に提出した感じで。
湖月 :「大体のところは報告書にまとめときました。大雑把な経緯ぐらいは耳にしてるとは思いますけど、てんやわんやでしたわ」
GM :クリフ「……うん、確かに受け取ったよ。お疲れ様」 マグカップに注がれたホットミルクを差し出しつつ。
湖月 :「ああこの一杯が全身に優しく溶け込む……」
GM :クリフ「S市支部は、何とか再建のめどが立ちそうだよ。在籍していたメンバーに声を掛けて、何人かは応じてくれたようだ」
GM :クリフ「まあ、すぐにとは行かないけどね……そこは、近隣の支部でフォローの方向だ。うちにも声がかかるかも、とは聞いている」
湖月 :「あー、目処立ちそうなのはよかった。何と言うか、めっちゃ被害被りましたからね今回のUGN(うちら)。近隣のヘルプは慣れっこだけどああ仕事が減らない」
GM :クリフ「……あとは、"杉島ひかる"の持っていた能力の分析も、喫緊の課題だね」
湖月 :「ああ、うん。……ぶっちゃけた話、何で今回どうにかなったかって言うと、『杉島ひかるを現場で圧倒できたから』って言う話でしかないからなぁ……」
GM :クリフ「そう。今回はエリアの一部だけだったけれども……支部の中心にジャームを連れ込んでしまったとなるとね」
湖月 :「S市支部の襲撃から、柊木氏の末期化、通り魔事件から【無限を継ぐ者】……」
湖月 :「奴さんの思惑は、大体十全に完遂できてしまってた。ただ、最終的に出来上がった戦闘力が足りなかっただけで、戦略レベルでは完敗もいいところ。これで理想通りの存在になれちゃってたらどうなっていたことか」
GM :クリフ「書類やら検査のごまかしへの対応ならば、私の領分だけれど……今回のような手を使われると、少々厳しいね」
湖月 :「能力分析もそうだし、『何でここまで成せた』かの調査も、ちょっとやっとかないといけないとは進言します。繋がりのあったというFHに、何か厄介な陰謀屋でもいると怖い」
GM :クリフ「コツキ君の言うとおりだ。今回の件、想像以上に根が深いかもしれない」
GM :クリフ「ミスズ君にも、直接伝えておくよ」
湖月 :「あーい、よろしくお願いしまっすー。しかし、何と言うか、あれだね」
湖月 :「……仕事減らないね!こういう時、天凪さんならどうしてたかな!あ、きっと逃げてる!間違いねぇ!」半分やけくそ気味な、乾いた笑いを木霊させてみた。

GM :その木霊は、どこに行ったとも知れぬ当人に届いたかどうか。
湖月 :ここはUGN黒巣市支部。『世界の変貌』に色濃く蝕まれた地の、最前線。



Ending2「継がれる刃」
Place:黒巣市街/UGN管轄墓地 
Scene-Player:"正位置の太陽" 津嶋皓&"天雷" 草野操&"沈黙の銃声" 八雲誠二
登場:不可
街の一角にある、UGN管轄の共同墓地。

そこには、新しい2つの墓が増えていた。
今回の事件の中心となった人物――"柊木晃大"と、"杉島ひかる"のもの。

関わりについて長い短いはあれども、一つの区切りとして。

弔いにやってきた君たちの前には、先客が一人。


GM :沙姫「………あ」 君たち3人に気づいた三条沙姫は墓の前から立ち上がり、頭を下げる。
皓 :「沙姫さんも来てたのか」こんにちは。とそのしぐさに返礼を。
操  :ぺこりと頭を下げた。
誠二 :「こんにちは。」
皓 :「お邪魔したかな。だったらすぐ帰るよ」
GM :沙姫「……いえ、きっと喜んでいると思います。先生も……」 皓の言葉にそう返す。
GM :"ひかるも"、と続いたであろう言葉は流石に声にはならなかったようだが。
操  :口を開くも、掛ける言葉が見つからなくて、また口を閉ざす。
皓 :「……どうなのかな。結局、二人には、僕は何もできなかったし」他の皆はともかく。と同行の二人にはつぶやいて。
操  :「そんなことはないと思います」
操  :何もできなかった、という言葉には首を振って。
皓 :小さく首を振って操君には応えた。「皆には大口叩いたけどさ……結果や現実は」結局これだ。と目の前の風景を見回した。
操  :「……守れたものは、あったはずだと。思います」
操  :三条さんを見て、はっきりと言った。
GM :沙姫「……それに、暴走する二人がこれ以上罪を重ねるのを、止めてくれた。私一人では、きっと無理だった」
GM :操の言葉に、沙姫も頷き。
誠二 :「ああ。少なくともお前が一番、最後まで救おうとあきらめなかった。だからこそ、晃大さんも最後に言葉を残せた。」
操  :頷く。
皓 :どうなんだろうな。とそれには、小さく口中でごちるだけで留めた。
皓 :「……でも、沙姫さん、君が無事だったのはよかったよ」
皓 :「他は何も……間に合わなくてごめん」
GM :沙姫「…………」 その言葉には、複雑な顔をして。
GM :沙姫「……謝るべきとすれば、私の方です」
GM :沙姫「……私は、ひかるとは同期だった。けど、先生の方しか見ていなくて、彼の気持ちにまったく気づけなかった」
GM :沙姫「その結果が、今回の事件を起こしたというのであれば……私にも、罪はある」
GM :手に持っていた、袋に収められた刀に目を落とし。
誠二 :「それは君の罪じゃない。 自分の気持ちとどう向かい合うかは、自分の責任だ。」
GM :沙姫は誠二の方を見て。
GM :沙姫「……そう、でしょうか」
誠二 :「少なくとも、晃大さんは向かい合おうとしていた。」
GM :沙姫「……そういえば八雲先輩は、先生と仲が良かったんでしたね」
誠二 :「教え子の君たちほどじゃなかったけどね。」
GM :沙姫「それでも、私達の知らない先生を知っている貴方がいうならば……きっとそうなんだろうと、思います」
GM :目を伏せて、謝意を示し。
皓 :「沙姫さん、これ」手にした花束を彼女に差し出した。
GM :沙姫は少し驚いた顔をしつつ、ゆっくりと手を伸ばして受け取る。
皓 :受け取った様子に小さくうなずいて、あとは何も言わず、墓標に向けて手を合わせた。
誠二 :同じく無言で合掌。
操  :倣って、同じように手を合わせてから顔を上げる。
皓 :戻ろうか。と、同行の二人にだけ声をかけた。
誠二 :「じゃあ、俺たちはこれで。」 言って歩き出す。
操  :小さく頷いて、八雲さんと皓おにーさんの後について歩き出そう。
GM :沙姫「……あの!」 何かを思い出したように、声をあげて。
皓 :「なに?」それには振り返って応えた。
GM :沙姫「最後に、一つだけ」
GM :沙姫「……いずれ私は、S市支部に戻る時が来ると思う」
GM :沙姫「……その時、私は、先生の後を継げると思いますか?」
皓 :「君が継ぐ気があるならね」
皓 :「柊木さんと同じようには出来ないだろうけど。その気があるなら。柊木さんの後を継ぎたいと思うなら、やってみるのは悪いことじゃないよ」
皓 :「だから、そうしたいなら。頑張って」
皓 :「……柊木さん強かったからね。あの人に届くの、大変だと思うけど」ようやく笑ってそう言った。
皓 :行こうか。と、再度二人を見て。「じゃ、また明日ね。沙姫さん」
皓 :ひら、と手を振って離れていこう。

沙姫はその答えを反芻するように少しの間を置いた後。
――もう一度、去り行く3人に頭を下げたのだった。

意志は――きっと今、確かに受け継がれたのだろう。



Double+Cross 3rd Edition Replay『Limit of Edge』End.



[Master Scene:Extra]

「……かくてヒロインは正義の味方に救われ、悪に堕ちた者は打ち倒されて果てる、か」
「途中までの筋書きは上々だったけれども……劇としては、些か物足りない結末だね」

「きっかけを与えるだけでは、所詮アドリブ頼りの人任せ……わかってはいたが、やはり慣れないことはやるものではない」
「……とはいえ、噂以上にこの街は面白い。一考の余地はありそうだ」

――"悲劇"こそ、至高の"芸術"を生み出す源。そう信じる我々の、次のアトリエの候補として。



To be continued...?