Double+Cross Session Replay in 「Separate Color」

Campaign:「"Daybreak Legacy"」NPC's Data



 [NPC Data]

 ◇"TrickStar"
  File.03にて"神代の少女" 神代科妓の前に登場した正体不明のOV。見た目は小柄の人懐っこい少年。
  かつて"プロジェクト・アダムカドモン"の一環にて、現在は壊滅しているFHセル
  "Ruin-Bringer"のセルリーダー神代冬夜(※)が研究対象とし、廃棄したという実験体に
  酷似しているという情報がある。
  (※科妓との名字の一致は偶然で、血縁関係等があるわけではない)

  科妓の兄である神代優斗、親友である加古川未来を拉致、「試練」と称してどちらの命を
  救うのかの選択を迫った。その最中、科妓の所持していた"Daybreak-Legacy"の一つ、
  "Draupnir"の能力が解放され、結果双方が救われたのを確認すると、自律兵器"Void-Screamer:Garm"を
  けしかける。その戦闘の顛末を見届けた後、再び来るとの旨を言い残し姿を消した。

  File.05のEDにて"Angrboda"と共に再度科妓たちの前に現れ、"Niddhoggr"寒河江巌を
  「ルールを破った」として粛清。その後科妓とユイの所持していた"遺産"を
  手首を斬り飛ばして強奪、姿を消した。

  UGNやFH、その他の既存の組織とは異なる独自の組織、"Night of Liberation"を
  立ちあげ、"Angrboda"等のOV達と共に行動している。その目的は"全てが無に帰った世界"を実現すること。
  ただしそれは「憎しみによる復讐を望む」のではなく、「誰かがこれ以上傷つくことがない世界を望む」ため。

  本名は"天海星一(あまみせいいち)"。かつて"プロジェクト・アダムカドモン"の一環にて、
  現在は壊滅しているFHセル"Ruin-Bringer"に家族共々拉致、人体実験の末に家族をすべて失い、
  自身も失敗作として破棄された実験体。実際には生存しており、研究施設を脱出していた。
  ある街にてUGNチルドレンとして拾われるも、情報を嗅ぎつけた複数のFHセル及び
  "アダムカドモン"の遺産が残るのを良しとしないUGNの過激派により命を狙われる。
  その際彼の友人の一人が持っていた"賢者の石"を宿し、全ての敵を街ごと破壊し姿を消している。

  その後、別の街で非OVの女性に助けられる暫くそこで暮らすも、暴漢に襲撃され、
  彼を護ろうとした女性が死亡。その男を殺害後、再度彼の能力に目をつけたSoGや
  ギルド等の組織につけ狙われ、戦ってを繰り返しさ迷っていた。その末に黒巣の暗部とも
  いうべき組織"十三委員会"に流れ着き、"Night of Liberation"を立ち上げた。

  File.07で、引き払ったアジトに"Angrboda"我妻愛梨と二人残り、"炎の巨人"の封印を解くために
  科妓達との最後の戦いに挑み、その末に敗北、消滅。
  しかし魂は"炎の巨人"によって捕らわれており、成仏してはいなかった。
  File.08にて科妓達と和解。"適合者"の権限を移譲し、"炎の巨人"の消滅に協力した。
  その後、どういうわけか肉体も復活し、科妓達と共に帰還する。
  キャンペーン後は過去の経歴・記録を全て抹消され、監視つきではあるが愛梨と共に静かな生活を送っている。

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 ◇"Angrboda"
  File.04にて"ラツィエル"水村ユイ達の前に登場したOV。
  見た目は優しげな、女性にしては長身のポニーテール&メイド服の美女。
  ただその目は常に虚ろであり、登場の際も殆ど感情を表すことは無かった。

  ユイが"姉"である"水村友麻"の協力により、所持していた"Daybreak-Legacy"の一つ"Jarngreipr"の
  能力を解放した直後、適格者(ユイ)の力を測るためと称し友麻を"遺産"の力により拘束・暴走させた。
  その直後、ユイに同行していたUGN黒巣支部の教官である"海ゆかば" 船汽御門の攻撃を受け姿を消した。

  File.05のEDにて"TrickStar"と共に再度ユイたちの前に現れ、"Niddhoggr"寒河江巌を
  「ルールを破った」として粛清。その後科妓とユイの所持していた"遺産"を
  手首を斬り飛ばして強奪した"TrickStar"と共に姿を消した。
  その際、追撃しようとした"求め歩む者" 久能俊一"弾除け" 鉄砲塚知美
  "遺産"の能力と思われる"光る鎖"で足止めしている。

  本名は"我妻愛梨(あがつまあいり)"。元は比較的優れた容姿を持っていた以外は普通の少女だったが、
  不良連中に絡まれて慰み者にされたことがきっかけで覚醒、不良連中を能力により殺害したことでFHに拾われる。
  しかしそこでも"賢者の石"の欠片を埋め込まれた実験体という肩書きが追加された以外は扱いは変わらなかった。
  実験体としての成果も出なくなってきた時期、"TrickStar"を殺害するための捨て駒にされるが、
  対峙した時に何かがあったのか殺されたりすることもなく、以後は常に"TrickStar"と行動を共にするようになった。
  彼女の居たFHセルは、"TrickStar"の手によって壊滅させられている。

  File.07で、引き払ったアジトに"TrickStar"天海星一と二人残り、"炎の巨人"の封印を解くために
  科妓達との最後の戦いに挑み、その末に敗北、消滅。
  しかし魂は星一共々"炎の巨人"によって捕らわれており、成仏してはいなかった。
  File.08にて科妓達と和解。"適合者"の権限を移譲し、"炎の巨人"の消滅に協力した。
  その後、どういうわけか肉体も復活し、科妓達と共に帰還する。
  キャンペーン後は過去の経歴・記録を全て抹消され、監視つきではあるが星一と共に静かな生活を送っている。

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 ◇夢野いつき
  File.01のヒロイン。
  黒羽学園の入学生だったが、元々病弱だったことが災いして入学式以降学園には通えず
  そのまま死亡してしまい、以来"幽霊"として黒羽学園に留まっていた。
  入学式の際、神代科妓と"桜花絢爛"八重野桜子と接触している。
  当時"怪談"として噂になっていた現象は彼女の干渉によるもの。
  
  File.01の開始2週間前に"Eckesachs"卜部政明と接触、"Daybreak-Legacy"の一つ
  "Draupnir"を埋め込まれた事で実体化し、より明確な干渉ができるようになった。
  しかしその力に耐えきれず暴走し、File.01のCXでジャーム化する。
  最終的に卜部政明共々、科妓達に倒され、"Draupnir"を残して消滅。
  その後、"Draupnir"は適合者たる科妓に受け継がれる事となった。

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 ◇寺島優子
  File.02のヒロイン。
  水村ユイの友人であり、"無限の創世"天ヶ瀬宏美の先輩に当たる少女。
  勉強も運動もそこそこできるものの、目立たず大人しい性格のため他がやりたがらない仕事を
  任されるなど、"貧乏くじ"を引く事が多かった。
  そのような性格を変えたいと、"心生塾"で開催されていたセミナーを受けたことがきっかけで、
  徐々に歪んでいく事となる。
  
  File.02のCX前に、"特別講座"を受けたことでOV化、異形の姿に変貌してしまう。
  駆けつけたユイ達に一度倒されるものの、突然現れた"Dvergr-Hanarr"の干渉により暴走、
  ジャーム化し再度ユイ達に襲い掛かる事になってしまう。
  その後の戦闘の果てに"Dvergr-Hanarr"共々倒され、ユイ達に謝罪と感謝の言葉を残して消滅した。

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 ◇寒河江 巌(さがえいわお)
  元はDX3サプリメント「インフィニティコード」のサンプルシナリオ「Venomous Hate」のボス。
  本キャンペーンでは元"神城グループ"→"ステイト・オブ・グレイス"であり、
  後に離反し"Night of Liberation"に所属することとなった研究者の一人。
  SoGでのコードネームは"Grim Reaper"、NoLでのコードネームは"Nidhhoggr"。

  別の街にて神城グループの有能な研究者だったが、上司とのそりが合わなかった。
  数年前に提出した研究成果を横取りされ、その上に上司のしでかしていた不祥事を
  全て押しつけられて研究所を放逐されてしまう。
  これがきっかけでその上司や(当時結果として)手先となっていた鷹栖綾音とその夫で
  ある英司に憎しみを、ひいては他者への不信感を抱く事となる。

  紆余曲折の末、SoGの研究者となるも、そこでも同僚の暴走、裏切りに遭いアジト諸共爆破されて
  重傷を負い(File.05のOP)、他者への不信感は明確な「人類全てへの憎悪」となる。

  その後NoLに拾われ、願いである「人類を滅亡させ、自分も無に還る」を実現しようとする。
  その開始点として潜伏先に黒巣市を選んだものの、鷹栖夫妻とその子供である智也、
  及びかつての上司が生活している事を知ったことから憎悪が抑えきれなくなり、
  暴走して智也を拉致、それまでの研究成果を使用して改造を施し、「人類全てを滅ぼす毒を撒き散らす装置」と
  して夫妻の元に帰ったのを引き金として毒を生成するように仕向ける。

  しかし、その際の生成量が不十分だったのを確認すると再度智也を拉致、復讐を兼ねて
  襲撃、上司を含めた全ての人間を抹殺した神城グループの研究所にて最後の調整を行うも
  途中で科妓達が乱入。改造の成果を台無しにされ激怒。切り札として持っていた"Nidhhoggr"の
  アンプルまで使用し、ジャームと化して交戦するも敗北。
  身体が崩れかけながらもなお憎悪をむき出しにして戦おうとしたが、最終的に「ルールを破った」
  として介入した"Angrboda"に粛清された。

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 ◇"Byleist"
  "Night of Liberation"に所属するスーツ姿の青年。
  "Angrboda"同様、"TrickStar"につき従っているが、"TrickStar"との関係は
  上司と部下というよりも"兄弟"または"親友"の立ち位置。"Daybreak-Legacy"は所持していない。

  本名は"光島楓(みつしまかえで)"で、"TrickStar"がUGNチルドレンとして
  拾われた街にて出会った人物で、ストレンジャーズの隊員だった。
  若手ではあったものの、ずば抜けた才能と訓練により激しい戦いの最中でも
  生き残り、一度は零号記念章を受領するレベルにまでなっていた。
  OVに対しても比較的温和な付き合いをしていたが"TrickStar"襲撃の際、
  偶然街の外に出かけていたためにただ一人生き残ってしまい、家族・友人達を
  一度に失ってしまった事で絶望し、その時の面影はすっかり無くなってしまう。
  その後は最低限の仕事しかせず無気力状態のまま、左遷されて別の街に移った。

  暫く経ったある時、偶然Rケースに巻き込まれたが元で"Angrboda"を連れていた"TrickStar"と再会する。
  喜びを分かち合うも、それを目撃していた一部の隊員達により、排除すべきOV達と
  親密に付き合っていたということで数日間にわたる私刑を受け死亡する。
  その直後OVとして覚醒し暴走するが、駆けつけた"TrickStar"達に抑えられジャーム化は免れた。
  多少なりと立ち直りかけた直後に「人の醜さ・悲しさ」を目の当たりにした事で、その後
  二人が語った境遇、そして"願い"に共感する事になり、"Night of Liberation"に加わった。

  File.05にて"TrickStar"らが強奪した"遺産"を通じて神代科妓と水村ユイの精神に干渉し、
  彼女らの記憶を元に構築した精神世界に閉じ込め、死なない程度に力を吸収していた。
  そしてFile.06にて、その世界に突入してきた"天翔ける龍"九衛統太らを殲滅するために自身も突入、交戦。
  敗北後一旦消滅しかけるも、"星の子"天満莉亜が共感の意を示した事もあり、力を振り絞って
  再度彼らの元に姿を現し、自身の口から"Night of Liberation"の目的を伝え、消滅していった。

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 ◇水村友麻
  水村ユイの"姉"。厳密には1つ前の世代の"クローンボディ"の一人。
  水村マサキ博士により作られた、古代の書物のRB"セファーラジエル"の劣化コピー。
  シンドロームはモルフェウス/ウロボロス/ソラリス。

  従来クローンボディは一人ずつ"覚醒"するようになっているシステムであり、イレギュラーにより
  ユイが同時期に"覚醒"したため、"姉"としての役割を与えられ、水村博士の知り合いの研究所の一角で
  一時期共に暮らしていた。
  後に水村博士らの不在を狙い、現在は壊滅しているFHセル"Ruin-Bringer"、および彼らに協力していた
  カイン・A・コードウェルの襲撃を受けてユイ共々捕えられ、彼らの研究していた遺産"Daybreak-Legacy"の
  実験体として調整された。その後、逃走を図るも失敗し、ユイのみを何とか逃がした。
  (その後ユイは水村博士らに保護された後、記憶を消されて現在に至る)

  その後も続けられた調整により、限定的ながら遺産の"力"を使用する事ができる。ただしユイよりも
  適合率は低いままだったため、使用させられる度に身体や精神を蝕み既に余命幾ばくもない状態だった。
  "Ruin-Bringer"壊滅と同時期、所持していた"Jarngreipr"共々"TrickStar"に拾われ、彼に協力していた。
  ただ彼の思想には完全には同意しておらず、今まで行方が知れなかったユイの行く先のみを案じていた。

  先日の件でユイが適合者となった事を知ってしまったため、自分の残りの生命と引き換えに"Daybreak-Legacy"を
  解放して"TrickStar"を止める事、そして"水村ユイ"という個人として自分の分まで生きる事を託すつもりでいた。

  ユイが"Daybreak Legacy"を解放した後、"Angrboda"の干渉を受けて暴走状態となり、能力の試金石として
  ユイ達と交戦。その末に解放された"Jarngreipr"のEF《力を掴む者》により沈静化、保護された。
  その後は黒巣中央病院にて療養生活を送る。

  File.06で、"遺産"を強奪されて昏睡状態となったユイ達を救うべく、ユイの"相棒"たるRBのグリモワールを
  連れて黒巣支部を訪れる。そして"白蘭の騎士" クリフ=M=カークランドらにその方法を打診し、
  彼らが精神世界に突入および帰還するためのサポートを行った。

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 ◇鷹栖綾音
  元"神城グループ"、現UGN黒巣支部"アールラボ"の研究者。
  "Daybreak-Legacy"保持者である神代科妓、水村ユイの
  身体検査の専門担当者でもある。
  茶髪で撥ねたショートで、フレームなしの眼鏡をかけている。
  クールではあるが"Daybreak-Legacy"の取りついた科妓やユイ達を
  良く気にかけていたり、家族について話しているなど根は優しい。
  夫にUGNエージェント鷹栖英司(現在黒巣市出向)、息子に鷹栖智也が居る。

  上述の寒河江巌とは元同僚で、夫の英司も含めて彼との関係は良好であった。
  しかし当時の上司の命令には抗いきれず、寒河江の研究成果を上司の成果のように
  発表するために協力させられ、寒河江の恨みを買う事になる。
  本人は今でもその事を深く恥じており、寒河江が放逐されて
  ほどなく自身も神城グループから退社している。
  夫の紹介でアールラボに入るが、上記の過去を引け目に感じているために
  自身は裏方に徹しつづけており、成果の実用化などには関与しようとしていない。

  File.05にて、夫の持ちかえってきた寒河江の研究成果を見て、自分から率先して
  それへの対抗策を研究していたが、改造された息子の智也の毒を浴びて
  OVとしての能力がほぼ使えず、動くのもままならない状態にされてしまう。
  EDでは復活しており、後処理要員の一人として動いている。
  それ以降も裏では引き続き「Night of Liberation」関係の案件に関わっている。
  ちなみにキャラモチーフはあるゲームの"ビッグ7"の人。

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 ◇鷹栖英司
  元はサプリメント「インフィニティコード」のサンプルシナリオ「Venomous Hate」の
  NPCであるUGNエージェント。
  本キャンペーンでも基本的な立ち位置は変わらないが、UGN黒巣支部への
  出向者として派遣されていること、妻と子供が居る点で原典と異なる。

  寒河江には上記の綾音の件にて、綾音同様恨みを持たれている。
  後悔した妻を見かねて、神城グループからアールラボの方へ転職を勧めたのは彼。
  File.05のOP前に突入先に寒河江が居る事を知り、決着をつけるつもりで
  作戦に臨むも、寒河江の同僚の暴走にてそれは叶わず、後に息子の智也を改造され
  自身もその毒に倒れてしまうという結果になってしまう。
  EDでは復活し、隊員の一人に肩を貸してもらいつつも科妓たちの元へ駆けつけている。
  それ以降も裏では引き続き「Night of Liberation」関係の案件に関わっている。

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 ◇佐川理奈
  UGN黒巣支部のエージェント。黒髪でスタイルが良く、朗らかというか
  どこか抜けた印象を覚えさせる女性。
  コードネームは"電脳の魔女(Cyber-Witch)"。銃を使用した戦闘もある程度できるが、
  本分はハッキング能力やコンピュータ関係の知識を駆使した調査・後方支援任務。
  (ただし、黒巣市上位エージェントに比べると劣る)
  シンドロームはブラックドッグ/ノイマン。

  File.07-Rにて"コールドスナップ"袁堂倫一郎達に同行し、File.07にて神代科妓と水村ユイ、またその護衛チームが
  向かった場所とは別の、もう一つの"Night of Liberation"のアジトの調査に向かう。
  そこで"炎の巨人"の分身体である"赤い髪の青年"に遭遇し、ブラックドッグ能力の
  悪用で頭に直接大量の情報データを流し込まれ、命の危機にさらされる事となる。
  最終的に"踊る剣姫" 神楽堂姫乃と天満莉亜の二人の能力により無事生還する。
  ちなみにキャラのモチーフはあるゲームの某最新鋭軽巡の長女。


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 背景素材:「写真素材 足成」