Double+Cross Session Replay in 「Separate Color」

Campaign:「"Daybreak Legacy"」Words



 [Words]

 ◇"Daybreak-Legacy"
  古代から存在する、レネゲイドに関する物品である"遺産"の一つ。
  全部で4つ存在し、理論上ではすべてを解放することであらゆるレネゲイドに関連する事象を
  制御下に置くことができるという。
  ただしそれはあくまで副産物であり、本来の用途とは異なる。

  本来の姿は過去に封印された強大なジャームの1体である"炎の巨人"に対抗し、
  制御・消滅させるためのシステム。

  キャンペーンにおいては"Draupnir"を"神代の少女"神代科妓が、"Jarngreipr"を"Ratziel"水村ユイが
  紆余曲折の末に所持。
  また、"TrickStar"天海星一、"Angrboda"我妻愛梨との交戦の末に、"Greipnir"および"Asgard"も
  UGN側に回収された。
  File.08において、"炎の巨人"を消滅させるために適合者達が力を行使した結果、耐久限界を超えて
  全て破壊、消失した。

  □"Draupnir"
   "Daybreak-Legacy"の一つである腕輪型の"遺産"。
   能力は"増殖"で、「"鎖"を増やし、戒めをより強固とするもの」といわれる。
   この"遺産"に適合した場合、"物"に限らず、一時であれば"人"すらも
   "増殖"させる事を可能とするエフェクト《完全なる現身》を使用できるようになる。
   現在の適合者は"神代の少女"神代科妓。

  □"Jarngreipr"
   "Daybreak-Legacy"の一つである腕輪型の"遺産"。
   能力は"能力の掌握"。「"炎の巨人"を御するためのもの」といわれる。
   この"遺産"に適合した場合、対象のレネゲイドを含めたすべての身体能力を
   完全に操作する事を可能とするエフェクト《力を掴む者》を使用できるようになる。
   現在の適合者は"Ratziel"水村ユイ。

  □"Greipnir"
   "Daybreak-Legacy"の一つである十字架を付けたチェーン型の"遺産"。
   能力は"束縛"。「"炎の巨人"を"鎖"により戒め、封じるもの」といわれる。
   この"遺産"に適合した場合、"あらゆるものを縛り付ける"鎖"を作り出し、
   行動を封じるエフェクト《縛り封じる者》を使用できるようになる。
   適合者は"Angrboda"我妻愛梨。
  
  □"Asgard"
   "Daybreak-Legacy"の一つである錠前型の"遺産"。
   能力は"断絶"。「"炎の巨人"を閉ざすためのもの」といわれる。
   この"遺産"に適合した場合、"境界"を定め、それを超えようとする一切の干渉を断つ
   エフェクト《断絶の境界》を使用できるようになる。
   適合者は"TrickStar"天海星一。

  □"Program-Lifdsrasir"
   "Daybreak-Legacy"の"本来の用途"を実現するための核となる一種のプログラム。
   上記の"遺産"の適合者4人が揃い、力を行使する事で、封印止まりでしかなかった
   "炎の巨人"を完全消滅させる事が可能となる。

   "炎の巨人"の現出当時は開発完了直前で開発者たちが"炎の巨人"に殺害され、未完成のデータのみが
   残っている状態だった。
   そのデータもFile.07で削除されたが、"Cyber-Witch"佐川理奈他UGNの技術者たちの尽力により
   突入開始ギリギリのところで残骸から復活、鷹栖綾音から適合者たる科妓とユイに託される。
   突入後、魂だけが残っており、和解に成功した天海星一と我妻愛梨の協力により発動され、
   "炎の巨人"は完全消滅した。

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 ◇"Night of Liberation"
  黒巣の暗部"十三委員会"の一人"TrickStar"をリーダーとする組織。
  UGN/FH他の既存組織から(主に裏切りに遭うなどの理由で)追われた者達から構成される。

  表向き十三委員会の意志に従い、"鎖の夜"を起こすために活動しているが、実際はこれ以上
  誰も傷つくことのない世界="全てが無に帰った世界"(当人たちは"明ける事のない夜"と呼称)を
  実現するために動いている。

  基本的に"全てが無に還った世界"を実現するためであればどのような活動をしていても関知しないが、
  数少ないルールの一つとして「"Daybreak-Legacy"の適格者あるいはそうなり得る人物、およびその家族と
  友人以外への手出しは、攻撃された場合への反撃を除いて禁ずる」というものがある
  (また対象が前者でも必要と判断された場合のみである)。
  これにより基本的に彼らの戦力は、組織の同志もしくはEXレネゲイド等を利用した自律兵器に限られる。
  また、組織の人間は基本的にOVであることも前提であり、一部の例外を除きジャームになった場合処分される
  (ルールの徹底ができないため。例外というのは《ファイトクラブ》)。

  幹部達自身がその犠牲者でもあることから、洗脳や人体実験により手駒を増やすことは組織における
  最大級のルール違反とされ、破った場合は今までに例外無く幹部達自らの手で抹殺されている。
  (これにより、「Venomous Hate」で寒河江巌は粛清され、また「Awaken Call」においても
  "Dvergr-Hanarr"が行っていたが、これは遺産の力を制御できずにジャームになったために
  手段を選ばなくなったのが理由であり、近いうちに処分されていたと思われる。)



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 背景素材:「写真素材 足成」