Double+Cross Session Replay in 「Separate Color」

Double+Cross 3rd Edition Replay『Faceless Murder』

Entry Character
PC1:"正位置の太陽" 津嶋皓(たつきさん)
"崩れ去るもの" 菅原道之(佐田塚さん)
PC2:"切った張った" 阿見川光(自爆5秒前さん)
"踊る剣姫" 神楽堂姫乃(カササギさん)
Game Master:Hover-B

セッション日:2020.07.20-2018.07.29
Log Editor:Hover-B

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[Trailer]

昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らない所で――世界は大きく変貌していた。

異能を操り、自身の"衝動"を満たしてきた1人の殺人鬼。
この街の雑踏の中に溶け込んだその存在が――
変貌した世界を知らない少年少女たちへとその魔手を伸ばす。

Double+Cross 3rd Edition 『Faceless Murder』

――これは、"既に変わってしまっていた"日常の物語。

[Handout]
▽PC1
(推奨:学生)
君の友人に"山崎一郎"と"伊藤愛未"という人物がいる。

昔からの幼馴染とのことで、友人以上恋人未満といった感じで周りを
適度にやきもきさせつつも穏やかな日常を過ごしていた。
そしてそれは今日も同じように続く筈だった。

一郎が表したほんの少しの違和感に――彼の幼馴染である愛未さえ
気づかなかったそれに、君が気づいてしまうまでは。

ロイス:"山崎一郎" or "伊藤愛未"
推奨感情:友情、猜疑心他

Character-Entry:"正位置の太陽" 津嶋皓
Character-Entry:"崩れ去るもの" 菅原道之


▽PC2
(推奨:UGN関係者)
支部への参集指令。
今回の一件は、「別の支部エリアから街に逃げ込み、姿を消した殺人鬼の撃退」。

『Faceless Murder』と呼ばれたその人物は、OV能力を最大限に使い
自身の欲望――おそらくは殺戮衝動を満たしているジャームだという。

逃亡前も、馬鹿にならない被害を出したという相手を放置しておく理由は無い。
さっそく、君は調査に乗り出すことにした。

ロイス:"Faceless Murder"
推奨感情:敵愾心、脅威他

Character-Entry:"切った張った" 阿見川光
Character-Entry:"踊る剣姫" 神楽堂姫乃


[Player-Introduction]
GM : それでは、PC1からリスト順に自己紹介をお願いします。おわりましたら「以上」で。

皓 :はい。では改めまして。

皓 :「幼馴染からの何某って、フィクションな関係しかないと思ってたけど」
皓 :「実際、そうやって関係が続いていくのって滅多にないことだし、羨ましいよ──だから……」
皓 :津嶋 皓。なんだか色々それなりの目に遭っていながら、気にした風を周囲には見せない高校生。
皓 :内に在る思いは思いのまま。身にかかる一件を真っ向から受け止める姿勢は誠意からか、素質からか。
皓 :小さなポジティブを何より信じることをモットーとする。“正位置の太陽(Sun of Arcana)”。
皓 :ただ、自分がその様に呼ばれている自覚とかはさほどない様子。
皓 :シンドローム:ハヌマーン/サラマンダー Dロイス:白兵《伝承者》
皓 :HP:44 IV:20 基本侵蝕率:32%
皓 :PC間ロイス/シナリオロイス
皓 :何れも後ほど。
皓 :以上です。何気に1年以上休眠しておりました。宜しくお願いします。

道之 :「感じ取れたのは違和感だけ。この違和感がどんな意味を持っているかはまだ判らない。……そして、僕がどうして首を突っ込むことになったのかも」
道之 :「僕の名前は菅原 道之……って言うだけなら簡単だけど、肩書まで用意するとなると、ちょっと話はややこしくなる」
道之 :「黒高3−B出席番号13番、“ルビーのヒル”、鴻央会系暴力団・菅原組若頭……それに……“崩れ去るもの(La Torre)”」
道之 :雷神の系譜、亜神の拳。塔の札の後継者、菅原 道之
道之 :何を好き好んでか、不吉の札の名前を堂々と語る、覚悟の据わった『やくざもの』。
道之 :RWやHLといった最近のルルブのデータを戦術の軸に用いてます。どんな動きをするかは……見てのお楽しみということで。
道之 :ブラックドッグ/ウロボロス。初期浸食率36%。HP35。IV11。雷帝。
道之 :シナリオロイス:“山崎一郎” or “伊藤愛未” ■友情/□隔意
道之 :「『かたぎさん』の話なら、適当な距離から微笑ましく見ていたいね。うん、距離は必要だ……やくざものという意味でも、人外のアレと言う意味でも」
道之 :※判断材料微妙なので、OP見てからどっちか決める形で。
道之 :PC間ロイス:“切った張った”阿見川 光 ■感服/□嫉妬
道之 :「永沢組のお嬢とつるんでの名前通りの『切った張った』なら、風の噂程度には聞いてるよ。大したもんだとは思うし……武勇伝が羨ましいと思う気持ちも、多少はあるね」
道之 :PLは佐田塚です。割と尖った設定の子投げつけましたが採用してくださったGMに感謝。よろしくお願いします。

光 :「あー、久しぶりに普通の仕事に戻ってきた気がするわー」(メタ
光 :「とはいえ戻って早々、また気分悪くなりそうな仕事でやんの。」
光 :"切った張った" 阿見川 光 ハヌマーンピュア
光 :ほんの小さな好奇心が仇でになり、平凡な生活からOVに覚醒してしまった少年。
光 :覚醒のショックや衝動、侵蝕に加え、遺産なんて特殊なものを持ってしまったため、
光 :遺産強奪だの力試しだのと、個人・集団問わず色んな奴らにしょっちゅう遭遇する羽目に。
光 :元凶のプランナーを恨んだりEFの反動で血を吐きつつ、平穏を求める彼の明日はどっちだ!
光 :【基本侵食率】28+4% 【HP】34/34 【行動値】6 Dロイス:遺産継承者
光 :シナリオロイス:"Faceless Murder"に、■脅威/□敵愾心
光 :「確かに俺の遺産なら探すのに役立つだろうけど、マッハでストレス溜まって行きそうだ。」
光 :PC間ロイス:"踊る剣姫" 神楽堂姫乃に、■同情/□隔意
光 :「そういやチルドレンの人と一緒するの今回が初めてだけど……こんな素っ気ないのが普通なのか」
光 :PLは自爆5秒前です。以上、よろしくお願いします。

姫乃 :「機械の両腕、シナプスの電脳、無機物と区別のないこの身体」
姫乃 :「私は―――どこから”人間”なのでしょう?」

姫乃 :「えーと、本日は、他の方からお手紙を預かってます。この場を借りて、お読みしますね。」ガサゴソッ
姫乃 :「"おめでとう、道之君。初出動だね。お赤飯でも炊く?……一緒に出たかったな。(しゅん"」
姫乃 :「"…あ、えと。うぅん、気にしないで。今度、お弁当作るね。持っていくね。借りていた本、返すね。 楓華より"」
姫乃 :「以上になります。……良いご友人をお持ちですね…?」(首こてしっ
姫乃 :”踊る剣姫”神楽堂 姫乃
姫乃 :幼い頃、大病によって半身を失い…機械化手術を施すことで生き延びた生粋のUGNチルドレン
姫乃 :その代償として得た孤独感を埋めるために”日常”と”絆”に憧れる心を密かに胸に仕舞いこむ。
姫乃 :元々の能力が物質との極端な融合性だったため、現在は機械化部分を減らして両腕と腰の一部分のみがサイボーグ
姫乃 :基本は無表情&生真面目で努力家。古風な価値観を大事にする子。
姫乃 :色々な意味で、黒巣市でもトップクラスの安定性を誇る。状況対応能力的にも侵蝕的にもキャラ崩壊しない点でも(何
姫乃 :ブラックドッグ/エグザイル/ノイマン(OP)
姫乃 :HP:82 IV:5 基本侵食率:40 D『器物使い』
姫乃 :シナリオロイス:"Faceless Murder"  □執着/■恐怖
姫乃 :「日常とは、本当に。ある日、突然崩れ去ろうとするもの。だからこそ、護らなければいけないのです。」
姫乃 :PC間ロイス:"正位置の太陽" 津嶋皓 ■誠意/□不安
姫乃 :「穂刈 耀さんとは、仲直りしましたか? えぇと、気まずいのでしたら、私の方でもお会いできる機会くらいなら、ご用意できると思います……たぶん」
姫乃 :PLは”第3の鍋の具材”カササギです。久しぶりのセッションにして、久々のPCでの参加です!!
姫乃 :皆様、よろしくお願いします。
姫乃 :以上です!

GM : 皆様ありがとうございました。それではPC1⇒PC2の順でOP参ります。

1.Opening Phase

Opening-1「Daily Life」
Place:通学路 Scene-Player:"正位置の太陽" 津嶋皓&"崩れ去るもの" 菅原道之
登場:不可
GM : PC1のOPです。登場どうぞ。
道之 :#1d10+36
 Dice... Michiyuki:1d10=(6)=6+36=42
皓 :#1d10+32
 Dice... kou_t:1d10=(10)=10+32=42
皓 :うげ。

普段と変わりない朝。
普段と変わりない登校風景。
多少珍しいものといえば、今一緒に歩いている人間くらいだろうか。

クラス的にも"立場"的にも、これといった接点があったわけではない。

それがある時、互いの知り合いの存在をきっかけにして。
会えばまあ、軽く会話が出来るくらいには付き合いが出来る程度にはなっていた。
そんな二人である。


GM : ということで、二人は朝の通学路で偶然出くわして学校に歩いている最中です。
皓 :じゃ、見知った姿を目にして。「おはよ」と声をかける。
道之 :「おはよ」
道之 :「(とはいえ、このあたりについて一応、楓華が居ないときに限ったことにしておきたいので、頻度としてはかなり落ちる。まぁ、その辺り考えても奇妙な関係ではある)」とか、適当なことを考えつつ <付き合いが出来る程度に〜
皓 :「なんか朝から難しい顔してない?」
道之 :ちょっと、道之くんにはFHエージェントな不死者の彼女さんが居たりするが、その辺りは、今回に限っては関係がないのでさておこう(何
道之 :「いつものことだね。とはいえ仏頂面にもなるよ。何しろ連日の熱気で図書室の人口密度がまずい」
皓 :「あー……冷房あるんだろ? そりゃそうなるよね」
道之 :「当然のごとく」
皓 :この暑さじゃなぁ。と手うちわで顔を仰ぎつつ。「運動部としてはさすがに体を動かすのもおっくうだよ。クーラーなんて二の次だし」
道之 :「熱中症対策とか、きっちりね。顧問の先生とかその辺当てになるのかは判らないけど」
皓 :「うちの顧問は割とそういうトコ緩いからね。適当に流すよ」
道之 :……いつもと違うことと言えば、夏の暑さのレベルぐらいだ。今のところは。
皓 :「倒れるレベルでやったって成長にならない。とか言ってさ」
道之 :「そのほうがいいよね、やっぱり」

――そんな感じで二人が歩いていると。
見覚えのある同じ学校の制服を着た人物が二人。
一人はあまり特徴は無いが、温和な雰囲気を纏う少年。
もう一人は此方に気づいたのか、快活そうな笑顔を浮かべて手を振る、茶髪にヘアピンの少女。

"山崎一郎"と"伊藤愛未"であった。

GM : 愛未「やっぱり、こーくんにみっちーじゃん。おはよー」 
皓 :お。と知った顔に足を止めて、半身だけそちらに向けて手をあげた。
皓 :「おはよう、伊藤さん、山崎も」
GM : 一郎「おはよう。今日も暑いね……」
道之 :「おはよ」
道之 :「図書室に逃げ込む時間はまだ遠いよ、山崎。っていうか、みっちーはやめてほしいと言った気が」
皓 :「ほんとだよ。さっさと休みになればと思うけど……家にいたらいたでだらけそうだしなぁ」
GM : 愛未「えー、良いじゃん呼びやすいしー」 軽く笑って流された(何 
道之 :「うんわかってた」
GM : 一郎「逃げ込めるなら今すぐ逃げ込みたいけどねえ……僕は愛未と違ってあまり身体強くないし……」 遠い目。
道之 :「まぁ、せめて屋根のある場所に向かおう」
皓 :「あんまり無理はしないようにね」
皓 :確かにさっさと校舎に入った方がいいやつ!
道之 :うん、このまま校舎に足早に向かって室内に滑り込むことでこのシーンのミッションは成功、それをもってシーンエンドとするのがいいのでは(わざとらしい提案)
GM : すまん、その前にやることがある(何
GM : 愛未「そだねー。ってか一郎、それどーいう意味ー?」 一郎「いやそのままの意味だから羽交い締め止めて痛い痛い」 
皓 :仲いいなぁ。とそのやり取りを微笑ましく見てる。
GM : とか言いながら校舎に入ろうとした所で。
道之 :やるべきことが関節技というのは新しいな(すっとぼけ)
道之 :「はいはい、時間もそれほど余裕ないよ」
GM : 「あ、危ないっ!」
皓 :お??
GM : 誰かの叫び声が響くと同時、突然野球ボールが愛未の方に飛んできた。おそらく野球部からの流れ弾。
GM : 愛未「え」 一郎「ちょ」 とっさに一郎が前に出るが。
皓 :え、それは弾けないかな。とは聞いておく。
道之 :「うわっ」
GM : 弾いて良いですよ。ちなみに何もしないと一郎君にあたる(何
皓 :ああ、はじくはじく(笑) とっさに手を伸ばして叩き落とすよ。
道之 :よし、任す。道之くんはRCキャラのモヤシなので、違和感の無いことが出来ないのだ。
皓 :こういうのは肉体派に任せてもらおう。
GM : では津嶋君の活躍で上手い事叩き落とせた。すぐに野球部の一人がやってくる。
GM : 野球部「すまん、ケガなかったか!?」 慌てた様子で。
皓 :では足元に叩き落としたボールを拾って。手で軽く弄びつつ。「ん。大丈夫。声かけてくれたから気づけたよ」
皓 :ほい。と取りに来た部員にアンダースローで投げて返す。
道之 :「うん、びっくりはしたけど、びっくりしただけみたいだ」
GM : 野球部「良かった……ホント悪かった。もし何かあったら医務室行ってくれ。ありのまま言ってくれていいから」
GM : そして返されたボールをキャッチして礼を言い、部員は去っていく。で。
GM : 菅原君はある事に気づく。
道之 :ふむ?
皓 :叩いたてをぐーぱーして感覚を確かめつつ。「了解。ま、特になんともないみたいだけどなぁこれ」
GM : 普段の一郎君は、お世辞にも運動神経が良いとはいえません。唐突にボールが飛んできたら、目で追うのもおぼつかない。
GM : けど、今回の一郎君は「しっかりと目はボールを追っていました」。
GM : 今はそれだけ。
道之 :「(そして、咄嗟に前に出た、と)」それは、違和感と言えは違和感だ。だが、時にはそう言うこともあるかもしれない、程度の違和感だ。
道之 :「しっかし津嶋君のブロックは大分お見事だったけど、山崎も早かったね。僕は追いつけてなかったな」
道之 :なので、踏み込むのは一歩だけにしておく。
皓 :「どーも。でもとっさの時って物凄く反応が早くなるか、一切動けないかのどっちかにならない?」
GM : 一郎「……いやー、とっさに身体が動いただけだよ」
GM : 愛未「一郎だと多分、あのまま当たってたと思うなー。でも、さんきゅ」 頭なでつつ、こーくんもねーと。
GM : 一郎は抗議しようとしたが、結局されるがままで。
道之 :「まぁ、無事でよかったねー……と、時間時間」
皓 :どういたしまして。と呟きつつ。「とっさに動けるのはすごいと思うよ、山崎」
皓 :ほら、行こう。と一旦手をぶんと振って促した。
GM : 愛未「げ、もうこんな時間じゃん! ほら一郎も急いで!」 一郎「ま、待ってよー……」 
GM : そんな感じで、君らはギリギリで校舎に駆け込んだのだった。――違和感の正体に、この時はまだ気づく事は無く。



Opening-2「Mission Start」
Place:Elysion/支部長室 Scene-Player:"切った張った" 阿見川光&"踊る剣姫" 神楽堂姫乃
登場:不可
GM : お待たせしました、PC2のOPです。登場どうぞ。
姫乃 :#1d10+40 登場します!
 Dice... himeno:1d10=(3)=3+40=43
光 :#1d10+32
 Dice... Hikaru_A:1d10=(5)=5+32=37
姫乃 :まずまずです

――Elysionの支部長室。
1人は任務の指示を受け。
もう1人は定期検査を終えて喫茶スペースで一服してた所に声をかけられて。

それぞれやってきた二人は今回の任務、もしくは仕事の依頼の説明を聞く事になった。

仕事の内容は、FHや他の組織が絡んでいないいわば"野良"ジャームの討伐。
――だが話を聞くにつれ、組織どうこうを差し引いても始末に負えない手合いである事を思い知らされることになる。


GM : 美鈴「……今回の相手の資料はこちらになります」す、と一枚の書類をテーブルの上に置き。
光 :「どれどれっと」
姫乃 :「"テレプシコーラ"神楽堂 姫乃。只今、参りました。」 そして、資料に軽く目を通す。
GM : 美鈴「コードネーム"Faceless Murder"。……端的に説明すると、OV能力を最大限に利用した殺人鬼です」
姫乃 :「……殺人鬼、ですか。」 眉を潜めて、溜息を吐くように。
GM : 黒巣支部長代理である天城美鈴はこく、と頷き。
GM : 美鈴「……被害にあった人物はこれまでに20人近く。にもかかわらず、包囲網から逃れ続けてきた厄介な手合いです」
光 :「やばすぎるでしょう、それ……」
GM : 美鈴「それでも隣街の支部であと一歩の所まで追いつめたのですけどね。一瞬の隙をつかれたとのことで……」
GM : 美鈴「交戦時の被害もあって、この街に逃れたところまで突き止めるのが精一杯だったと」
姫乃 :典型的といえば典型的な手合いなのですが、と小さく呟き。それでも、厄介な相手であることに、頭を抱える。
光 :「話を聞いてる限りだと、殺傷力より逃げ隠れする能力の方が高くて面倒と見ましたが」
GM : 美鈴「……ええ。"彼"の犯行の手口もありますので、なおの事です」
GM : 美鈴「可能ならば、エージェント側で対応したかったのですが……」 
GM : どうにも手が足りない、と。
光 :「手口? 気の赴くままとかじゃないんですか?」
GM : 美鈴「……それが。被害者の素性が分かる物は、"身体部分"を含め入念に処分しているようでして」
GM : 具体的には"顔"とか、と。重い息を吐く。
GM : 美鈴「それらも勘案して、戦闘力もそうですが情報収集能力に長けた人員を……と考えた結果、というわけです」 姫乃を見る。
姫乃 :「……また、悪趣味と言いますか。」 犯行を発見した方の苦労が忍ばれます、と。
GM : 美鈴「……年齢的にも、そろそろエージェント待遇に引き上げるべき時期に来ていますしね」
光 :「……ひょっとして俺の方が呼ばれた理由、これの副作用をレーダーにってことですか?」 透明なままの獲物をこんこん叩く
姫乃 :「なるほど、了解しました。」 黒髪を揺らして、納得の表情で頷く。
GM : 美鈴「ええ……そちらも実績がありますし。適任と判断したので声をかけさせていただきました」 検査でご足労いただいた直後で申し訳ないですが、と。
GM : >光
光 :「まあそういう事情ならわかったっすよ。」
GM : 美鈴「ありがとうございます」 目を伏せて謝意を示し。
GM : 美鈴「そして改めて……"Terpsichora"神楽堂姫乃さん。貴女に、"Faceless Murder"の討伐任務を命じます」
光 :「で、まずはどうします? 夜な夜な町中うろつくとか?」
GM : 美鈴「任務の遂行に当たり、貴女にエージェント相当の権限を付与します……宜しくお願いします」
姫乃 :「了解しました。本日付けより任務に取り組みます。討伐をもって任務達成とみなして、かまいませんでしょうか?」
GM : つまりは、必要に応じたイリーガルの起用やら調達の手配とかも任せる、と。
GM : 美鈴「はい。それで構いません」
GM : #上の"宜しくお願いします"一旦削除
姫乃 :「わかりました。」 こくっと素直に頷く。今までは、他の方が現場指揮官としてカバーしてくれていた部分だ。自分も、そろそろ経験しておくべきだろうと、素直に考える。
光 :「んじゃ行きましょうか。ところで何て呼びましょうかね。神楽堂先輩、とか?」
姫乃 :「いえ、姫乃でも姫乃さんでも、お好きに呼んでくださってかまいません。」
光 :「じゃあとりあえず姫野さんで。」
姫乃 :「私も、なんとお呼びした方がよろしいでしょうか?」
姫乃 :阿見川様?光くん?ご主人様? 呼び方は色々あるので迷いますと。
光 :「年期も年も下ですし、それこそお好きにどうぞ。」
姫乃 :「うーーん、それが一番困りますねぇ。マスターですと、水原さんになりますし。久能さんからは、ご主人様と呼ぶのは止めなさいと釘刺されていますし…」
姫乃 :普通に、阿見川さんで良いのでしょうか?と、腕を組み、黒髪を揺らして考え込む。
光 :「まあ行きながら適当に決めてください」(訳:次回まで先延ばし
姫乃 :「了解しました。では、宜しくお願い致しますね。」 右手を差し出して、握手を求める。
光 :「よろしくお願いします」 握手
GM : 美鈴「それではお二人とも、宜しくお願いします――」 
GM : ということで、これまた珍しい組み合わせの二人組が事件解決に乗り出す事になったのだった。



[Master Scene]

「運が無かったね、君。"僕"みたいなヤツに出会っちゃってさ」

街の裏路地に人影が一つ。
人影は言葉を呟く。誰かを憐れむかのように。

「"僕"にとっては幸運だったけどね。君みたいに特徴が無い人間って、身を潜めるのには丁度良いんだ――」

更に言葉を呟くと、人影は地面に膝をつき、何かに触れる。
何か液状のものが飛び散るような音が数秒響いた後。

「……これで良し、と。まあ、この幸運に感謝してありがたく使わせてもらうよ、君の"顔"」

人影は立ちあがって、路地裏の奥に消える。

――人影が消えた路地裏に残されたのは、"人"だったであろう肉の塊が一つ。
その"顔"があったであろう箇所は何もなく、ただ赤く染まっていた。

「しかし、やっぱり男ばかりだと物足りないなぁ――次は女の子にしようっと」

2.Middle Phase

Middle-1「New victim」
Scene-Player:"正位置の太陽" 津嶋皓&"崩れ去るもの" 菅原道之
Place:黒巣市街/通学路 登場:OK
GM : 登場どうぞ。
道之 :#1d10+42
 Dice... Michiyuki:1d10=(5)=5+42=47
皓 :#1d10+42
 Dice... kou_t:1d10=(5)=5+42=47
皓 :あらお揃い。
道之 :仲がいいな

――数日後。

一旦気にし始めると気になるもので。
何度かそれとなく一郎の様子を見てみたものの、あの日以上の違和感を感じる事は無かった。

そんな中偶然鉢合わせ、何となしに歩いていた帰り道。

橋の真ん中で、見知った顔がたそがれている。伊藤愛未だった。


皓 :あれ。と気づいて足を止めた。「伊藤さん」
道之 :「そんなこんなで、うちの連れは忙しいわけじゃないけど、どうにも間が悪いらしい。……と、あれ」どうでもいい話をしつつ、人影に気付く
GM : 愛未「……あ、こーくんにみっちー」 ちーっす、と軽く手を上げて挨拶するも、どことなく元気がない。
道之 :「しおれてるね」
皓 :「どうかしたの。というか、山崎が一緒じゃないの、ちょっと珍しい?」
GM : 愛未「……まーね」 一郎の名前にはちょっと顔を曇らせて。
皓 :大体なんだかんだで一緒だよね。帰り道とか。と周囲を見回して。
GM : 愛未「……なんでも、ないよ。ちょっと約束忘れられてただけだし」
皓 :「……落ち込んでるっぽいの、その辺が理由?」
道之 :「約束をー、って、山崎が?」
GM : 愛未がこく、と頷いた直後。一瞬だけ世界が色を失う。
皓 :「確かに、山崎が……ってちょっと珍しい気がするよ──」
GM : ――《ワーディング》。しかしそれは一瞬で消える。
皓 :道之の言葉に同意を示しつつ、あれ。と言葉を止めた。
皓 :張られた方向わかります?
GM : ちなみに方向としては逆方向だから、愛未は関係なさそう。
皓 :んー。道之に彼女は任せて、そっちにそれとなく行ってみていいかな僕。
道之 :「――……」じゃあ、はっきり判るようにそっちを一度は向くよ
道之 :<《ワーディング》には気づいてるよ、っていう晧君向けアピール(何
GM : あ、そこまでしなくてもいいですよ。>津嶋君
GM : 愛未は二人の様子をすこし訝しげに見たが。
皓 :おぅ。了解。
GM : 愛未「……ごめん、用事を思い出したから行くね」 またね、と言って返事を待たずに駆け出していった。
道之 :「え、用事って急に……あー、行っちゃった……」
皓 :おぅ。まぁ追うのも無粋かなぁ。ワーディングの方向に行かないなら、とりあえず見送ろう。
GM : 《ワーディング》の発生点は、ここからでは良く見えない。
皓 :「……で、何だろうねさっきの。気になるし、見るだけ見に行ってみない?」と、彼女が去ったなら道之に声をかけてみる。
道之 :「……そうだね。伊藤さん追いかけるのも何か違う気がするし」ちょっと悩んだが、頷く。
皓 :ではそちらに近づいてみてみようかなと。
道之 :「ややこしい話じゃないといいんだけど」
GM : では、路地の一つから僅かに嗅ぎなれた匂いがするな。血の匂い。
皓 :「……甘い期待かなぁ……」それには苦笑で返した。
皓 :やだよぉぉぉ嗅ぎ慣れてくなんてないから!!
皓 :慣れたく、だ。
GM : 2nd時代から場数踏んでるんだから諦めなさい……(何
皓 :(うわぁん)
道之 :「……駄目だこれ。甘い期待は一瞬で砕けた」
皓 :一瞬眉を顰めつつも、そちらを伺いますよ。生きてる気配はないよね。
GM : 残念ながら、無い。
GM : なぜならそこには、バラバラになった"人間"と思われるものの遺体しかないから。
皓 :一瞬息をのんで、さすがに立ちすくんだ。「──……何だこれ」
皓 :みっちゃんまだ見てないならさすがに下がれというぞこれは。
道之 :残念ながらもう見てそうな。
道之 :「ミンチか……」口元を抑えて顔をしかめつつ、後々警察の邪魔になってもめんどくさいので触れないけど、考察します。死因と言うか、どういう殺され方をすればこうなる?
GM : まあ、おそらくはそれなりに鋭利な刃物でめった切りにされたパターン。
GM : あと、顔とか手とか。身元の判別に使われそうな部位が無くなってるな。
皓 :「……さっきの気配からすると、連絡入れる先って警察じゃないよねこれ」
道之 :「……ギリギリ、『人間』の手でも出来なくもないやり方だけど、異常性が『人間』のそれじゃないね……顔と、手……?」
GM : ――そういった直後。
GM : 風切り音が響いて何かが二人に向かって飛んでくる!
皓 :歯列があれば判別も出来るけど、そういうのもないのかなっておおお!?
GM : ま、適当に避けても良いですよ。
皓 :「──道之!」 とっさに声をかけて注意を促しつつ、そいつを得物ではじいていいかな。
道之 :「……ちぃっ」。じゃあ、演出で《浄玻璃の鏡》を使う。影から大きな右手が現れて盾になる。
GM : OK。それはあっさりと弾かれて飛んできた方向へ戻っていく。その先には帽子を目深にかぶった人影。
GM : ??「ちぇ、外しちゃったか。"いつも"なら一発で殺れてたのに」
皓 :「気配はないと思ったけど。……これ、あんたのしわざ?」その姿に構えを崩さず、軽く半眼で声をかけた。
GM : ??「そうだけど?」
皓 :「何のつもりでこんなことしたんだよ」
道之 :「何者だい?そして、目的は?」
光 :#1d10+37 先に登場の侵蝕だけ 演出はぼちぼち
 Dice... Hikaru_A:1d10=(3)=3+37=40
GM : ??「さて、何者だろうね。あと目的ね……特にないな。しいていうなら、趣味?」 こて、と首をかしげ。
道之 :「判りやすい返答痛み入る」
GM : 君らを狙ったのは後始末の邪魔されたからだけど、と。
皓 :「趣味で済ませられる状況かよ、これが」
GM : ??「そう言われても、"僕"にとってはそうとしか言いようがないなぁ」
GM : くるくると手の中の何かを回しながら。どうやらナイフっぽい。
道之 :「背後関係がないというのは気楽でいいね……続ける気、あるかい?応じるよ?」
道之 :何時もと変わらないテンションだが、言動が好戦的だ。
皓 :「まぁ、こうやって出てきて、お互いに逃がす手なんてないだろ」
GM : ??「遠慮しとくよ。流石にこの早さで"こっち側"の人間が出てくるとは思ってなかったし」
皓 :「このまま見過ごして、その『趣味』とやらに興じられる訳にはいかないしね」
GM : そう言って、人影は距離を取ろうと。
皓 :さりげなくすり足で間合いを図りつつ。隙を見て飛び込みますが逃げるならどーぞ!(メタ)
道之 :「逃げる気かい。まぁ、乗り掛かった舟だし、曲がりなりにも勝手をされたんだ。無視はできないね」
光 :んー、じゃあその辺で背後をふさぐ形で登場したい。
GM : あ、どうぞ。まあ逃げるけど(何
道之 :うん、顔を合わせるだけは合わせると良い!そして四人がかりで逃げられるのだ!(メタ)
皓 :知ってる! <逃げられる
光 :面識持ちたいだけなので(何 「えっと、確かワーディングはこの辺だったはず……ん?」
皓 :じゃ、その同時くらいのタイミングで、相手に向けて踏み出そう。
姫乃 :#1d10+43 登場しますね
 Dice... himeno:1d10=(7)=7+43=50
GM : では津嶋君が飛び込んだ直後、《瞬間退場》。
GM : "腕"を伸ばしてナイフを壁に付き刺し、ばね仕掛けのように身体を宙に投げて建物の向こう側へ消える。
GM : で、飛び込んだ津嶋君と光君に反応あり。
姫乃 :「阿見川さん、速いですね。さすがはハヌマーンです・・・」
道之 :では、《飢えし影》で背中に射撃攻撃入れようとして逃げられる感じで。
皓 :「──……っ」飛び込み、尽き出した得物が空を切ったことにたたらを踏んで。逃げた方向を見やった。
皓 :そして反応とは。
GM : 津嶋君には帽子の下から一瞬だけ"山崎一郎"の顔が見えた。光君は"遺産"がはっきりと反応した。
GM : ――今去っていった人間がジャームである事を示す証。
皓 :………きづきたくなかったよねぇ……(涙)
光 :「っ!? 手前待ちやがれ!」 思わず人目を気にせず建物に飛び上がろうとする。 誰か止めて!(何
皓 :「……山崎?」思わず、と言った形で声が漏れつつ。
道之 :「時間の無駄だ!もう追いつけない!」じゃ、光くんにはそう叫ぶ。
光 :「ち、反応あった瞬間抜くべきだったぜ……」
皓 :むしろこっちが気は気じゃないよこれ!?
姫乃 :「遅かったですか……」 状況を瞬時に観察。事件現場で犯人らしき人物が逃走したと判断。
道之 :「……さて、本当にややこしくなって来たね……津嶋君、連中への説明は任せ……どうかした?」
光 :で、ジャームが消えたんで嫌悪感が来て落ち着いたところで。 「あれ? 津嶋先輩?」
姫乃 :「状況を整理しましょう。まずは、事件現場の封鎖を手配します。」
皓 :「……一瞬だけど。さっきのやつ……山崎に見えた」道之の問いかけには、ぎりぎりそう答えた。
GM : 封鎖の依頼には、エージェントから了解の返事が入ってくる。
道之 :「山崎に?」嫌な予感がしてきたので、先ほどのバラバラの死体にもう一度目を向ける。……あるか?……ないか?
姫乃 :「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お知り合い、でしょうか?」 表情と言葉から、不吉なものを感じ。
光 :「……えと、お二人とも。とりあえず一緒に支部に来てもらえますか。情報交換とか……後、落ち着くために」 ちょっと気を遣ってみる
皓 :「──ごめん。うん、でも……」その言葉には上の空で頷きつつも、知った顔らしき人物が去ったほうを再度見やった。
道之 :「数日前に一緒に登校してた程度には」知り合いか。の言葉にうなずく。
GM : えーと。今回は持ち物がちょっと残ってるんだが、野球のバットとかあるし山崎の物では無さそう。
道之 :「支部――……それは、UGNの支部のこと、だね?」
道之 :おっと。ない、か。おk
姫乃 :んーと。持ち物、残っているんですか?
GM : 残ってますね。
GM : 結構持ち去られてはいるっぽいが。
姫乃 :《プロファイリング》使えます? 犯人と、どこまで関係あるか? <犯人らしき人物の持ち物かどうか
光 :さっきの話だと今回は途中だったらしいし。
道之 :「僕らは後始末の途中に駆け付けた形になったらしい。遺留品もある。UGN(そっち)の組織力なら、追跡も可能かもしれないね」
GM : 使って良いですよ。>《プロファイリング》
道之 :「――……行って来たら?連中への説明は、僕の方でやっておくさ」津嶋君に、そうなげかけておく
姫乃 :了解です、使います!
GM : 持ち物は被害者の物。犯人とはほぼ面識なさそうで、どうも衝動的にやってしまったっぽい。
姫乃 :「……遺留品がありますか。犯行の後始末の途中だったのでしょうか。持ち物は、被害者の物のようですね。」
GM : で、菅原君のセリフ通り"後始末"の途中にPCの気配を感じて、一旦身を隠して不意打ちで始末するつもりだった様子。
GM : こんなとこかな。
姫乃 :了解です。
皓 :一瞬考えつつ。「……ごめん、伊藤さんたちの様子一旦確認したら、すぐそっちに行くから」落ち着いたら場所連絡してよ。と告げつつ退場構いませんかGM。二人の様子を確認しておきたいこれ。
GM : 了解。
道之 :「オーケィ」
皓 :じゃ、三人に場を任せて一旦退場します(フェードアウト)
GM : あ、ただその結果は先に言っておきます。愛未さんは普通に家に居るが、山崎君はまだ帰ってないそう。
道之 :成り行きとはいえ、よりにもよってな話の流れになって、困った顔で眼鏡を直す。
光 :「ところで。津嶋先輩はUGNでOVの先輩だって聞いてますけど、あなたは?」
道之 :「そこなんだよね」
道之 :「僕の名前は菅原 道之……って言うだけなら簡単だけど、肩書まで用意するとなると、ちょっと話はややこしくなる」
道之 :「黒高3−B出席番号13番――さっき津嶋君の言ってた山崎一郎の同級生で、この繋がりからちょっと、僕も事件に介入したいと考えている」
道之 :「“ルビーのヒル”。……このコードネームは多分、UGNにも記録されてるんじゃないかな?力の弱い、端っこいOVとして」
道之 :「鴻央会系暴力団・菅原組若頭……今回は、組は関係ないね。ただ、暴力沙汰には慣れているし、望むところってだけだ」
道之 :「あとは……」カードを取り出す。
道之 :「“崩れ去るもの(La Torre)”。FHのとあるセルの『塔のカード』が、僕の能力を証明している」
姫乃 :そのカードと、そのセリフに眉を潜めて
光 :「……FH!?」 思わず刀の透明化を解除して柄に手をかける
姫乃 :「……単刀直入に、聞きましょう。事件の介入をご希望ということですが。それは、単純な助力として?それとも、FHや組の関係で?」
道之 :「……今回は、FHも鴻央会も関係ないよ。ただの、成り行きでここに来てしまった」
姫乃 :「……わかりました。では、イリーガルとして、今回は処理させて頂きます。」
道之 :「…………それでいい」思うところがあるのはこちらも同じだが、それだけ吐き出す。
光 :「ちょ、いいんですか? 確かにまだ『堕ちていない』のは確かみたいですけど。」
姫乃 :「……あと。札の関係者である以上、支部にはご案内できませんね。近くの喫茶店に向かいましょうか。」
姫乃 :「支部長代理には、ご報告させて頂きます。それで、かまいませんね?」 道之くんに、確認を。
道之 :「構わないさ。僕としても、あんまり馴れ合いたくないところだしね……あー、阿見川くん」
道之 :君が知っているかは知らないが、こっちはロイスがあるので君のことを知っているw
光 :そうなのよねえ
姫乃 :「阿見川さん。私、これでも、現場では柔軟に対応できますよ?」 少しいたずらっぽく微笑みながら。
道之 :「……系列としては、ある程度同じところだからね。永沢組のお嬢の話は耳に入っているよ。アレとそう変わらない話と考えてもらっていいよ。『やられたから、やりかえす』。それだけだよ。僕は」
光 :「……これって呉越同舟飲む流れですかね、俺が。」
姫乃 :「そうして頂けると、助かります。」黒髪を揺らし、頭を下げる。
光 :とりあえず道行くんに□納得/■疑惑でロイス取っておこう。
道之 :あいw
道之 :「……さ、案内してくれ。こっちも譲歩する。そっちの許すレベルの扱いで構わない。今回の話については――」
道之 :「――これでも、切羽詰っていると考えているからね、僕も。津嶋くんと同程度には」
光 :「……仕方ない、で今のところ押さえておくことにします」 不承不承刀を収める。
姫乃 :「ありがとうございます。では、移動しましょうか。」責任を被るのは最終的に自分、と重々にわかっていても。

皓 :ここでPC間とシナリオロイス指定しておく。道之に ■連帯感/隔意 シナリオロイスは伊藤さんに ■友情/不安で。追加で山崎に 友情/■猜疑心 で追加取得しときます。
GM : 了解。



Middle-2「The feeling becomes the reality」
Scene-Player:"切った張った" 阿見川光&"踊る剣姫" 神楽堂姫乃
Place:黒巣市街/喫茶店 登場:OK
GM : 登場どうぞ。
姫乃 :#1d10+50 登場しますね
 Dice... himeno:1d10=(4)=4+50=54
道之 :#1d10+47  登場したほうが自然なのでしておきます
 Dice... Michiyuki:1d10=(7)=7+47=54
光 :#1d10+40
 Dice... Hikaru_A:1d10=(9)=9+40=49

丁度近くにあった喫茶店に入り。
人数分の注文を店員に告げる。

注文した品が届いたのを見計らって、話に入る事にした。


皓 :#1d10+47 ぬかった。遅れてですが登場しときます。
 Dice... kou_t:1d10=(8)=8+47=55
GM : というわけで情報収集シーンです。項目は以下3つ。いずれも2桁突入でで間に合います。
道之 :あ、関係ないですが、こちらもシナリオロイスにorつけてましたが、山崎へのロイスってことでお願いします。
GM : あい。
GM : ・"Faceless Murder" 情報:UGN
GM : ・"山崎一郎" 情報:噂話
GM : ・"伊藤愛未" 情報:噂話
GM : 以上。
姫乃 :皆様、お好きにどうぞ。
光 :とりあえずロイスでもあるしFaceless MurdeをUGNで。要人への貸しも使用
皓 :ごめん。と頭を下げつつ集まってる席に遅れてやってきた。
光 :#5r10
 Dice... Hikaru_A:5r10=(8,4,8,10,2)=Critical!!
 Dice... Hikaru_A:1r10=(3)=13
光 :成功。
道之 :んーと、判定をまずやっていくか。山崎について調べたい
皓 :こちらはロイスも持ってるし、伊藤さんを振ってみるよ。心許ないけど。
道之 :〈情報:噂話〉はコネあり
道之 :代紋バッジで【社会】判定に+2の達成値修正。ただし【社会】1><;
道之 :#3r10+2
 Dice... Michiyuki:3r10=(4,5,2)=5+2=7
道之 :うーん、いまいち
皓 :#3r10+1
姫乃 :んと、では。
姫乃 :それに「バディムーブ」 その判定の達成地に+3してください
 Dice... kou_t:3r10=(6,8,6)=8+1=9
道之 :ありがたい。達成値10
GM : いずれもフルオープンですね。
姫乃 :財産点の余裕はありますか?
皓 :ではこちら。コネなどある訳がない。噂話:1で3個。
皓 :お。よかった(お財布握りしめてた)
GM : では、情報開示します。

GM : ◇"Faceless Murder"
GM : 自身の欲望――おそらくは殺戮衝動を満たしているジャーム。
GM : 1-4:
GM : 別の街から黒巣市に逃げ込んできたという、OV能力を最大限に使い
GM : 今までの被害者は例外なく身体をバラバラにされて殺害されており、
GM : かつ身元が発覚し易い顔などの部位が取り除かれている。
GM : 5-8:
GM : "彼"が良く使う逃亡の手口として一番可能性が高いものは、自身が殺害した誰かに"化ける"事。
GM : 一言でいうと簡単だが、見た目のみならず記憶や人格もかなり精緻に再現しているようで、
GM : ちょっとやそっとでは見抜けないレベルに達している。
GM : これが先述の殺害の手口も合わせて、被害の把握を困難にしていたと推測される。
GM : 9-:
GM : 黒巣市に潜伏する直前にも凶行に及んだようで、
GM : 酷似した手口による他殺体が隣街、それも黒巣市との境目で見つかったとの連絡が入ったとのこと。

GM : ◇"伊藤愛未"
GM : 1-3:
GM : 津嶋皓と菅原道之の共通の知り合いであり、黒羽学園3−Bの学生。
GM : 全体的に活発で軽い感じなのもあってか、友人も多い。ちなみに女子剣道部員。
GM : "山崎一郎"とは幼少期からの幼馴染とのことで、周りからの印象は友人以上恋人未満。
GM : 4-7:
GM : 彼女が落ち込んでいたその日、一郎とちょっとした口論になっていた様子。
GM : どうやら「毎年の事」である約束を一郎が忘れていた模様。
GM : 8-:
GM : 実は一郎とは誕生日が同じである。
GM : そのため、毎年こっそり互いにプレゼントを贈り合っており、
GM : 今年も贈るつもりで用意していた様子。

GM : ◇"山崎一郎"
GM : 1-3:
GM : 津嶋皓と菅原道之の共通の知り合いであり、黒羽学園3−Bの学生。
GM : 全体的にのんびり屋であり、顔つきは普通。ちなみに図書委員である。
GM : "伊藤愛未"とは幼少期からの幼馴染とのことで、周りからの印象は友人以上恋人未満。
GM : 4-7:
GM : 基本的に小さいものでも一度した約束はきっちり守る律儀な性格で通っている。
GM : そのため、愛未が大事な約束を忘れられたと言っていたが、
GM : 何かしら理由があってのことである可能性が高い。
GM : 8-:
GM : 数日前の休みに、お世話になっている人物にプレゼントを買うとのことで
GM : 隣街に出かけると言っていた様子。

GM : 以上です。
皓 :いやな予感しかしなさすぎなんですが(まがお)
GM : ……お察しください(目を逸らし
皓 :察するも何も!!
道之 :この、完全に終わっててどうしようもない感
姫乃 :「確認します。推定、犯人の顔は、山崎さんで間違いないですね?」
姫乃 :ついでに、喫茶店の席に着くなり、状況報告と事件関係者で協力を申し出ているイリーガル2名の登録の許可を支部長代理に送信 <《タッピング&オンエア》
GM : 了解の返答が帰ってくる。まあ、菅原君に対する注意点についても姫乃さんの想定通りな感じで。
皓 :まず一気飲みで出された水を煽った後、いささか乱暴気味にグラスをテーブルに置いた。
皓 :「……そう見えた。けど、山崎だったら僕たちを見て、あんな他人行儀な態度は取らないだろ」
皓 :姫乃さんの問いにはそれだけ応えておく。まだ確定してないなら信じない。
姫乃 :「発見された他殺体の、身元確認が取れれば確実なのですが……」 冷静に、冷徹に事件の状況を整理していく。
道之 :「…………」ちゅー……と、ストローでウーロン茶を飲んでいたが、全部飲み割り、ことりとグラスを置く。
道之 :「早いところ結果が聞けると助かるね。ほぼそうとしか見えないところだけど、確定したか否かでは、心構えが結構違ってくる」
道之 :<身元確認
道之 :「何にしろ、ここからどうするかって……"Faceless Murder"を追いかける他ないところだよね」
皓 :「……山崎は帰ってきてなかったみたいだよ」言いにくそうにそれだけ告げて。
皓 :「なんにせよ、あいつを探して確かめないといけないんじゃないか」
道之 :「そうだね」
姫乃 :「伊藤さんの無事は確認できたのですか?」
皓 :「今のところはね」
光 :「ならそっちの護衛も必要でしょう。さっきの奴が近づいてきたら、彼女じゃ危険に気が付かない。」
道之 :「うん……もしも奴が山崎の顔を使っているのだと考えると、伊藤さんの身の回りを含めて、山崎の普段居そうな場所に重点を置くのがいいのかもね」
姫乃 :「では、そちらの護衛をお任せします。私は隣町の身元不明の死体を確認に参ります。」
皓 :「……護衛自体は否定しないけどさ。伊藤さんが間違いなく狙われるって訳でもないだろ」矛盾した言い方だとはわかっていつつも。つい反論が出た。
道之 :「あくまで可能性の問題だね。せっかく山崎の姿をしているんだ。『狙いやすい場所』っていうのが出来てくる」空になったコップを凝視しながら。
姫乃 :「可能性がある、だけでも動くには充分かと。酷な言い方ですが。」
姫乃 :「――――――――――――――――万が一、襲われたら、後悔だけでは済みませんよ?」
姫乃 :さらりと黒髪を揺らして。無表情に、冷酷に。
光 :「そもそも殺戮衝動のジャームですよ? 極論を言えば町中の全人間が狙われる危険性はあります。全部護衛するのも不可能です。」
光 :「ならせめて『少しでも危険性が高くなる人』に護衛つけるくらいしかできません。」
道之 :「ま、僕はそう言う前提で動かせてもらうよ……伊藤さん含めて、『本来の』山崎が現れそうなあたりに、根を張っておく」事実上、伊藤さんの護衛に近い立ち回りだ。
皓 :「……わかったよ。なら、僕はその可能性を根本からなくす方で考える」
皓 :「犯人と思しき人物がどこに出るかぐらいの目星は付けられるんだろ。そっちの情報を回してよ。事が起きる前に何とかするさ」
姫乃 :「了解しました。では、皆様の携帯を少々、拝借しますね。」私の能力で、全員分、即座に繋げられるようにしておきますので。
光 :じゃあここでこー君に■同情/□不安でロイス取っておこう。
皓 :ぉぅぃぇぁ。
道之 :あー、方針が決まったところで、伊藤愛未に■庇護/□不安 でロイス取っておこう
姫乃 :私も、ロイスを申請。菅原 道之くんに■誠意/□猜疑心を
皓 :「とりあえず……伊藤さんの方、よろしく頼むよ。何かあったらすぐ連絡してよ」道之と光にはそう言っておく。
道之 :「ああ……判っているよ」
光 :「任せてください。」
姫乃 :阿見川 光くんに、■連帯感/□不安を。
道之 :「携帯、ね」まぁ……いいだろう。一度預けるよ。
姫乃 :「あぁ、いえ。そのままで大丈夫ですよ。遠隔で繋げられますから。」 《タッピング&オンエア》使用!
道之 :「ん、どーも」
姫乃 :「それでは、皆さん。宜しくお願いします。私も確認調査が終了次第、連絡と。すぐに、こちらに戻って来ますね。」
皓 :こちらも特にてらいなく差し出しておく。
皓 :「わかった。じゃ、また」
皓 :それだけ言ってさっさと席を立って行こう。

道之 :「……あ、楓華?ごめん、話が立て込んでてね。ちょっと留守にするよ――うん?いや、大丈夫だ、っていうか、来ない方がいい。UGNと、つるむことになったから……あぁ、うん。大丈夫――これは、UGNもFHも関係ない、僕の問題だから。待ってて」



Middle-3「Cruel reality」
Scene-Player:"踊る剣姫" 神楽堂姫乃
Place:黒巣市街/被害現場 登場:(一応)OK
GM : 登場どうぞ。
姫乃 :#1d10+54 登場しますー
 Dice... himeno:1d10=(1)=1+54=55

隣街と黒巣市街の境目。
――その裏路地に姫乃は居た。

"Faceless Murder"が、黒巣市に潜伏する直前に凶行に及んだという場所である。


GM : "遺体"の片づけは流石に済んでおり、痕跡はほぼ残っていない。
姫乃 :「難しいものですね。エージェント、指揮官というのは。六会さんや天城支部長代理には、いつもこんな感じでお仕事に取り組んでいるのですか。」
GM : ただ、まだ完全に消せたわけではないのか、僅かに血の匂いは感じる。
GM : エフェクトを利用した"人払い"の処置が施されているのも、それが理由だろう。
GM : と、ここで姫乃さん。ちょっと感覚で判定してみてください。高くなくていいです。
姫乃 :あえて感情を抑えて、淡々と事件の真相に迫る。チルドレンとして動くのとは、また違った感覚に戸惑う。
姫乃 :感覚ですか・・・・ 姫のんの弱点なんですよね・・・
姫乃 :#2r10
 Dice... himeno:2r10=(3,8)=8
GM : OKです。
姫乃 :良かったー
GM : ふと、物陰に目をやると。何かきらりと光るものが目に留まった。
姫乃 :「何か光ってるものが?あれは何でしょうか。」
GM : 覗き込んでみると。僅かに血の付いた、きれいにラッピングされた小さな包みがあった。
姫乃 :「…………」 状況的には、”そういうこと”だろう。ゆえに、包みの中身を開けるのはためらわれた。
姫乃 :とりあえず、手に取ってみましょう。軽い?あと、大きさ的にはどれぐらい?
GM : 軽いです。手のひらに収まる程度。
姫乃 :ささやかな贈り物といった感じでしょうか。
GM : ですね。包み紙の雰囲気からして、女性宛てだろうとは予想できる。
姫乃 :「―――――はぁ。」 大きく息を吸って吐く。過去の事件と照らし合わせても。今の状況は最悪とは呼べない。
姫乃 :――――それでも。被害者のこと、伊藤さんのこと、お知り合いである津嶋さん、菅原さんのことを思うと、我知らずにため息が出た。
姫乃 :「これは……どうしましょうか。とりあえず、私の方で預かっておきましょう。」
姫乃 : 
姫乃 :手に取ったプレゼントに《プロファイリング》。先ほど聞いてきた山崎さんとの人となりと照合を取る。
姫乃 :彼なら―――、伊藤さんにこのような形で誕生日プレゼントを用意するだろうか?
GM : その照合から導き出された答えは――YESだ。
GM : 彼は約束を忘れてなどいなかった。今年もちゃんと渡すつもりで購入しに行き――
GM : その帰り道で、"Faceless Murder"と遭遇し、逃亡の甲斐無く殺害されたのだろう。
姫乃 :「自分で判断しておいて。その答えに、ため息が出るのは虫が良すぎるのでしょうか。」なんともやりきれない表情で。天城支部長代理に連絡を取る。
GM : コールはすぐに繋がる。
姫乃 :「こちら、テレプシコーラ。隣町の境目である事件現場に到着しました。事件現場にて、被害者の遺留物を発見。」
姫乃 :「被害者の身元は特定できましたでしょうか?」
GM : 美鈴「……ええ。ちょうど先程連絡がありました」
GM : 美鈴は一旦言葉を切り。
GM : 美鈴「被害者は"山崎一郎"さん。黒羽学園の学生――津嶋さん達のご友人で間違いありません」 はっきりと告げる。
姫乃 :「……わかりました。ありがとうございます。 伊藤さんの下に急行した方がいいですね。」
姫乃 :そして、一旦、息を吸って吐き
姫乃 :「―――――――――――――――――――――このプレゼントは、伊藤さんに渡してあげるべきなのでしょうか?」 誰に聞くともなく。つぶやいた。
姫乃 :顔を俯けて。黒髪で表情を隠す。改めて支部長代理にはお礼を言って。通信を切った。
姫乃 :被害者の情報と。遺留品であるプレゼントを回収したことを、津嶋くん、菅原くん、阿見川さんに伝える。
姫乃 :「さて。ここからが本番です。」 踊り子は、舞台へと上がる準備を始めた。



[Master Scene]

薄れゆく意識の中で思い返す。

愛未へのプレゼントを買った後。誰かが道端にうずくまっているのを偶然見かけて。
病人かケガ人かと思って、救急車を呼ぼうとしたら突然襲われて。

そして気づいたら今、こうしてどこかも分からない路地裏で倒れている。
見える血だまりの一つには、自分の腕が転がっているのが見えた。
持っていたプレゼントの包みも、投げ捨ててしまったのか残った手の中には無かった。

何でこうなったのか考えても分からない。
――ただはっきりしているのは、もう二度と愛未には会えない、ということだろう。

――約束、守れなくてごめん。
――今年は、言おうと思ってた事があったんだけどなぁ……。

その心のつぶやきを最後に。
"山崎一郎"の意識は途切れ、永遠に戻る事はなかった――



Trigger「Faceless Murder」
Scene-Player:"正位置の太陽" 津嶋皓 
Place:黒巣市街/裏道 登場:可能
GM : 登場どうぞ。
皓 :#1d10+55
 Dice... kou_t:1d10=(9)=9+55=64
皓 :やっべぇな……。

姫乃に現場の確認を任せ、街に残った君達。片方は愛未を始めとした襲撃の可能性が高い人物の警護に。
そしてもう片方――君は一郎を探して夕暮れの街を駆け巡っていた。

GM : そこにかかってきた一本の電話。"伊藤愛未"からだった。
光 :#1d10 なら一応、そっちと行動しておこう。探すならそっち側だ。
 Dice... Hikaru_A:1d10=(6)=6
光 :と、55%。
皓 :差が出てきましたな。
皓 :「っと。ごめん」
光 :ハヌマーンにはCXまで誤差(何
皓 :光にはそう断っておいて電話に出ます。
GM : 愛未『あ、こーくん。ごめん、ちょっち聞きたいんだけどさー』
皓 :「あ、うん。どうかした?」
GM : 愛未『……もしかして一郎、そっちに来たりしてない?』
皓 :「……うーん、いや? 今のとこ会ってない、けど」
GM : 愛未『……そっか……ホントに約束、忘れたのかな……家にも居なかったし……』
皓 :探してるとこなんだけどね。とは言葉にはせず。「伊藤さんも探してるとか? とりあえず見つけたら行くように言うからさ」
皓 :「今は家に帰っておいた方がいいよ。暗くなったら物騒だしね、今」
GM : 愛未『……うん……もう一度待ち合わせ場所の近くに来たから、それでいないか確認したら帰るよ』
GM : 愛未『毎年"商店街の噴水の前"で、待ち合わせして――』
皓 :え。とそれには声をあげて。
GM : というところで、風切り音と共に何かが削れるような音を立てて、電話が切れた。
皓 :今そこからは遠いですか。
皓 :ってあああああもぉぉぉ遅かった!!
GM : いえ、そんなに遠くない。
皓 :思わずPLの素が出たけど!(おい)「え、ちょっと、伊藤さん!?」切れた電話に思わず声を上げ。
光 :「……先輩?」 その様子を見て
皓 :「……光、まずい。商店街噴水前、だ」
皓 :行こう。と理由も告げずに走り出す。手にした携帯で道之と姫乃さんにもそのワードだけ打っておく。
光 :「先行します!」 ワーディングで合図出しつつ《軽功》で全部飛び越えて直進していく。
皓 :とりあえず向かいます!
GM : OK、では。

……伊藤愛未は、必死で裏路地を走っていた。
津嶋皓に電話をかけている矢先に、何かが耳元に飛んできて。気づけば携帯が壊されていた。

そしてそれをやった相手――帽子を目深にかぶった男に追われて。
気づけば袋小路に追い込まれていた。

「……なんなのさ、アンタ。あたしに何か恨みがあるってーの?」
持っていた竹刀を構えて問うと――
「ううん、恨みは無いよ。"愛未"」

返ってきた、聞き覚えのある声に動きが止まり、その直後に竹刀が弾き飛ばされた。

「しいていうなら、"君"を解体してみたらどんな気分が味わえるんだろうな、っていう好奇心かな」
取られた帽子の下にあったのは、まごうことなき"山崎一郎"の顔。

「な……んで……? 一郎!? それに解体するって……!?」
「ああ、解体するってのはこの顔の子の趣味じゃなくて、"僕"の趣味なんだけどね」
「そんなこと聞いてない! アンタ一体誰!? 一郎をどうしたの!?」
「ああ、やっぱり気づいてなかったんだね」

「彼は――"僕"が殺した。まあ、彼にとっては不幸な事故だったろうね。でも仕方なかったんだ。"僕"には必要な事だったからね」

「そ……んな……嘘……っ」 崩れ落ちる愛未。

「……いいね、その顔。気まぐれでネタ明かししてみたけど、予想以上に面白い反応だ」
「お礼と言っちゃなんだけど、今回はせめて一瞬で逝かせてあげるよ――」

その言葉と共に、ナイフを構え――腕を彼女に一直線に―――

皓 :ならその間に割り込む。
道之 :よし、GM、登場します
光 :間に飛び込むように飛び降ります。
道之 :#1d10+54
 Dice... Michiyuki:1d10=(6)=6+54=60
皓 :そのまま得物でなくて腕を伸ばしてそれを受ける!
道之 :2人とは反対方向からやってきて、《飢えし影》にて男を攻撃しようとする。
GM : では、ナイフに切り裂かれたのは愛未の身体ではなく――皓の腕だった。
GM : そして飛び込んできた二つの影に思わず飛びのく。
GM : 愛未「こー……くん? みっちー?」 茫然と飛び込んできた、見知った顔を見て。
皓 :怪我には眉を顰めるだけで済ませ。伊藤さんと相手の視界を遮る形で立つよ。
光 :「先輩!」 ワーディングで愛未をまず気絶させる。
GM : 愛未「あ……」 展開された《ワーディング》に意識を保てずこて、と崩れ落ちる。
皓 :「……これは何とか間に合った、と言えるのか、微妙だね」忌々しげに吐き捨て。彼女が気を失ったことを肩越しに確認すると改めて前を向いた。
道之 :「間が悪かったなぁ。うん、あれだ、伊藤さん……今日の出来事は悪い夢だ……じゃ、ちょっと収まらないのがなぁ」
GM : 一郎⇒"Faceless Murder(FM)"「あーあ、邪魔が入っちゃった……ついてないなぁ」 一郎の顔で頭を掻いて。
光 :「せめて顔見た段階で間に合ってれば……」 既に刀の透明化は解除して構えている。
道之 :「……後のことは後で考えるしかないか。さて、“Faceless Murder”とか言ったね」
GM : FM「そっち側は"僕"をそう呼んでるみたいだね。UGNとかいったっけ」
道之 :「……僕については本来関係のないところだけど、そこはさておこう。どうせ、これからやることは誰も彼もが一緒なんだしね」
光 :「とりあえず、いい加減素顔見せやがれこの野郎!」
GM : FM「素顔? 素顔ねえ……」 こてと、首をかしげて数秒後。
GM : FM「……忘れちゃったや。まあ、どうでもいいことだけど」
GM : FM「それより聞きたいんだけどさ。隣の街の人らといい、君達といい。なんで"僕"の邪魔をするの? 君たちだって"僕"と同類なんじゃないの?」
GM : 本気で訳が分からないよ、という顔で。
皓 :「同じじゃないよ」
光 :「同じにするな。というか開き直ってんじゃねえよ。衝動に抗うどころか我慢すらしなかったくそガキが。」
道之 :「そう。まぁ、人として大切なものがジャームにはそうでもない、何てよくあることだしね」忘れっちゃった、の言葉に肩を竦める。
道之 :「似たようなものだってのは認めるけどね。似て非なる、ってヤツだよ――今のところはね」
皓 :「同じように、確かに僕たちはとっくに人ではなくなってるのかもしれない。でも、力がそうでも、考えが、人としての一線を超えてない。僕たちは、その時点で君とは同じじゃない」
光 :「俺たちは『こっち側』に居たいんだよ……」
道之 :「その一線がどこにあるのかってのは、君には理解しがたいかもしれないけどね。ま、今夜限り、その一線が折り合ってしまったから、UGN(こっち)とつるんでしまったところだけど……閑話休題。僕の結論を言おう」
道之 :「何で邪魔をするのかって?それは、君が僕の縄張りを荒らしたからだ。勝手を行った落とし前は、ここでつけていってもらう」
GM : FM「……分からないなぁ。こっちの方が絶対愉しいのに」
GM : FM「ま、良いや。"僕"の邪魔をするなら――先に君達を解体してあげるだけだよ」
GM : その言葉と共に、狂気に満ちた《ワーディング》が展開された。
道之 :「君が僕らを理解してもらわなくても別に構わないさ。それならば僕も君を理解しないだけだ」
道之 :「やって来いよ、やり返してやる」

光 :んー。じゃあGM、Sロイスの申請を。
GM : おっと、了解。他の方もあれば。
姫乃 :私も可能でしょうか?
GM : どうぞ。
皓 :Sか……どうしたものかなぁ。
光 :シナリオロイスの"Faceless Murder"をSロイスに。そしてネガの敵愾心を表にします。
道之 :Sか。すまんが話の流れ的に、経験点には換算できそうにない。シナリオロイスの山崎一郎をSロイスにしたい。
GM : 光君と菅原君のSロイスを許可します。
皓 :同じく山崎のロイスをSに。余り枠にFMに 執着/■嫌悪 で取得します。
GM : 津嶋君のSロイスを許可します。
皓 :あと山崎のロイス感情をポジに変更しておきます。
姫乃 :んー。PLの心情が若干混じるのですが。あえて矛盾した言い方をした晧くんに。姫のんも、そういう言い方をあえてした心情は理解できますので。
姫乃 :なので、Sロイスは津嶋 晧くんに。
GM : 姫乃さんのSロイスを許可します。
GM : 以上でOKですかね? 姫乃さんは調達要りますかね。
姫乃 :あ、では、パイルバンカーを
GM : どうぞ。
姫乃 :パイルバンカー(目標値:13)の購入判定
姫乃 :<調達>に能力値訓練:【社会】ソフトをD《器物使い》でインストール! そして「コネ:手配師」付きで調達!#7r10+8
 Dice... himeno:7r10=(4,5,9,9,4,2,10)=Critical!!
 Dice... himeno:1r10=(1)=11+8=19
姫乃 :成功です!ありがとうございます!
GM : では、CXに移行します。

3.Climax Phase

Climax「Alter Line」
Scene-Player:ALL
Place:黒巣市街/裏道
GM : 登場どうぞ。
光 :#1d10+55
 Dice... Hikaru_A:1d10=(8)=8+55=63
道之 :#1d10+60
 Dice... Michiyuki:1d10=(4)=4+60=64
姫乃 :#1d10+55 登場しますね
 Dice... himeno:1d10=(10)=10+55=65
皓 :#1d10+64
 Dice... kou_t:1d10=(7)=7+64=71

姫乃 :かけがえのない逸品!
皓 :今回全体的に高かったな……。
GM : おっと。
姫乃 :#1d10+55 メイド服―――!
 Dice... himeno:1d10=(2)=2+55=57
姫乃 :OKです!

GM : では全員登場した所で、Eロイス《悪意の伝染》使用。以後このシーンには登場できない。
GM : 辺りに"人"だった物が転がる凄惨な光景が展開される。通常通りで衝動判定を。
道之 :衝動判定ー
道之 :#8r10+1
 Dice... Michiyuki:8r10=(3,2,1,5,1,9,6,9)=9+1=10
光 :#3r10+2
 Dice... Hikaru_A:3r10=(9,8,8)=9+2=11
道之 :#2d10+64
 Dice... Michiyuki:2d10=(5,8)=13+64=77
光 :#2d10+63 成功
 Dice... Hikaru_A:2d10=(5,3)=8+63=71
皓 :#5r10+2+1 衝動。
 Dice... kou_t:5r10=(7,6,4,3,2)=7+3=10
皓 :怖いな。侵蝕上昇。
皓 :#2d10+71
 Dice... kou_t:2d10=(3,6)=9+71=80
姫乃 :衝動判定、<意思〉に能力値訓練:【精神】ソフトをD《器物使い》でインストール! #4r10+5
 Dice... himeno:4r10=(2,10,10,7)=Critical!!
 Dice... himeno:2r10=(7,4)=17+5=22
皓 :お。いい感じに。成功の80%。
姫乃 :クリティカルで成功! #2d10+57
 Dice... himeno:2d10=(4,4)=8+57=65
道之 :成功で77%か
皓 :行動値は20です。
姫乃 :成功の65%です。
道之 :行動値11。
姫乃 :行動値は5です
光 :姫のん登場分足してなくない?
姫乃 :いえ、元は57%ですよ?かけがえのない逸品で振りなおしたので
光 :あ、そうか。失礼。
光 :こっちはそして成功の71%
光 :行動値は6です。
;*GM_HovB topic : IV:皓20⇒道之11⇒光6⇒姫乃5⇒FD3
GM : では説明。

=================================================
[エンゲージ]
=================================================
[EN]←5m→[PC]
EN:(Enemy)"Faceless Murder"

勝利条件:"Faceless Murder"の撃破
敗北条件:PC全滅

GM : と、非常にシンプルなものになっております。
GM : 他になければ戦闘開始します。
姫乃 :シンプルイズベスト!
姫乃 :そうですね、一応
光 :特になしです。
皓 :なしです。
道之 :はいー
姫乃 :「皆様、お待たせしました。なんとか間に合ったようですね。」 ブレードを出し、Faceless Murdeに相対する。
姫乃 :これで、OKですー
GM : では、戦闘開始!

<Round-1>
[セットアップフェイズ]
GM : ある方はどうぞ。なおFMにそんな器用なEFは無い(何
姫乃 :では、使いませんw
姫乃 :>加速装置
道之 :シンボライズカード。〈RC〉に関するD+1、攻撃力+3。
皓 :なしです。
光 :なしです。
GM : OK、では。

[イニシアチブフェイズ]
▽Action:"正位置の太陽" 津嶋皓(20)
GM : 行動どうぞ。
皓 :今はもう何も言うことはない。ただ、手にしたいつもより軽い得物を振りぬき、と。と地を蹴った。
皓 :《炎の加護/バトルビート/影走り》→白兵21+《浸透撃/音速攻撃/吼え猛る爪+超振動閃/炎の刃/鉄風乱舞/C:ハヌマーン》侵蝕率+22%で判定後に102%。
皓 :単体ガード装甲無視攻撃。攻撃貫通時、R間の被ダメージ9付与で。
皓 :マイナーで相手のエンゲージに飛び込みつつ、そのまま得物を薙ぎ入れる。
光 :判定前に《援護の風/ウインドブレス》 ダイス+7個と達成値+15
皓 :おっと。感謝。
皓 :#28r7+21-1+15 ではこうだな。
 Dice... kou_t:28r7=(9,1,3,8,10,6,5,7,8,1,10,7,2,2,1,6,7,3,3,5,6,5,8,8,7,4,4,9)=Critical!!
 Dice... kou_t:12r7=(9,10,7,5,1,10,6,8,2,6,10,9)=Critical!!
 Dice... kou_t:7r7=(7,2,7,6,5,3,9)=Critical!!
 Dice... kou_t:3r7=(2,9,1)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r7=(5)=45+35=80
光 :こっちの浸蝕が75%に
皓 :まずまずか。80!
GM : ノーガード。
皓 :む。そう来たか……ではダメージを。#9d10+23
 Dice... kou_t:9d10=(9,1,10,10,9,7,10,9,6)=71+23=94
GM : 《透過》。ダメージ0シフト。
GM : 危険を察知し、わざと"自身の"身体を解体して戻す。
皓 :94点ガード装甲無視。薙いだ力は手応えのなさに空を切った。透過されたので超振動閃の効果も入りませんねこれ。
GM : FM「危ない危ない」 へら、と笑い。
皓 :へぇ。と思わず軽く目を見張って得物を引いた。珍しいやり方だ。と思わず口中だけで呟いて。
姫乃 :前提確認。1点でもダメージが〜の前提がありますね。 >超振動閃
皓 :行動は以上で。

▽Action:"崩れ去るもの" 菅原道之(11)
GM : 行動どうぞ。
GM : エンゲージ:[皓、EN]←5m→[道之、光、姫乃]
道之 :うん。
道之 :マイナーアクション:《イオノクラフト》《原初の青:プライマルレイジ》。
道之 :エンゲージ:[皓、道之、EN]←5m→[光、姫乃]
道之 :イオノクラフトによって移動。プライマルレイジによって、このメインプロセスの攻撃力+15、および[暴走]します。
GM : あーいさ。
道之 :《極限暴走》の効果で、[暴走]時に、《背徳の理》《破壊の渦動》を発動させます。シーン中、ウロボロスエフェクトのダイスボーナスと、装甲無視効果。
道之 :14%増えて、91%になりました。
道之 :「次は」続いて相手のエンゲージに『飛んで』来る。
GM : 殴られなくても強化されんのか……。
道之 :なお、変異暴走:解放故、[暴走]の効果がIV0に変更されてます。
;*Michiyuki topic : IV:皓20⇒⇒光6⇒姫乃5⇒FD3⇒暴走道之0
道之 :「――儂ぞ?」振り返り様、影から右腕がせり上がる。
道之 :《飢えし影+コンセントレイト+雷の砦+MAXボルテージ+ミカヅチ》。浸食率は91%→106%。ガツンと伸びるのがなぁ
道之 :#15r7+11
 Dice... Michiyuki:15r7=(2,6,4,9,9,3,3,6,5,7,2,3,7,8,10)=Critical!!
 Dice... Michiyuki:6r7=(7,8,7,8,3,3)=Critical!!
 Dice... Michiyuki:4r7=(9,1,6,8)=Critical!!
 Dice... Michiyuki:2r7=(6,2)=36+11=47
GM : んー。微妙なラインだが。
GM : ■"解体回避" ドッジ:《蛇の動き/リフレックス:EG》+《フィジカルエンハンス》
GM : #10r7+4
 Dice... GM_HovB:10r7=(5,6,8,1,6,5,10,4,6,2)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(10,8)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(1,9)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(9)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(6)=46+4=50
GM : 避けた。
道之 :ガッデム鈴木
道之 :「――……何と、避けよるか」流石にこれをどうこうは出来ん。行動終了。
GM : あり得ない方向に曲がった身体を前に、伸ばされた腕は空を切る。

▽Action:"切った張った" 阿見川光(6)
GM : 行動どうぞ。
光 :マイナーでエンゲージ、
光 :メジャーで《コンセントレイト/電光石火》 79%になって普通に攻撃
GM : エンゲージ:[皓、道之、光、EN]←5m→[姫乃]
光 :#13r8+4
 Dice... Hikaru_A:13r8=(5,2,4,8,7,4,6,2,1,10,3,10,9)=Critical!!
 Dice... Hikaru_A:4r8=(5,3,7,9)=Critical!!
 Dice... Hikaru_A:1r8=(9)=Critical!!
 Dice... Hikaru_A:1r8=(1)=31+4=35
光 :白兵の35。少しケチりすぎたか。
GM : ■"解体回避" ドッジ:《蛇の動き/リフレックス:EG》
GM : #10r8+4
 Dice... GM_HovB:10r8=(8,1,3,1,1,3,6,8,8,2)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:3r8=(4,4,1)=14+4=18
姫乃 :あらw
GM : 食らった。ダメージどうぞ。
光 :#4d10+10
 Dice... Hikaru_A:4d10=(6,1,7,9)=23+10=33
GM : コイツに装甲なぞない。33点直撃。
光 :33点、装甲とガードは有効。後《悪意の伝染》が特別な条件設定されてないなら解除か。
光 :#1d10-34 後バックファイア
 Dice... Hikaru_A:1d10=(10)=10-34=-24
GM : ですね。周囲の光景が元の路地裏に戻る。
光 :10点反動くらって24点に。
GM : FM「痛いねぇ。けどまだまださ」
光 :「これが痛みってんだよ」 以上

▽Action:"踊る剣姫" 神楽堂姫乃(5)
GM : 行動どうぞ。
姫乃 :では、マイナーアクションで相手にエンゲージ。
姫乃 :・・・・・・・・・・・・全員、一箇所に固まりましたね・・・・
姫乃 :メジャーで<白兵>+《C:ノイマン+マルチウェポン+ヴァリアブルウェポン+オールレンジ》(+D『器物使い』
GM : エンゲージ:[皓、道之、光、姫乃、EN]
姫乃 :で、Faceless Murderに、攻撃
姫乃 :パイルバンカーの杭を1個使用!(攻撃力に+10)
姫乃 :命中:#15r8+5
 Dice... himeno:15r8=(10,7,9,1,6,7,8,5,5,6,1,4,3,4,3)=Critical!!
 Dice... himeno:3r8=(7,4,2)=17+5=22
姫乃 :だいぶ低いですね。どうぞ
GM : ■"解体回避" ドッジ:《蛇の動き/リフレックス:EG》
GM : #10r8+4
 Dice... GM_HovB:10r8=(5,6,8,5,3,1,3,6,8,5)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r8=(8,3)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r8=(1)=21+4=25
GM : 避けた。
姫乃 :無念です
道之 :手強いな……
姫乃 :侵蝕率は75%へ
姫乃 :以上です

▽Action(Enemy):"Faceless Murder"(3)
GM : FM「それじゃ、次はこっちの番だね――」 両腕を振りかぶり、振り降ろす。
GM : ■"解体乱舞" <白兵>+《オールレンジ/コンセントレイト:EG/爪剣》+《アドレナリン》+《伸縮腕》+《踊る髪》+《ポイズンフォッグ》+《逃れ得ぬ腕》
姫乃 :エグザイル/ソラリスですか
GM : 対象:同エンゲージPC(範囲[選択]/視界)、ドッジダイス−1、リアクション時Cr+1。ダメージ貫通時[硬直]。
GM : あ、《伸縮腕》は抜き。
GM : #15r7+4-1
 Dice... GM_HovB:15r7=(8,3,9,6,10,6,9,1,4,3,7,3,7,5,3)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:6r7=(9,10,6,4,5,10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:3r7=(2,4,10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(5)=35+3=38
GM : 38。
道之 :CR+1かぁ……
光 :《リフレックス/電光石火》でドッジ
GM : 分裂、鋭利な刃物と化した両腕が周囲の4人を解体しようと迫る。
皓 :こちらは回避。
光 :#12r9+4 かなり期待薄だな
 Dice... Hikaru_A:12r9=(5,4,5,1,1,8,5,6,5,5,3,7)=8+4=12
光 :予想通り失敗。
皓 :《切り払い/R:ハヌマーン》侵食率:+3%で判定後に105%。
道之 :ドッジだ。《浄玻璃の鏡+リフレックス》で109%
皓 :#13r8+21
 Dice... kou_t:13r8=(10,2,9,9,3,2,7,6,7,8,7,8,4)=Critical!!
 Dice... kou_t:5r8=(5,4,8,5,9)=Critical!!
 Dice... kou_t:2r8=(5,7)=27+21=48
皓 :回避で。
道之 :えーと、精神7+カード1+《背徳の理》8+浸食率3で、19個か
道之 :#19r8+11
 Dice... Michiyuki:19r8=(3,4,2,9,4,10,10,4,6,7,1,1,6,1,10,4,7,6,5)=Critical!!
 Dice... Michiyuki:4r8=(3,6,2,10)=Critical!!
 Dice... Michiyuki:1r8=(3)=23+11=34
道之 :げっ
姫乃 :むー
姫乃 :バディムーブ圏外。仕方ありません。
道之 :ダイスが完全に敵に回ってるな
姫乃 :ガードして、《崩れずの群れ》で菅原君をカバーリング。
道之 :助かる
GM : ダメージは二人だけかな。
姫乃 :ですね。
GM : #6d10+12+2
 Dice... GM_HovB:6d10=(4,4,5,5,5,2)=25+14=39
GM : 39点。装甲は有効。
姫乃 :《電磁障壁》使用!《ショックアブソーブ》使用!
GM : [戦闘不能]になった方はいらっしゃいますかー(何
光 :#1d10+79+4 リザレクトって何かあんのかよ(汗
 Dice... Hikaru_A:1d10=(9)=9+83=92
姫乃 :#4d10+8-39
 Dice... himeno:4d10=(2,4,2,1)=9-31=-22
光 :#1d10-9 先にバックファイア
 Dice... Hikaru_A:1d10=(3)=3-9=-6
光 :何とか6点残り。
GM : 《屍の玉座》起動。光君1人か……2D10回復。
姫乃 :22点が倍で、44点。《ショックアブソーブ》で-25 19点ダメージ。HP82点なので、残HP63点
GM : ※シナリオクラフト用っぽいが、HP回復の効果の方は使えないとは書いてないので今回適用させてもらいます
GM : #2d10+88
 Dice... GM_HovB:2d10=(1,8)=9+88=97
GM : 97点まで回復。
姫乃 :《異形の守り》使用!転倒を解除
光 :あ、硬直も受けるな。
姫乃 :現在侵食率86% とはいえ、厄介ですねぇ
姫乃 :失礼、解除は硬直ですね。 <転倒はまた別のゲーム
GM : ではもう一発《加速する刻》。

▽Action(Enemy):"Faceless Murder"(3:加速)
GM : ■"解体乱舞" 《形状変化:剛》→<白兵>+《オールレンジ/コンセントレイト:EG/爪剣》+《アドレナリン》+《伸縮腕》+《踊る髪》+《ポイズンフォッグ》+《逃れ得ぬ腕》
GM : 先程の効果でもう一度全員に。ただし切れ味マシマシで(攻撃力増加)で。
姫乃 :形状変化分ですか
GM : YES。
GM : これで《ポイズンフォッグ》《逃れ得ぬ腕》が打ち止めか。
GM : そしてまた消すの忘れてたが《伸縮腕》抜きね!(何
GM : #15r7+4-1
 Dice... GM_HovB:15r7=(1,10,8,3,7,1,1,8,9,1,2,10,5,9,8)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:8r7=(10,6,3,1,8,6,7,10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:4r7=(3,1,3,1)=23+3=26
GM : うわ、26。
道之 :ダイスがデレてきたか……?《浄玻璃の鏡+リフレックス》で112%
皓 :これは……手抜き回避していいかな。
姫乃 :いいんじゃないでしょうかw
道之 :#19r8+11
 Dice... Michiyuki:19r8=(1,9,1,4,4,9,8,8,2,5,10,8,6,9,2,8,4,8,3)=Critical!!
 Dice... Michiyuki:9r8=(1,9,8,5,5,5,6,8,1)=Critical!!
 Dice... Michiyuki:3r8=(4,8,10)=Critical!!
 Dice... Michiyuki:2r8=(3,5)=35+11=46
道之 :まぁ、成功
光 :回避放棄。反動がなければ回避試してもいい値なのに。
皓 :恐ろしく申し訳ない気分ながら《切り払い》のみでのドッジ。侵蝕は106%へ。
皓 :#13r11-21
 Dice... kou_t:13r11=(5,6,9,10,9,8,3,6,4,8,8,8,5)=10-21=-11
皓 :ごめん10出てるので31!
皓 :引いてどうするよ……。
姫乃 :23以上出れば回避成功ですけどねー
姫乃 :では、阿見川君を《崩れずの群れ》でカバーリング。ガードで
光 :ありがとうございます。
GM : んじゃダメージ。
GM : #5d10+12+2+8
 Dice... GM_HovB:5d10=(9,2,5,8,9)=33+22=55
GM : 55点装甲有効。
姫乃 :ガード8点。リザレクトですね
姫乃 :#1d10+88
 Dice... himeno:1d10=(3)=3+88=91
GM : 《屍の玉座》起動。HP2D10回復。
姫乃 :《異形の守り》で硬直解除。93%へ。
GM : #2d10+97
 Dice... GM_HovB:2d10=(7,4)=11+97=108
GM : 108点まで回復。
GM : FD「やるねえ。解体しがいがある」 踏みとどまる4人を見つつ。
GM : 行動終了。

[クリンナップフェイズ]
GM : 此方は無し。
光 :なしです。
道之 :なし
姫乃 :なしです
皓 :なしで。

<Round-2>
GM : [セットアップフェイズ]
GM : ある方どうぞ。
道之 :なし。
姫乃 :なしです
光 :なし。そして最初のイニシアチブに《スピードフォース》で割り込み宣言。
皓 :なしですが、先ほどの攻撃、コンボ間違ってました。《鉄風乱舞》が余計だったので現在103%です。
皓 :あ、いややっぱりOKです。すみません。
GM : 了解。では《加速する刻》を宣言しておく。《スピードフォース》の後に行動します。

▽Action:"切った張った" 阿見川光(6:スピードフォース)
GM : 行動どうぞ。
光 :マイナーでジェネシフト。2D分浸蝕上昇。後スピードフォース分で+4%
光 :#2d10+92+4
 Dice... Hikaru_A:2d10=(5,9)=14+96=110
光 :メジャーで《コンセントレイト/電光石火/マシラのごとく》 さらに判定に《リミットリリース》と《援護の風/ウインドブレス》をオートアクションで追加。
GM : 来い!
光 :#24r6+4+18 浸蝕は129%まで上昇
 Dice... Hikaru_A:24r6=(3,10,7,9,5,9,8,10,3,2,2,9,7,5,2,4,4,9,5,5,8,6,4,7)=Critical!!
 Dice... Hikaru_A:12r6=(1,2,10,1,8,6,10,2,4,2,10,7)=Critical!!
 Dice... Hikaru_A:6r6=(6,9,9,6,9,9)=Critical!!
 Dice... Hikaru_A:6r6=(1,8,8,4,8,8)=Critical!!
 Dice... Hikaru_A:4r6=(1,2,5,3)=45+22=67
光 :意外と伸びないな。白兵の67
姫乃 :いえ
姫乃 :バディムーブ使用。達成値に+3で
光 :お、感謝。ちょうど70まで上がった。
GM : これは……ドッジは無理があるな。ノーガード。
光 :#7d10+10+60 嫌な予感がするがとりあえずダメージ
 Dice... Hikaru_A:7d10=(9,8,7,5,6,8,9)=52+70=122
光 :122点。装甲ガード有効
光 :#1d10-6 そしてバックファイア
 Dice... Hikaru_A:1d10=(1)=1-6=-5
光 :お、倒れなかった。
GM : 《アクアウィターエ》! HP20で無理やり命をつなぐ。
光 :「……後はみんなに任せる」 行動終了
GM : FM「かはっ……」 強烈な斬撃を受けて血を吐くも。動きは止めない。

▽Action(Enemy):"Faceless Murder"(3:加速)
GM : FM「……お返し、だよ」 もう一度両腕を振りかぶり、振り降ろす。
GM : ■"解体乱舞" <白兵>+《オールレンジ/コンセントレイト:EG/爪剣》+《アドレナリン》+《伸縮腕》+《踊る髪》+《死神の爪/ジャイアントグロウス》
GM : 対象:エンゲージ内PC(範囲[選択]/視界)、ドッジダイス−1、ダメージ貫通時[硬直]。リアクション不可。
姫乃 :範囲ですな!w
GM : そして性懲りも無くやってるが《伸縮腕》抜き!(何
GM : #15r7+4-1
 Dice... GM_HovB:15r7=(7,4,5,10,8,7,1,4,8,6,6,1,4,2,4)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:5r7=(6,3,7,4,7)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(4,2)=24+3=27
GM : 27。
皓 :リアクション不可じゃどうしようもないなぁ。
姫乃 :リアクション不可はどうしようもないのでー
光 :同じく。
姫乃 :とはいえ。カバーリングはできますか。
GM : そういや忘れてたが、《屍の玉座》も解除でOK? >光君
光 :あれは常時だから解除対象にならない。
姫乃 :迷いどころではありますが。次の手番が皓くんなので。津嶋 皓くんを《崩れずの群れ》でカバーリング
皓 :うぁ。ごめん。
GM : あ、「使用して〜」かこれ。>鬼切りの小太刀
道之 :で、リアクション不可か
道之 :普通に喰らうしかないな
光 :とりあえずこっちはそのまま受けるしかない。
GM : #5d10+12+2+8
 Dice... GM_HovB:5d10=(3,9,5,5,4)=26+22=48
GM : 48点装甲有効。
姫乃 :《リザレクト》#1d10+95
 Dice... himeno:1d10=(4)=4+95=99
姫乃 :・・・・・・・・・・・・・えーと。どうしようかな・・・・
皓 :あ、まって。
皓 :それならかなり減らせると思う。
道之 :こちらのHPは35。
皓 :《波紋の方陣》を宣言する。全消しは無理でも、道之くらいなら持つんじゃないかな。
道之 :14削れれば生き残る
皓 :とりあえずチャレンジ。で、姫野さんは悪いけど、カバーは光の方にして。
光 :こっちは道行くんのロイスをタイタスに、昇華して復活 「少なくとも今回は、本当に信用していいんだな。」
光 :と?
姫乃 :いいや。《異形の守り》使用。BS解除で。現在、侵食率101%
姫乃 :はわ。了解
皓 :って宣言した後だからダメかな。とりあえずこっちは減らします。
姫乃 :リザレクトまで処理していますからね。GMの判断待ちかと
皓 :#6d10-48 侵蝕は109%へ。
 Dice... kou_t:6d10=(2,7,4,1,5,6)=25-48=-23
GM : 流石にそこまで進めてるとあれかな。今回は無しで。
皓 :23点までとりあえず減らした。
道之 :ありがたい、これなら生存だ。
道之 :12/35
姫乃 :了解です
皓 :了解。ならその上で《子羊の歌》を宣言。光のダメージはこっちでもらう!
皓 :これでタイタス昇華はないはずだ!
GM : えーと、結局倒れたのは姫乃さんだけ?
光 :確かに大丈夫ですな。
姫乃 :かと。
皓 :HP21の侵蝕は113%へ。
GM : ならしゃあないな。まず《屍の玉座》。HP2d10回復。
GM : #2d10+20
 Dice... GM_HovB:2d10=(2,2)=4+20=24
GM : 24点まで回復。そして、姫乃に対してソラリスのアージEF《アポトーシス》宣言!HP20ダメージ!
皓 :げ。
GM : そして、《アナザーセルフ》で《アポトーシス》の回数を1回分回復。
GM : ※《アナザーセリフ》は"いつでも使用可能"
姫乃 :仕方ありません。"Faceless Murder"のロイスをタイタスにして。タイタス昇華!
GM : 《屍の玉座》。HP2d10回復。
GM : #2d10+24
 Dice... GM_HovB:2d10=(5,5)=10+24=34
GM : 34点回復。で、申し訳ないが他に倒れた人が一人しかいない以上、わかってますね?(何
GM : #倒れた人がいない
姫乃 :了解です。んーと
GM : 《アポトーシス》2回目も姫乃さんに。もう一度HP20ダメージ。
姫乃 :2点足りないので。菅原 道之くんのロイスをタイタスにして昇華。
GM : 隠していた半透明の"化学物質の刃"で、2回連続で姫乃の心臓をぶち抜く。
GM : 《屍の玉座》。HP2d10回復。
GM : #2d10+34
 Dice... GM_HovB:2d10=(8,7)=15+34=49
道之 :うーん、流石に割り込む手段がない
姫乃 :「・・・・・・・・・・・・・意外に知的な戦いをしますね。」
GM : 49点まで回復。そして、切り札はほぼ尽きた。
GM : FM「奥の手ってのは、こういうものだろ……?」 強気とはいえ、さすがに息を上げている。行動終了。

▽Action:"正位置の太陽" 津嶋皓(20)
GM : 行動どうぞ。
皓 :「終わりにしようか」淡々とそれだけをつぶやいて、再度下げていた得物を振り上げた。
皓 :《炎の加護/バトルビート》→白兵21+《浸透撃/音速攻撃/クロスバースト吼え猛る爪/炎の刃/C:ハヌマーン》《伝承者+記憶継承》侵蝕率+18%。
皓 :単体ガード装甲無視攻撃。対象はFDへ。
皓 :#24r6+21-1
 Dice... kou_t:24r6=(8,7,1,9,1,3,7,7,4,5,8,2,5,5,9,10,3,10,7,2,5,5,10,10)=Critical!!
 Dice... kou_t:12r6=(6,4,4,9,6,8,7,9,1,6,8,6)=Critical!!
 Dice... kou_t:9r6=(9,1,1,6,5,1,7,3,5)=Critical!!
 Dice... kou_t:3r6=(9,7,7)=Critical!!
 Dice... kou_t:3r6=(7,10,6)=Critical!!
 Dice... kou_t:3r6=(7,4,4)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r6=(9)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r6=(9)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r6=(7)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r6=(9)=Critical!!
 Dice... kou_t:1r6=(1)=101+20=121
姫乃 :ん?
道之 :これはひどいw
皓 :かっとんだな……121で。
姫乃 :あれ?ダメージダイスでしたっけ?と一瞬、考え込みましたよww
GM : 避けれるかという事でノーガード。ダメージどうぞ。
皓 :体重を乗せた踏み込みで、そのまま真正面から得物を振りぬく。ダメージはガード装甲無視で。
皓 :#13d10+31
 Dice... kou_t:13d10=(1,2,1,5,1,5,3,8,3,5,8,5,10)=57+31=88
皓 :ダメージ部分はいまいち……88点!
GM : 《蘇生復活》! もう虫の息だよ!
道之 :ふーむ……
皓 :「……もう、立つなよ」その顔で。後半の言葉だけは声にしないまま、軽く目線を逸らして手を下げた。以上で。
皓 :侵蝕はこれで131%。
GM : FM「……その言葉は聞けないね……せっかく、新しい楽しみを見つけたというのに」 血を盛大に吐きつつも、笑う。

▽Action(Enemy):"Faceless Murder"(3)
道之 :あれ、ひめのん動かない?
GM : おっと。

▽Action:"踊る剣姫" 神楽堂姫乃(5)
GM : こっちか。行動どうぞ。
姫乃 :あぁ、そうですね。道之くん。暴走状態でした。
姫乃 :では
姫乃 :「では、最後に。抑えていた感情を載せて、舞いましょう。これは、貴方が今まで殺してきた人たちの怨嗟。」
姫乃 :「山崎さんの無念、伊藤さんの悲しみ。そして、私たちのやりきれない感情、です。」 黒髪を揺らし。たんっと刃を舞わせて。
姫乃 :マイナーはなし
姫乃 :メジャーで<白兵>+《C:ノイマン+マルチウェポン+ヴァリアブルウェポン+オールレンジ+ハイマニューバー》(+D『器物使い』
姫乃 :パイルバンカーの杭を1個使用!(攻撃力に+10)
姫乃 :#18r7+20
 Dice... himeno:18r7=(9,5,9,7,2,2,8,4,1,3,10,6,8,8,2,6,8,3)=Critical!!
 Dice... himeno:8r7=(6,7,5,2,8,3,10,7)=Critical!!
 Dice... himeno:4r7=(8,4,4,9)=Critical!!
 Dice... himeno:2r7=(5,8)=Critical!!
 Dice... himeno:1r7=(9)=Critical!!
 Dice... himeno:1r7=(5)=55+20=75
姫乃 :命中75です。装甲ガード有効
GM : これは死んだか……とはいえ、どうせ最後なら賭けてみよう。
GM : ■"解体回避" ドッジ:《蛇の動き/リフレックス:EG》+《フィジカルエンハンス》
GM : #10r7+4
 Dice... GM_HovB:10r7=(6,4,5,2,6,5,6,9,9,2)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:2r7=(4,8)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(10)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(7)=Critical!!
 Dice... GM_HovB:1r7=(1)=41+4=45
GM : 回った方だがダメだ。ダメージどうぞ。
姫乃 :#8d10+30
 Dice... himeno:8d10=(4,10,5,4,3,7,3,1)=37+30=67
姫乃 :67点、装甲有効です!
GM : それでアウト。最後の演出どうぞ。

姫乃 :それは、黒髪が相手を切り裂いたのか。それとも紫電の刃が擦り抜けたのか。
姫乃 :どこかやりきれない無表情で、剣の踊り子は、踊りの相方を切り裂いた。赤い花吹雪を舞わせて。
姫乃 :拍手無き。無慈悲な現実の。舞台の幕が下りる―――――――

「終わり、か……いやだ、なぁ……まだ、満足してない、のに――」

最後まで狂気に染まったままの、"Faceless Murder"の呟きをカーテンコールにして。


戦闘終了。

道之 :「――……ふん。我が力、未だ最盛には程遠し、か。まぁ、慣らし運転程度にはなったわ」その様子を眺め、そうぼやいてから、身にまとっていた力を眠らせる。[暴走]解除。
光 :ところでGM。死んだら素顔に戻ったりします? それともそのまま?
GM : 戻らない。「忘れてしまった」と言った通り、そのままです。
道之 :「……まぁなんだ。後の始末は任せていいのかい?僕としてはまぁ、UGNのやっておきたいようにやって貰って文句を言う気は現状ないし」
皓 :倒れた相手をじっと見たまま、何も言わずに踵を返した。伊藤さんの横に膝をついて、彼女の容態を確認します。
GM : 大きな外傷はない。レネゲイドの活性の兆候とか、そういうのも特に無し。無事です。
光 :それは……思わず皓君の心配もしてしまうな。
皓 :無事なことには息をついて、彼女を世追い上げた。視線を向ける光に曖昧な表情を見せて。
光 :「先輩……大丈夫ですか。その、何ていうか……」
皓 :「彼女のこと、送ってくる。あと、任せていいかな、光と姫乃さんに」
光 :「はい。   あの、お気をつけて。」
光 :皓くんにはそう、何ともつかない返事をして。
皓 :「うん、ありがとう。……ごめんね、気を使わせてさ」
皓 :言って笑った顔は、多分苦笑に見えただろうけど。
道之 :「……じゃあ、伊藤さんの方についても、そっちに任せた。こっちについては、僕が居てもややこしくはならないだろうけど……じっくり整理つけた方が、落ち着くでしょ?」
皓 :「うん。わかった。……後で戻るよ」
皓 :じゃ。と肩越しに手を振って場を離れていった。
道之 :「…………」ぽりぽりと頭を掻いて。大体、やることはなくなったと認識した。
光 :で、道行くんには。「今から支部に連絡を入れる。たぶん応援や処理で人がしばらくしたら来るから、それまでにどこか行くっていうなら……何も聞いていないことにする。」
道之 :「まぁ、そっちの方が面倒はないね」
光 :じゃあとりあえず連絡を先に入れよう。ワーディングは張ったままで。
道之 :「面倒はないけど……けどまぁ、何かしっくりきてない感じがしてるし、一つ二つの弁明ぐらいさせてもらうと」
道之 :「僕は僕の素としてやりたいこと、やるべきことをやっただけだよ?今回の件は」
光 :「弁明? さすがにもう、グルだったり後ろから撃つ気だったとは思ってませんけど。」
道之 :「じゃあ、これからについてもだ。訂正しよう。僕は僕の素として、やりたいこと、やるべきことをやっていくだけだよ。FHとの付き合いも、その名を名刺に使うのもね」
道之 :「僕自身は、テロリズムとは無縁だよ。彼らは唯の取引相手だ。それで害を持って来られるなら、今回みたいにするだけさ」
姫乃 :「私は、始めから、菅原さんを一人のイリーガルとしてしか登録していませんよ?」
道之 :「……イリーガルとして登録されることには、ちょっと思うところがないでもないけど」姫乃をちらりと見た顔は、『嫌気』の色が微かに見えていた。
姫乃 :「……本当に。”札”を持つ方は変わってますね。もっとも、私も1回しか事件に関わってませんが。」
光 :「それって敵だと正面から宣言されるよりも、正直対応に困るんですけど。」
道之 :「知ったことか。僕はそういうスタンスだもの」<対応に困る
姫乃 :「あぁ、申し訳ありません。イリーガル登録は、今回限りです。”次”に、敵対するとは限りませんので。」さらりと、黒髪を揺らすように
道之 :「何にしろ。いい加減UGNが集まってきそうだね。面倒にならない内に帰るよ……僕は、僕の『日常』に、ね」
光 :「……ならあんたが『日常から堕ちたら』斬りに行く。」 柄のままの刀を突きつけた。
道之 :「それでいいよ、そうするといい――組を、そして楓華を喪った僕に価値があるとは、僕も思わないしね」
道之 :ま、それだけ言って、去ることにしよう
姫乃 :では、またと。極めて事務的に。簡潔に、その後ろ姿を見送る。それが、彼も望んだお別れ方だろうと思いながら。
光 :「神楽堂先輩。色々ややこしかったりやりきれない事件でしたけど。先輩たちっていつもこんなのこなしてるんですか?」
姫乃 :「そうですね……」 顎に手を当てて。少し考えてみる。
姫乃 :「質問に質問で返すようで悪いのですが。阿見川さんは、今の”日常”って脆いものだと思ったりしますか?」
光 :「知る前だったら疑いもしなかったでしょうね。昨日からずっと続いてて明日から先も同じように流れてくもんだと。」
光 :「だけど今は、正直よく持ってるなと思うこともたまにありますよ。数人の馬鹿が堂々と暴れてネット配信されるだけで壊れるかもしれないのに。」
姫乃 :「でしょうね。その感覚は、正直、私も全部知っているとは思えません。でも、津嶋さんも。菅原さんも。もちろん、私も。」
姫乃 :「守りたい”日常”が、それぞれにあるんだと思います。それこそ、やりきれない、無気力な思いに捕らわれようとも。彼ら自身が、何をしてでも守りたいものがあるのだと。」
姫乃 :「向いている方向が違っても、”先輩”達は必死に、それと向き合っているのかもしれませんね。」
姫乃 :「……すみません。主観的で、かつ分かりにくい回答でした。でも、そうと考えると。先輩達って凄いんだなと思ったりしません?」少し微笑みながら
光 :「そうですね。」 自分もいつかなれるのかな、と。聞こえないようにそっとつぶやいた。
姫乃 :「阿見川さんも、是非、自分だけの”日常”を見つけてくださいね。」 少しだけ大人な。”先輩”の表情で微笑む。



[Back Track]
GM : Eロイスは2つのみ。《屍の玉座》《悪意の伝染》。ちなみにDロイスはなしでした。
GM : というわけでバックトラックお願いします。
光 :とりあえずEロイス分は振っておこう。129%で。
道之 :112%だからなぁ……シナリオロイスはS化したけど、タイタスにしない訳にはいかないのでそのようにして、えーと、PC間と、初期で合わせて3つ、あと、伊藤さんにも取ってたから、4つ。普通に振る
道之 :4d10-112
光 :#2d10-129
 Dice... Hikaru_A:2d10=(4,7)=11-129=-118
道之 :#4d10-112
 Dice... Michiyuki:4d10=(1,3,2,5)=11-112=-101
道之 :……
道之 :は?
姫乃 :ん?
皓 :えええ?
光 :ちょ(汗
道之 :4dふって11――?
皓 :三倍、三倍振って!
姫乃 :あと、もう一つ。
道之 :ふる。追加ふりするorz
GM : まさかの。
姫乃 :バックトラックの順序が違います。
GM : つか、Eロイス使用無し?
道之 :あ、4dで112は安全圏と見て、Eロイスは放棄したわこれ……
姫乃 :まずは、Eロイスを使うかどうかの宣言です。それから、バックトラックです。
道之 :そんなわけで、浸食経験点放棄でお願いしますorz
道之 :#4d10-101
 Dice... Michiyuki:4d10=(5,7,1,10)=23-101=-78
GM : 了解。次回は使わなくても宣言忘れずお願いします……。
光 :えと、私はEロイス分振って118% で、ロイス6個全部残ってるので通常振り……で大丈夫なはず(汗
姫乃 :ですね。普通に振る、だと2倍振りとの宣言と、ごっちゃになりますので。
光 :#6d10-118
 Dice... Hikaru_A:6d10=(5,1,9,9,4,7)=35-118=-83
皓 :ううむ。とりあえず、最終侵蝕率は131%。ロイスはフル残りですが、この時点でFMのロイスを切って5個にします。
光 :83%で通常帰還。
皓 :Eは使用なしのメモリ適用。この時点で111%で通常振りします。
皓 :#5d10-111
 Dice... kou_t:5d10=(1,4,5,5,7)=22-111=-89
GM : やっぱメモリーは強いな……。
皓 :こちらも微妙に低かった。とまれ89%帰還です。
姫乃 :んー、安全圏を見ますか。現在、侵蝕立115% Eロイス使いますね。#2d10-115
 Dice... himeno:2d10=(4,5)=9-115=-106
皓 :高経験点PCはそれだからこそ爆発できるってのはありますね。
姫乃 :Dロイス1、ロイス3、Sロイス1、タイタス2、残りは侵蝕率106% メモリーは使わない方向で。通常振りで行きます。
姫乃 :#4d10-106
 Dice... himeno:4d10=(2,1,10,7)=20-106=-86
姫乃 :86%で帰還です。
GM : 一瞬ひやっとしましたが全員帰還ですね。お帰りなさいませ。
皓 :お帰りなさいませー。
光 :お帰りなさいませ。
姫乃 :皆様、おかえりなさいませ。
GM : EDですが。裏でも話た通り、UGNサイドと津嶋君で今後の扱い相談+α→津嶋君と菅原君で愛未さんと会話で良いでしょうか?
GM : #話した
皓 :うす。
道之 :あいさー
光 :はーい。
GM : 姫乃さんもOKですかね?
姫乃 :了解です
GM : では、ED参りましょう。

4.Ending Phase

Ending1「Mission Complete」
Scene-Player:"切った張った" 阿見川光&"踊る剣姫" 神楽堂姫乃
Place:Elysion/支部長室 
登場:"正位置の太陽" 津嶋皓のみ可能
"Faceless Murder"を撃破したことで、これ以上の犠牲者を防ぐことには成功した。
しかし、君達にはやるべき事がまだ残っている。

関係者であり、"伊藤愛未"の友人である皓を含めた3人は、支部長室に居た。


GM : 美鈴「まずは神楽堂さん、お疲れさまでした。状況が状況とはいえ、予告も無く大きな仕事を任せてしまいました」
GM : 申し訳ありませんでした、と。
GM : 美鈴「そして阿見川さんと、津嶋さんにも……ご協力感謝いたします。非常に助かりました」
皓 :いえ。とそれには小さくつぶやき、軽く頭を下げた。
姫乃 :「…いえ。始めての大役で、正直、無事に務められたかどうか。良い経験にはなったと思います。」
GM : 美鈴「貴女には十分務めを果たしていただきました……ですがその上で、もう一つやっていただかなければならない事があります」
姫乃 :「―――伊藤さんの処遇でしょうか?」
GM : 美鈴は返答にわずかに目を伏せた後、こくりと頷く。
GM : 美鈴「今回津嶋さんをお呼びしたのは手続きの面もありますが、"伊藤愛未"さんのご友人だったという理由もあります」
GM : 美鈴「……全く話を聞かずに此方で一方的に処遇を決めてしまうのは、いささか乱暴すぎると判断しましたので」
皓 :「ありがとうございます」ようやく声に出してそう応えた。
光 :「えと、俺はあんまり頭とかよくないんでよくわかんないんですけど……」 おずおずと手を挙げ
GM : 美鈴は光の方を向いて頷き、意見を促す。
光 :「RVとかのことだけ伏せて、『殺人犯に殺されました』って本当のことを伝えるやり方……ってのはないんすかね?」
GM : 美鈴「技術的な面で言えば、可能ではあります」
GM : 美鈴「……ですが。レネゲイドの件を抜いても、その現実に彼女が耐えられるのか。報告の限りでは、難しいだろうと思います」
GM : 美鈴は皓の方を見る。彼女は"伊藤愛未"の普段の人となりを知らないから。
皓 :「……殺人鬼ではなく『事故』で済ませてください。山崎の存在は失くせない」
皓 :「ずるいやり方だとは思います。けど、誰かの殺人であれば、彼女はその人を恨むことになる。もう今は、いない誰かを。それが何より厳しいことは、僕はよく知っています」
姫乃 :「僭越ながら。私も、その方法が良いかと思います。悪夢は見るかもしれませんが。」
光 :「……皓先輩は、事故ならまだ乗り越えられる可能性があると?」
皓 :「──光はさ。誰かに対して許されない事をしたとき、その対象がもういない。という状況は分かるかな」
光 :「そりゃまあ……」
皓 :「それは、永遠にその相手には許されないことになる」
皓 :「山崎が、誰かに殺されて、その犯人が今はいない。ということになれば、伊藤さんは何に怒りをぶつけられるのかな」
皓 :「……多分、それは、厳しいことだと思うよ」
皓 :「それなら、僕はまだ、少しでも時が解決するのが早い『現実』を差し出しだした方がいいと思う」
光 :「……」 年はほとんど変わらないはずなのに、この人はどれだけ同じような経験をしてきたのか。そしてどれだけやるせない思いを味わってきたのか。
光 :それが伝わって来る以上、自分にはもう何も言えなかった。
姫乃 :「では、このプレゼントを津嶋さんにお渡ししますね。」 山崎さんの遺品。たとえ、それがどんなつらくても。綺麗ごとでも。
皓 :「……うん。わかった。預かるよ」
姫乃 :「――――山崎さんが、伊藤さんへの誕生日プレゼントとして用意したものです。」
姫乃 :押し付けてしまったかもしれないけど。それが生き残った者の責務だと思うから。
光 :代わりに。「ところで、皓先輩の方はもう大丈夫なんですか。その……おごりますから、何か食いに行きます?」
皓 :「拾ってきてありがとう」と姫乃さんに返し、鞄にしまったところで、光を見て。
皓 :「……そんなに危うく見えるかな、僕」さすがに苦笑で返した。
光 :「いやだって、知り合いが二人もこんな目にあったら!」
皓 :「いいやつだなぁ、光は」あはは。と笑って片手で相手の髪を掻きまわした。
皓 :「心配かけたならごめん。──でも、大丈夫だよ。それに……」ぱ。と手を放して。
皓 :「後輩におごってもらうとか締まりつかないからね。でも、そのうちなんか食べにはいこう。姫乃さんも」
皓 :「僕は結構量食べるから驚かないでよね」そう言って、そこだけは普段通りに見える表情で笑った。
姫乃 :「良い喫茶店を知っていますよ?」 さらりと微笑みながら、そう返す
皓 :「じゃ、そこに行こう。楽しみにしてる」
光 :「じゃあ俺はクーポンかサービス券でも集めときます」
姫乃 :「コーヒーの味なら自信をもってお勧めできます。何せ、そこで働いてますから。」
姫乃 :勤務中でしたら、メイド姿をご披露できるんですがと付け加えて。
皓 :「そっか、よろしく」
皓 :頷き、立ち上がって、後はよろしくお願いします。と不意に笑顔を消して、支部長には会釈を返した。
GM : 美鈴はその様子を見て、頷き。
GM : 美鈴「……処遇の方は、ご意見いただいた方向で進めます。結果はまた改めてお伝えしますので」
GM : 美鈴「今回は、本当にお疲れさまでした……ゆっくり休んでください。神楽堂さんも。残りの分は資料室に引き継がせますので」
皓 :……こちらの話は、後はもう、僕の出る幕じゃない。頷いて。じゃ。と二人に手を振って出て行った。
姫乃 :「わかりました。では、これにて任務達成とみなし、休ませて頂きます。」
光 :「……じゃおれも、今日は帰らせてもらいます。」
姫乃 :「津嶋さんも。阿見川さんも。お疲れさまでした。お食事の件、お待ちしておりますね。――ご主人様」 最後に、少しだけ茶目っ気を出してスカートをつまんでのカーテシーを行う。

こうして、事件に一つの区切りが打たれた。
――優しくも哀しい"嘘"を、また一つ増やしながら。



Ending2「The thought that did not arrive」
Scene-Player:"正位置の太陽" 津嶋皓&"崩れ去るもの" 菅原道之
Place:黒巣市街/通学路 
登場:不可
数日後。

"山崎一郎"は、「隣街から帰宅した直後、交通事故により死亡」という形で処理された。
――"伊藤愛未"の記憶もまた、例外ではない。

そのような顛末を迎えた事を、道之は皓から通学路の道すがらに聞かされた。


道之 :「……なるほどね。UGNらしい、と言うにはやや有情気味とも感じる裁定だね。ある程度こそぎ落とすのに比べると、根回しの手間が増えたろうに」
皓 :「僕の意見を汲んでくれた結果だよ」
皓 :その事は隠しもせず、道之にはすっぱり言っておく。
道之 :「なるほどね」何について、どう納得を付けたのかはよく判らないが、道之は繰り返して納得の意を示した。
皓 :「迷惑も色々かけたとは思う。けど、それを無碍にしないで対処してくれた事は、僕は感謝してる」
道之 :「利益や理念のぶつかるところでは線引きは必要だけど、そうでないところは、ある程度皆の納得する形を作った方が、結局のところ世の中うまく回る……か」
皓 :「そんなたいそうな理由じゃないよ」
皓 :「これは……僕の自己満足の結果だってことはよくわかってる」
道之 :「……」その言葉、真摯に聞こう。
皓 :「伊藤さんにとってどのみち嘘には違いない。それでも、僕が『まだいいと思う』嘘を選んだ。それだけの話だよ。本当に彼女にとってそれがいいかなんてわからない」
道之 :「なるほどね。確かに自己満足だ」
道之 :「――良いじゃないか、自己満足。何一つ納得できないことをやるよりは、余程いい」
皓 :「……そっか」
道之 :「確かに、それが伊藤さんにとって良い選択だったのかなんて判らないけど……それが君の納得できる選択だというのなら、きっと、『君がそうするべきだと思った』ことぐらいは……判ってくれると思うしね」
道之 :「世の中、何だってそうさ。どうするのかが良いのかなんて誰も判らない。判らない中で、『良い』と信じたことをやるだけさ」
皓 :「納得か……」僕はしてるのかな。それを。と思いつつ。言葉にしては「そうだね」とだけ言うに留めた。
道之 :「結局。正解なんて判らない中でやっていくしかないんだよ……僕が、これを手に取ることを選んだみたいにね」
道之 :くるりと、手首を回すと。右手の中に、『塔』のカードが収まった。
皓 :その意匠には軽く目を見張るも……今は何も口にはせず、ただ軽く首を振った。

そんな話をしていると。数日前と同じように、"伊藤愛未"の姿が目に留まった。
ただ一つ、数日前と違うのは――そのそばに"山崎一郎"の姿が無い事。

GM : 愛未は二人に気づくと、軽く笑って手を振ってくる。
皓 :あ。とその姿を認め、足を止めた。
GM : それが作り笑いを多分に含んでいる事は、二人にも分かった。
皓 :「おはよ、伊藤さん」
道之 :「おはよう」左手を小さく上げた。右手の中の『非日常』は、すっと袖の中に隠して。
皓 :その表情に一瞬目を細めるも、あいさつの言葉は努めて普通のそれを出した。
GM : 愛未「おはよー。今日もあっついねー……」 あの時と同じように、返事を返してくる。
皓 :「そうだね、早く中に入った方がいいんじゃないかな」
GM : 愛未「そだねー……」 そう返した後、言葉を選んでいるのか少し沈黙した後。
道之 :「多少は和らいだと思いたいけど、でもまだまだだよね」
GM : 愛未「……あのさ。一郎のお別れ会、夕方からやるんだって」
皓 :「……そっか。行くよ」
道之 :「……おっけ、空けておくよ」
GM : 愛未「……ありがと。きっと喜ぶと思う」 出られるなら出てくれないか、という前に返ってきた返事に少し詰まった後、感謝の言葉を述べる。
皓 :「伊藤さん」その前に。と、鞄の中をまさぐって。軽く血の付いた箱を差し出した。
皓 :「──これ。多分君宛だったと思う。今までごたごたして渡しそびれててごめん」
GM : 愛未「……これ……一郎からの?」
皓 :「うん。──そうだと思う」あくまでもこのことは僕は部外者だ。忘れてなかったよ、山崎は。君との約束のこと。それは言葉にはせずうなずくだけ。
GM : 愛未は黙って、包み紙を慎重に外して箱を開ける。そこには新しい、ちょっとした花の意匠があしらわれたヘアピンが2本。
GM : 愛未「……間違いないよ。だってこれ、あたしが一郎に欲しいって言ったことある奴だもん……」
GM : ぎゅ、と胸に抱き。
皓 :「そっか……大事にするといいよ」
GM : 愛未「……あたし達、誕生日も同じだったからさ。実はずっと毎年、プレゼント交換してたんだよね」
皓 :野暮だな。とは自覚しつつも、その言葉に、うん。と頷いて聞く姿勢に。
道之 :「そうなんだ」右に同じだ。今、この時間は大切なものだから。
GM : 愛未「……今年は言おうと思ってた事があったんだけど。伝えられなくなっちゃって」
GM : 愛未「正直今も、後悔してる。1年前に言っておけばよかったって。変にてれ隠しなんてしなきゃ良かったって」
GM : 愛未「……でも、これは無事に届いたから。少しだけ、救われた感じ」
皓 :「……そっか」
GM : 愛未「……改めて、ありがとね。届けてくれて」 ようやくここで、作り笑いでない本当の微笑を浮かべたのだった。
皓 :「どういたしまして。むしろ、遅くなってごめん」
皓 :その時だけは、こちらもゆるりといつもの様子で笑って、頷いた。
道之 :「後の話は……夕方かな」終始冷静というかマイペースな彼は、携帯を取り出して時間を確認した。
道之 :登校時の話とすると、ちょっと時間が押している具合で。
道之 :予鈴が聞こえてきての、いつも通りのわっちゃわっちゃが、少しだけ戻ってきて。

道之 :「……さて」 『用事がちょっとあった』とか言って、彼だけが立ち止まった。
道之 :「熱中症になる前に顔を出してきなさい」困ったよーな呆れたよーな、そんな顔で物陰を見る(何
姫乃 :楓華「・・・・・・・・ん?気づいていたの?」 オズオズと柱の陰から顔を出す。
姫乃 :そのまま、道之くんのところに、とてとてとやってくる。
姫乃 :楓華「――――お仕事、終わったの?」
道之 :「そんなこったろーと思ってた。……夕方に『お別れ会』に付き合ったら、今回の一件はそれで完全に終わりだよ」
姫乃 :楓華「そう、なんだ。ん。………落ち込んでいる、の?」 首をわずかに傾けて。顔を覗き込むように背伸びする。
道之 :完全に個人の話であり、そもそも仕事じゃない、てのはさておこう。
道之 :「……思うところがない、とは言わないよ。UGNだのとの付き合いもそうだけど、それ以上の話として」
道之 :「――……人は、いつ死ぬのか判んないんだよな、ってさ」
姫乃 :楓華「―――そう。ん、と。少し屈んで。」 右手を上げて、道之くんの頭を撫でるかのようなジェスチャーをする。
姫乃 :手が届かない。だから、少し屈んでほしいと。
道之 :「……〜〜〜〜……」この絵面はどうかとも思う、というか登校途中でやるのは明らかに気恥ずかしいんだが、ええい、せっかくなので屈んでやるさ(何
姫乃 :では。
姫乃 :少し屈んだ道之君の顔を、両手で挟み込んで。すかさず、唇に唇を軽く合わせる。
姫乃 :楓華「―――元気、出た?」 私はいなくならないよと赤く染まった頬で。はにかむ様に微笑んだ。
道之 :「!?……〜〜〜……」その不意打ちには赤くなってめっちゃむすっとした顔になって、とりあえず、登校を促しながら、楓華にでこぴんかます。
道之 :楓華にでこぴんかます。楓華にでこぴんかます。楓華にでこぴんかます。
姫乃 :「あう!?」 額に手をやって。少し涙目になりながら、道之くんの後に続く。
道之 :ただ、まぁ。
道之 :『いなくならないよ』という意志は、例えUGNのそれと同じレベルで優しいだけの、確証もない話だとしても、嬉しかったのは間違いなかった。それはそれとして、楓華にでこぴんかます。

人それぞれ形や立場は違えど。その人なりの"日常"は確かにある。
そしてそれは――たとえ嘘が混ざっていたとしても――何だかんだで、これからも回り続けるのだろう。



Double+Cross 3rd Edition Replay『Faceless Murder』End.