Double+Cross Session Replay in 「Separate Color」

Replay Title:「幻想の名は裏切り者(Side-Nana)」


1.Introduction
   [Hand-Out]  [Chara-Intro]

2.Opening Phase
   [OP1]  [OP2]  [OP3]  [OP4]

3.Middle Phase
   [MD1]  [MD2]  [MD3]

   [MD4]  [MD5]  [MD6]

   [TR1]  [TR2]

4.Climax Phase
   [→Jump]

5.Ending Phase
   [ED1]  [ED2]  [ED3]

   [ED4]

6.BackStage
   [→Please Wait....]


Entry Character
PC1:"一人ぼっちの戦場" 皆月龍吾(ミナカタさん)
PC2:"血塗れの百腕" 岡部京介(しんごろさん)
PC3:"イエローカーソル" 大野琢磨(こびとさん)
PC4:"刃の鼓動"広瀬和幸 (Hover-B)
PC5:"遁行屋"門兼瑞樹 (ルシェイドさん)
Game Master:たつきさん

セッション日:2010.0x.xx〜2010.0x.xx
Log Editor:Hover-B


 1.Introduction

  求めた夢は、いずれ覚めるものだと解っていた。
  そう。覚める夢だと思っていた。
  
  でも。
  
  気づいたら──それは醒めた現実になっていた。
  
  キミの夢と、ボクの現。
  『裏切り者』の名を持つものは、世界をどこに導くの?
  
  これは、たった数日の真夏の夜のユメ。


 <Character-Introduction>


  GM :それではPC1より自己紹介をどうぞ。

  龍吾 : …あ、自分か(何
  GM :です。

  龍吾 : 「…あ、悪いっす、妹からメールが着てたんで」
  龍吾 : 「皆月龍吾、ただのサバゲーマーっすよ?」
  龍吾 : 奈々市に住むイリーガルの高校生。趣味サバゲー。
  龍吾 : 普段はお調子者だが、サバゲーと彼の妹関係の話になると真面目になる。
  龍吾 : 本人は認めてないが重度のシスコン。相手に妹と同年代の女の子(見た目)が居る場合、攻撃出来ない時も。
  龍吾 : サバゲーで鍛えた銃捌きで戦う。ショットガンなんてサバゲー向いてないけど(何
  龍吾 : オルクス/エンジェルハィロゥ HP:24 IV:14 基本侵食率:33
  龍吾 : http://dancingmaker.yukihotaru.com/dx3rd/PC-Ryugo.html
  龍吾 : PC間ロイス:岡部 京介 ■誠意/□恐怖
  龍吾 : 「あ、お疲れさまっす。差し入れですけど、食います?」(ケーキ持参
  龍吾 : シナリオロイスは後ほど
  龍吾 : PLはミナカタです。初セッションよろしくお願いします

  京介 :「僕は岡部だ。支部付きのアドバイザー、解説役のようなものをやっている」
  京介 :「本当はあまり表に出ることはないはず、なんだけどね…まあ、どこも人手不足なのは変わらない」
  京介 :「せっかく身に着けた能力(ちから)だ。有効に、そしてなるべく正しく使わないとね」
  京介 :“血塗れの百腕(ハンドレッド)”岡部京介。縁なし眼鏡と白衣の似合う、長身痩躯の青年。
  京介 :本業は生命工学とレネゲイドの研究者だが、物騒なコードネームに相応しい戦闘能力も併せ持つ。
  京介 :もっとも、本人は進んで戦いたがるような人間ではないのだが。
  京介 :シンドロームはエグザイル/キュマイラ/ブラム=ストーカーのトライブリード。
  京介 :シナリオロイスは高島真琴に[■慈愛/□不安]
  京介 :PC間ロイスは大野琢磨に[■連帯感/□劣等感]
  京介 :キャラクターシート:http://www.eonet.ne.jp/~shingoro/TRPG/DX/SC/3rd/N/05.html
  京介 :以上、よろしくお願いします。

  琢磨 :「非番の日くらいゆっくり寝させろ……扉連打すんな、壊すな! 働きたくねー」
  琢磨 :「あー、こほん。弾の中にタバスコお入れしましょうか? 勿論無料サービスです」
  琢磨 :「ところで、俺より上だと思っていた相手は年下で、当の相手は当然のように俺を年上だと思っていた場合」
  琢磨 :「どこで訂正を入れればスマートなのか、誰かいいタイミングを知っていたら教えてくれ」
  琢磨 :大野琢磨。CNは“イエローカーソル”。
  琢磨 :コンビニ店員として働く傍ら、奈々市のUGNエージェントとして電子操作による情報分野を担当している。
  琢磨 :毎朝剃ってもすぐに伸びてくる顎髭のせいで実年齢より老け顔に見られることが多いが、正真正銘25歳。
  琢磨 :ブラックドッグ/モルフェウス HP:27 IV:12 基本侵蝕率:31%
  琢磨 :シナリオロイス:高島真琴に、■好奇心/□猜疑心
  琢磨 :「俺にだけ見える妖精さんって訳じゃなさそうだが……」
  琢磨 :PC間ロイス:“刃の鼓動” 広瀬 和幸に、■親近感/□隔意
  琢磨 :「まとわりついているアレは何の妖精だ。いずれは“小さいおじさん”も見れるような気がしてきた!」
  琢磨 :以上です。宜しくお願いします。

  和幸 :「俺は広瀬和幸。UGNじゃ"Blade-Beat"って呼ばれてる」
  和幸 :『わたしはフェスタ。広瀬和幸の相棒やってます。よろしくー』
  和幸 :「最近この辺りも物騒になって来たよな。俺の前住んでたとことかほどじゃねぇけど」
  和幸 :「まぁ、"仕事"とあれば協力するさ。相棒共々、宜しく頼むぜ?」
  和幸 :UGNイリーガルとして活動している、祭り等の騒ぎを好む奈々市在住の高校生。
  和幸 :協力型レネゲイドビーイング"フェスタ"をその身に宿す。当人曰く"相棒"。
  和幸 :炎、風、雷といった複数の力を束ね、剣に纏わせ己の武器とするトライブリード。
  和幸 :サラマンダー/ブラックドッグ/ハヌマーン(Opt) HP:33 行動値:5
  和幸 :PC間ロイス:"遁行屋" 門兼 瑞樹 ■連帯感/□猜疑心
  和幸 :「本質は悪い人じゃないな。……やってる事は少々頂けないとは思うけど」
  和幸 :シナリオロイス:中井美恵は後ほど。
  和幸 :紹介は以上で。それではよろしくお願いいたします。

  瑞樹 :「俺の名前は門兼瑞樹。自分で言うのもなんだが、狡い占いで食いつないでる、ケチな野郎だ」
  瑞樹 :「『遁行屋』って名前で店を開いてるお陰で、別方面でもそう呼ばれるようになっちまった」
  瑞樹 :裏路地にいそうなインチキ占い師。詐欺まがいの話術で、狙った獲物から小金をせびるのを生業としている。
  瑞樹 :イリーガルとは名ばかりで、呼ばれる事はあまり無い。もっとも、そのおかげで生き延びているとも言えるが。
  瑞樹 :「仕方ないな、ちょっとだけだぞ」──厄介事に巻き込まれると決まってこう言う。が、『ちょっと』で済む事は稀。
  瑞樹 :シンドローム:オルクスピュア HP:30 IV:10 基本侵食率:35
  瑞樹 :PC間ロイス "一人ぼっちの戦場" 皆月 龍吾 ■誠意/□隔意
  瑞樹 :■「家族思いってのは良いことだ。ま、行き過ぎると少々アレだが?」
  瑞樹 :□「……家と縁切りした身としては、何とも思い出すねぇ。色々と──ね」
  瑞樹 :シナリオロイスは後述という事で。
  瑞樹 :PLはルシェイドです。以上、よろしくお願いします。

  GM :それでは、開幕。

 2.Opening Phase

 Opening Phase 0
 Scene Player None Place -


  ボクが望んだのは、ただ同じになりたかっただけ。
  あの子の望んだ夢と、ボクの望んだ現実は、同じだと思った、から。

  だから。

  同じになりたかった。ただそれだけのユメ。

  ──ねぇ。
  同じになることで、ボク達はずっと友達でいられるなら。
  力を貸して欲しいんだ。

  ──────“力”を。


 Opening Phase 1
 Scene Player 大野琢磨 岡部 京介 Place UGN奈々支部 Entry 不可


  GM :登場どうぞ。
  京介 :#1d10+31
   Dice…Kyousuke:1d10=(8)=8+31=39
  琢磨 :#1d10+31
   Dice…Takuma:1d10=(3)=3+31=34
  京介 :ヒャッホウ(何)
  GM :漲っているようです(9

  GM :新たな覚醒者の教育と精神ケア。それが、今回自分たちに与えられた任務だった。
  GM :対象者の名前は高島真琴。まだ小学生の少女だという。
  GM :覚醒理由は偶然。何らかのショックによるものではなく、たまたま、“力”と言う違和感に気付いたらしい。

  GM :両親への、RVへの知識は既に処理済み。本人のジャーム化の懸念も危惧されたが
  GM :現在のところそれも安定化に向かい、早急に堕ちる可能性もないとの見立てになった。
  GM :まだ小学生という幼さゆえの“力”への受け入れ易さと言うのもあるのだろうが。
  GM :と、なると次に懸念されるのは、“力”の対する理解と対処。
  GM :生きていく為の教師たる両親には残念ながらこの教育は任せる事が出来ない
  GM :──となれば、この手の教師は先達たるUGNの面々に任されることとなった。

  GM :所在無げに、それでも好奇心の籠った視線で大人二人を見る少女。もともと人見知りをしない性格なのだろうか。見知らぬ大人二人を前に、怯えた様子もなく、大きな目で真琴は見上げてくる。
  琢磨 :「あー、こほん。えーと」専門外の分野に戸惑いつつ、相方とされた長身の研究者に助けを求める視線を投げた。
  GM :真琴「おじちゃんたちがここでの先生、ってコンビニのおじちゃんたちに聞きました。高島真琴です。宜しくお願いしますー」
  GM :はっきりとそう宣言して、思い切りよくぺこりとお辞儀した。
  琢磨 :「俺は大野。んで、彼が……」
  京介 :「おじちゃん、は酷いな。こう見えても僕は24歳、こっちのお兄さんは…」
  京介 :まあ、軽く自己紹介なんぞしつつ。
  琢磨 :「な、なんだってー!」自分が1つ年上であることに驚愕しつつ、自己紹介完了。
  GM :真琴「えーと。じゃぁ、お兄ちゃん?」二人を交互に見つつ、小首かしげ。
  京介 :「そうだね、そう呼んでもらえると嬉しいけど…うん。まあ、真琴ちゃんは元気な良い子、というのはよくわかった」
  GM :真琴「それとも先生って呼べばいいですか?」
  琢磨 :「いや、名前でいいよ」
  GM :うーん。と一瞬考え。
  GM :真琴「じゃ、けーすけお兄ちゃんと、タクマお兄ちゃん。宜しくお願いします!」
  GM :再度ぺこりとお辞儀して笑う。その様子は普通の年相応の少女。
  琢磨 :少し身を屈めて、改めて挨拶をする。「ああ、よろしく」
  京介 :「ああ、よろしく。…さて、それじゃあ何から始めようか…」
  京介 :教育とケア。…とはいえ、いきなり専門教育から始めるのもどうか、と内心苦心しつつ。
  GM :OVとして覚醒した。そんな理由さえ知らなければ、自分たちとは無縁だろうと思える少女。
  GM :──ただ、気になるのは。
  GM :彼女の傍を取り巻くように、漂うヒトガタ……恐らく、昨今目立つようになったRVの集合体。“隣人”と呼ばれるそれ。
  GM :主人たる真琴と、エージェント二人のやり取りにも、大した反応らしい反応は見せず、ただ少女の傍を漂っていた。
  京介 :「…まずは、真琴ちゃんのお友だちを知ることから、かな?」
  GM :真琴「おともだち?」
  GM :こて。と首をかしげ。鸚鵡返す。
  京介 :レネゲイドビーイング。当然のように“隣に在る”ものとして受け入れられつつあるが―
  京介 :「お互い仲良くしようね、っていうことだよ。ねえ、大野さん?」
  琢磨 :「ああ」頷いて。
  GM :ふぅん。と軽く息を洩らし。こくり。頷いて。
  琢磨 :「君と、君の回りにいる存在と。友達がどんなものかを知って仲良くしようってことだな」
  GM :真琴「はぁい。解りました」
  琢磨 :「よーしいい返事だ」
  GM :真琴「じゃ、ボクの解らないことは、お兄ちゃん達が教えてくれるってことですねー」
  京介 :「はは…まあ、何はともあれ」
  GM :宜しくお願いします。と。再度頭を下げた──その背後、やはり無反応で佇む彼女の相棒。
  京介 :「…戦うよりは幾分か、やりがいはある…かな」
  京介 :誰かに何かを教える。それは多分、命を奪うよりは“正しい”ことであると―。
  琢磨 :「岡部さんはともかく、俺は人選間違ってると思うんですけどね。まあ、後学だと思ってやっていきますよ」
  琢磨 :そんじゃ最初のテキストからなー。ぱらりとめくった資料を手に、慣れない“教師”業を行う二人であった。


 Opening Phase 2
 Scene Player 皆月 龍吾 Place 郊外 Entry 不可


  GM :登場を。1D振って侵食を上げてください。
  龍吾 : #1d10+33
   Dice…Ryugo:1d10=(3)=3+33=36

  GM :今年の夏は、暑さの堪えられない夏だ。
  GM :そんな呟きを、今年は何度しただろうか。
  GM :今夜もまた熱帯夜となる予想のもと、些かうんざりした気分で床に就くも
  GM :──眠気が来る以上に、暑さに耐えきれず、堪らず涼気を求め、外に出た。
  GM :ふと頭上を見上げれば、久しくゆったりと見る事も無かった見事な月夜。
  GM :自販機で買った飲み物を手に、夜間の散歩でも楽しもうか……そんな気まぐれを起こしかけた時、ふと気付いた。

  GM :夜なお明るい月にかかる……雲?
  GM :いや、違う。それは……もっと自分の中にあるナニカに近しいものだ。
  GM :そう感じた瞬間、響いたのは──何かの声、だろうか。

  GM :??『──こ……人、き──え……』
  GM :初めに耳にしたのは、そんなか細い……こえ、だろうか。
  龍吾 : 「………誰っすか?」
  GM :靄のような何かと、確かに意思のある……声。
  GM :反応を示した貴方に、それは明らかに反応を示した。
  GM :??『……解り……すか? こ──声、が』
  GM :段々と、それははっきりとした言葉となって。
  GM :目の前に確かに気配──姿はなくても、それは“碧い瞳”を自分に向け、話しかけている。──何故か、そう理解出来た。
  龍吾 : 「えーっと、聞こえてるから、ちゃんとハッキリ喋って欲しいッスけど」
  GM :??『──ま、は……ちか……が、足らない』
  GM :??『わか……なら、キミの……“想像”を、下さい』
  龍吾 : 「………”想像”?」
  GM :微かに訴えかけられるそれ。何となく、だが、理解できるのは。自分の思うままに、目の前の存在は形取るということ。
  龍吾 : ふと脳裏に過った、妹二人の姿
  GM :??『──』
  GM :思い浮かべた。その存在を糧として、目の前のそれは実態を持ち始める。
  GM :瞬後、目の前に浮かんだのは、ミニチュアサイズの妹二人の姿。──ただ、その双眸だけが、妹たちとは違って蒼く光る。
  GM :??『まさか』『二つに分けられるとは』
  龍吾 : 「………いや、俺に言われても」
  GM :苦笑を洩らし。ひとつの言葉を二つに分け、それは今度こそはっきりとした言葉で応えてきた。
  GM :??『ともあれ』『ありがとう』
  龍吾 : 「…えっと、確かレネゲイドビーイングってやつだったか?」
  GM :??『“糧”が無く、消滅すら危惧されていた』『貴方のような存在を探していた──そう』
  龍吾 : 覚醒後の教習で聞いたことを思い出す
  GM :2体は頷き、一瞬困ったように俯いて。
  GM :??『迷惑でなければ』『このまま頼まれてはくれないだろうか』
  龍吾 : 「何だ?」
  GM :??『私の力が、戻るまででいい』『ひとりのニンゲンを助けて欲しいのだ』
  GM :??『手を貸してくれるなら、私も』『今出来る限りの力を、キミに貸す』
  龍吾 : 「FHってとこの人間じゃない限りは別に構わないぜ」
  龍吾 : 「で、誰を助けりゃいいんだ?」
  GM :??『不躾な願いだとは分かっているが』『──ありがとう。助かる』
  GM :??『私の』『以前の主人』
  GM :??『ミエを……助けてくれ』
  龍吾 : 「…前の主人?え、お前ら野良RB?」
  龍吾 : (2体だから複数形
  GM :??『君たちの言うところの』『“隣人”と言う存在だ、私は』
  GM :妹達は同時に頷き。
  龍吾 : 「…ミエ、ね。フルネームなら探し易いんだけど」
  GM :??『ミエを探して』『彼女の覚醒を防いで欲しい』
  GM :そしてふと、思い出したように。
  GM :??『仮の主人とはいえど』『教えて欲しい。キミの名前は?』
  龍吾 : 「え、そいつ未覚醒なのか?なんか話がややこしいな…」
  龍吾 : 「皆月龍吾。ま、よろしくな」
  GM :??『リュウゴ』『宜しく頼む』
  龍吾 : シナリオロイス:《奇妙な隣人》 ■庇護/□猜疑心
  GM :こくりと頷き、微笑んだそれは。妹たちのそれと同じ穏やかな笑顔。
  GM :Dロイス《奇妙な隣人》で取得するエフェクトは此処で宣言願います。
  龍吾 : 《オリジン:プラント》で
  GM :宣言後以降の変更は認めません。宜しくお願いします。
  GM :はい。ではそれで。


 Opening Phase 3
 Scene Player 広瀬 和幸 Place 住宅街 Entry 不可


  GM :登場どうぞ。
  和幸 :#1d10+33 [登場]
   Dice…Kazu-Hi:1d10=(2)=2+33=35
  和幸 :低め。

  GM :中井美恵という少女がいる。
  GM :近所に住む小学生の少女だが、登校中に何毎朝顔を合わせるたびに、何となく顔見知りになり
  GM :何となく、時々遊び相手になるようになった少女の名前。
  GM :年齢に相応しく、TVアニメの突拍子もない世界にあこがれ、それを信じ
  GM :時々付き合わされる『ごっこ遊び』に辟易することもあれど、それはかつての自分を思い出させるものでもあり
  GM :──そう。“力”に憧れた、“力”無い頃の自分を思い出させる、そんな、“何でも無い”少女だった。

  GM :美恵「和幸お兄ちゃん、おはよー」
  GM :ほやん。とした笑顔で、今朝もまた、登校中の少女は道の向こうからそう声をかけてくる。
  和幸 :「……っと、美恵ちゃんか。おはよう」にこりと笑う。
  GM :ほんのちょっと前までははにかむようにこちらを興味深げに見るだけの彼女だったが、それを考えると、随分自分に慣れたものだと思う。
  GM :えへー。と、向けられた笑顔に照れたように返し、並んで歩く。
  GM :美恵「今日もいいお天気だねー。また暑くなりそーだよー?」
  和幸 :「そうだね。最近は暑くて外で遊ぶのも結構疲れたりしない?」
  GM :大丈夫ー。と、間延びした声でそれには応え。
  GM :美恵「あー。和幸お兄ちゃん、昨日のテレビ見た?」と、毎週夕方にやる女の子向けの魔法少女ものの話を振ってくる。
  和幸 :「……あー。昨日はお仕事があったから、見てなかったなー」
  和幸 :苦笑い。もっとも"相棒"の方は名残惜しそうだったのだが(何
  GM :美恵「そうなんだ……。また皆と一緒に魔女ごっこで遊ぼうねー。この間は楽しかったよー」ありがとー。と、心底嬉しそうに振ってくる。
  GM :先日、公園で遊ぶ美恵たちの子供グループに、悪役で無理やり参加させられたのは和幸にとってどう言う思い出になったかは察してください(何)
  和幸 :はーい。(何
  和幸 :「そっか。楽しかったんならまた手伝ってあげるよ。悪役とかならまだできるからね」
  和幸 :これまた苦笑いしつつ。まあこういうのも"年上"の務めなんだろう。きっと。
  GM :美恵「わーい。楽しみにしてるー」やっほー。と両手を上げ、心底嬉しそうな様子で見上げてくる。
  GM :そんな他愛もない雑談をするうち、道は分かれる場所までやって来た。
  GM :美恵「じゃ、あたしはこっちだから。お兄ちゃん、いってらっしゃいー」
  GM :じゃーねー。と手を振って、小走りに美恵は小学校の方へと駆け出していく。
  和幸 :「ん。美恵ちゃんもお勉強頑張ってね」こちらも笑って手をふり。見送る。
  GM :では。
  GM :和幸君、此処で知覚行ってみようか。
  和幸 :これまた一番つらいところを(何
  和幸 :#1r10+1 [知覚]
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(9)=9+1=10
  和幸 :お。
  GM :(噴いた)
  和幸 :えー(何>噴いた
  GM :では解る。向こうに走り出した美恵の傍を漂う、“自分と同じ相方”に似た存在があることを。
  GM :ただその存在はひどく曖昧で。自分自身も、傍にいる間は全く気配を感じなかった。
  和幸 :「…………今の」
  和幸 :『……和幸も分かった?』その存在を感知したのか。"相棒"が姿を見せる。
  和幸 :「……気のせいじゃなきゃ、いいんだけどな」
  和幸 :相棒の言葉には頷きを返しつつも。一先ず記憶の隅に押し込んで踵を返した。

  GM :シナリオロイスの提示をどうぞ。
  瑞樹 :自分の番かな? 一応 『市内の噂話』 ■好奇心/□不安と考えてはいるのですが……内容にもよるので。
  GM :あいや、和幸君。
  GM :確かまだ出してなかった筈なので。
  和幸 :っと、中井美恵さんに■庇護/不安 にてお願いします。
  GM :はい。


 Opening Phase 4
 Scene Player 門兼 瑞樹 Place 郊外 Entry 不可


  GM :登場どうぞ。
  瑞樹 :了解です。#1d10+35
   Dice…Mizuki_K:1d10=(5)=5+35=40

  GM :鮎川「『真夏の夜の夢』という戯曲を知ってるでしょう?」

  GM :雑談交じりに告げられたその単語。シェークスピアの傑作戯曲のひとつのタイトル。
  GM :詳しい内容は知らなくとも、そのタイトルくらいはまぁ、耳にしないという者はいないだろう。

  GM :行きつけのコンビニの店員から、レジの向こうでいきなりそんな言葉を投げかけられた。
  GM :自分の『職業』を知っているためだろうか。彼は時々、自分を見るなりそんな突飛な話を持ち出してくる。
  GM :恐らく、彼の仕入れた“情報”を流すには、自分の『職業』という立場は格好と言うことなのだろう。

  GM :鮎川「まー、なんつーか、マジで夢物語みたいな話なんすけど」
  GM :がさごそとレジに並べられた商品をレジ袋に放り込みつつ、単に客への雑談と言うには馴れ馴れしい口調で鮎川は続けてきた。
  瑞樹 :「どっかの貴族が妖精王とその女房の夫婦喧嘩に巻き込まれる──だったかね。それがどうかしたのか?」立ち読みしつつ。
  GM :鮎川「いや、その戯曲時代は今回の話そのものにゃそう関係ないんすよ」
  GM :客の引けた店内へレジから出てきて、ほい。と詰め終わった袋を差し出しつつ、隣に並び、ラックから雑誌を取り上げて。
  瑞樹 :詰められた商品を受け取りつつ「だったら……そうだな。最近ピクシーでも目撃され始めた……とかか。実は奈々市には妖精郷が! なーんて」軽口で。
  GM :鮎川「単に、そいつを見た連中が、まるで夢を見ているようだ。──ってんで、“真夏の夜の夢”何て洒落た単語をあてはめただけでね」
  GM :鮎川「何でも……出るらしいですよ。少女の姿の──ね」
  GM :冗談交じりに手を上げて、垂れ下げ。悪戯っぽく目線を投げるも。
  GM :鮎川「まー、幽霊? って言っても、さっきの門兼さん曰くな、妖精って方がどうも近い気がしますけどね」あははーと笑い。
  瑞樹 :「──おいおい。まーた何か厄介事の臭いがしてきたな」初めてそこで、雑誌から視線を上げる。
  GM :鮎川「何でも、燐光をまとった少女がこの夏の夜に舞うだとか何とか……ファンタジーっしょ?」
  瑞樹 :「確かにな。もしそうなら正にピクシーだのプーカだの、な話だが……」雑誌を閉じる。
  GM :鮎川「夢なら夢で、見てみたいもんだし。事実だったらそれまた会ってみたいじゃねっすか。そんな少女だか妖精だか」
  GM :そう思いませんー? と。発行期間の切れた雑誌をホイホイっとラックから抜き去って。
  瑞樹 :「……やれやれ。どうやらちょっとだけ、首を突っ込んでみる必要がありそうだな」回収中の鮎川に、持っていた雑誌を渡す。
  GM :鮎川「夢を忘れたオトナでも、そんな光景に憧れるってね……なんすか、門兼さん、興味あるんすか?」
  GM :鮎川「ま、まさか……門兼さんがそんな趣味があったなんて……!?」いやん。とばかりに態とらしく身を引くコンビニ店員(何)
  瑞樹 :「どやかましいわ、変な誤解すなッ!」呆れ半分、笑い半分。
  瑞樹 :「俺の業界じゃあ、夢も現実も紙一重。下手すりゃ境目の『結界』は『決壊』に変わる──知ってて話題を振ったんだろうが」
  GM :えええー? とつられて笑いつつ。新たに入って来た客にいらっしゃいませー。と声をかけて。
  GM :鮎川「ま、それもあるっす。巧い事少女捕まえたら、俺にも会わせてくださいよー」
  GM :冗談とも本気ともつかない言葉を投げて、鮎川はレジへと戻って行った。
  瑞樹 :「さんきゅ。……仕方ない、この『真夏の夜の夢』に付き合ってやろう。ちょっとだけだぞ」そういって、瑞樹はコンビニを後にする──
  GM :見上げれば。月夜。
  GM :──今夜も夢の時間がやってくる。

 3.Middle Phase

 Middle Phase 1
 Scene Player 皆月 龍吾 Place 奈々市公立小学校前 Entry 可


  GM :登場どうぞ。
  龍吾 : #33+1d10
   Dice…Ryugo:33d10=(5+2+2+2+7+3+1+3+8+2+7+6+3+5+3+4+8+2+6+5+5+2+1+4+3+6+9+5+8+4+9+4+9)=153
  龍吾 : …ありゃ?
  GM :逆ですな(笑)
  琢磨 :#1d10+33ですね。
  龍吾 : #1d10+36
   Dice…Ryugo:1d10=(2)=2+36=38
  和幸 :たまにやるんですよね……(何
  龍吾 : ついでにOP分忘れてた
  GM :良くあります(こく)

  GM :真夜中に妹型となったRVを拾って翌日。
  GM :何だかんだと話を聞くに、彼女達(?)は、以前はこの街に住む、『ミエ』と言う名前の少女の傍にいたRV集合体のひとつだったという。
  GM :その少女は、現在こそ未覚醒のキャリアではあるものの、どうも体質的にRVの集合体を呼び集め易い性質らしく
  GM :未覚醒でありながら、彼女達とはまた別に、もう1体のRV集合体もまた、その少女に纏わりついていたと言う。
  GM :『私たちはお互いに、ミエの傍にいる事だけで満足していたのだが』『先日の、死者復活騒動により、我々の力のバランスが崩れてしまってな』
  GM :ふよふよと妹二人の姿を中に漂わせつつ。話を続ける。
  龍吾 : 「………まぁ、来てみたはいいけどさ」(食料買い込んで持久戦スタイル
  GM :『もう一体のRBと呼ばれる個は、ミエの覚醒を望んでいた』『私たちはそこまでのことを彼女に望んではいなかったが……』
  龍吾 : 「よく考えたら、どうやってその子の覚醒を止められるかってのがまったく分かんねーんだよな…」
  GM :『私たちの力が相手より弱まったことをいい事に』『私たちは主人から弾かれた』
  龍吾 : 「…難儀してんだな、お前らも」
  和幸 :#1d10+35 [登場]
   Dice…Kazu-Hi:1d10=(8)=8+35=43
  GM :『そうなのだろうか』『それは良く解らないが』
  GM :ううん。と同じ姿で龍吾の傍で腕を組む妹様ミニチュア2体。
  龍吾 : 「そのRBを吹っ飛ばすぐらいしか俺は思いつかねーな。ついでに狙撃できねーし」
  和幸 :「……ん、誰かと思えば皆月じゃないか。何やってんだ?」声をかけてくるクラスメイトが一人。
  龍吾 : 「ぶはっ!!?」(含んでたアク○リを噴出す
  GM :『知り合いか?』似たようなモノを傍に漂わせる少年に、怪訝な視線を投げる。
  和幸 :「おま、そんなに驚くこと無いだろ?」あーあと言わんばかりに頭を掻きつつ。
  龍吾 : 「あ、あのな広瀬、頼むから背後から声掛けるのは止めてほしいっすけど」
  和幸 :「そりゃ悪かったなっと……あれ?お前それ……」『んー?わたしの仲間っぽいのがいるー』
  GM :んじゃお二人さん。知覚行ってみようか。
  和幸 :へーい。
  和幸 :#1r10+1 [知覚]
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(3)=3+1=4
  龍吾 : はい
  和幸 :こちらは4。
  龍吾 : #6r10+2
   Dice…Ryugo:6r10=(4,7,9,6,6,10)=Critical!!
   Dice…Ryugo:1r10=(7)=7+10=17+2=19
  GM :龍吾はばっちり気付いた。
  和幸 :わー(何
  GM :やり取りをする二人のことを、下校中の女子児童の一人がこっちを見いてます。
  龍吾 : 「あー、これはちょいと………ん?」
  GM :正確には、龍吾の連れている『隣人』を物珍しそうに見ている感じ。
  和幸 :「……どした?」
  龍吾 : 「見られてるっすね。正確にはこいつらが」 >ちびいもーと
  GM :『そう、なのか?』おろん。と妹sも首かしげ。
  GM :自分の視線に気づかれたことを察したのか、その児童は逃げるどころか小走りに此方に近付いてきた。
  和幸 :「……あー。てかそもそもお前、そういうの連れてたか?」『記憶の限りだと皆月っちにはついてなかったよねー』
  GM :女の子「こんにちは、おにいちゃんたち」
  龍吾 : 「事情は後で話すっすよ…、えっとこんちわ」
  GM :ぺこ。と一礼して、二人の連れているそれを物珍しそうに見上げ。
  和幸 :「……こんにちは……というにはちょっと遅いかな」
  GM :女の子「お兄ちゃんたちも、それ、持ってるんだ」へぇー。と感心した様な、些か羨望の籠ったそれで笑う。
  龍吾 : 「…きっちり見えてるのか、こいつら」
  和幸 :「…………え」驚きは隠せず。見えてるという事は、"此方側"?と。
  GM :その言葉と少女自体に、妹sは黙ったまま、些か怪訝な顔をして上から少女を見据えている。
  GM :女の子「ねぇ、それ、どうしたの? 何処でもらったの?」
  和幸 :『(本来は"こちら側"の人間じゃないと見えないはずなんだよねー)』「(なんだよな……)」
  GM :興味深げに、どこか羨ましい……むしろ、些か嫉妬交じりに聞いてくる。
  和幸 :とりあえず表には出さずに警戒はしておく。
  龍吾 : 「………えっと、欲しいのか?」
  GM :んー。と首かしげ。
  GM :女の子「ボクも、おんなじ子を持ってるんだけど……何か違うの」
  龍吾 : 「………は?」
  GM :些か寂しそうに少女は応え。
  龍吾 : 「(レネゲイドビーイングってこんなにうじゃうじゃ居るモンなんすか?)」 >広瀬
  GM :女の子「ボクの傍にいる子は、お兄ちゃんたちみたいに笑ったり、しゃべったりしないから。……つまんない」
  和幸 :『(それはないはずだよ。本来はね)』「(……俺らみたいなのは特殊なケースのはずだ)」
  GM :目に見えて落胆したように少女はそう告げて。
  龍吾 : 「あー、まぁ、確かに横に居ても反応しないのはキツいからなー」
  GM :女の子「…………みっちゃんが持ってる子も、何時もみっちゃんに話しかけてるのにね。何で僕の子は駄目なのかな」
  GM :ぽそ。と俯き加減に小さく呟いて。少女はいきなり踵を返すと二人から離れて行った。
  龍吾 : 「あ、ちょっと!?」
  龍吾 : 「…行っちゃった、か」
  和幸 :少し考え込む表情。
  龍吾 : 「何なんだろ…、あの子」(頭ぽりぽり
  龍吾 : 「名前も聞きそびれちゃったし」
  GM :ちび妹は黙ってその姿を眺めていたが。
  和幸 :「……みっちゃん、ね……」『ひょっとしてあの子かな』
  GM :『あの子は……』『ずっと気づいていたんだな、我々を』
  GM :むぅ。と困ったようにつぶやいた。
  和幸 :「……どーも、俺達も関わることになりそうだな……事件かどうかはともかく」
  龍吾 : 「…その言い方だと、今のはミエって子とは違うんだな?」 >いもーとs
  GM :『違う。ただ』『ミエの傍では、時々見かけた……かもしれない』
  龍吾 : 「んー……、あ、そーだ」
  和幸 :「……ミエ?ちょっと待ってくれ」『ひょっとしてこんな子だったりしなかったー?』さらっと外見特徴を説明しつつ。
  GM :『……我々にニンゲンの区別はつき難いのだ』ううん。と困ったように付け足して。
  龍吾 : 「広瀬、ちょっと相談乗ってくんねーっすか?」
  龍吾 : 「こいつらのことも説明しながら、ね」
  和幸 :「……ああ、俺達で問題なければ構わないぜ?俺達としても少々本格的に気にしなきゃいけなさそうだしな」
  和幸 :「……とりあえず、支部の方に顔出してみるか。なんか掴んでるかも知れないし」
  龍吾 : 「…支部かー、数度しか入ったことないから未だ緊張が(何」
  和幸 :『そんなに気にする事ないよ皆月っちー』ぱしぱしと背中をたたく相棒(何
  龍吾 : 「ちょ、そこカ○リーメイトしまってるから叩くなー!」
  和幸 :「……ま。行くだけ行ってみようぜ」相棒を引っ掴みつつ、とりあえずコンビニ(支部)の方に連絡。たぶん大野さんとかが出るだろ(何


 Middle Phase 2
 Scene Player 大野琢磨 岡部 京介 Place UGN奈々支部 Entry 指定後可


  GM :登場どうぞ。
  京介 :#1d10+39
   Dice…Kyousuke:1d10=(2)=2+39=41
  京介 :よし落ち着いた。(何)
  琢磨 :#1d10+34
   Dice…Takuma:1d10=(2)=2+34=36

  GM :高島真琴のRV勉強会は順調に進んでいた。
  GM :お伽噺的な例えを交え、RVの説明や使い方を教育するというカリキュラムは、もともと真琴自体の理解力もあってか、、思いの他苦労せず過程をこなしていた。
  GM :その中でも、真琴は特にRB──彼女も連れている“隣人”に対しての説明に、やはり強い興味を示した。
  GM :自分の傍に着かず離れて生活する、自立した『相棒』──簡潔な説明としては、そうだろう。
  GM :その話に、真琴は楽しそうに自分の傍のそれを見るも……やはり、何時でも無反応なそれに、落胆を見せる。
  GM :そんなことが何度か此処のところ続いていた。

  GM :そんな話を支部長に報告していた時。
  GM :樫村奈々支部長は、ふと、思い出したように二人に告げた。
  GM :樫村「そういえばね。最近、どうもこの支部管轄内に夜な夜な妖精が現れる。って話があることを君たちは聞いてるかい?」
  琢磨 :「“真夏の夜の夢”ですかね? ちょうちんブルマで蝶の羽根の妖精が出てくるっていう」
  京介 :「明らかにゲームのやりすぎだよ、大野さん。…まあ、噂程度は、というところですかね」
  GM :樫村「いやぁ、そこまでみょうちきりんな格好じゃないと思うけどねぇ。──何でも、仄かに光を纏った少女がまぁ、僕達の視点から見れば、それはファンタジーでも何でもないと思うけど」こく。とデスク越しに頷いて。
  GM :樫村「目撃例からしても、大体真琴ちゃんくらいの子らしいね。……ついででいいから、彼女がそれを知ってるかどうか、訊いておいてくれないかな?」
  GM :樫村「まぁ、間違っても真琴ちゃんの仕業じゃないとは思うけどねー」と、樫村は笑って二人に告げる。
  琢磨 :「妖精みたいなモノを引き連れているOVは、支部にも幾らか登録はされてますけどね。それ以外に目撃例があるっていうなら、一応接触しときますよ。仕事ですからね」
  京介 :「解りました。いい生徒なんですけどね…ちょっと理解が早すぎて怖くもある、かな」
  GM :樫村「うん。じゃ、今日も一日宜しくね」
  GM :言って、樫村は二人を真琴の待つ部屋へと促した。
  京介 :はいはい、と苦笑交じりに返事をして。
  琢磨 :携帯を手に、ぶらぶらと部屋へと向かいます。
  GM :真琴の待つ『教室』に戻れば、相棒と二人、大人しく二人を待つ少女の姿。
  琢磨 :「よ。待たせたね、まこっちゃん」
  京介 :「こんにちわ。うん、元気そう…だね?」
  GM :どこか寂しげな様子で自分の“隣人”を見ていたが、二人が入室したことに気付くと視線をそれから外し、勢い良く立ちあがった。
  GM :真琴「こんにちは、お兄ちゃんたち。今日も宜しくお願いしまぁす」
  GM :元気良く声を上げ、いつもの仕草で身体ごと頭を下げてくる。
  琢磨 :「よろしく。それじゃあ今日も変わり映えのしない二人と君らとでRV勉強会だ」
  GM :はーい。と返事をして、真琴も席に戻る。
  琢磨 :「…ところでその前に、まこっちゃんみたいに“友達”を連れている子を他に見た事ってあるかい?」
  京介 :「とはいえ、大まかなことは昨日までで話しちゃったからね…うん、そうだな。今日は、ここ最近…1年くらいの出来事を話してみようか」
  GM :真琴「え? ……うん。あります」琢磨の言葉に、一瞬目が伏せられ、直ぐに頷きを返す。
  琢磨 :「あるのか。誰か分かるか?」身を乗り出し。
  GM :真琴「1年位って、何かあったんですかー? ……えーと」
  京介 :「うん、まあ。“お友だち”がこの世界に現れるまでの話をしようと思ったんだけどね…」
  琢磨 :すみません、ものっそ直球に尋ねてちまいましたね。と頭掻きつつ。
  琢磨 :#尋ねちまいましたね。
  GM :京介に興味深げに訊きつつ、琢磨の質問に考える仕草を見せて。
  京介 :「…案外、広瀬君あたりかもしれないね」まあ、冗談っぽく。<見たことある
  GM :真琴「みっちゃんと……ええと、今日、二人のお兄ちゃんが連れてるのを見ました」
  琢磨 :「けっこう多いな…」メモの準備をし。
  GM :真琴「こんな子たちが出てきたのって最近なんですか? 京介お兄ちゃん?」
  GM :こて。と首かしげ。
  京介 :「―うん、正しく言えば…」
  京介 :彼らはずっと昔から人の隣にいた(かもしれない)こと、自分達に解る形で現れるようになったのは最近であること。
  京介 :そういうことを、子供にもわかりやすいよう、言葉を選びながら説明する。
  京介 :「―だから、ひょっとしたら。真琴ちゃんの隣にいる子も、突然喋りだす…かも、しれないね」
  GM :こくこく。と、特に自分の興味のある話なのだろうか。真琴は口を挟まず聞いていたが。
  GM :真琴「……そう、だといいなぁ。と思います」
  GM :どこか無理をして笑いつつ。やはり寂しそうに相方を見た。
  GM :そんな話をしているうちに、真琴のこの日の帰宅時間が迫って来た。
  琢磨 :「まこっちゃんの“友達”は、いわゆる無口系なんだな」寂しげな空気を払うような明るさで言って、携帯から広瀬君の写真を探して見せる。
  琢磨 :「さっきの話。このお兄ちゃんかな?」
  GM :真琴「えーと……あ、そーです」こく。
  京介 :「…大当たりか」苦笑い。
  GM :真琴「このお兄ちゃんと、もう一人、一緒にいました。そのお兄ちゃんは似た様な子を2体持ってたみたいです」
  琢磨 :「2体。…聞いた事ないな」
  GM :そうなんですかー? と軽く小首をかしげつつ、部屋の時計を見て。
  京介 :「もう1人、か。…ありがとう、真琴ちゃん。さ、もう時間だ。車には気をつけるんだよ」
  GM :真琴「はーい。また宜しくお願いします。ありがとうございましたー」
  琢磨 :「おお、もうそんな時間か。今日もありがとな」
  GM :立ち上がり。ぺこ。と二人に一礼して、真琴は二人に手を振り、家路に着いた。
  GM :──その背には、やはり今日も黙ったままの“相棒”を引き連れて。
  京介 :「―さて。なんとか前向きに誤魔化したけれど―」
  京介 :「真琴ちゃんの“相棒”も、変と言えば変だ。隣にいるのに、何もしない―人間に興味を示さない、というのは」
  京介 :“彼ら”にしては以上だよ、と。
  京介 :(異常)
  和幸 :#1d10+43 [登場]
   Dice…Kazu-Hi:1d10=(10)=10+43=53
  瑞樹 :では、ここで登場を。#1d10+40
   Dice…Mizuki_K:1d10=(6)=6+40=46
  琢磨 :「珍しいタイプですよな。大抵は人間に興味を示してアクションなりリアクションなり起こすモンですが」
  龍吾 : #1d10+38 登場
   Dice…Ryugo:1d10=(4)=4+38=42
  和幸 :「……あ、すいません。広瀬ですけど」『けどー』ドアをノックして。
  龍吾 : 「えっと、お疲れ様でーっす!」
  京介 :「強制的に従わせるタイプが無いわけでもない。例えばFHのとあるセルでは―おおっと」
  琢磨 :「ただ“居る”だけ…ってのも。何か原因が………っと」腰を浮かせて、戸口に現れた姿に安堵する。
  瑞樹 :少し遅れて「ちわーす……って、うおぅ。人口密度高っ」
  京介 :「噂をすればなんとやら、だね。いらっしゃい、みんな」
  龍吾 : 勢いよく入ってくる皆月。そして、その頭上に漂う2体の小人(?)
  琢磨 :「………すげえナイスタイミング」レネビ1+2体げっとー。
  京介 :「……大野さん。僕の目には今、妙なものが映っているんだけども」
  京介 :チビ2体に目ェぱちくり。眼鏡ふきふき。(何)
  琢磨 :「奇遇ですな。俺も妙なモノが見えてます」
  和幸 :「……あーまあ。その事も含めてちょいと気になる事があったんで相談に来たんですよ」
  龍吾 : 「………えっと、そんなに気になるっすかこいつら?」(汗
  琢磨 :広瀬君の頭上と、その連れの周囲にまとわりつくように存在する妖精さんをじっと見。
  GM :『見える者が多いな』『珍しくないのか、この街では』むしろ戸惑った様なこびと二人。
  瑞樹 :「……??」←話についていけず、微妙に混乱中。他の四人のほうが状況を理解してるのだけは何となく分かったらしい。
  和幸 :「……っと、門兼さんですか。門兼さんもなんか話聞いたんですか?」こいつら関係で、と。
  琢磨 :「いや、珍しいんだよ。その珍しいのがたまたまここに集まっているだけで」
  京介 :「―どうだろうね。僕らが特別なんじゃなくて、皆月君のケースが特別なのか…ともかく、お互いの事情は説明しておこうか」
  京介 :んじゃあかくしかで情報交換すっか。れっつ時間短縮。(何)
  琢磨 :「渡りに船っすな」情報を交換(かくかくしかじか)
  GM :うむ、そうするといい(こく) <かくしか説明
  和幸 :ではそれで。こちらのOPの分も含めて。
  瑞樹 :「話おとなしく聞いたほうがよさそうだから、とりあえず俺は聞きに徹するよ」<広瀬さんに
  和幸 :「了解」かくしかで説明。
  龍吾 : 「(かくかくしかじか)…つーわけで、ミエって子の覚醒を防ぐのがこいつらの願いらしいっす」
  和幸 :「んで気になったっつーのは……」『私たちの知り合いに同じ名前の子がいるってことなんだよねー』
  琢磨 :「近所の公園で遊んであげるなんてエライもんだなー」悪役乙、と茶化しつつ。
  龍吾 : 「あと、分裂したのは多分、俺が妹二人を想像しちまったからだと(汗」
  京介 :「で、その同じ名前の子の周りにも“居る”かもしれない…か」
  京介 :「どれだけ妹が好きなんだい君は」ちょっと退いた。(何)
  琢磨 :「ああ。じゃあ1人でカウントすればいいんだな」<分裂
  和幸 :「ま、こういうのも年上の役目なんでしょう」手をひらひらさせつつ。大野さんもどうすかと(何
  瑞樹 :「双子のピクシー……ああいや、RBって呼んだ方がいいか。……何か、知らんうちに凄い事になってるな」
  GM :『ミエのこと』『知っているのか?』和幸に傍についている同類に、身を乗り出す様に聞いてくる。
  琢磨 :「遠慮しとく。俺はこう見えてインドア派だからな」(何)
  和幸 :『んー。さっき説明した子なんだけどー。私たちの友達ー』「写真かなんか……あったかな」ごそごそと。
  和幸 :ちなみにインドア派という言葉にはちょっと舌打ちした(何
  琢磨 :「分かる分だけの情報でもいい。こっちで調べておくから」
  琢磨 :その手は喰わないぞと、にやりとしつつ(何)
  瑞樹 :「キーワードは『ミエ』『真琴』『妖精騒ぎ』……か」
  京介 :「―うん、それじゃあ…まずは調査から、だね。皆月君と一緒に居る子と、ミエちゃん―あるいは美恵ちゃんと」
  京介 :そして、と一呼吸置いて。
  京介 :「真琴ちゃんと―真夏の夜の夢、街を騒がせる妖精について。―関連があるかどうかは、わからないけどね」
  龍吾 : 「なんか話がでかくなってるっすね…」
  和幸 :「……ああ、これかな」一枚だけあった、二人を含めて皆で撮っていた写真の一人を示しつつ。
  GM :示された写真に妹sはふよふよと近づき。
  GM :『──ああ、そうだ』『これが、ミエだ』
  GM :どこか懐かしげにも聞こえる声で頷いた。
  琢磨 :「データ送ってくれ」携帯を近づけて、赤外線通信。
  龍吾 : 「…と、ターゲットが分かったのはいいけど、実際どーやって覚醒防げばいいんだろ」
  和幸 :「っと、了解」携帯を操作。大野さんの方に転送。
  龍吾 : 「覚醒を促すRBを吹っ飛ばすしか思いつかないんすけど」
  瑞樹 :「憑き物祓いなら、まあそのやり方が手っ取り早いわな」
  京介 :「レネゲイドとの接触を防ぐのが一番だけど―感染しても発症しない、つまりキャリアであると思われる以上、皆月君の言うことにも一理あるね」
  GM :『もう一つのRBと呼ばれる存在がミエの覚醒を希望している』『それを弱体化させるなり出来るなら、それに越したことはない……が』
  和幸 :『私たちみたいに繋がりが既にできてしまってると、ちょっと骨が折れるかもねー』
  GM :出来るのか? と、不安げな仕草でちび妹達は龍吾を見上げた。
  京介 :「ただ―それだけで済むとは、僕には思えない。…いや、根拠はないよ。ただの勘だ」
  京介 :気にしないでくれ、と手をひらひらさせて。
  琢磨 :「そこの妖精さん達には、もう片方のレネビが何なのかよく分からないのか?」
  龍吾 : 「それが出来ないから、ここに助力を求めに来たんだよ」 >いもーとs
  GM :『元々は私たちと同じくらいの力しか持たない相手だった』『その均衡が崩れた』
  琢磨 :「ミエって子に会ってないから何とも言えないが、真琴とミエのレネビは似ているように聞こえるんだが」
  瑞樹 :「ふむ。なら、そこの妖精二人に力を取り戻させるって手もあるかな?」
  和幸 :『その手はあるかも。ただ、どちらにしてもある程度調べないと。何とも言えないかな』
  琢磨 :受け取ったデータを自分のメイン端末に送りつつ。
  GM :『我々以上に、今、ミエについているRBと呼ばれる存在は強い』『──恐らく、ニンゲンに頼らずとも、本来の力を発揮できるほどには、私たちを突き放す頃には、なっていただろう』
  GM :では変則ではありますが。
  京介 :「そういうこと。さ、それじゃあ働こうか若人諸君。時は金なり、だよ」
  京介 :ぱんぱん、と手を鳴らして立ち上がって。
  GM :此処でサーチしたい項目を振ってください。情報は此処では開示しませんが、後のシーンで適宜調査が出来た分を此方の任意タイミングで提示します。
  和幸 :「了解です。"Blade-Beat"、調査開始します……ってね」『がんばろー』
  龍吾 : 「(『ご飯とおかずは出来てるから、先に食べててくれ』、と)」(メール送信
  琢磨 :「覚醒しなけりゃソレに越したことはないしな」
  GM :ここでの調査依頼後、その都度、調査完了した情報が適宜送られて来たという形を取ります。
  龍吾 : 「了解っす」
  琢磨 :とりあえずバイトの手付け金だと、試供品のアイスを渡す。
  和幸 :えーまあ。シナリオロイス的にこちらからはまず"中井美恵"を提示。>キーワード
  瑞樹 :「……大野さん。そのアイス……」冷や汗。
  京介 :こっちとしちゃあ、真琴と、真琴と一緒にいるRB(らしき何か)、ですかね。細かく言うなら、覚醒に至った経緯、とかでしょうか。<リサーチしたい項目
  琢磨 :ですな。本部や専門機関の見解だとどうなのかと。<高島真琴とそのレネビ
  和幸 :一礼してアイスを受け取り、相棒に食わす。……たぶん某SCのあれだろう(何
  京介 :よくわからんが、手を出してはいけないと理解した。(何)<アイス
  琢磨 :よく覚えてんな。そうだよ(何)<緑のたぬきアイス
  GM :中井美恵は噂話、高島真琴は……その方向ですとUGNかな。
  京介 :任せろ、僕の社会は2もある!(何)
  瑞樹 :自分はやはり『妖精の噂』になりますか。話の分布や目撃情報、証言をたどる形になりそうです。
  GM :妖精の噂はそのまま噂話で。
  龍吾 : 皆月的には美恵ちゃんを調べたいとこですが…
  琢磨 :高島真琴とそのRBは、同一リサーチ可能ですかね?
  GM :同一で可能としましょう。ただし高め。
  琢磨 :了解。
  京介 :あいあいさー
  GM :以上でいいかな? では各々ロールどうぞ。
  琢磨 :一応情報系なので、足りないネタを振ります(待機)
  京介 :#4r10+1 アイテム混みで。まこっちゃんとRBについて
   Dice…Kyousuke:4r10=(4,4,10,2)=Critical!!
   Dice…Kyousuke:1r10=(10)=Critical!!
   Dice…Kyousuke:1r10=(1)=1+20=21+1=22
  京介 :くっくっく(何)
  GM :ちょっと(何)
  琢磨 :岡部△
  和幸 :あー、うん……確率上げてみるか。GM、判定前に[自動巡回ソフト]の調達を申請したいのですが。(正座
  GM :そこまで出されたら充分だよ……!
  GM :どうぞ。 <調達
  和幸 :#2r10+5 [調達]
   Dice…Kazu-Hi:2r10=(6,3)=6+5=11
  和幸 :……目標5なのな、これ(何
  和幸 :まあ改めて情報の方を。
  GM :そうなのか……
  GM :どうぞー。
  和幸 :#5r10+2 [情報/噂話:コネ+自動巡回ソフト]
   Dice…Kazu-Hi:5r10=(4,7,9,5,8)=9+2=11
  和幸 :11。
  GM :ほいほい。
  瑞樹 :では自分は《コンセントレイト+領域の声》にコネ追加で。情報:噂話の判定。
  GM :どうぞー。
  瑞樹 :現在、侵食率50。#8r8+1
   Dice…Mizuki_K:8r10=(6,10,7,2,10,4,2,6)=Critical!!
   Dice…Mizuki_K:2r10=(3,9)=Critical!!
   Dice…Mizuki_K:1r10=(8)=Critical!!
   Dice…Mizuki_K:1r10=(3)=3+30=33+1=34
  瑞樹 :34です。
  琢磨 :皆まわしまくり(何)
  和幸 :流石(何
  GM :……(何)
  GM :もう充分ですとも(何)
  GM :中井美恵:11 高島真琴:21 妖精の夢:34 で、調査を依頼したということで……
  琢磨 :あと何を調べてないっけ。これで全部かな?
  GM :現状出されたキーワードとしてはそうですね。
  琢磨 :んじゃ、追加情報が無い限り、現状このくらいかな。
  GM :はい。
  GM :まだ此処で開示するところまで来ていないのもありますので、各々の情報は後ほど適宜流します。
  京介 :ういさー
  和幸 :了解。
  瑞樹 :了解です。
  琢磨 :はい(温存の構え)
  龍吾 : 美恵のほうが低いのが若干気になりますが…
  龍吾 : 振るだけ振ってみようかなぁ
  和幸 :振ってみて良いんじゃないですかね。振ってなければ。
  GM :いいですよ。
  龍吾 : では
  龍吾 : #3r10
   Dice…Ryugo:3r10=(4,7,10)=Critical!!
  琢磨 :高かったら悪役になったことがある。
   Dice…Ryugo:1r10=(4)=4+10=14
  GM :……(何)
  琢磨 :遊んだことがあるらしい(何)
  GM :何で皆そんな回すの……?
  和幸 :……うちの知らない所で付き合わされたんだな(何
  GM :そのようですね(何)
  琢磨 :代役とかで(何)
  龍吾 : www
  GM :ではまぁ以上ですかね。
  琢磨 :こちらは真琴とのRV教室の合間、真琴の経歴を調べる感じかな?
  GM :はい。
  京介 :いえっさ。時間も良い感じに。
  和幸 :うちは美恵ちゃんをもう一度様子見って感じかな。
  琢磨 :侵蝕率にも余裕があるので、必要に応じて若人組の行動に顔を出すよ。
  GM :和幸君了解。
  京介 :大野さんと同じような感じかな。余裕があれば、RBについて詳しく調査する感じ。そっちが専門なわけですし。
  GM :はい。
  瑞樹 :瑞樹はともかく聞き込みと情報収集に走る感じですね。面識が無いので、よほどの事が無い限りは少女二人には接触しないと思いますが。
  GM :了解です。では明日は先ず瑞樹さんのシーンから。
  瑞樹 :了解しました。
  龍吾 : 了解です
  琢磨 :龍吾君は、妹型の妖精と親密度を上げるためにデートイベントで(嘘)
  龍吾 :
  京介 :樹|・)・)・)・) ジー………………
  GM :とまれそろそろ切りますか。
  和幸 :(相棒が雷落としつつ)了解(何>樹
  GM :何か各々一言あればどうぞ。
  京介 :いえっさ。お疲れ様でした。こっちは特になしでー。
  和幸 :同じく無しでOKです。
  瑞樹 :こちらも、口に出す内容は特にありません。
  龍吾 : 大丈夫でっす
  琢磨 :「後学のために、その妖精とよーっく会話しといてくれ」と龍吾君に言ってエンドOKです。
  GM :気がつけば、日は既に暮れ落ちて。
  GM :夢の夜の始まり。


 Middle Phase 3
 Scene Player 門兼 瑞樹 Place 郊外路地 Entry 可


  GM :登場どうぞ。
  瑞樹 :了解です。#1d10+50
   Dice…Mizuki_K:1d10=(2)=2+50=52

  GM :日は何時の間に隠れ落ち、そろそろ街も寝静まる頃になりつつあった。
  GM :支部を出て、噂話を糧に、独自に“妖精”を探そうと眠りかけの街を歩く事しばし。
  GM :──郊外住宅街の道に、ふと、見慣れないものと、音を聞いた気がする。
  GM :ふと視線を向ければ、角を曲がる……子供だろうか。パジャマ姿のそれが目に留まる。
  瑞樹 :「……?」きょとん、と。そっちの方に意識を向けて。
  GM :その姿は不自然に仄光る様な──先日、鮎川が告げた様な、薄紫の燐光を纏って見えた。
  GM :ぱたた。と響く音は、足音だろうか。それは幻ではなく、確かに存在するものだと確信できた。
  瑞樹 :「……」来たか、と思いつつ、ついて行く。念の為、《不可視の領域》を周囲に纏いつつ。
  GM :ではそれを追うように道を行けば。先に見えるのは住宅街の外れにある公園。
  GM :そこに、先ほど目を止めた小さな姿は、確かに仄光る存在を提示していた。
  瑞樹 :そろり。素人尾行とはいえ目立つよりはマシと、木陰から様子を窺う。
  瑞樹 :いざとなれば──符を手元に忍ばせ。
  GM :パジャマ姿でひとり、自分の纏う光を糧に遊具と戯れる、小学生くらいと思しき少女。
  GM :そうだな……瑞樹さんは先のシーンで和幸君が示した美恵の写真は見てましたっけ?
  瑞樹 :見ているはずです。
  GM :なら解る。件の少女は顔立ちは恐らく美恵ではないかと思えます。
  GM :ただ、写真にある様な無邪気な様子とは些か雰囲気が違って思えますが。
  瑞樹 :(件の憑き物持ちに早速遭遇か……)観察してみましょう。
  GM :ではまぁ。ひとり場に戯れる少女は、何か気付いた様に貴方の方に目を向けた。
  GM :《不可視の領域》は知覚判定対決で見破れる筈ですな。いっちょこっちと対決していただきましょうか。
  瑞樹 :ですね。了解。
  GM :お互い知覚で高い方が勝ちと言うことで。
  瑞樹 :了解です。では、隠れてみましょう……振りますね。
  瑞樹 :#2r10+1
   Dice…Mizuki_K:2r10=(8,1)=8+1=9
  GM :#12r10+1 データ的に知覚はあったようだ。
   Dice…GMtat:12r10=(2,3,4,3,8,6,9,4,5,10,7,10)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(5,6)=6+10=16+1=17
  GM :よし見つけた。視線を貴方に固定した。紅い眼が見透かすように笑いかける。
  瑞樹 :回られたらそら無理だわ。
  GM :「かくれんぼのつもりかな? お兄さん?」あは。と。年齢にそぐわない大人びた表情と口調で、気づいていることを示してくる。
  瑞樹 :「……いや。まいったね、どうも」頭を掻きながら、姿を見せる。警戒は続けているが、それすらも見透かされているような感覚に囚われている。
  GM :「人と話すのは久しぶり。何かご用? お兄さん?」
  GM :こて。と首を傾げ訊いてくる様は、年齢相応の仕草で。
  瑞樹 :「夜中に子供一人ってのは気になった、かな。まあ、まずは常識的な大人の反応として」
  GM :ふぅん。と返事ともつかない息を吐いて。
  GM :「大丈夫。危ないことはまださせない。日が出れば、きちんと返してあげるから」
  GM :「まだ、夢のお話だから。この子にとっては。──楽しい、夢のお話」
  GM :くるり。と。その場で舞うように回り。
  瑞樹 :「夢か。それはそれは素敵なお話だ。楽しい妖精の夢なら」
  GM :そうね。と、同意するようにこくりと頷き。
  GM :「でも、この子は望んでいるの。夢がユメでなくなること」
  GM :「だから、“私”は夢の中で少しずつ、彼女のユメを叶えてあげて。──いずれは現としてあげるつもり」
  瑞樹 :「ユメ……それはどんなユメだろう。夢のような楽しいユメならいいんだけれどね」
  GM :「今は段階でしかないけれど。──そうね、楽しい時間であると思う。“私”には」
  GM :くす。と笑いかけ。踊るように再度其方を見た。
  瑞樹 :「“君”には、か。……そういえば、自己紹介もまだだったね。俺は門兼。『名前』を、お聞かせ願えないかな? 妖精さん」
  GM :「ずっと待っていた。“私”と話せる時が来ることを。──そう出来る力と、時を。“私”は手に入れているから」
  GM :「紅珠」名前。と単語には端的にそう応えた。紅い眼を以って。
  龍吾 : 出ます
  龍吾 : #1d10+42
   Dice…Ryugo:1d10=(8)=8+42=50
  龍吾 : 「紅珠ちゃん、ね。覚えとくっすよ」(がさり
  龍吾 : (いつの間にか茂みにいたらしい
  瑞樹 :「! お前……」現れた皆月に驚きつつ。
  GM :ぴくり。と、もう一人姿を現した人物……より。それに憑く存在に、少女は不快気に眉を潜めた。
  龍吾 : 「気づいたのは偶然っすけどね。つーわけで初めまして紅珠ちゃん」
  GM :「碧珠……まだ存在していたか」かけられた声は無視するように。うんざりしたように、龍吾の肩に寄るそれに吐き捨てて。
  GM :『紅珠……』『おまえこそ、まだ、ミエを』かけられた声に、妹二人もまた、忌々しげに唸りを上げる。
  GM :「オマエに邪魔されるのは困る。──興ざめね。今日はこれで終わりにするわ」
  GM :と。といっぽ飛びずさるように下がり。纏った燐光の中に姿と気配を消した。
  GM :《瞬間退場》を宣言します。
  GM :少女が消えた瞬間、場に残るのは月の淡い光が照らすのみ。
  龍吾 : 「予想はしてたけど、すげー険悪だなぁ。平和的解決は遠そうっすね」(頭ぽりぽり
  瑞樹 :まあ、追えるわけはないですわな。「──消えた、か。やれやれ、一瞬目がヤバイ感じになったのには肝を冷やしたよ」
  GM :『まさか、ミエ本人を操るまでに力をつけているとは……』『これは此方の予想外だった』
  龍吾 : 「女の子があんな目してちゃ駄目っすよ、うん」
  GM :ちび二人も、消えた空間に悔しげに歯噛みした。
  龍吾 : 「しかし、乗っ取られてるってなるとマズいっすね…」
  瑞樹 :「事態はすでにかなり進行中か。ところで『碧珠』だったか──」先ほどの『紅珠』との会話を説明し。「あの女の子……『美恵』か。あの子の望みについて、何か思い当たる節はないか?」
  GM :『望み、か』ううん。と一瞬考え。
  GM :『ミエは、あの年相応かどうかは解らないが』『空想好きなところは確かにある』
  GM :『例えば、魔法使い』『それになることを夢見ていた。それは確かだ』
  GM :だが。と続け。
  龍吾 : 「ウチの妹もファンタジーもの大好きっすね」
  GM :『我々のそれに寄る力は魔法でも何でもない』『キミたちなら、それが解る筈だ』
  瑞樹 :「まあ、最近はファンタジーもやたら現実志向だわな。『ユメを現実に』『“私”と話す』『ずっと待っていた』──この辺りに、何かしら鍵がありそうだな」
  龍吾 : 「………まぁ、何も知らない一般人から見たら魔法に見えないこともないっすけどね」
  龍吾 : つい最近まで”そっち側”だったから、よく分かる
  GM :『私は、ミエには自然なままでいて欲しいと願う』『魔法使いなど、望んでなるものではない……と』
  GM :間違っているだろうか。と。龍吾と瑞樹に小さな碧の目を向けた。
  瑞樹 :「──その為には、『碧珠』と『紅珠』……あんたらの成り立ちと関係を、ハッキリさせとく必要もありそうだな……」あえて、彼女たちの問いには答えず。今頃別方面から調べを進めているであろう人たちのことを考える。
  龍吾 : 「フィクションもので、小さい子供が大きな力を得た場合の法則を知ってるっすか?」
  龍吾 : 「力に溺れて自滅するか、大人に粛清されるかの、二択だ」
  瑞樹 :「……そういう結末は嫌だね。いやまったく」
  龍吾 : 「何も知らない子供が力を持つもんじゃないっすよ。自ら望んで、なら尚更っす」
  GM :『──ならば、そうなる前にミエを救って欲しい』『改めて頼む。──リュウゴ』
  GM :憂いと、困惑を浮かべた視線で、彼女達はそう訴えかけてきた。
  龍吾 : 「………ただでさえ、実弾は撃ちたくないのに、女の子相手なんて」(悔しそうな小声
  GM :呟く声は、ただ、夜風に流れて消えた。


 Middle Phase 4
 Scene Player 広瀬 和幸 Place 郊外公園 Entry 可


  GM :登場どうぞ。
  和幸 :#1d10+53 [登場]
   Dice…Kazu-Hi:1d10=(6)=6+53=59
  瑞樹 :「さて。ならその流れをどうにかするために、もうちょい首突っ込んでみますか」ここで、『紅珠』にロイス□好奇心/■恐怖。CX時にSロイスにするかも。
  GM :了解です。
  GM :では改めて。

  GM :翌日。夕刻。
  GM :たまたま下校時がかち合った美恵を道の先に見つけた貴方は、声をかけるより先に、美恵に走り寄られて
  GM :先日遊びに付き合わされた公園まで引き連れてこられた。
  GM :どこか些か眠そうな表情を見せるも、その表情は楽しげで。
  GM :ちょっと、昨夜楽しいことがあったんだよ。と、嬉しそうに和幸に話してきた。
  和幸 :ん、とりあえず黙って聞いてみましょうか。
  GM :美恵「昨夜だけじゃないんだけどねー。最近。夢を見るのが楽しいんだ」えへー。と笑いながら飛び乗るようにベンチに座り、足をばたつかせて。
  GM :美恵「夢の中でね。テレビで見るみたいな、魔法使いになる夢、最近良く見るんだよー」凄いでしょー。と。和幸に同意を求めてくる。
  和幸 :「魔法使いかあ……」やっぱ影響されてんのかな。と思いつつ。
  GM :美恵「だから、最近寝るのがとっても楽しいんだー……あー、でも、夢の中ではしゃぎ過ぎちゃってるのかなぁ。起きるのがちょっと大変で、お母さんに袈裟は怒られちゃった」
  GM :#今朝は
  和幸 :「あー、だからちょっと眠そうだったんだね」笑って。
  GM :美恵「うん。それでね」
  GM :美恵「いつも変身させてくれる妖精さんがいるんだけど、その子がね、いずれ本当に魔法が使えるようにしてあげるよ。って、夢の中だけど約束してくれたんだ」
  和幸 :「そっか……」ちょっと考えて。
  GM :美恵「夢でもそう言うのってちょっと嬉しかったなーって。だから、今日はお母さんに怒られても悲しくなかったよ」
  和幸 :「……美恵ちゃんは、魔法使いになってどんな事をしたいのかな?」
  GM :その言葉には、うーん。と悩む仕草を見せて。
  GM :美恵「えっとね。テレビでは何か、怖い怪獣とかと戦ってるけど、私はそう出来るか解らないかなぁ」
  GM :美恵「でも、そういう力で、友達とか、大事な人を守れるようになったら凄いなぁって、憧れるかもしれないなぁ」
  和幸 :「……なるほどね。その考えは立派だと思う」頷く。
  GM :美恵「だから、よくわからない、かも。もし本当に魔法使いになれても、何か役に立てることがあれば、いいなって。それだけ」
  GM :ほんとー? と、和幸の言葉に素直に笑う。
  GM :美恵「じゃ、妖精さんとの約束が本当になったら、がんばるよ、あたし」
  GM :美恵「じゃ、そろそろおうち帰るね。宿題早く終わらせなきゃ」
  GM :よいしょ。と勢いをつけて立ち上がり。和幸に向かって手を振って公園から出ていく。
  和幸 :それに手を振って見送る。
  GM :ではその直後に、携帯にメール。
  GM :内容は中井美恵のバックグラウンド調査のようです。
  和幸 :「……妖精さんとやらの力だけじゃ、ダメなんだよな。きっと」呟きつつ。メールを閲覧。
  GM :UGN経由からとなりますので、この情報はPC全共有で結構ですとは先に。
  GM :内容は以下に。

  GM :●中井美恵
  GM :奈々市公立小学校に通う小学4年生の少女。
  GM :性格はのんびり屋で年齢より幼く見られる。TVアニメの魔法使いモノが好きで、良く友達と公園でごっこ遊びをしている。
  GM :現在までのところ、特にOVとして覚醒したという報告はなされていない一般人ではあるものの
  GM :最近、夜中にひとりで外をふらついている姿を見かけられることがある……らしい。
  GM :と言うのも、実際彼女が徘徊していると言う話は、些か目撃情報が曖昧なところがあり
  GM :実際のところ、部屋を抜け出す痕跡も上がっていないと言うのが実情である。
  GM :また、調査に当たったOVの報告によれば、彼女の傍には恐らく“隣人”と呼ばれるRBの存在の目撃されているが
  GM :それは常時と言う訳ではなく、たまに見え隠れする曖昧な存在である様子。
  GM :また、美恵自身はその存在には全く気付いてない様子。

  GM :以上となります。
  和幸 :「……自覚はない……か」『"夢"の方で干渉していたとすると、気付かないかもね』
  和幸 :「……とりあえず、一旦支部に戻るか」『りょーかーい』
  和幸 :どうすべきか。どう言うべきか。見つからないまま、歩きだす。


 Middle Phase 5
 Scene Player None Place ─ Entry 不可


  ずっと同じでいようね。
  そんな約束を交わしたのは、もう覚えてはいないけれど──約束など、していなかったのかもしれないけど。
  何でかな。ボク達は、まだこんな短い期間なのに、随分と違ってしまった気がする。

  キミの持つ夢に追い付きたかったボクは、いつの間にかその夢を追い越してしまって。
  気づけば……そう──たったひとりで。

  キミの傍にあるものが羨ましくて、求めて。手に入れたと思ったそれはでも、違って。
  同じでいようね──そう交わした約束を、裏切られたようで、裏切ったようで……悲しかった。

  だから。
  キミの夢がボクに声をかけてくれたこと。ボクが必要だと言ってくれたこと。
  ボクはそれが嬉しかった。

  先生たちのお話も、難しいけれど、キミの夢が繰り返し、教えてくれたから、ボクは理解出来たと思う。

  だから。ね。
  キミが、夜の夢をユメで終わらせたくないなら。
  キミの夢が言う通り、ボクはキミに“力”を貸したいんだ。

  ボクが君のユメ。叶えて。
  もう一度、ボク達は同じでいようね。


 Middle Phase 5  
 Scene Player 大野琢磨 岡部 京介 Place UGN奈々支部 Entry 可


  GM :登場どうぞ。
  琢磨 :#1d10+36
   Dice…Takuma:1d10=(5)=5+36=41
  京介 :#1d10+41
   Dice…Kyousuke:1d10=(7)=7+41=48

  GM :夕方、日の暮れる少々前の時間。
  GM :もう少しすれば、学校帰りの真琴の面倒を見る時間のちょっと前。貴方がた二人は再度、樫村支部長に呼び出された。
  GM :樫村「お二人ともお疲れ様。昨日の調査結果が出てきたよ」
  GM :そう軽く声をかけられ、出し出された資料の内容は以下に。

  GM :高島真琴(情報:UGN)

  GM :奈々市公立小学校に通う4年生の少女。
  GM :最近自然覚醒したOVであり、両親及び周囲の関連人物についてはRVの記憶処理を施した上で
  GM :現在は、UGN奈々市支部のエージェントにRVについての講習を受けている。
  GM :覚醒当時より、小人型の相棒を傍に据えているが、それとのコミュニケーションが取れないことにRVを知った今は悩んでいるらしい。
  GM :中井美恵とは幼稚園からずっと仲の良い友達として付き合いがある。
  GM :美恵の傍を取り巻くRBの存在に以前から気付いており、美恵にそれを尋ねる様が時々見受けられるも
  GM :一般人の感覚にしてみれば、それは夢物語を友人に問いただす、子どもなりの奇行としか取られていなかった様子。
  GM :覚醒してからは数度、美恵のいないところで美恵を取り巻くRBと話すこともあったようだ。

  GM :情報からは以上。
  京介 :「これは…噛み砕いて教えたのが裏目に出ちゃったかな…」
  GM :樫村「真琴ちゃんは覚醒する随分前からお友達の“隣人”には気づいていたみたいだねー」こく。とデスク越しに声をかけつつ。
  琢磨 :「覚醒する随分前からRBに気づくとか、子供ってーのはそういう事ってあるんですかね?」
  GM :樫村「キャリアの覚醒寸前のOVもどきなら、そういうこともあるかもしれないけど、詳しくは解らないなぁ」うーん。と首かしげ。
  琢磨 :「美恵って子は未覚醒だから、自分の周囲に居るモノが見えてないっぽいですが」
  GM :樫村「子供というのは大人以上に“不思議”を受け入れやすいからね。そういう者に気付くのも早いかもしれないけど」
  GM :樫村「それと……うん。これは、真琴ちゃんには残念な話なんだけど」言い様、もうひとつの資料を二人に差し出した。
  京介 :「不思議を不思議のまま終わらせてくれれば、僕らとしてはやりやすいけれど…真琴ちゃんはそういうタイプじゃない、か」
  京介 :む、と眉間に皺を寄せて見るぜ。<資料
  琢磨 :「皮肉なモンですね。魔女っ子に憧れている方が、妖精が見えてないとか……」
  GM :樫村「真琴ちゃんの傍にいる“隣人”の調査資料なんだけどね、それ」
  琢磨 :「どれどれ」覗き込みます。
  GM :樫村「残念ながら、あれは違う。──どちらかと言えば、RB集合体ではなく、ブラム=ストーカーの従者に近いモノっぽいよ」
  琢磨 :「んんん?」
  京介 :「…自分で作ったか誰かにくっ付けられたかで、この先の方針も変わってくるな」
  琢磨 :「………“誰かにもらった”…?」
  GM :樫村「いや。どちらかと言えば、お友達についている“隣人”に憧れるあまり、無意識に自分の力で“それ”に近しいものを作って、傍に置いていた」
  琢磨 :そういやなんか言ってたよーな、と。顎を撫でる。髭また伸びてきたなコンチクショウ。
  琢磨 :「そういやまこっちゃんのシンドロームは何でしたっけ?」
  GM :樫村「だから、あれに自意識が無いのも仕方ないんじゃないかな。従者はあくまでも、主人の意識を投影するものであって、自立して考えるものじゃないからね」
  GM :樫村「ソラリスピュア……と思っていたんだけどね。僕達の前で、ブラム=ストーカーの能力を使ったことは今まで無かったから」
  京介 :「…しっかし、RBじゃないとすると…真琴ちゃんが他の子のRBを知覚して話をしてた、ってのがますます―」
  GM :樫村「その辺りは、真琴ちゃんにも“隣人”を知覚する能力があったんじゃないかな。と思うよ」
  琢磨 :「ソラリス、ブラム=ストーカーか。案外、妖精ってのは結局のところ1個体しかいないのかもしれん」
  GM :樫村「だから、従者たる仮想の“隣人”に、僕達もまんまとだまされた」
  琢磨 :「え、2個体? いや1個体なのか?」
  琢磨 :碧い瞳の幼女型RBを思い出しつつ。
  京介 :「―あるいは、1固体が2つ以上に分かれたか。皆月のみたいな例もあるわけだしね」
  京介 :#皆月君の
  瑞樹 :では、ここで登場を。#1d10+52
   Dice…Mizuki_K:1d10=(3)=3+52=55
  琢磨 :「さらに、あるいは。従者が美恵ちゃんにくっついてるとかー……」
  GM :樫村「2個体もいたの? えーと、美恵ちゃんに? それは凄いねぇ。覚醒もしていないのに」へぇー。と妙な感心をして見せた。
  瑞樹 :「お取り込み中、失礼しますよっと」ガチャリ。入ってきたのは、いつものインチキ占い師。
  琢磨 :「ああいや、皆月に憑いてるやつですよ。妹型の」
  琢磨 :<2個体
  琢磨 :「おーっす。わざわざ自らこっち来るとか。何か情報でも仕入れたのかい?」
  京介 :「根底は共有しているようだけどね。まあ、そういうカタチも有り得―おや、門兼さん」
  瑞樹 :「ども。取り急ぎ、お知らせしたいことがありまして。……昨日深夜、遭遇しましたよ」
  瑞樹 :そう言って、瑞樹は昨日見た状況の一部始終を伝える。
  琢磨 :「妖精憑きねえ……」うーん。腕を組んで唸る。
  琢磨 :「バカな事尋ねてみるけども、その妖精ってのは、碧珠に似てて、目が赤いとか?」
  瑞樹 :「正解。その名も『紅珠』──『碧珠』とは明らかに敵対関係にあるようでした」
  琢磨 :「……………」
  京介 :「…なんというか、まあ。絵に書いたような関係じゃないか」
  琢磨 :「まさか、碧珠をイメージして作り上げた姿とか。なーんてこたぁ無いよなあ」
  琢磨 :ハハハーと笑いつつ、監視カメラモニタに目を向ける。
  GM :何処を見てますか?
  琢磨 :登下校路に設置してある防犯カメラをザッと見する程度ですな。特に明確な目的意識はありませんが。
  瑞樹 :あ、遅くなりましたが、広瀬さんから受け取った、彼が疑問に思ったところも話してありますよ。
  琢磨 :ハッキングは自分にとってのクセみたいなものです。
  GM :ほいほい。ではその監視カメラにちょっと気になる光景が映ったかもしれない。
  琢磨 :「…うん?」
  GM :件の話の中心の二人。真琴と美恵が二人で並んで映っている姿が一部あった様な気がした。
  琢磨 :おや? と声を上げて件の画像を録画、再生。「岡野さん、ちょっと」
  GM :何でも無い下校風景と言えばそれまでですが。話の中心にいる二人だっただけに、眼に入った──のかな。とも思えますが。
  京介 :「…うん。これはちょっと…気になるどころじゃないね」
  琢磨 :念のため向かっている先を確認しときますかね。
  京介 :あと、自分は岡部です。(何)
  GM :あーぁ(何)
  琢磨 :僕っ子の岡部さんすいませんっした!(何)
  京介 :いえいえ。(何)
  琢磨 :「二人がどこ向かうか、ちょっと占ってくれないかなあ」今度は門兼君に(何)
  GM :行き先は普通に家に帰る方向。一瞬立ち話をした後、何か約束する様な仕草で頷きあって、二人は別れる……も、真琴だけはそこに残って“何か”と話している様子がうかがえる。
  GM :では3人とも知覚行ってみよーか。
  京介 :よーし任せろ!
  京介 :#1r10+1
   Dice…Kyousuke:1r10=(2)=2+1=3
  琢磨 :#5r10+2
   Dice…Takuma:5r10=(4,7,5,10,1)=Critical!!
   Dice…Takuma:1r10=(10)=Critical!!
  京介 :(ふんぞり(何))
   Dice…Takuma:1r10=(9)=9+20=29+2=31
  琢磨 :……。
  京介 :…おお。
  瑞樹 :振る必要、あります?(何)
  GM :……いや、いいすようん。
  琢磨 :01世界の解析は任せておけ(何)
  GM :でもまぁ一応どうぞ。
  瑞樹 :そうです? なら一応。#2r10+1
   Dice…Mizuki_K:2r10=(1,7)=7+1=8
  瑞樹 :普通。
  GM :10出ている人がいるから、まぁ、琢磨だけかな。美恵と別れた真琴の傍に、何か人有らざるモノが彼女に何かを話しているようにも見えたかもしれない。
  琢磨 :「…ううん?」目ぇごしごし。
  瑞樹 :「? どうしました、大野さん」
  GM :目線の位置からして、それこそ、真琴が何時も浮かべていた“従者”の位置辺り。
  京介 :「―何か“見え”たのかい?」
  琢磨 :「(映像の)ゴーストかと思ったけど、まこっちゃんの傍らにいるアレが彼女に話し掛けていたように見えた」
  GM :何やら熱心に真琴は“ソレ”からの話を聞いている様子で。数度、得心したように頷く様が見える。
  京介 :「―共生、あるいは支配する相手がズレている…?」
  琢磨 :「これが、もしかしたら………」片耳に付けたイヤホンを外しながら、外に出る支度を調える。
  京介 :「―そうだね。順番は逆になったけど、実際に確かめてみるのが一番だ」
  京介 :畳んで机の上に置いていた白衣を広げて、羽織る。以上でー。
  GM :樫村「そういえば、真琴ちゃんに“夜の妖精”の話は確認してなかったかな、まだ」
  GM :こて。と首かしげ。
  GM :樫村「その辺りも関係するのかもね。──確認がてら、真琴ちゃんを“悪い妖精さん”から解放してあげて。美恵ちゃんもね」
  GM :口調は冗談めかしていても、表情は些か真剣なそれで、樫村は同室のものを促した。
  瑞樹 :ともかく今は行動あるのみ、と。違和感と疑問を抱え、樫村の言葉に頷いた。


 Middle Phase 6
 Scene Player 皆月 龍吾 Place 奈々市公立小学校前 Entry 可(全シーン登場者以外)


  GM :登場どうぞ。
  龍吾 : #1d10+50
   Dice…Ryugo:1d10=(9)=9+50=59
  龍吾 : うわ

  GM :作夜夜中に“妖精”と会って翌日。夕刻。
  GM :美恵と、紅珠と呼ばれるそれと遭遇してより、些か落ち込み気味に見えたミニ妹を引き連れ、貴方は再度、小学校の通学路を歩いていた。
  GM :今回の鍵となる少女が、そこに通っていることが解ったから。もう一度、あわよくば遭遇できるかもしれない。という不確かな期待も込めて、帰り道をゆく児童に逆行して流れていく。
  龍吾 : 「(く、空気が重い…。いや、俺も滅入ってるけどさ)」
  龍吾 : 今回の事件、女の子を撃つことになるかもしれないというシーンの想像が頭から離れない
  龍吾 : 「……な、なぁ、ちょっと聞きたいんだけどさ」 >いもーとs
  龍吾 : 無理やり吹っ切るため、口を開く
  GM :『……うん』『何だ?』
  龍吾 : 「もしも今回の事件、うまいこと紅珠を追い出せたら、お前らは美恵ちゃんの『横』に戻るのか?」
  GM :『そうだな……』それには一瞬考え。
  GM :『正直、どうすべきだろうか』『──迷っている』
  GM :『ミエは、結局のところRVのキャリアだ』『今回、よしんば紅珠をどうにかしたところで──』
  GM :『我々の様なRVの集合体が傍にいれば』『いずれは覚醒を促してしまうのではないか』
  GM :『そういう不安は、ある』
  GM :『ミエのそのままを願うなら』『我々は戻るべきではないのかもしれないな』
  龍吾 : 「…自分たちが離れてでも、覚醒の確率を減らしたいんだな」
  GM :ああ。とそれには同時に頷き。
  GM :『もともと、私も、紅珠も』『ミエに寄生している存在でしかない』
  GM :『それがミエに取って良からぬ結果になるなら』『私は、離れるべきじゃないだろうか』違うか? と、碧い眼の視線を龍吾に向けた。
  龍吾 : 「…それは、結局想像の域から出れないな」
  龍吾 : 「確かにRVが近くに無ければ覚醒の確率は減るだろうさ」
  龍吾 : 「けど、この世の中、いろんなことが起こってるんだぜ。突然覚醒することもあれば、事件に巻き込まれて覚醒することもある」
  龍吾 : 「特に奈々市は、最近になってレネゲイド関係の事件が増えたって聞いた」
  龍吾 : 「結局行き着くとこは『そんなこと考えても仕方がない』なんだよ」
  GM :『そうか……』
  GM :『事が済めば』『我々はミエの傍に戻ってもいいのかな』
  GM :『リュウゴは、そう思うのか?』
  龍吾 : 「お前らが『一緒にいたい』と思うなら、居ればいい。止める権限は俺には無いからな」
  GM :『……ミエが、我々を拒否しなければ、な』『今まで通り、私はミエを見守って過ごしたい』
  龍吾 : 「それに、クライアントの要求に応えるのが傭兵ってもんだ。まー俺はサバゲーマーだけどな!」
  和幸 :#1d10+59 [登場]
   Dice…Kazu-Hi:1d10=(7)=7+59=66
  和幸 :「……っと、見つけた。皆月ー」声をかけてくる顔見知りの少年。
  龍吾 : 「…にしても、あの子居ないなー。時間ずれたか…お?」
  和幸 :「……ちょいと確認したい事があるって大野さん達に言われてさ。そこのちびっ子にだけど」"碧珠"を指差して。
  GM :『我々に、か?』
  GM :何だろうか。と軽く首をかしげ。
  和幸 :『あの「紅珠」って子についてなんだけどー。あの子と貴方達って、何か共通点でもあるのかなって』
  和幸 :「普通は、さ。一人にRBが複数つくっていうのは考えられないらしくてね」
  和幸 :#考えられない→珍しい
  龍吾 : 「…あー、そういや紅珠の詳しいこととか聞いてなかったなぁ」
  GM :『そうだな、アレも、我々と同じく、ミエにつく……』『キミたちの言うところの“隣人”のひとつだった』
  GM :『ミエは……そうだな、キミたちの言う』『その、珍しいモノの一人なのだろう』
  和幸 :[]
  和幸 :「なるほど……」
  GM :『ミエの存在は、我々半端なRV集合体を呼びよせる』『そんな魅力があるニンゲンだ』
  GM :ただ……と表情を曇らせ
  GM :『先の……RV干渉に寄る死者の復活事件』『あの時から、本来私と変わらない力加減だった紅珠との均衡が崩れた』
  GM :『これはリュウゴにも話したが。紅珠は、今、ミエに頼らずとも』『自分の力のみで、この世界に在ることができるだろう』
  和幸 :『……んー。その"紅珠"って子がなんで美恵ちゃん覚醒させようとしてるのかって、予想付いたりする?』
  龍吾 : 「確かに、美恵ちゃんを覚醒させてどうしようっていうんだ?美恵ちゃんはともかく、紅珠のメリットが見当たらない気が…」
  GM :『……それは、我々も同じだが』『存在を、気づいて欲しかったんだと思う。ミエに』
  GM :その問いには、微かに寂しそうに応えた。
  GM :『我々も、紅珠もミエのことが好きだから。ミエの傍にいる、友達のように、話したかったんだろう』『……その友人が、我々を認識できるなら、尚さらに、な』
  GM :『自分は此処にいる。夢だけの存在ではない』『そう、ミエに知らしめたくなったのだと思う』
  龍吾 : 「認識されないことは居ないことと同じ、か」
  GM :ああ、そうだな。と。呟くように首肯した。
  GM :そんな会話をする後、下校中の児童もまばらになる頃。
  GM :──道の先、知った顔が視界を掠める。
  GM :二人の少女。話し込み、頷き会って何かを約束するかのように別れ、一方は視界より消えた。
  龍吾 : 「……ん?」
  GM :もう一方は、その場にたたずみ、微かに上がった視界の先──未だ、彼女のみに見える存在の言葉に耳を傾ける様子。
  和幸 :「美恵ちゃんと……もう一人はこの間の子か……?」
  GM :美恵は既に道の先に姿を消しました。
  GM :今見えるのは真琴だけですね。
  GM :その内、会話を終えた真琴は路地の方へと姿を消していきます。が。どうしますか。
  龍吾 : 「…いかがしたものっすかねー」
  和幸 :『どうしたもんだろうねー』うーんと首をひねる相棒。
  GM :リアクションを何もしないなら此処でシーンを切ります。
  龍吾 : 「……うし」
  龍吾 : 真琴ちゃんを追跡しようかと
  GM :はい。
  和幸 :「……ま、あの子も気になるって話ではあったからな」とりあえず大人組に連絡はしておく。
  GM :了解です。
  GM :では一旦シーンエンドしますが。何かあれば。
  和幸 :調達申請を。両手剣目標13。
  GM :うい。どぞ。
  和幸 :#3r10+5 [調達]
   Dice…Kazu-Hi:3r10=(5,8,9)=9+5=14
  GM :成功しましたね。
  和幸 :OK。自分は以上で。
  龍吾 : 「追跡ってわくわくするっすよね。気分的にダンボール被りたいぜ」
  和幸 :「俺は離れた所から様子見とくよ……どうもこういうのは苦手だからさ」感覚1だし(何
  GM :『遊んでいる場合か』『行くんだろう。見失うな』急かす様に龍吾に声をかけ。妹ズは先行するように真琴の方へと向かって行った。
  龍吾 : 「分かってるよ。んじゃ行くぜ」


 Trigger Phase
 Scene Player 皆月 龍吾 Place 奈々市立小学校通学路・路地裏 Entry 可


  GM :登場どうぞ。
  龍吾 : #1d10+59
   Dice…Ryugo:1d10=(1)=1+59=60
  龍吾 : ダイス増加ー
  GM :他の方はまだいいですかな。
  琢磨 :そうですね。自分は後で。
  和幸 :同じく。
  瑞樹 :自分も後でお願いします。
  GM :了解。では。

  GM :路地の先。消えた真琴を追ってその細道に入り込んだ。
  GM :夕暮れ、日が落ちて薄暗くなる頃。一瞬見失いかけた小さな姿を再度視界に留めたのは、数分の後。
  GM :普段なら気付かないだろう、人気のない薄暗いその場所で、真琴は小指の爪を逆の手の甲に強く押し付け、引き裂いた。
  GM :微かに滲む血。垂れる事もなく……それは小さなヒトガタを作り。真琴の前に姿を現す。
  GM :──それは、何も感情を持たないただの人形として。
  龍吾 : 「(屋外は大抵林だからなぁ。市街地戦なんてやった人いるn……えぇ!?)」
  GM :それを見上げた、真琴のその表情は──随分と悲しく、寂しげに見えた。
  GM :真琴「──何で」
  GM :ぽつり、呟く声がする。
  GM :真琴「何で……ボクの傍にいる子は、みっちゃんと違うのかな。……何で、話してくれないの……?」
  GM :自らの作ったかける声は、悲痛に龍吾の耳に届く。
  龍吾 : 「(えっと、ありゃブラム=ストーカーの従者ってやつだったか?)」(脳内復習中
  GM :真琴「──同じでいようね。って、みっちゃんと約束したのにね」あは。と毀れる笑いは自虐に響き。
  龍吾 : 「(まさか、アレをRBと勘違いしてんのか?)」
  GM :真琴「何で、ボクとみっちゃんは……同じでなくなっちゃったのかな……ねぇ。教えてよ……何で、応えてくれないの?」
  龍吾 : 「(教える…べきなのか?)」
  GM :自身の従者にそう語りかける姿は、知っている者には滑稽にすら映るだろう。
  GM :それでも、真琴はただ必死に、答えないそれに語りかける。
  龍吾 : 「………」
  GM :『解って無いのだと思う、あの子は』『アレが、我々とは違うモノだと言うことに』
  GM :ぽつりと。様子を見ていた、龍吾の傍にいる存在が告げる。
  龍吾 : 足を踏み出す。一歩目は、わざと足音を大きくして
  GM :音に、真琴は大きく身を震わせて其方を見た。
  GM :真琴「……だれ?」
  龍吾 : 「…こんばんわ。一人で路地裏に入るのは関心できないぜ」
  GM :真琴「……あれ、この間のお兄ちゃん……?」
  GM :こんにちは。と、それでも挨拶をするのは、両親の躾がいい証拠だろう。
  龍吾 : 「たまたま見かけたもんでな、ちょっと追っかけてみたんだ。気を悪くしたらゴメンな」
  GM :ううん。とそれにはふるりと頭を振って。
  龍吾 : 「…で、まぁ、見ちゃったわけなんだけど」
  GM :真琴「うん」
  GM :その言葉には特に悪びれす頷いてくる。
  GM :真琴「何でかな。この子、お兄ちゃんやみっちゃんと一緒にいる子とは違うの」
  GM :言って、寂しげに、自分の片割れを仰ぎ見た。
  龍吾 : 「あのな、そのー…、違うのは当たり前なんだ」
  GM :真琴「同じだと思ったのに。みっちゃんと、同じ様になれたと思ったのに、違うの。──何で、かな?」
  GM :違う。と否定された言葉に、縋る様な眼を向けた。
  龍吾 : 「ブラム=ストーカーってのは知ってるかな?それの技の一種なんだ、それ」
  GM :こて。と首を傾げ、黙ったまま話を聞く。
  龍吾 : 「俺はブラム=ストーカーじゃないから詳しく知らないけど…、自分の血で人形を作る…とかそんな感じだったかな?」
  GM :その言葉には、ほんの一瞬反応したように、先ほど自分で傷付けた手の甲を見る。
  龍吾 : 「まぁ、そういうわけだから……えーっと…」
  龍吾 : (オブラートに包める言葉が出てこない
  瑞樹 :では、登場。#1d10+55
   Dice…Mizuki_K:1d10=(5)=5+55=60
  瑞樹 :「──見つけた、ここにいたのか。あちこち探したぞ」曲がり角の向こうから現れる。
  琢磨 :#1d10+41
   Dice…Takuma:1d10=(3)=3+41=44
  琢磨 :「伝えなきゃいけない事があって大急ぎで来た」その少し後に遅れて、息を切らしつつ。
  龍吾 : 「…岡部さんと、えっと門兼さん?」
  琢磨 :「大野大野」(何)
  龍吾 : やべ、素で間違えた
  GM :真琴「あれ、大野お兄ちゃんと……えーと……」
  琢磨 :親指で自分を指差して、まあそれはそうと。コホンと咳払いをし。
  GM :知った顔と見知らぬ顔の登場に、真琴はきょとんとして声をかけてきた。
  琢磨 :「まこっちゃん。キミの“友人”についてなんだが…俺らは今まで勘違いしてた」
  京介 :「最近の出来事に当てはめすぎていたね。…言い訳になるけど、僕らのミスだ」
  京介 :大野にやや遅れて。白衣を翻し、息を切らせて。
  琢磨 :「………すまなかった! あれは…“友人”では無いんだ」深々と頭を下げる。
  GM :え? と、怪訝な顔で真琴はその言葉に教師たる二人に視線を向けた。
  琢磨 :「キミの“パートナー”じゃない。それは、君の従者…“人形”だ」
  京介 :「アレは…うん。真琴ちゃんが、自分で作ったものだ。真琴ちゃんが“喋らない”と思っているなら―いや、そもそも、それは自発的に喋るものじゃ、ない」
  京介 :では、今回も言葉を噛み砕いて、わかりやすく。即席で、“従者”とブラム=ストーカーについての説明を。
  GM :黙ったまま、真琴はその言葉を聞いていたが──ややあって、隣で佇む“従者”を見て、再度、其方を見て……呟く。
  GM :真琴「……同じじゃ、無いんだ。──みっちゃんと」
  琢磨 :「だから、“それ”は美恵ちゃんの友人のように、話し掛けたり、問い掛けに答えてはくれない…」
  GM :寂しそうに、悲しそうに、それだけを告げ、俯いて。ふる。と首を振った。
  京介 :「ああ。けれど―“同じ”であることが、良いこととは―」限らない、と言いかけて。
  京介 :首を振る真琴を見て、言葉に詰まる。
  GM :真琴「同じだって、言ってたのに。──同じでいようね。って、言ったのに」
  龍吾 : 「(子供ってのは、他人が持ってるもんを欲しがるからな…。さて、どういう反応が返ってくるか)」
  琢磨 :「期待を持たせて、それを裏切ってしまった…本当にすまなかった。この通りだ」幼い彼女の夢を裏切った。その罪悪感に居たたまれなさを覚えながら、再度、深々と頭を下げる。
  GM :真琴「同じだと思ってたのに……何ではじめにそう教えてくれなかったの、お兄ちゃん達、酷いよっ!」
  GM :真琴「わかってたら、また、違うって……!」
  GM :理不尽にそう大声を上げて、真琴は踵を返し、路地の向こうへ走って行った。
  龍吾 : 「あ、おい!」
  京介 :「―解ってはいたけど。これは結構こたえるね、大野さん」
  琢磨 :「…………そうだな…」
  琢磨 :今は追いかけることができない。その場に立ちつくしたまま、力無く頷いた。
  京介 :「…すまない。今回の件には、僕らの早とちりと思い込みも影響しているみたいだ。だからせめて、というわけでもないけど―」
  京介 :ぽん、と。大野の肩を叩く。
  京介 :「―行こう。それが今、僕らのやるべきことだ」
  京介 :と言って、まこっちゃんを追いかけていこうか。
  琢磨 :「──そっすね」まだ遣るべき事がある。足を止めるにはまだ早い。
  龍吾 : 「…やっちまったもんは仕方がないっすけど、あーやってごねた子はなかなか機嫌戻らねーんだよなぁ」
  琢磨 :自分を叱咤しながら、彼女の後を追うことにした。
  龍吾 : ひとつため息をついた後、自分も後を追う
  瑞樹 :「いろいろ興味は尽きないが……今は言ってる場合じゃない、か」三人を追いかけて。
  京介 :「―ああ、広瀬君。すまないけれど、今から言う場所に―」
  京介 :と、走りながら連絡を取って。
  京介 :(こちらは以上かなー)
  琢磨 :自分も以上で。
  龍吾 : 以上
  瑞樹 :以上です。
  GM :うい。


 Trigger Phase 2
 Scene Player  None Place − Entry 不可


  GM :夕刻、日が落ちて。人気のない公園に、不意に気配を感じて、少女は其方を振り返った。
  GM :──約束通り。と言うべきか。
  GM :燐光を纏った少女の友人は、昼間のそれとは想像もつかない笑顔で、自分を待つ彼女に笑いかけた。
  GM :「約束通り。ユメを叶える手伝いをして欲しいんだ。キミに」
  GM :大人びた口調で再度、違う表情で笑いかける友人に、少女──真琴は一瞬ためらいを見せつつも、首を傾げ、口を開く。
  GM :「みっちゃんがそう望むなら、いいよ。──色々、違ってしまったボク達が、それで近くなるなら」
  GM :こくり、頷いて続ける。
  GM :──先ほど教師たちより受けた疵。それが、今の思いの引き金となっていることは気づかないまま。
  GM :「魔法使いになりたい。っていう、みっちゃんの夢、叶えてあげる。ボクに、それが出来るなら」
  GM :「出来るよ」
  GM :はっきりと告げた少女の宣言に、その友人……美恵は、やはり夜の口調で続けた。
  GM :「キミにしか出来ないことなんだ。だから、今から“私”にちょっと、痛い目を見てもらうことになるけど──」
  GM :「──え?」
  GM :その言葉に不穏を感じ、真琴はこの場で初めて躊躇いを見せた。
  GM :美恵の中に棲む妖精は何をする気なのだろう。この期に及んで、そんな言いようもない不安に眉をひそめる。
  GM :「──……ミエはきっと、マコトの力と、想いには応えてくれる筈」
  GM :にこり。笑った──直後。彼女が待とう燐光が収束し、その身体を貫いた。

  GM :「────っ!? みっちゃん、どうしたの!?」
  GM :目を見開き、動くこともできず、真琴はただその光景を凝視し……崩れ落ちた美恵の傍に、一瞬遅れて駆け寄り、肩を掴む。
  GM :「みっちゃん……何で、みっちゃんっ!!」
  GM :自らの光に貫かれ、ぐったりと身を弛緩させた美恵の意識を呼び起こそうと揺さぶるも……友人に反応はなく。
  GM :恐慌に陥りかけた真琴に……妖精の声が響いた。

  GM :『これから、キミの力が必要なんだ』
  GM :びくり。その声に身を竦ませて、真琴は自分たちの傍に立った紅い眼の“妖精”を見上げ、視線で問う──どうすれば良いのかを。

  GM :『これは、ミエが魔法使いになるために無くてはならない儀式なんだ。マコト』
  GM :「──え?」
  GM :『キミの“力”で。ミエを起こして──覚醒させて。……大丈夫。君は知ってる筈。そのやり方を。──落ちついて。“ミエを助けて”』

  GM :「…………わかった」
  GM :囁きが、少女に浸透する。
  GM :──魔法使いへの儀式ではなく、ただ、友人を助けたいがため、真琴は己の力の一端を解放した。

  GM :「……みっちゃん。助けて、あげるよ。ボクが」

  GM :他人を癒し、力づける為のその力。
  GM :──生み出す恵みの“聖水”ではなく。己の体内に巡る“命水”を以って。
  GM :ただ、生きていて欲しい。
  GM :純粋な想いでただ、少女は友人の首筋に、その歯を突き立てた。

 4.Climax Phase

 Climax phase 
 Scene Player All  Place 郊外公園


  GM :登場どうぞ。
  龍吾 : #1d10+60
   Dice…Ryugo:1d10=(10)=10+60=70
  京介 :#1d10+58
   Dice…Kyousuke:1d10=(2)=2+58=60
  和幸 :#1d10+66 [登場]
   Dice…Kazu-Hi:1d10=(7)=7+66=73
  琢磨 :#1d10+44
   Dice…Takuma:1d10=(3)=3+44=47
  瑞樹 :登場します。#1d10+60
   Dice…Mizuki_K:1d10=(9)=9+60=69
  GM :琢磨君が……(何)
  琢磨 :(みないで、おれをみないでっ)(何)

  京介 :(○ ○) ジー…
  GM :夕刻、真琴を見逃し、居た堪れない気分でその先を探した。
  GM :夜も暮れ落ちて、道行く気配もなくなる頃──樫村より不穏な連絡が入る。
  GM :“妖精”が、また現れた。と。──しかも、夜中ではなく、まだ暮れ落ちて間もないこの時間に。
  GM :不穏な予感を覚え、“妖精”の遊ぶ公園に脚を向ければ、そこは既に人を寄せ付けない空間で。
  GM :──道の先、燐光を纏う赤い眼の“妖精”と、その足元、二つの小さな少女の姿が認められた。
  GM :ひとりの少女はひとりの首筋に顔を寄せ──それを放した瞬間、彼女に不安げな目を向ける。……未だ目覚めない友人に。
  龍吾 : 「…おい!何やってんだ!?」
  琢磨 :「まこっちゃん!!」年甲斐もない大声量で、叫んだ。
  和幸 :「……倒れてる子が、ってあれ……美恵ちゃん!?」
  GM :『紅珠……』『』お前、彼女に何をさせた!?』
  琢磨 :「赤眼の言う事を聞いちゃダメだ!」
  GM :龍吾の横に寄りそう“隣人”も、先に見えたその光景に声を上げ。
  京介 :「―仲間を増やす。そのために、利用した…?」
  GM :呼びかけられた真琴は。友人を抱えたまま其方に視線を向けた……その表情は、どこか虚ろに映る。
  GM :恐らく、何らかの影響下にあるそれ。
  和幸 :『……ホントに、余計な事してくれたみたいだね』いつの間にか姿は宿主と同じくらいの背丈に変わり、"相棒"が呟く。
  GM :紅珠『──邪魔しないで欲しいな。キミたち、ミエの覚醒の儀式を』
  瑞樹 :「……なるほど。紅珠、それが目的だったのか。真琴って娘の目的と、かちあったってわけか」
  GM :二人の少女の傍、彼女達が“妖精”と呼んだそれが、群がるものを睥睨する。
  琢磨 :「まこっちゃんは催眠状態か…くそっ!」掴んでいたコンビニ服を放り投げる。
  和幸 :『……一応聞こうか。"宿主"を覚醒させてどうするつもりなの?この後は』
  GM :紅珠『どうするつもりも何も。──私の目的はただそれだけ』
  GM :紅珠『同じになって欲しかっただけだよ、私は、ミエに。……マコトと同じく。それだけのこと』
  GM :それがどうした。と言わんばかりに、彼女達に浮かぶヒトガタは応え。
  GM :紅珠『ミエの覚醒はまだ確定ではない。──彼女を“魔法使い”と成す儀式はまだ済んでいない。それを邪魔しないで欲しいものだね』
  和幸 :「……その子を"こちら側"に引き込む事がどういう事か。分かっててやってんだろうな?」
  和幸 :声のトーンが自然と落ちる。
  GM :紅珠『──さぁ?』
  GM :その質問の意味自体が解らない。とでも言いたげに。紅珠は笑んで。
  瑞樹 :「人を我欲で迷わす妖精……さすがにこれは、悪戯では済まないってことだよ」
  龍吾 : 「………させねーよ」
  GM :『リュウゴ……』
  GM :その言葉に、不安げに双子の小さな妹の姿をしたものは声をかける。
  龍吾 : 「俺も”こっち側”に来て日は浅いが、子供がそうそう来ていい場所じゃねぇんだよ」
  龍吾 : 「それに」
  龍吾 : 「俺はこいつらと約束をした。それを破るわけにはいかねぇ」
  GM :『ミエは……まだ、間に合う……と思う、が』『数度、繰り返されれば、どうなるか解らない』
  GM :『紅珠を止めてミエを、守ってくれ』『頼む──リュウゴ。そのための手は、貸す』
  和幸 :「……ようやっとはっきりしたな。お前は"俺達"の敵だ」
  GM :紅珠『何故ミエの覚醒を阻止しようとする? お前たちは、既に変わったものだろうに』
  琢磨 :「だから同じにする、と?」
  GM :紅珠『同じになるモノが増える。それが普通となれば、そのこと自体に過敏になることもあるまいよ』
  京介 :「―変わったからこそね。これ以上変わらないように頑張るし―変わってしまったなら、せめて―人間らしく生きられるよう、助けてやりたい」
  京介 :人間ってのはそういうもんだよ、と。
  龍吾 : 「さっきも言ったぜ。俺はこいつらと約束した。『美恵の覚醒を防いでくれ』ってな」
  GM :少女の覚醒を厭う、既に踏み越えた者たちに、ただ不思議そうな表情を向け。
  琢磨 :「………紅珠よぉ。ハッキリ言って、お前の気持ち…分からんでもないんだ」ぽつり、零して。
  琢磨 :「だが、駄目だ。お前が本当の意味で彼女の同意を得てやった事とは到底思えない。ただの唆しだ」
  琢磨 :「だから認める事はできないんだ」ポケットから携帯を取り出す。
  龍吾 : 「あと、個人的に子供を誑かすヤツは好かん。それだけだ」
  和幸 :『"夢"は"夢"のままで。――"こちら側"に来たところであの子が幸せになれるなんて思えない。私が言えた義理じゃないけれどね』
  GM :紅珠『──だがしかし、私が望むのは、ミエと同じになることだ。いや、ミエが、私たちと同じになることだ。その希望は、そこの少女と変わらない』
  GM :未だ虚ろに友人を抱える真琴を見て、数歩、離れる。少女二人を護るように立ちふさがり。
  GM :紅珠『それを邪魔するならば──』告げた。その眼の輝きは敵意に揺らめいた。
  龍吾 : スポーツバッグを器用に蹴って、ショットガンを取り出す
  琢磨 :「…なあ、まこっちゃん。俺はキミに言いたい事があるんだ」
  琢磨 :「今は聞いて貰えないかもしれないが、後でもう一度言うから。だからその時にちゃんと聞いてくれ」
  琢磨 :■好奇心/□猜疑心で取得していたシナリオロイス・高島真琴をタイタスに。
  琢磨 :その上で、新たに■尽力/□悔悟で修得し、これをSロイスとして取得します。
  GM :了解です。
  琢磨 :そして携帯のストラップを銃に変える(今は演出)。
  龍吾 : 真琴ちゃんに■庇護/脅威で取得
  京介 :…うん、そうだなあ。実のところ、感情自体はそう変わっちゃいない。[■庇護/□不安]のまま、真琴をSロイスに指定。
  GM :それぞれのロイス了解で。
  和幸 :「まあ今更どうこういった所で言いたい事は一つだ……」
  和幸 :「『理由はどうあれ"人の日常をわざわざ壊しに来る"ものを俺(私)たちは許さない』」
  和幸 :シナリオロイス"中井美恵"を■庇護/不安にてSロイス指定。
  GM :はい。
  瑞樹 :「俺自身には、その娘らに対しての思い入れはあんまりない……なんて言うと語弊があるけど。こういう形で人と妖の境界を侵した存在を、自称中立としちゃ、放っとくわけにゃあいかんわな。止めさせてもらうよ」
  瑞樹 :ロイス『紅珠』を、■慈愛/□偏愛にて、Sロイスに申請します。彼女の本音を知っている者としては。
  GM :了解です。
  龍吾 : 「来いよ、子供を誑かす悪い虫さんよ!」
  GM :『リュウゴ、頼む』『ミエを……“日常”に在ることから、逃がさないでくれ』
  GM :RBにはおよそ似つかわしくない単語をそれは告げ、龍吾の傍にある存在は本来の姿を現した。
  龍吾 : あ、Sロイス忘れてた。
  GM :指定するなら今のうち。
  龍吾 : シナリオロイスの《奇妙な隣人》で)
  GM :はい。
  GM :では戦闘開始。

  GM :衝動判定を。
  京介 :#3r10+4
   Dice…Kyousuke:3r10=(10,9,7)=Critical!!
   Dice…Kyousuke:1r10=(5)=5+10=15+4=19
  京介 :よし、俺超落ち着いた!
  GM :良かったね!(何)
  京介 :#2d10+60
   Dice…Kyousuke:2d10=(9+8)=17+60=77
  京介 :うほ
  瑞樹 :了解。まずは意志で #7r10+1
   Dice…Mizuki_K:7r10=(2,7,10,3,6,8,9)=Critical!!
   Dice…Mizuki_K:1r10=(9)=9+10=19+1=20
  瑞樹 :よし、中立維持。
  瑞樹 :で、侵食。 #2d10+69
   Dice…Mizuki_K:2d10=(1+5)=6+69=75
  瑞樹 :成功の75%です。
  GM :皆落ちついてるなー。
  琢磨 :#2r10+1+1 思い出の一品込み。
   Dice…Takuma:2r10=(1,10)=Critical!!
   Dice…Takuma:1r10=(3)=3+10=13+1+1=15
  琢磨 :よし!
  琢磨 :#2d10+47
   Dice…Takuma:2d10=(5+4)=9+47=56
  琢磨 :成功の56%で。
  GM :まだダイスボーナスが無いだと(何)
  琢磨 :(目逸)
  和幸 :#4r10+2 [衝動]
   Dice…Kazu-Hi:4r10=(5,8,8,4)=8+2=10
  和幸 :#2d10+73
   Dice…Kazu-Hi:2d10=(8+5)=13+73=86
  和幸 :成功/86%。
  龍吾 : #2r10
   Dice…Ryugo:2r10=(1,8)=8
  龍吾 : あ、ボーナス忘れてた
  GM :わぁお。
  龍吾 : 追加で振ります
  GM :どぞ。
  龍吾 : #1r10
   Dice…Ryugo:1r10=(2)=2
  龍吾 : ですよねー
  GM :失敗すな……
  GM :では龍吾は暴走で。あとは成功かな。
  琢磨 :はい
  龍吾 : #2d10+70
   Dice…Ryugo:2d10=(5+7)=12+70=82
  龍吾 : 「───っ!!?」(暴走
  GM :碧珠『リュウゴ! 落ちつけ、それでは出来ることもできなくなる!』いつの間にか姿を妹のそれから変えた“隣人”が、叱咤する声を投げつけた。

  GM :行動値宣言を。
  和幸 :こちらは5です。
  京介 :4です。
  龍吾 : 14
  琢磨 :12です。
  瑞樹 :10です。
  GM :紅珠>従者>龍吾>琢磨>瑞樹=真琴>和幸>京介
  GM :こうかな。
  京介 :ですね。うわあ、足遅ぉい(何)
  行動: 紅珠>従者>龍吾>琢磨>瑞樹=真琴>和幸>京介
  GM :4じゃね……(ほろ)
  GM :でもってエンゲージは
  GM :[真琴/美恵(昏倒中)][紅珠]10m[PC]
  GM :こんな感じで。
  GM :……ごめ、訂正。
  GM :[真琴/従者/美恵(昏倒中)][紅珠]10m[PC]
  GM :こう。
  琢磨 :了解。
  GM :ちなみに美恵は便宜上書いてあるだけで、今回の戦闘参加は無いものと考えて結構です。
  瑞樹 :了解です。
  和幸 :了解。
  龍吾 : 「───っ」 息が荒く、冷や汗が流れ続ける。今すぐにでもこの場から撤退したい
  GM :勝利条件は紅珠の戦闘不能。敗北条件はPC全員の戦闘不能。
  京介 :いえっさ。
  龍吾 : 了解
  和幸 :了解。
  琢磨 :はい。
  瑞樹 :了解です。
  GM :それでは改めて戦闘開始。

  GM :●1R

  GM :●セットアップ
  GM :こちらはVUP使用。
  琢磨 :無しです。
  瑞樹 :ありません。
  龍吾 : ありません
  和幸 :無しです。
  京介 :なし。

  ▽Action:(Enemy)紅珠
  GM :紅珠『邪魔はするな──碧珠、ニンゲン達を連れてまで!』声を荒げるのは、本来仲間であった筈の相手。同時に手を振る姿は、RVの本来の姿を取り戻す。マイナー:《オリジン:ヒューマン》を使用。
  GM :#3d5
   Dice…GMtat:3d5=(4+5+2)=11
  GM :琢磨、和幸、瑞樹対象で。
  GM :《要の陣形/茨の戒め/光の手/主の右腕/コンセントレイト:AH》
  GM :対象3人への装甲有効射撃攻撃。命中時〈硬直〉付与
  GM :#12r7+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(3,10,7,3,4,9,1,10,10,4,3,5)=Critical!!
   Dice…GMtat:5r10=(8,8,6,8,1)=Critical!!
   Dice…GMtat:3r10=(8,10,5)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(1,1)=1+30=31+3+2=36
  GM :36。
  琢磨 :移動できないと困るのは和幸君だけかな?
  和幸 :ですね。
  琢磨 :《マグネットフォース》で和幸をカバー。
  和幸 :感謝!
  瑞樹 :自分は一応回避。#3r10
   Dice…Mizuki_K:3r10=(9,5,1)=9
  瑞樹 :まあ、そりゃ無理だ、と。
  琢磨 :ダメージどうぞ。
  GM :#4d10+15 紅珠の的う燐光が収束し、瞬後、レーザーとなって貫いた。
   Dice…GMtat:4d10=(6+5+1+2)=14+15=29
  GM :29点装甲有効で。
  GM :何か低いぜ(くそう) 当たった人は硬直付与で。
  瑞樹 :硬直了承。HP1で残りました。リザしたかった(何)
  琢磨 :《リザレクト》#1d10+58+2
   Dice…Takuma:1d10=(4)=4+58+2=64
  琢磨 :HP4
  琢磨 :64%に。
  GM :僕だって昏倒させたかったよ(何)
  琢磨 :代わりに昏倒しておきました(何)
  GM :ありがとう(何)
  和幸 :あーあ(何
  琢磨 :「俺のレネゲイドがもっと輝けと…いや何でもない。それよりも上手くやってくれよ、和幸」(何)
  琢磨 :血を吐きつつ。
  和幸 :「……っ、了解!」しりやーすに戻しておく(何

  ▽Action:(Enemy)従者
  GM :虚ろな意識の中、真琴は初めて“従者”へと意志を放つ。それはひとつの戦士として、其方に凶器たる手を向け、礫を散らす。
  GM :《忌まわしき砲弾/かりそめの狩人/痛みの水/コンセントレイト:SL》
  GM :範囲射撃攻撃。ダメージ通過で、放心付与
  GM :#11r7
   Dice…GMtat:11r10=(7,10,5,1,3,5,2,3,1,8,10)=Critical!!
   Dice…GMtat:4r10=(3,3,7,4)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(5)=5+20=25
  GM :25。範囲で。今度は全員対象ね。
  龍吾 : リアクション不可
  京介 :#6r10 念のため。
   Dice…Kyousuke:6r10=(10,7,6,5,5,10)=Critical!!
   Dice…Kyousuke:2r10=(2,8)=8+10=18
  京介 :ち、もう1回回ってりゃ。
  和幸 :まあ、狙ってみるか。
  GM :惜しかったっすね。
  和幸 :◇"緊急回避" 
  和幸 :<回避>+《炎神の怒り/リフレックス:SR》
  和幸 :侵食率+5で91%、メインプロセス終了HP-3で30/33。
  和幸 :#10r7+1 [ごー]
   Dice…Kazu-Hi:10r10=(3,6,5,2,4,5,5,2,10,1)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(8)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(9)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(4)=4+30=34+1=35
  和幸 :回避!
  GM :なにぃ(何)
  瑞樹 :普通に回避。 #3r10
   Dice…Mizuki_K:3r10=(7,9,7)=9
  瑞樹 :やはり無理、と。
  琢磨 :岡部さんをカバーします。僕っ子を傷つけてはいけないと電波が飛んだので(何)
  和幸 :「……っと、あぶねえ!」わずかに走る痛みに顔をしかめつつ、飛礫をかわす。
  GM :おういえ(何) ではダメージ。
  GM :#3d10+5 ダメージ通れば放心付与で。
   Dice…GMtat:3d10=(9+3+7)=19+5=24
  琢磨 :《リザレクト》#1d10+64+2 +《マグネットフォース》分。
   Dice…Takuma:1d10=(7)=7+64+2=73
  京介 :さんくす!(何)
  瑞樹 :放心頂いて、リザ。#1d10+75
   Dice…Mizuki_K:1d10=(2)=2+75=77
  GM :24点装甲有効。
  京介 :「―すまない、大野さん」
  京介 :懐から何本か、小さな試験管を取り出しつつ。
  龍吾 : 1点残り。放心いただきます
  瑞樹 :HP2、侵食77%に。
  琢磨 :HP7の73%。放心と硬直あり。
  GM :手より放たれる紅い爪の弾丸が敵対者を貫いた。

  ▽Action:"一人ぼっちの戦場" 皆月龍吾
  龍吾 : マイナー:暴走解除
  龍吾 : メジャー:紅珠にエンゲージ
  龍吾 : 「…お前の相手はこっちじゃねーのか?」
  GM :紅珠『そのニンゲンを唆して、私の邪魔をしに来たか、碧珠』
  GM :近付く龍吾──その傍に寄りそうモノにこそ忌々しげに吐き捨てた。

  ▽Action:"イエローカーソル"大野琢磨
  GM :そのまま続けてどうぞ。
  琢磨 :「赤い珠と青い珠。まるで鋼玉(コランダム)だよな」
  琢磨 :「ルビーとサファイア。どっちが善でどちらが悪かなんて決めつけるつもりはないが」
  琢磨 :「ただ俺にとって、より都合がいい方を助け──」携帯ストラップを再構築して作り上げた銃を構え、照準を合わせる。
  琢磨 :射撃3+《コンセントレイトMP/アームズリンク/ペネトレイト》 侵蝕率+3+7→83%
  琢磨 :「そして、不都合な方を排除する」紅珠を狙って撃つ。装甲無視。
  琢磨 :#5r8+3 放心込みの様子見射撃。
   Dice…Takuma:5r10=(10,8,2,4,3)=Critical!!
   Dice…Takuma:2r10=(9,8)=Critical!!
   Dice…Takuma:2r10=(1,5)=5+20=25+3=28
  琢磨 :28。
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#12r8+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(7,6,7,3,7,2,4,1,2,3,1,1)=7+3+2=12
  GM :おお?
  GM :ダメージください(爽)
  琢磨 :うお、当たった? ではダメージ。
  和幸 :今日は何とかなりそうですね(オイ
  琢磨 :#3d10+6
   Dice…Takuma:3d10=(6+4+6)=16+6=22
  琢磨 :22点、装甲無視。
  GM :了解。受領。
  GM :意識を向けていない存在よりの打撃に、睨みつける様な気配を見せた。
  琢磨 :以上で。

  ▽Action:"遁行屋"門兼瑞樹&(Enemy)高島真琴
  瑞樹 :お先にどうぞ。
  GM :では此方から。
  GM :紅珠「──マコト」
  GM :囁く言葉に、ぴくりと、真琴は顔を上げ。手を翳す。
  GM :《さらなる力/狂戦士/癒しの水》
  GM :自動成功 対象を未行動化及び次行動C-1、DB6個付与、体力2D+精神分回復
  GM :#2d10+2
   Dice…GMtat:2d10=(3+7)=10+2=12
  GM :12点回復。紅珠はIV0で未行動に。以上。

  GM :改めて瑞樹さんどぞ。
  瑞樹 :了解。
  瑞樹 :「まあ、道理やら情やらってのは、繋がりのある人たちに任せるとして……今はあくまで、ただお前を祓わせてもらうよ。紅珠」
  瑞樹 :まず、マイナーで硬直を解除。
  瑞樹 :メジャーは、RC+《コンセントレイト》+《棘の縛め》。対象は紅珠。
  瑞樹 :これで侵食は81%。放心込みで…… #6r8+1
   Dice…Mizuki_K:6r10=(2,2,10,3,8,8)=Critical!!
   Dice…Mizuki_K:3r10=(4,3,5)=5+10=15+1=16
  瑞樹 :16。低い……
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#12r8+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(1,1,6,8,5,4,7,10,8,4,8,1)=Critical!!
   Dice…GMtat:4r10=(9,10,7,1)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(8,9)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(9,10)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(5,7)=7+40=47+3+2=52
  GM :……
  GM :うん、避けた(爽)
  瑞樹 :そりゃそうだ(爽)
  京介 :パネェっす(何)
  瑞樹 :「……っと。こりゃやばいかな?」一筋、汗など流しつつ。以上で。

  ▽Action:"刃の鼓動"広瀬和幸
  和幸 :「……行くぜ、相棒!」『了解!』姿が掻き消える、剣が輝きだす。そのまま地面を蹴る。
  和幸 :◇マイナー:"Assault-Form"
  和幸 :《オリジン:ヒューマン/イオノクラフト》
  和幸 :侵食率+3で94%、以後EF使用達成値+5、[飛行]による戦闘移動で"紅珠"エンゲージへ。
  和幸 :◇メジャー:"Triple-Break"
  和幸 :<白兵>+《炎の刃/疾風剣/コンセントレイト:SR》+《炎神の怒り/バリアクラッカー》
  和幸 :侵食率+13で107%、対象は"紅珠"。防御判定ダイス−4、
  和幸 :ガード不可&装甲無視、メインプロセス終了時HP-3で27/33。
  和幸 :#10r7+3-3+5
  GM :バリクラか……かもん!
   Dice…Kazu-Hi:10r10=(2,7,8,4,1,6,2,7,7,8)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:5r10=(3,7,3,9,1)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:2r10=(4,1)=4+20=24+3-3+5=29
  和幸 :っち、29か。
  GM :では回避。
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#8r8+3+2 ペナ込み。
   Dice…GMtat:8r10=(10,7,7,8,6,3,2,9)=Critical!!
   Dice…GMtat:3r10=(8,2,6)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(3)=3+20=23+3+2=28
  GM :おお。
  和幸 :あっぶねー(何
  GM :当たった。ダメージを。
  和幸 :#3d10+8+10 [ダメージ]
   Dice…Kazu-Hi:3d10=(8+5+8)=21+8+10=39
  和幸 :39点装甲/ガード無視。
  GM :高いなー。受領で。
  和幸 :雷の衝撃で体勢を崩して、炎と風の刃で切り裂く。
  GM :紅珠『忌々しい……なぜこうも邪魔するのか!』
  和幸 :「……むしろ、気付かれなかったら邪魔されないとでも思ってたのかよ!」
  和幸 :行動終了。
  GM :裂かれた身を一度、すぐさま姿を構築した。

  ▽Action:"血塗れの百腕" 岡部京介
  京介 :「―間違いを教えたというなら。ああ、それは確かに僕の―僕らの罪かもしれない。やり直したい、とは言わないが―」
  京介 :試験管のうちの1本を口に咥え―
  京介 :「―せめて。間違いだと思うことを正す程度は、やらせてもらう」
  京介 :ガラスごと噛み砕き、中の液体を摂取する。
  京介 :■“Hand RED”(侵蝕率+9)
  京介 :禍々しき木の実を使用→《完全獣化/破壊の爪》
  京介 :白衣の背が裂け、何本もの真っ赤な―血の色をした腕が生える。
  京介 :でもって、メジャーで紅珠を攻撃。
  京介 :■百腕巨人の拳(侵蝕値+8)
  京介 :#8r7+4 《C:エグザイル/伸縮腕/渇きの主》
   Dice…Kyousuke:8r10=(1,4,1,5,6,4,2,5)=6+4=10
  京介 :うそん。(何)
  GM :マジ、で……?
  京介 :たつきさんの期待を裏切ったからかな…。(何)
  和幸 :ええええ(何
  GM :報いを受けたか(違います)
  GM :まぁ避けるよ。
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#12r8+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(8,8,9,2,7,3,5,7,3,2,9,9)=Critical!!
   Dice…GMtat:5r10=(2,3,9,3,5)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(7)=7+20=27+3+2=32
  GM :順当に。
  京介 :よし次!(何)
  GM :次行ってみます!

  ▽Action:(Enemy)紅珠(再動)
  GM :#3d5
   Dice…GMtat:3d5=(4+3+1)=8
  GM :龍吾、京介、和幸対象。
  GM :紅珠『邪魔をするなと言っている』むしろ淡々とした口調。周囲を睨み据えたまま、再度、収束させた光を数本打ち放つ。
  GM :《オリジン:ヒューマン》→《要の陣形/茨の戒め/光の手/主の右腕/コンセントレイト:AH》
  GM :対象3人への装甲有効射撃攻撃。命中時〈硬直〉付与
  GM :#12r6+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(3,10,9,1,1,8,5,3,2,4,10,5)=Critical!!
   Dice…GMtat:4r10=(9,2,9,7)=Critical!!
   Dice…GMtat:3r10=(2,9,4)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(5)=5+30=35+3+2=40
  GM :40。
  和幸 :◇"緊急回避" <回避>+《炎神の怒り/リフレックス:SR》
  京介 :リアクションはしません。かもん。
  和幸 :侵食率+5で112%、メインプロセス終了HP-3で24/33。
  和幸 :#12r7+1 [ごー]
   Dice…Kazu-Hi:12r10=(8,6,3,1,10,8,10,8,2,6,5,5)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:5r10=(6,2,3,2,2)=6+10=16+1=17
  和幸 :無理。
  龍吾 : 知覚+神の眼+天からの眼
  琢磨 :今回はそのまま素喰らいで。
  GM :琢磨君は対象じゃないですぜ。
  龍吾 : 侵食値+4で86
  琢磨 :おお、そうだった。カバー要りますかー(何)
  龍吾 : #10r10+2
   Dice…Ryugo:10r10=(2,10,1,4,4,5,10,10,7,2)=Critical!!
   Dice…Ryugo:3r10=(4,1,5)=5+10=15+2=17
  龍吾 : 無理無理
  和幸 :うちはカバーできる位置に居ないな(何
  GM :初期でリフレックスは流石に無いか……ではダメージ。
  GM :#5d10+15 装甲有効。
   Dice…GMtat:5d10=(1+4+2+10+10)=27+15=42
  GM :42点。再度燐光からなる光の槍が数人の身を貫く。
  龍吾 : リザレクト
  京介 :おなじく、リザレクト。
  龍吾 : #1d10
   Dice…Ryugo:1d10=(4)=4
  京介 :#1d10+94
   Dice…Kyousuke:1d10=(4)=4+94=98
  京介 :よし、セーフ。
  龍吾 : HP4。侵食値90
  GM :まだ100%超えないか(ちっ)
  和幸 :"紅珠"へのロイスを同情/■敵愾心で取得、昇華。HP15/33で立つ。
  和幸 :『……その願いは聞けないよ。聞けるならこの場に立ってない』
  和幸 :剣から声が響く。
  GM :紅珠『その立ち上がる力をミエにも分け与えたい。──それが、何故悪い』
  GM :手を下し、それは呟くような声。

  GM :●クリンナップ
  GM :こちらはなし。
  和幸 :無しで。
  瑞樹 :放心が回復しました。
  GM :あ、うん。そうそう。放心解除でお願いします!
  GM :(忘れてた)
  琢磨 :放心解除、硬直は貰ったままで。
  龍吾 : 了解です
  GM :あとはなしですよな。では。

  GM :●2R

  GM :●セットアップ
  GM :こちらはなし。
  琢磨 :無しです。
  瑞樹 :ありません。
  龍吾 : なし
  京介 :こちらもなし
  和幸 :無しです。

  ▽Action:(Enemy)紅珠
  GM :#3d5
   Dice…GMtat:3d5=(1+1+4)=6
  GM :#2d4
   Dice…GMtat:2d4=(3+4)=7
  GM :#1d3 うーん。
   Dice…GMtat:1d3=(2)=2
  GM :何度もごめんなさい。龍吾、琢磨、京介で確定。
  琢磨 :さあこーい。
  GM :《要の陣形/茨の戒め/光の手/主の右腕/コンセントレイト:AH》
  GM :対象3人への装甲有効射撃攻撃。命中時〈硬直〉付与
  GM :#12r7+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(9,1,5,8,5,7,7,6,8,10,9,7)=Critical!!
   Dice…GMtat:8r10=(6,5,6,2,9,4,5,7)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(6,7)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(9)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(9)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(7)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(1)=1+60=61+3+2=66
  GM :(何)
  京介 :張り切りすぎだ。(何)
  GM :なんでこんな(カクカク)
  京介 :まあうん、リアクションなしで。
  琢磨 :此方もこれはノーリアクションで。
  琢磨 :龍吾君はエンゲージ離れてるからすまん、と言っておきます…(何)
  龍吾 : 避けれる気がしません。ノーリアクション
  GM :#7d10+15 今度は言葉なく、凪ぐ手に導かれるように再三迸る光。
   Dice…GMtat:7d10=(9+4+9+5+4+4+6)=41+15=56
  GM :56点装甲有効。ダメージ通過で硬直付与。
  龍吾 : リザレクト
  京介 :リザレクトー
  琢磨 :《リザレクト》#1d10+83
   Dice…Takuma:1d10=(3)=3+83=86
  京介 :#1d10+98
   Dice…Kyousuke:1d10=(7)=7+98=105
  龍吾 : #1d10+90
   Dice…Ryugo:1d10=(3)=3+90=93
  琢磨 :光に貫かれて蹌踉めく。

  ▽Action:(Enemy)従者
  GM :そしてそれに重なるように、“主人の意志”により動く、もうひとつのヒトガタ。
  GM :#1d2 前衛後衛どっち。
   Dice…GMtat:1d2=(1)=1
  GM :前らしい。龍吾・和幸組行くぜ。
  和幸 :へーい。
  龍吾 : こーい
  GM :《忌まわしき砲弾/かりそめの狩人/痛みの水/コンセントレイト:SL》
  GM :範囲射撃攻撃。ダメージ通過で、放心付与
  GM :#11r7
   Dice…GMtat:11r10=(8,5,5,6,5,3,6,6,2,4,7)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(8,3)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(9)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(3)=3+30=33
  GM :33。紅き礫が紅珠の傍の敵へ降り注ぐ。
  和幸 :んー……回避やってみるしかないか。
  和幸 :◇"緊急回避" <回避>+《炎神の怒り/リフレックス:SR》
  龍吾 : 知覚+神の眼+天からの眼
  龍吾 : 侵食値+4で97
  和幸 :侵食率+5で117%、メインプロセス終了HP-3で12/33。
  和幸 :#12r7+1
   Dice…Kazu-Hi:12r10=(1,9,6,8,9,1,9,10,7,2,4,2)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:6r10=(6,6,10,10,10,7)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:4r10=(8,9,5,1)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:2r10=(8,3)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(8)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(7)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(7)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(5)=5+70=75+1=76
  和幸 :無駄過ぎる(何
  琢磨 :まわしすぎだろ(何)
  GM :わぁ(何)
  龍吾 : #10r10+2
   Dice…Ryugo:10r10=(2,4,7,4,7,2,5,1,1,10)=Critical!!
   Dice…Ryugo:1r10=(10)=Critical!!
   Dice…Ryugo:1r10=(9)=9+20=29+2=31
  龍吾 : うあー
  GM :#4d+5 ではダメージ。
   Dice…GMtat:4d10=(8+1+5+3)=17+5=22
  GM :22点装甲有効。ダメージ貫通で放心。
  龍吾 : リザレクト
  龍吾 : #1d10+97
   Dice…Ryugo:1d10=(5)=5+97=102
  龍吾 : まぁ、超えるよなぁ
  GM :100%からがDXの勝負ですよ!

  ▽Action:"一人ぼっちの戦場" 皆月龍吾
  龍吾 : 「悪い、待たせたなお前ら」
  GM :碧珠『リュウゴ、大丈夫か?』傍ら、意識体に等しくなったRVの集合体が、それだけはそのままに声をかける。
  龍吾 : 「大丈夫じゃなかったらこーやって返事してねーよ」
  龍吾 : 「それより、準備はいいか?」
  GM :碧珠『そうか。それだけの大口を叩けるなら、心配はないな』
  GM :ああ。と。頷く気配が間近に感じられる。
  龍吾 : 「んじゃ…、行くぜ!!」 マイナー:オリジン:プラント、【感覚】判定+4
  GM :呼びかけに応えるように龍吾の意識に鋭い感覚が過る。
  龍吾 : メジャー:射撃+コンセントレイト:OR+天からの眼+形なき剣
  龍吾 : 対象は紅珠
  GM :かむひや。
  GM :龍吾の纏う気配に、前に立つ“同質”が、不快気な意識を放つ。
  龍吾 : #12r7+4-1+4 ドッジ-2Dでお願いします
   Dice…Ryugo:12r10=(3,2,7,3,7,5,6,2,1,8,4,7)=Critical!!
   Dice…Ryugo:4r10=(9,1,10,3)=Critical!!
   Dice…Ryugo:2r10=(2,7)=Critical!!
   Dice…Ryugo:1r10=(5)=5+30=35+4-1+4-2=40
  GM :いい出目だなー。
  和幸 :おー。
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#10r8+3+2 DP受領
   Dice…GMtat:10r10=(7,2,7,1,6,9,8,3,1,10)=Critical!!
  龍吾 : 40。ドッジ-2dですので
   Dice…GMtat:3r10=(4,1,5)=5+10=15+3+2=20
  GM :当たり。ダメージを。
  龍吾 : #5d10+5+2
   Dice…Ryugo:5d10=(1+1+10+8+9)=29+5+2=36
  龍吾 : 36点装甲有効
  GM :ふむ……。
  龍吾 : で、侵食率が108
  GM :紅珠『──マコト!』貫く弾丸に身を捩りつつ、紅珠は背後の少女の名を呼んだ。
  GM :紅珠はそのダメージに《光の守護》を適用。無効化する。
  龍吾 : 「んなっ!?」
  GM :その直後、応えた真琴が紅珠を見据えた。オートアクション《帰還の声》を宣言。
  GM :対象の回数制限エフェクトの回数を1回回復。紅珠の《光の守護》を再度使用可能に変更。
  和幸 :そうきたか!
  琢磨 :ソラピュアEFの《帰還の声》か。
  GM :です。
  和幸 :Dロイスは[亜純血]か。
  GM :いえす。
  GM :碧珠『……、厄介なモノがいる。リュウゴ、まだ大丈夫か?』
  GM :己に宿った碧珠の意識がそう呼びかける。
  龍吾 : 「…ダメなら通るまで叩き込むだけだ!」
  GM :碧珠『いい心がけだ』
  GM :楽しそうな、嬉しそうな意識がそれに続いた。

  ▽Action:"イエローカーソル"大野琢磨
  琢磨 :待機。

  ▽Action:"遁行屋"門兼瑞樹&(Enemy)高島真琴
  瑞樹 :やはりお先にどうぞ。
  GM :では此方から。
  GM :先と同じく。紅珠に支援。
  GM :《さらなる力/狂戦士/癒しの水》
  GM :自動成功 対象を未行動化及び次行動C-1、DB6個付与、体力2D+精神分回復
  GM :#2d10+2
   Dice…GMtat:2d10=(7+3)=10+2=12
  GM :12点回復で以上の効果を付与。

  GM :では改めて瑞樹。
  瑞樹 :「さーて、次は当たってくれよ……?」
  瑞樹 :マイナー、まずはジェネシフトを4D。
  瑞樹 :#4d10+81
   Dice…Mizuki_K:4d10=(9+9+4+6)=28+81=109
  GM :おお、いい具合。
  瑞樹 :……上がりすぎた(何)
  瑞樹 :ま、ともかく。シナリオロイス『市内の噂話』をタイタス化。昇華効果は+10Dで。
  GM :はい。
  瑞樹 :RC+《コンセントレイト》+《棘の縛め》。侵食率は113%に。
  GM :どうぞ。
  瑞樹 :回ってくれよ…… #19r7+1
   Dice…Mizuki_K:19r10=(5,4,10,3,5,10,7,8,4,2,5,8,5,5,1,5,5,1,8)=Critical!!
   Dice…Mizuki_K:6r10=(6,6,3,5,2,4)=6+10=16+1=17
  瑞樹 :…………
  GM :あらら(汗)
  和幸 :あらー……。
  琢磨 :6止まり、だと…
  GM :とまれ、此方は回避。
  瑞樹 :……あ、ちょっと待ってください
  GM :む。
  琢磨 :放心のDP入ってますか?
  瑞樹 :……あ、ダメだ。どうしようもなかった。かわしてあげてください……
  琢磨 :ってそれはないか。
  GM :あいさ。
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#12r8+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(8,1,4,7,10,7,1,10,2,6,6,1)=Critical!!
   Dice…GMtat:3r10=(5,3,4)=5+10=15+3+2=20
  GM :回避。
  瑞樹 :「あるぇー?」符はあさっての方向に。ひくつく頬。以上です。
  GM :手ぬるい。と言わんばかりに身をよじった。

  ▽Action:"刃の鼓動"広瀬和幸

  和幸 :「……いい加減、終わりにするぞ。――"夢"は"夢"のままで十分だ」
  和幸 :◇マイナー:無し
  和幸 :◇メジャー:"Triple-Break"
  和幸 :<白兵>+《炎の刃/疾風剣/コンセントレイト:SR》+《炎神の怒り/バリアクラッカー》
  和幸 :侵食率+13で130%、対象は"紅珠"。防御判定ダイス−5、
  GM :よし来い。
  和幸 :ガード不可&装甲無視、メインプロセス終了時HP-3で9/33。
  和幸 :#12r7+3-3+6 [《オリジン:ヒューマン》EF上昇]
   Dice…Kazu-Hi:12r10=(2,10,9,10,7,7,3,4,2,2,3,9)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:6r10=(3,6,9,5,3,6)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(7)=Critical!!
   Dice…Kazu-Hi:1r10=(1)=1+30=31+3-3+6=37
  和幸 :37。
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#7r8+3+2 DP付与
   Dice…GMtat:7r10=(1,6,6,10,6,10,4)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(5,9)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(2)=2+20=22+3+2=27
  GM :当たり。ダメージを!
  和幸 :#4d10+10+10
   Dice…Kazu-Hi:4d10=(1+8+9+10)=28+10+10=48
  和幸 :48点装甲/ガード無視。
  GM :折角復活もらった《鏡の守護》を切る。ダメージ0シフト。
  GM :斬った。と思った瞬間に、ほんの少しのずれ。紅珠は未だその場に。
  和幸 :『まだ"夢"は醒めない……か』
  和幸 :行動終了で。
  GM :紅珠『なぜ、そこまでも邪魔をする──』

  ▽Action:"血塗れの百腕" 岡部京介
  京介 :ほいさ。今度こそ当たれ。(何)
  京介 :■百腕巨人の拳(侵蝕値+8)
  京介 :#11r7+4 《C:エグザイル/伸縮腕/渇きの主》
   Dice…Kyousuke:11r10=(10,4,5,6,8,8,4,8,1,6,9)=Critical!!
  GM :当ててくれい(何)
   Dice…Kyousuke:5r10=(6,9,8,7,7)=Critical!!
   Dice…Kyousuke:4r10=(9,5,3,3)=Critical!!
   Dice…Kyousuke:1r10=(10)=Critical!!
   Dice…Kyousuke:1r10=(1)=1+40=41+4=45
  和幸 :頑張った(何
  京介 :45と言って紅珠を殴る。
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#12r8+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(6,8,3,6,6,7,6,10,1,10,5,4)=Critical!!
   Dice…GMtat:3r10=(1,10,10)=Critical!!
   Dice…GMtat:2r10=(10,7)=Critical!!
   Dice…GMtat:1r10=(6)=6+30=36+3+2=41
  京介 :あぶね(何)
  琢磨 :あぶねっ(何)
  GM :当たり。ダメージを。
  和幸 :なんか今日は絶妙だなあ(何
  京介 :とはいえダメージは低いんだよな、と…。
  京介 :#5d10+15
   Dice…Kyousuke:5d10=(8+10+2+7+9)=36+15=51
  琢磨 :どこがですか?(何)
  GM :……
  和幸 :まったくですね(何
  GM :ごめ、ホントごめん。
  京介 :51点、装甲無視。背中から伸びた血塗れの腕が、紅珠を包み込む。
  GM :まだ残ってる……!
  京介 :うあーん。(何)
  和幸 :なんと(何
  琢磨 :おうあ(何)
  琢磨 :まさか自分に手番が回るとはな…とりあえず其方のIV0攻撃どうぞ。

  ▽Action:(Enemy)紅珠
  GM :#1d5
   Dice…GMtat:1d5=(5)=5
  GM :瑞樹温オンリーで。
  GM :《茨の戒め/光の手/主の右腕/コンセントレイト:AH》
  GM :対象3人への装甲有効射撃攻撃。命中時〈硬直〉付与
  GM :#12r7+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(8,4,5,3,4,7,7,3,5,2,6,4)=Critical!!
   Dice…GMtat:3r10=(3,6,1)=6+10=16+3+2=21
  瑞樹 :では素回避。#5r10
   Dice…Mizuki_K:5r10=(10,9,5,2,10)=Critical!!
   Dice…Mizuki_K:2r10=(3,10)=Critical!!
   Dice…Mizuki_K:1r10=(1)=1+20=21
  瑞樹 :……え?
  和幸 :おお!
  琢磨 :避けたああああ(何)
  GM :紅珠『これ以上手を煩わすな……!』焦りの後に叫んだ光は、ぎりぎり、届かない。
  GM :回避成功ですね。

  ▽Action:"イエローカーソル"大野琢磨
  琢磨 :マイナーでジェネシフト。
  琢磨 :#4d10+86
   Dice…Takuma:4d10=(6+7+2+5)=20+86=106
  GM :巧いことやるなぁ。
  琢磨 :「なあ、まこっちゃん。友達ってのは、同じじゃなきゃいけないのか? 自分と違ったら友達じゃないのか?」
  琢磨 :「──後で、聞かせてくれ」
  琢磨 :射撃3+《コンセントレイトMP/アームズリンク/ペネトレイト》侵蝕率+7→113%
  琢磨 :シナリオロイスをタイタスに。Cr−1。
  GM :かむひや。
  琢磨 :#9r6+3
   Dice…Takuma:9r10=(5,8,8,3,1,2,4,8,10)=Critical!!
   Dice…Takuma:4r10=(9,1,4,8)=Critical!!
   Dice…Takuma:2r10=(1,5)=5+20=25+3=28
  琢磨 :っく、低いな…28で。
  GM :ペナなしでしたね。
  琢磨 :無いです。
  GM :では回避。
  GM :《神の眼/リフレックス:AH》
  GM :知覚回避
  GM :#12r8+3+2
   Dice…GMtat:12r10=(9,8,10,6,1,2,4,4,8,3,3,6)=Critical!!
   Dice…GMtat:4r10=(2,4,1,4)=4+10=14+3+2=19
  GM :おおお。
  琢磨 :俺超ラッキー!? ダメージ振ります。
  GM :当たった。ダメージを!
  琢磨 :#3d10+7
   Dice…Takuma:3d10=(5+1+8)=14+7=21
  琢磨 :装甲無視の21点。
  GM :ほんとにヒトケタだったんだ。それは持たない。
  琢磨 :無造作に放った弾丸が、射貫く。
  琢磨 :以上で。
  GM :貫く弾丸。それに幻の様な“妖精”は身を折って。
  GM :紅珠「──ミエ……」
  GM :呟くように、その名を呼んで。夏の夜のユメを見せた、紅瞳のそれは、宙に霧散した。
  GM :戦闘終了です。



 Intermission.

  GM :一旦此処までで。
  瑞樹 :了解です。
  GM :24時回ってしまい申し訳ありませんでした。今夜は此処までで、自律の前にやりたいことがあったのですが。
  GM :どうしましょうか。来週まで自律が待てないなら、先に振って終了としますが。
  琢磨 :美恵を病院に連れて行って、あとはまこっちゃんと話ができればそれで。
  GM :実はここで美恵の覚醒を皆さんに判定していただこうと思っていました。
  和幸 :(何
  GM :多分EDでそれによってはやりたいことが変わるでしょう。
  龍吾 : ふむ
  瑞樹 :なるほど
  琢磨 :それはやっておきたいんですけども…(何)
  GM :しんごろさんが辛くなければ、それと自立は僕もやっておきたいなと思ってましたが(汗)
  GM :反応が……
  琢磨 :しんごろどん、大丈夫かな?
  GM :一応美恵の覚醒について判定方法を提示します。
  琢磨 :まあ、できる人だけでもやっていいと思いますが。<バックトラック
  琢磨 :(提示お願いします)
  GM :では先ず美恵の覚醒条件について。

  GM :《抱擁》終了時点での、ヒロインの覚醒条件は5:5 1d10で5以下で覚醒 出目1が出た場合、無条件覚醒。
  GM :ロイス取得方法(表感情)により、確率が変動。基本は1、S指定の場合2
  GM :碧珠・美恵・真琴へのロイス:ポジの場合覚醒確率減少
  GM :紅珠へのロイス:ネガの場合覚醒確率減少
  GM :逆感情の場合は逆に修正。

  GM :以上の条件で、それぞれ1回だけダイスを振って、結果が多い方で確定します。
  琢磨 :しまったな。バックトラックで美恵にロイスを取るつもりだった…(何)
  瑞樹 :Sで紅珠にポジなんすけど(何)
  和幸 :タイタスは含めないって事で良いですっけ。
  GM :CXまでのロイス。と先で言ってましたからね。此処までのロイスと感情で判断してください。
  琢磨 :先に取っておけばよかった(何)
  GM :タイタスは含めません。
  和幸 :了解。ではSロイスの美恵ちゃんの分だけか。
  琢磨 :自分は真琴にポジ(Sロイス)だけかな。
  GM :Sで紅珠にポジの場合、確率+2上昇ですな。
  瑞樹 :最後まで足引っ張ったー(何)
  龍吾 : 碧珠にSポジ、真琴にポジ
  GM :その場合、龍吾は−3修正となります。
  GM :まぁ、京介以外は振ってしまっていいですよ。
  龍吾 : 了解です
  琢磨 :ういっす。
  GM :もやもやしたままは嫌でしょうし。3人未覚醒を振ればそこで確定しますから。

  和幸 :では自分振ります。#1d10 [5−2=3以下で覚醒]
   Dice…Kazu-Hi:1d10=(4)=4
  和幸 :ぎりぎり(何
  GM :無事ですね。
  龍吾 : #1d10 5−3=2以下で失敗
  琢磨 :最終侵蝕率が113%、ロイス5つ、タイタス1。で、そのまま振ります。
   Dice…Ryugo:1d10=(2)=2
  龍吾 : ぶwwww
  瑞樹 :7以下で覚醒。#1d10
  GM :あら(汗)
   Dice…Mizuki_K:1d10=(9)=9
  琢磨 :あ、そっち振るのかw
  GM :覚醒1、未覚醒2
  瑞樹 :おやぁ? 未覚醒か。
  和幸 :なんか瑞樹さんと皆月君が逆転してる(何
  琢磨 :えーと、自分は2修正で、3以下で覚醒か。
  GM :バックトラックもやっちゃいますから。
  琢磨 :#1d10
   Dice…Takuma:1d10=(7)=7
  琢磨 :よし。
  GM :よし。
  GM :未覚醒確定しました。良かったですね!
  琢磨 :#5d10-113 でバックトラック。
   Dice…Takuma:5d10=(8+4+10+9+1)=32-113=-81
  GM :2:2になって京介のダイスで決定を待つようになれば楽しかったのになー
  琢磨 :素振りの81%で帰還。
  瑞樹 :不謹慎ながら、ここで大野さんが覚醒を振って、最後の一人に託された……とか考えてました(何)
  琢磨 :プレッシャー先送りw
  GM :(鬼なことを言ってみる)
  琢磨 :いや、実は自分も考えないでもなかった(何)
  GM :まぁバックトラックも続けてどうぞ。
  龍吾 : #5d10-108 バックトラック
   Dice…Ryugo:5d10=(6+9+2+4+5)=26-108=-82
  瑞樹 :了解。最終侵食率113%。残ったロイスは5つになります。#5d10-113
   Dice…Mizuki_K:5d10=(9+1+4+5+3)=22-113=-91
  龍吾 : 82で帰還です
  琢磨 :おかえりなさい
  GM :お帰りなさいませ。
  瑞樹 :91%で通常帰還しました。
  GM :なんだ、この程度だったら通常で帰還されてしまうんだ(何)
  京介 :#5d10-113
   Dice…Kyousuke:5d10=(7+2+1+10+3)=23-113=-90
  和幸 :最終侵食率130%、Dロイス1/ロイス4/タイタス1/空き1。皆月君辺りに■有為/脅威で。有言実行って事で。
  京介 :90で帰還、と。
  和幸 :で、少々厳しいと思うんで倍振っておきます(すいませんが
  GM :はい。
  和幸 :#10d10-130 [ごー]
   Dice…Kazu-Hi:10d10=(10+4+6+8+7+6+6+1+2+9)=59-130=-71
  和幸 :71%にて帰還。
  琢磨 :全員おかえりなさい。
  GM :お帰りなさいませ。
  瑞樹 :皆さん、お帰りなさいませ。


 5.Ending Phase

  GM :Ending Phase
  GM :Scene Player 門兼瑞樹 Place 自宅事務所


  GM :事件が終わって数日が経った。
  GM :結局、“妖精”の媒介となった少女の日常は変わらないまま。
  GM :いつの間にか、『真夏の夜の夢』も終わりつつあった。
  GM :季節は移ろい、夏も終わり、秋の気配に差し掛かる。その気配も日常のまま、変わらないまま。
  GM :──ひとつ、変わったことと言えば。
  GM :“契約”を結んでいる近所の野良猫。
  GM :今も目の前で餌をむさぼるその猫の目が、今までとは違う“紅”に染まったこと。
  GM :その事情は、自分だけが知っているそれとして、あの事件の名残としてそこに在る。
  瑞樹 :「──まさか、こんな事になるとはねぇ……」困ったような、戸惑うような。未だに慣れず、目の前の猫の様子を、受け止めきれずにいるのか。
  GM :あの時、己を紅珠と呼んだRV集合体の名残。
  GM :何の因果か、自分の傍──の、猫──に、存在を移すことになった。
  GM :とは言え、憑依した蓮の件の猫は何ら変わった様子もなく。
  GM :ただ、その眼だけが存在を示す様に染まった。
  GM :影響はない。──即ち、美恵に対するそれとは違い、紅珠は、周囲に力を分け与える気はもうないのだろう。
  瑞樹 :「紅珠が完全に消滅しなかった事にも驚きだが……何でデクス? ……つか、猫に妖精が憑くって何よ?」空き猫缶を処分しつつ。その紅の目をぼんやりと見つめる。
  GM :ふと。呟く様な瑞樹の声に、目の前の猫は顔を上げる。紅い目の光が見返して。
  瑞樹 :「──!?」ぞくり。
  GM :『ただのニンゲンよりも、この身体はしっくりくるものだよ。──何故かは知らないがね』
  GM :ふふん。とせせら笑う様な声が、見据えられた目から直接語りかけてくるような気配。
  GM :『何故残ったのか、何故お前の傍のこれに憑いたのか。私にも解らない』
  GM :だが。とそれは続け。
  GM :『それが結果としてあることならば、それはそれで面白い。とでも言えばいいのではないか?』
  GM :少なくとも、何にも煩わされないこの“身体”は気に入っているよ、今はね。と。笑い声の意識を瑞樹に飛ばしてくる。
  瑞樹 :「お、お前……」ただ呆然と。デクスを見つめる己の視線にどんな感情を宿すべきか、自分でも分からぬままに。
  GM :『ミエに対するものと違い、私はお前に干渉する気はない』
  GM :『せいぜい、“此処に私を残した”責任を取って、これともども私を養って欲しいものだね──そう』
  GM :悪戯な意識。一旦言葉を切って。
  GM :『“こんな体にした責任を取って”と言うべきかな、私は』
  GM :ははは。と笑い──同時に笑顔を見せる、デスク、と呼ばれる猫。
  瑞樹 :今度こそ、視線に込めるべき感情を見つけた。……何とも『呆れた』ものだ。まったくもって、これだから『妖精』は。
  瑞樹 :「……仕方がないな。ちょっとだけだぞ?」大げさに溜息をつき、椅子に背を深く預ける。これからは、何とも少し違った関係になりそうだ──
  GM :昼下がり、何とも奇妙な“人外”達の取り合わせ。
  GM :この先の“日常”は、退屈だけはしなくて済みそうだ。



  GM :Ending Phase
  GM :Scene Player 広瀬和幸 Place 郊外通学路


  GM :事件が終わってからこちら、美恵の姿を朝見かけることがしばらく無かった。
  GM :──覚醒しなかった。という事実。つまり、彼女は一般人のままであったという事実。
  GM :それはつまり、あの時紅珠から受けた傷は、“一般人”の美恵にとっては危険なものであったとの証明。
  GM :それでも、あの場に在った友人の救いは、少なくとも、美恵の存在を鬼籍には送らなかった。
  GM :──それは、慰めになることか解らなかったけれど。

  GM :すうじつご、学校からの帰り道。
  GM :ふと、聞き憶えのある声に顔を上げれば、道の先。あの“妖精”たちと出くわした公園に、久しぶりの姿を認める事が出来た。
  GM :未だ、完全に怪我は癒えていないのか。それでも、友達が遊ぶ様子をただ楽しそうに見つめる美恵は
  GM :貴方に気付くと、よろけつつも嬉しそうに立ち上がり、ゆっくりとした足取りで手を振り、近付いてきた。
  GM :美恵「お兄ちゃん、お久しぶりー」
  GM :あは。と笑い。見上げるその様子は、以前と変わらぬ笑顔のまま。
  GM :変わらない彼女のそれに──美恵の、今までの日常は守られたのだと、確かに実感出来るものではあった。
  和幸 :「ん、久しぶり。怪我の具合はどう?」
  和幸 :まあこの短期間で治るものでもないだろうけど、と思いつつ。内心胸をなでおろす。
  GM :美恵「うん。もうあんまり痛みもないから大丈夫ー」
  GM :美恵「お医者さんの手当のお陰で、傷もあんまり残らないって言われたよー」
  和幸 :「そりゃ良かった。早く治って、また皆と遊べると良いね」笑って言う。
  GM :えへ。と、心配してくれる様子に笑う。──傷が残らない。その最たる理由は、彼女の友人の手に寄るものなのだろう、が。
  GM :そのことを、美恵が知ることはない。……今は、まだ。
  和幸 :「(――ま、このまま知らない方が良い事には違いないけど、ね)」
  GM :美恵は今回は覚醒することはなかった。だが、彼女がキャリアである事実は事実として今もある。
  GM :近い未来か、遠いそれか……それでもなお、美恵が覚醒する可能性。そして、自分達と同じになる──あるいは、ならない──可能性は、決して消えない。
  GM :それでも、今は、彼女は彼女の今までの日常に身を置き、帰ることが出来た。
  GM :そのことに対し「ありがとう」と応じたのは、果たして誰だったか。
  和幸 :ほんの少しの間、考えた後に。
  和幸 :「(ま――せめてこの子たちが"人"であるうちは。今の日常を護ってあげないとな。俺も)」
  和幸 :『(――"俺"もじゃなくて、"俺達"も。でしょう?)』
  和幸 :「(ああ、そうだな――お前も、一緒に頼むぜ)」
  和幸 :"相棒"の声に頷きつつ。また、楽しそうにしている子供たちへ目を向けた。



 Ending Phase
 Scene Player 岡部 京介&大野 琢磨 Place UGN奈々支部


  GM :事件も終わり、結局振りかえってみれば、今回の件は『何事もなく』事が済んだと言えるだろう。
  GM :少女の友人は今までの、普通のまま。この世界に在ることになり。
  GM :件の少女も、新米OVのまま。自分たちの生徒のまま。事実は変わらない。
  GM :──あれから数日ほど、二人に笑顔を見せることも、話しかけても芳しい返事を返すこともないのが気がかりではあったが
  GM :それでも毎日、決まった時間に、真琴は支部に訪れていた。
  GM :今日もまた、遅れることなく何時もの部屋で二人を待つ。
  GM :その傍らに……“相棒”の姿は今はない。
  琢磨 :「おーっす、待たせたなあ」しゅたっと手を上げて部屋に入ってくる。
  京介 :「すまないね、色々と準備に手間取って―」
  GM :声に、些か憂いの籠った眼を上げて。真琴は無言のまま頭を下げた。
  GM :京介のそれにはふる。と小さく首を振って。
  琢磨 :あえて明るい声を上げて、賑々しく入ってくる。そして真琴に様子に、困ったような苦笑を浮かべ。
  琢磨 :#真琴の様子に
  GM :再度俯き、何か考えあぐねている様子で真琴は無言を通していたが。
  GM :真琴「──……めん、なさい。お兄ちゃ……たち」
  GM :俯いたまま、小さく。声が紡がれる。
  琢磨 :「え? ど…どうしたんだ?」俺また何か悪いことでもした? と岡部さんを見る。
  GM :真琴「……この間、ひどいこと言っちゃって……ごめん、なさい」
  GM :さっきよりはっきりと、謝罪の言葉。顔を上げないまま深く頭を下げて。
  京介 :「…ああ、それなら―うん、大丈夫だ。僕も大野さんも、気にしちゃいない。むしろ―」
  京介 :大野に、ひとつ頷いて。
  GM :それは、琢磨と京介の、あの場での謝罪に非難で答えたことを、真琴なりに気に病んでいたのだろうと、雰囲気で察せられる。
  琢磨 :「酷いことって………ああ、なんだ。それは俺達も悪かったんだから、言われてもしょうがないと思ってた」
  京介 :「そういうこと。だとしたら、ほら。お互い様で、もうお互い謝ったんだから―」
  GM :その言葉に、探る様な上目遣いで、視線だけを二人に向け。
  京介 :これであいこだ、と。―元通りとは、いかないかもしれないけど。
  GM :真琴「……お兄ちゃん達、怒ってない?」
  GM :小さく、彼女には似合わない、気の弱そうな声で訊いてくる。
  琢磨 :「怒ってないよ。俺ら、まこっちゃんの『ごめんなさい』を許すよ。こっちこそ、ごめんな。」
  GM :真琴「──うん」
  琢磨 :「…ええと……学校、どうだ? 美恵ちゃんとは今も遊んでんのか?」
  GM :真琴「ボクも、お兄ちゃん達のこと、怒ってないよ」
  京介 :「むしろ、真琴ちゃんに嫌われやしないかって冷や冷やしてたんだけどね。特に大野さんなんて、ガクガクブルブル…」
  GM :そう言って、漸く笑い。
  琢磨 :「俺もうどうやって声かけようかって、緊張してトイレから出てこられねえって何てことバラすんですか!?」
  GM :そんな二人のおどけた様子に、あはは、と真琴は声を上げて笑い。
  GM :真琴「うん。みっちゃんも、やっとケガが治ってきたみたい。まだ一緒に遊ぶくらいじゃないけど、約束したんだ」
  GM :真琴「これからも『一緒にいようね』って」
  琢磨 :「そっか。そりゃ良かったな」ひげ面が、にっと笑う。
  GM :そう言って、真琴は笑う。──先日とはほんの少しだけニュアンスの違う、約束を交わしたのだと。少女は笑って応えた。
  京介 :「―忘れない。ずっと、傍に居る―か」
  京介 :ふと、何かを思い出すように呟く。
  琢磨 :「二人がお互いのことを『友達』だって思ってるんだったら、『一緒』じゃなくても一緒に居られる」
  琢磨 :「──そのためにも、きちんとレネゲイドのことを理解して、力を自分のものにしなくちゃいけないよな」
  琢磨 :「というわけで、授業始めるぞー」
  琢磨 :わしわしと真琴の頭を撫でて、テキストを開いた。
  GM :真琴「はーい。よろしくおねがしまーす。お兄ちゃんたち」
  GM :久しぶりの笑顔と、明るい声で少女は応じる。
  京介 :「よし、それじゃあ―今日はとある街で起きた事件のことを話そうか。話はまず、FHである実験が行われたことに遡って――」
  京介 :語るのは、“そばにあるもの”という意味の名を付けられた、あるレネゲイドビーイングの物語。名の通り、人と共に在ることを選んだ隣人の逸話。
  京介 :―未来に起こることは誰にもわからないのだと。君のような子供だからこそ、この変貌した世界でも、未来には希望を持ってもらいたいと。
  京介 :それを伝えるのは、とても難しいかもしれないけれど――。


  GM :Ending Phase
  GM :Scene Player 皆月 龍吾 Place 郊外


  GM :そう言えば、あの時もこんな時間だった気がする。と、思い出すのは。
  GM :相変わらずの熱帯夜の最中。涼を求めて外に出た今宵。
  GM :初めて碧珠と呼ばれるそれに出会った夜……ふと、自販機に寄った際、それを思い出した。
  GM :あの時はひとりで、未知と出会った。
  GM :そして今は──その、未知と共にこの場に在る。
  GM :『……色々世話になったな、リュウゴ』
  GM :ベンダーから購入したドリンクを取り出した時。それまで黙ったままだったそれは、ぽつりと声をかけてきた。相変わらず、妹二人の姿を形取った儘で。
  GM :『キミたちのお陰でミエはそのままでいられた』『キミたちの手助けを感謝する』
  GM :言って、頭を下げる様子はだが、どこか寂しげに見えた。
  龍吾 : 「別に気にすんなって。こっちだって、か弱い女の子を”こっち側”に引きずり込まれるのを防げたんだし」
  GM :『ああ、そうだな』『本当に、良かったよ』
  龍吾 : 「……で、戻るのか?彼女の横に」
  GM :言葉に笑う……喜ぶものとは違う、苦笑交じりのそれで。
  GM :『──ああ、そうだな』『そのつもりだ……が』
  GM :その言葉には言い淀み、一瞬、沈黙をもった後に。
  GM :『なぁ、リュウゴ……』『我々は、本当に戻っていいものかな、ミエのところに』
  龍吾 : 「……まーだ迷ってんのか」
  GM :『ああ』
  GM :『我々は、ミエが覚醒しない限り、ミエに取って幻想にすぎない』『しかも、我々がいることによって、結局ミエの覚醒を促すかもしれない可能性は捨てきれない』
  GM :それでも。と、それは続け。
  GM :『私は、ミエに取って幻でしかなくとも……』『ミエの傍で、あの子の“日常”を護ってやりたい』
  GM :『そんなことが出来るのだろうか』
  龍吾 : 「………」
  龍吾 : 「あー、なんつーか…」
  龍吾 : 少し間をおいて、言いづらそうに
  龍吾 : 「お前ら、バカか?」
  GM :流石にその言葉にはきょとんとした顔を向けてきた。
  龍吾 : 「確かにお前らがそばに居れば覚醒する確率が上がるかもしれねぇよ」
  龍吾 : 「けどな、それすら避けるために見守りたい相手から離れるなんて本末転倒だろーが。肝心なときに守れんでどーする」
  龍吾 : それに、と買った炭酸飲料を一口飲んでから
  龍吾 : 「覚醒しそうになったら、お前らが止めるぐらいの気概でやらんと、それこそ彼女を覚醒させちまうぜ」
  GM :『……そうか』
  GM :それには本格的に苦笑して。
  龍吾 : 「だから、弱気禁止。未練たらたらも禁止。彼女のとこに帰るんなら、胸張って帰れ」
  GM :『解った。そうしよう』
  GM :『本当に、リュウゴ、私は』『キミには世話になりっ放しだったな』
  GM :ふい。と、同じ距離だったそれ。段々と身を放し。
  龍吾 : 「…いいさ。俺もここ数日は楽しかったし」
  GM :『ああ、私も楽しかった』
  GM :『改めて言うよ、リュウゴ』……いや。と。妹の姿でそれは軽く首を振り。些か悪戯な表情を作り。
  GM :『この姿ならばこう言うべきだな』『──ありがとう。“龍吾お兄ちゃん”』
  龍吾 : 「ぶはっ!!」(炭酸噴出し
  GM :その姿を残し、碧い瞳のそれは龍吾の傍より掻き消えた。
  龍吾 : 「ちょ、おい!!?」
  龍吾 : 「………」 口を拭いて消えた方角を見つつ
  龍吾 : 「……ま、頑張れよ」

  それはきっと、届かない声でも。
  “真夏の夜の夢”は、今夏、幻想で終わる。



「幻想の名は裏切り者(Side-Nana)」END.