Double+Cross Session Replay in 「Separate Color」

Replay Title:「Heart or Force - "Daybreak Legacy" File.04」


1.Introduction
   [Hand-Out]

2.Opening Phase
   [OP1]  [OP2]  [OP3]

3.Middle Phase
   [MD1]   [MD2]

4.Climax Phase
   [→Jump]

5.Ending Phase
   [ED1]  [ED2]


Entry Character
PC1:"ラツィエル" 水村ユイ(giwaさん)
PC2:"天翔ける龍" 九衛統太(福坂真央さん)
PC3:"海ゆかば" 船汽御門(御神楽さん)
"沈黙の銃声" 八雲誠二 (自爆5秒前さん)
"星の子" 天満莉亜 (虹風さん)
Game Master:Hover-B

セッション日:2013.06.01-2013.06.08
Log Editor:Hover-B


 1.Introduction

 <Trailer>

 「私たちは目的のために"造られ"、"力"を与えられた存在」
 「その"力"に囚われて"意志"を無くすか、あるいは貫き通すのか」
 「その"選択"の行く末を、私に見せて――」
 
 忘れられた研究所の跡で、少女は自身の"過去"と対峙する。
 溢れだし苛む"記憶"の前に、見失いそうになる"心"。
 
 彼女はその"心"を、守り通すことができるのか。
 
 Double+Cross 3rd Edition『Heart or Force - "Daybreak Legacy" File.04』
 ――これは一つの"選択"を貫き通す、一人の少女の物語。
 

 <Hand-Out>

 ◇PC1(固定:"ラツィエル" 水村ユイ…giwaさんPC)
 外出から帰ってきて自宅の前に来た時、突然《ワーディング》が展開される。

 慌てて周囲を見渡すと、一人の女性の姿があった。
 その女性の顔を見て、君は愕然とする。

 多少異なる点はあるが、その顔は間違いなく"自分自身"と同じ顔。そして。
 憎悪を向けてきた先日の少女とは異なり――その顔を見てなぜか懐かしさを覚えた。

 困惑する君を前に彼女は言う。
 「"遺産"の事と"自分の記憶"について、知りたくないかしら?」

 Entry-Character:"ラツィエル" 水村ユイ

 ロイス:"謎の女性"
 推奨感情:懐旧、不信感など

 ◇PC2(推奨:UGNエージェント等/前回(File1〜3参加者優先))
 "遺産"と呼ばれる、レネゲイドに関する物品。
 先日黒巣市で確認されたそれは、紆余曲折を経て
 二人のイリーガルに宿ることとなった。

 先日の"神代の少女"神代科妓の一件で分かったことはあるが、
 まだまだ全容には程遠く調査を続けている状況であった。

 そんな中、もう一人のイリーガルから一つの相談が
 舞い込んできた。

 ロイス:"ラツィエル" 水村ユイ
 推奨感情:好奇心、庇護など

 Entry-Character:"天翔ける龍" 九衛統太

 ◇PC3(推奨:UGN関係者)
 「この件は関係者以外には他言無用でお願いします」
 黒巣支部長代理の天城美鈴はそう前置きした上で、言葉を続ける。

 ――"遺産"と呼ばれるレネゲイドに関する物品にまつわる事件に
 黒巣のイリーガルが巻き込まれており、調査を進めていたところ、
 今回その手掛かりになりそうな案件が出てきたということで、
 それにまつわる場所に足を踏み入れることになったとのことだ。

 君にはその調査チームの一人として同行してほしいとのことだった。

 ロイス:"遺産"
 推奨感情:好奇心など
 Entry-Character:"海ゆかば" 船汽御門
 Entry-Character:"沈黙の銃声" 八雲誠二
 Entry-Character:"星の子" 天満莉亜

 2.Opening Phase

 Master Scene

 ――どこかの建物の中。

 ――その中の一室で、銀髪を緩く括った女性がベッドで寝ている。
 そしてその傍には人懐っこい印象を持つ一人の少年。

 「……というわけで、君に行って貰う事に決まったよ」
 「久々の……そしておそらく最期の"姉妹"の再会になると思う。悔いは残さないように、ね」
 「……承知しました。"TrickStar"様……」
 少年の言葉に、女性は目を伏せて答えた。

 少年がその様子に頷いて部屋の外に出ると、長身の侍女服を纏った女性が一礼してくる。
 「……本当に宜しいのですか?」
 「ん? 何が?」
 「彼女は"私たち"と考えが異なる節が見受けられます。もし"契約"を反故にするようなことがあれば――」
 「ああ。今回に関しては考えてることは一緒だろうだから大丈夫だよ。それに……」
 「それに……?」
 「……裏切ったとしても、どの道彼女には何もできないよ……だって彼女は……」




 Opening-1「A Lady of the same face」
 Place:黒巣市街/帰り道 Scene-Player:"ラツィエル" 水村ユイ
 登場:不可

 GM :PC1のOPになります。自己紹介の後登場どうぞー。


 ユイ :「J.S.バッハ。カンタータ第140番」
 ユイ :「かの名曲の名は───“目覚めよ、と呼ぶ声が聴こえ”、でしたでしょうか」
 ユイ :「……私はいったい……何から目覚めれば」
 ユイ :ごく普通の高校生、だったような気がした、記憶が曖昧なJK。腕輪型の『遺産』所持。
 ユイ :Dロイス:[奇妙な隣人]所持。古めかしい写本の形をしたレネゲイドビーイングと共存している。
 ユイ :シンドローム:エンジェルハイロゥ/ウロボロス ワークス:研究者 カヴァー:高校生
 ユイ :HP:29 IV:15 基本侵蝕率:43%
 ユイ :・シナリオロイス/謎の女性【感情:■親近感/□恐怖】
 ユイ : >自己に近しい何かと、アイデンティティが揺らぐ恐怖が込み上がる。
 ユイ :・PCロイス/“天翔ける龍” 九衛 統太 【感情:■友情/□疎外感】
 ユイ : >前向きで意志の強さ感じる彼に影響を受けることもあるし、自分はああは慣れないという事も感じる。
 ユイ :以上でよろしくお願いします(`・ω・´)

 ユイ :#1d10+43
  Dice... ... Yui:1d10=(6)=6+43=49
 GM :ぼちぼち、と。


 今日も何事もなく平穏に終わり、
 君は学校からの帰り道を一人歩いている。

 ……ふと目に留まる、自分の腕で鈍く光る鉄色の腕輪。
 先日友人を失ったあの事件の後も、情報は未だに出てきていない。
 とはいえ出来る事も特に思いつくわけでもなく。
 意識を腕輪から外して再び前を見ると、自宅の前まで来ていた。

 ……ただ一ついつもと違ったのは、一人の女性が自宅の前で佇んでいた事。
 まるで君を待つかのように。


 ユイ :「……?」
 ユイ :さらりと指に絡む髪を華奢な指で払いのけ、顔を上げた先に見知らぬ女性がいた。
 ユイ :見知らぬ──いや。何か、こう、言葉にし辛い何かがこみあげる。
 ユイ :「あ、あの……?」
 ユイ :愛想笑いのような、ぎこちない笑みを浮かべ、その女性に躊躇いがちに声をかける。
 GM :その女性は、帽子を目深にかぶってて表情はまだ良く分からないが。
 GM :ユイの方を向いた時、確かに微笑んだ気がした。
 ユイ :「……」
 ユイ :まるで鏡を見ているような既視感を感じる。それと同時に、恐怖にも似た不安がじわりと湧いた。
 GM :女性「……やっと……やっと見つけられた……久しぶりね。"ユイちゃん"」
 ユイ :「久し、ぶり……?」
 GM :女性は嬉しそうに言うと、ゆっくりと帽子を取る。
 ユイ :「───ッ」
 GM :そこには、細部こそ違えど"自身と同じ顔"があった。
 ユイ :「あ、なた──」
 GM :女性「……やっぱり、覚えてない、か。そうだよ、ね……」
 ユイ :「私の事をご存じ、なんですね」
 GM :女性「ええ。良く知っているわ……大事な"妹"だったんだもの……」
 GM :覚えていないという事は分かっていた、とでもいうように寂しげに笑いつつ言う女性。
 ユイ :根拠もなく逆らいたくなる気持ちと、どこか無条件に慕いたくなる懐かしい感情。
 ユイ :「……ご、めんなさい。……待って、あたまが追い付かない──」
 ユイ :私に姉などいただろうか。いや、それ以前に、この私とよく似た顔は、数日に前にも見た。
 ユイ :今まで知らなかった──知りたくなかった何かが近づいているような気がする。
 GM :女性「……ああ、此方こそごめんなさい。混乱するのも無理ないわよね」
 ユイ :「……えっと」
 GM :女性「私の事はとりあえず置いといて、本題に入りましょうか」
 GM :女性「……自分の生い立ちと、その腕の"遺産"のことについて、知りたくないかしら?」
 ユイ :頭痛にも近しい目まいを感じながら、躊躇いがちに頷いた。ひとまず、この人は──私に害する人ではない気もする。
 ユイ :怖ろしい未知を知りたくないという気持ちより、──未知に対する欲求が上回る。知らない何かを、知るのが好きだ。それが刻まれた自分の性である気もした。
 ユイ :「知りたい、です」
 GM :女性はその言葉に一瞬だけ目を伏せた後、一枚のメモを渡してくる。
 ユイ :震える手つきで受け取った。
 ユイ :「これは……?」
 GM :女性「……簡単には信用できないとは思うけれど。覚悟ができたのなら、この場所に来て」
 GM :メモには黒巣郊外の地図。その一か所に印がつけられてる。
 ユイ :「うん。──いえ、その、…はい」
 ユイ :「その……ひとりでいかなくては、ダメですか」
 ユイ :少し考えて、途方にくれた様に、心細く訊ねる。
 GM :女性「その必要はないわ。貴女を不安にさせようとか、陥れようというつもりはないから」
 GM :きっぱりと告げてくる。
 ユイ :その返答に、分かり易い安堵の表情が浮かんだ。
 ユイ :──とはいえ、私の事情を話してもいい人でないと、連れはゆけないだろう。とっさに思い浮かんだのは、前回自分を励ましてくれた──そう、古代種の彼だが……。はっと顔を上げる。
 GM :女性「……貴女達が来た時に。私の事も話す事にするわ。……それじゃ、"またね"」
 ユイ :「あ、待って!──その、あなたの名前を……!」
 GM :女性はその言葉に一瞬立ち止まって。
 GM :女性「……"友麻"……"水村友麻"よ。それじゃあ、待ってるから」
 GM :そう告げて、彼女は影の中に消えるように姿を消した。
 ユイ :「……うん」
 ユイ :友麻。今度は、今度こそは、忘れないように心に刻んで、受け取ったメモを失くさないように挟んだ。……どこからか取り出した、その古本に。




 Opening-2「Talk of the girl」
 Place:Elysion/支部エリア Scene-Player:"天翔ける龍" 九衛統太
 登場:"ラツィエル" 水村ユイ(ただし侵食率上昇は不要)

 GM :続いてPC2のOP。自己紹介の後登場どうぞ。


 統太 :「真弥達と違って例の連中にたいした因縁はないんだよ。大事な“宝”を傷つけられて怒りをぶつけただけだから。
 統太 :だいたい連中が欲する“遺産”なんざ、俺が持ってる宝物に比べりゃガラクタ以下の代物だ。
 統太 :異形の力を持った怪物を、ヒーローに変えてくれるこのベルトに比べれば」
 統太 :天翔ける竜”(LastDragoon)九衛統太。
 統太 :表向きは希少かつ凄まじい力を持つがゆえに常にUGNの監視を受ける古代の竜。
 統太 :しかしその実態は威厳など1ミクロンも感じさせない日々趣味と本能に従って生きるダメ人間。
 統太 :〈白兵〉25とUGN黒巣市支部でも最低限度の格闘能力を得たがその業を手に入れた経緯は聞いちゃ駄目だ!
 統太 :【レベルを上げて物理で殴ればいい】の概念を体現化した支部は地獄だぜフゥハハハーハァー」
 統太 :【シンドローム】キュマイラ/ハヌマーン 【HP】42 【行動値】17 【基本侵蝕率】39% 【Dロイス】古代種
 統太 :[PC間ロイス:“海ゆかば” 船汽 御門 ■親近感/□不安]
 統太 :「珍しくエロゲの話ができる大人に出会えた!あと防衛隊からの出向でもとっつきやすい人。
 統太 :でも真っ先に戦地へ赴く兵士でもある訳だし、最悪の場合――敵になることさえも」
 統太 :[シナリオロイス:“Ratziel”水村 ユイ ■庇護/□無関心]
 統太 :「年長者としては若い世代を護るのが当然なんだよ。あ。別に嫁にしたいとかそういう感情ナッシングだから。
 統太 :知らずにいた方がよかったことも知ってしまうかもしれないけど」
 統太 :以上、PL福坂真央です。よろしくお願いします。

 統太 :#1d10+39
  Dice... ... Touta:1d10=(10)=10+39=49
 統太 :よし、逸品!
 統太 :#1d10+39
  Dice... ... Touta:1d10=(6)=6+39=45
 GM :持ってて良かったですね(何
 統太 :これで。
 GM :あいさ。


 Elysion支部エリアの休憩室。
 いつもはエージェントやイリーガルが集まっていてそれなりに
 騒がしいが今居るのは珍しく"天翔ける龍" 九衛統太くらいだった。

 ――先日の「遺産」に関わる一連の事件に関する調査。それへの協力。
 判明した事がないわけではないが、それでも全容にはまだ程遠い。
 とはいえ、いくら"龍"でも不眠不休で調査できる訳でもなく、休憩を取るためにここに来ていた。

 ――と、そこへ一人の少女がやってくる。
 "ラツィエル" 水村ユイ。例の「遺産」の適合者となってしまった人物の一人だった。


 統太 :「働きすぎると栄養剤一箱飲んでも眠くなる。これってトリビアになりませんか?」(何)
 統太 :独り言言いつつやってきたユイに向けて手を軽く振る。
 ユイ :一瞬きょとんとした反応を返した後に、少し笑って手を振りかえす。その後、小走りに向かって来た。
 ユイ :「そういう時は素直に寝て下さい」(何)
 ユイ :なんか民明書房の本にもそう書いてありましたよ!とか返しつつ。
 統太 :「全くだね!でも眠ったら多分セッション終了まで寝てると思うよ!」(何)
 ユイ :ありうるwwwwwwwwwww
 統太 :「で、俺に何か用?」
 ユイ :丁度よかった、探してたんです、と言う事情を、どう切り出そうかまごついていた所、あっさりと察してくれたらしい。ここは年の功だろうか。
 ユイ :「───ええと、その、……前の遺産の件に関係するか、分かりかねる所もあるんですけど」
 ユイ :むーん。メンタルの弱さを、いつもの笑みで取り繕って、少し申し訳なさそうに切り出す。
 ユイ :「……わたしと似た顔の人が──姉と言う人が、やってきまして」
 ユイ :一枚のメモを差し出した。
 ユイ :「私の生い立ちと、この腕輪の『遺産』のことについて、知る覚悟が出来たら来て、と」
 ユイ :心なしか早口で、一気に吐き出した。全て言い終ったあとに、むんとこまった顔で見上げる。
 ユイ :「……その、ひとりで来なくてもいいそうなの、で……」
 ユイ :出来ればついて来てほしい、とたよりない目線で訴える。
 統太 :話を聞く限り、遺産運用の為に作られた存在という結論に達したが、それを隠しつつ。
 統太 :「いいよー」
 ユイ :「あっさりwwwwwww」
 ユイ :結構なやんだのに!と、ぷんすか返しつつ、ほっとしたように笑った。
 統太 :「罠かもしれないしそうじゃないかもしれない。けど判断する材料が少ない。不安がないわけじゃないけど、でも知りたいから誰かにいてほしいから来たんだろ?無碍には断れない」
 統太 :「一応大人だしな、俺も。子供を支えるのは大人の役回りだ」
 ユイ :超おとなっぽい……!頼りたくなる言葉の数々に、少女の肩の力が抜けた。
 ユイ :「……ごめんなさい。ありがとうございます」
 統太 :「それに、正直煮詰ってたところだ。渡りに船、ってやつ?そんな感じだから気にしないでー」
 ユイ :心細さを取り繕っていたが、その言葉に、笑い返すだけの余裕は出来た。はい、と頷いて。
 ユイ :「──それじゃあ、よろしくお願いします。UGNの方にも、一応話すを通す気持ちでここへ来ましたので」
 ユイ :うん。大丈夫。少し晴れた気持ちでそう言うと、メモを返して貰って。
 ユイ :「あと、この間の……その、私の顔をした人が見えた時も。──すごく、九衛さんに助けられました。本当にありがとう」
 ユイ :にゃーん。照れながら笑って言った。
 統太 :「あー。気にするこたぁないよー。平常運転だし。出るならとりあえず支部長代理に報告してからでいいかな?すぐ終わるし」
 ユイ :おういえー。さむずあっぷ。それじゃあ報告しに行きますね、と笑って軽く会釈をし、扉の外へと向かった。
 統太 :その後ろ姿を見送り。
 統太 :――表情を一瞬で変えた。




 Opening-3「Confidential Mission」
 Place:Elysion/支部長室
 Scene-Player:"海ゆかば" 船汽御門&"沈黙の銃声" 八雲誠二&"星の子" 天満莉亜
 登場:不可

 GM :PC3お三方のOPです。御門さんから自己紹介の後登場どうぞ。


 御門 :「他言はしない...が、此方は此方で判断の必要性が生じる可能性は皆無ではない、とは前置きさせて頂こう」
 御門 :「海上防衛隊所属、船汽3佐である。以後宜しく」敬礼
 御門 :「...と、堅苦しいのは挨拶までにして、だ。教練時間及び任務時以外は気楽にいこうか」
 御門 :「どちらかというとやり込み要素がある方が好みだな」(統太ちんにソフト渡して(ぇ)
 御門 :UGNの射撃教官(外部講師)にして、黒巣市での防衛隊広報担当官。
 御門 :潮風と太陽に炙られた、いい感じの小麦色の肌の持ち主(何
 御門 :普段は比較的おおらかではあるが、一度スイッチが切り替わると、厳しい側面も。
 御門 :なお、蛇足ながら。本来の肩書は海上防衛隊"八州-やしま-"砲雷長である。
 御門 :エンジェルハィロゥ/ソラリスのクロスブリード
 御門 :制圧射撃やトループ一掃の性能を保有する等の、攻撃特化型
 御門 :HP25 IV19 基本侵食率33%
 御門 :シナリオロイス:"遺産" ■好奇心/□脅威
 御門 :「さて。"それ"が彼ら...引いては我が国にとって吉と出るか凶と出るか」
 御門 :PC間ロイス:"沈黙の銃声"八雲 誠二 ■有意/□不安
 御門 :「教官としての教え子に当たる。無茶はしてほしくは無いが...」
 御門 :PLは"神代科妓"の中の人の御神楽です。宜しくお願いします。
 御門 :以上。

 誠二 :「"……やっぱり連想しちまうな、名前もやってることも、Ruin-Bringer"の奴らを」
 誠二 :「だからって訳じゃないが、今回は存分にやらせてもらうぜ。また知り合いが傷つかないように。」
 誠二 :"沈黙の銃声" 八雲 誠二 ノイマン/モルフェウス
 誠二 :UGN日本支部長、霧谷雄吾直属の工作員。
 誠二 :現在黒羽学園に、強力なOVの多い生徒の監視と報告の任務で、高校生として通っている。
 誠二 :しかし、その割には高校生活を満喫しているように見えるのは気のせいだろうか。
 誠二 :得意技は二丁拳銃による射撃。ただし、二丁同時に撃つのは本気の時のみ。
 誠二 :【基本侵食率】33【HP】25/25【行動値】15 Dロイス:生還者
 誠二 :PC間ロイス:“星の子” 天満 莉亜に。感情はOP後。
 誠二 :シナリオロイス:"ラツィエル" 水村ユイに□慈愛/■同情
 誠二 :「あんたも巻き込まれたんだな。勝手な奴らの勝手な事情に。」

 誠二 :PLは自爆5秒前です。よろしくお願いします。以上。

 莉亜 :「ねえねえ、あなたの願い、教えて?」
 莉亜 :「遺産、ねえ。レネゲイドの神秘ー、とか言われてもさっぱり」
 莉亜 :「……まあ、なんであれ行ってきますよーっと」
 莉亜 :“星の子”天満 莉亜
 莉亜 :髪の色が派手なことを除くと、どこにでも居そうな女子高生。
 莉亜 :しかし、その正体ははるか昔レネゲイドのに地球に落ちてきた隕石がRB化したもの。
 莉亜 :本人は自分を流れ星だと認識していて、そのために「人の願いを叶えること」を目標に生きている。
 莉亜 :性格は少しズレていることを除けば至って普通でRBと気づかない人が多数。
 莉亜 :しかし、時折人外としての表情も見せる。
 莉亜 :人との交流は積極的に行なっている。
 莉亜 :比較的常識人だが、最近タガが外れてきているのは気のせいだろう、きっと。
 莉亜 :―――それと同時に、精神的に不安定さが目立つようになってきたことも。
 莉亜 :戦闘時は光で作った弓を使う。
 莉亜 :シンドローム:エンジェルハィロゥ/ブラックドッグ Dロイス:光使い
 莉亜 :HP:27 行動値:17 侵蝕率:34%
 莉亜 :シナリオロイス:"遺産" ■好奇心/不安
 莉亜 :「古代から存在するレネゲイドの一つー、って点では私もそうだけど。まあ。力も使いよう、だし」
 莉亜 :PC間ロイス:"ラツィエル" 水村ユイ ■好奇心/隔意
 莉亜 :「大人しそうというか儚げっていうか。綺麗な人だな、とは思う」
 莉亜 :PLは虹風です。以上、よろしくお願いします。

 御門 :#1d10+33 登場
  Dice... ... Mikado_F:1d10=(8)=8+33=41
 莉亜 :#1d10+34
  Dice... ... ria:1d10=(4)=4+34=38
 御門 :#1d10+33 逸品
  Dice... ... Mikado_F:1d10=(10)=10+33=43
 御門 :(orz
 誠二 :#1d10+33
  Dice... ... Seiji_Y:1d10=(9)=9+33=42


 ――Elysionの支部長室。
 "天翔ける龍"九衛統太からの話をうけた天城黒巣支部長代理から
 連絡を受け、あるいは偶然支部に顔を出したところで
 声をかけられ、君たちはここへ集まっていた。

 この部屋の主である支部長代理は、真面目な顔で初めにこう告げてきた。
 「今から話す件は他言無用でお願いします……もしどうしても無理ということであれば今ここで降りていただいて構いません」

 ――断ることも出来ただろう。だが君たちはそうする気にはなれなかった。
 打算か義務感か、あるいは他の何かか。それは分からないが。
 君たちが席を離れないのを見て。支部長代理は頭を一度下げて、話を続けだした。


 御門 :「教導中に召集を掛けるとは只事では無い...という事でしょうか」
 御門 :訓練切り上げでその足で代理の前へ。不動(気を付け)の姿勢にて
 GM :美鈴は頷いて。
 GM :美鈴「……"遺産"というものについて、聞いた事はありますか?」エージェントと教官の二人に。
 誠二 :「……ナイトフォールが派遣されることがあるアレ、ですか」
 GM :美鈴「……ええ」 頷く。
 御門 :「言葉自体は。その性能等については世間の伝聞、噂の域をでておりませんが」要するに聞きかじった程度で何かに直結する程の知識は有して無いですな、こちら。
 莉亜 :こっちはUGN内部の人間たちの話を真剣な顔で聞いてる。
 GM :美鈴「……実は先日、黒巣でもその"遺産"の存在が確認されまして……それを、現在2名のイリーガルが所持しています」
 GM :と言いつつ、資料をいくつか提示してくる。今までの件の報告書。
 御門 :「拝見させて頂きます」かつかつ、と傍に寄って資料を受けとり、元の位置へ。そして目を通す
 誠二 :「経緯が経緯とはいえ……個人所有が許されている、ってのはレアケースですね」 同じく資料をめくりつつ
 御門 :「...許されているというより、手が無いから静観している。と判断するが」資料を読み終え
 GM :美鈴「先ほど"LastDragoon"――九衛さんから相談がありまして」 その言葉を頷きで肯定しつつ。
 御門 :「...統太君からですか。...それで」先を促しつつ聞く態勢
 GM :美鈴「"Ratziel"――水村さんに、情報を握っていると思われる人物からの接触があったとのことで。提示された場所に行く事を検討する必要が出てきました」
 GM :美鈴「そこで貴方がたへの依頼の話につながるのですが――要は彼女らの護衛をお願いしたい、という話でして」
 誠二 :「……つまり、罠に敢えて突っ込んで破ろうとする者を手伝えと。そう理解しても?」
 GM :美鈴「……そういうことになります」
 GM :美鈴「"遺産"自体についても未だ不明点も多いですし、その人物から、"遺産"を利用しようとする組織についての話を聞きだせるかもしれませんので」
 GM :危険を冒すのもやむを得ないと判断した次第です、と。
 御門 :「了解した」当初から決まっていたであろう台詞
 誠二 :「了解しました。正直個人的に、前に関わった嫌な奴らとイメージ重なりますしね。」
 誠二 :「またあんなのに巻き込まれそうな奴がいるなら、いくらだって手は貸しますよ。」
 御門 :「状況次第では此方で判断をしても宜しいか?」護衛の為に撤退する、若しくは相手を追い返す、あるいは....
 GM :美鈴「それは構いません。……場合によっては"貴方がた"の協力も必要になるかもしれませんし」
 GM :御門にはそう答える。
 御門 :「了解した。全力をもって護衛任務に当たらせて頂く」
 莉亜 :「了解です。……こちらも協力させていただきます」 今まで黙って聞いていたが、ようやく口を開いて
 誠二 :ふむ。莉亜さんへのロイス感情は□無関心/■庇護 にしておこう。
 誠二 :ある意味存在自体遺産に近いもんがあるし、狙われる可能性もあるってことで。
 GM :美鈴「……ありがとうございます。出来る限りの物資は用意いたしますので、必要があればエージェントにお申し付けください」 
 GM :そう締めくくり、彼女は3人に頭を下げた。
 御門 :「了解した.....さて」二人に向かって
 御門 :「只今をもって射撃訓練を中止し、以後実地修練期間とする。無理はするな」
 御門 :彼らの安全を守るのも大人の責任だから。と
 誠二 :「了解。無茶の方なら多少するかもしれませんが。」
 莉亜 :「……わかりました」 頷いて、答えた
 御門 :「では、各個にかかれ」二人の肩をぽん と叩いて  準備の為に退室しよう
 莉亜 :「……遺産、ねえ」 小さく呟いて。こちらも退室、と。



 GM :さて、次からミドルですが。
 GM :調達等必要な方はこの時点で行ってください。今回は展開的にミドルに入ってからは調達は不許可とします。
 ユイ :アッハイ
 莉亜 :はーい
 御門 :おぉぅ。では武器を調達せねば()
 御門 :ボルトアクションライフルを調達します 演出としては艦と武器のリンクを実施()
 御門 :#3r10+5 目標15
  Dice... ... Mikado_F:3r10=(8,7,2)=8+5=13
 莉亜 :FSって聞きましたし、一応応急手当キットを
 御門 :財産2p投げて GET
 誠二 :駄目元でアンチマテリアルライフル行ってみるか。
 誠二 :#2r10+6 目標値35
  Dice... ... Seiji_Y:2=2
 莉亜 :#1r10+3 目標8
  Dice... ... ria:1r10=(4)=4+3=7
 誠二 :#2r10+6 目標値35 こうか
  Dice... ... Seiji_Y:2r10=(3,7)=7+6=13
 誠二 :それでも失敗。
 ユイ :そんじゃ私も応急手当てを。
 ユイ :#1r10+1
  Dice... ... Yui:1r10=(9)=9+1=10
 ユイ :お、ゲット。
 莉亜 :んー、財産は使わないでおこう。失敗で
 ユイ :<応急手当キット
 GM :統太さんはどうします?
 統太 :んー。
 統太 :応急手当キットを調達しとくかな。
 統太 :#2d10+13
  Dice... ... Touta:2d10=(5,9)=14+13=27
 統太 :2r10が正しいけど成功。
 統太 :莉亜に持たせておこう。
 莉亜 :ありがとうですー
 GM :それでは全員済んだようなので、ミドルに入ります。



 3.Middle Phase

 Middle-1「Place of memory」
 Place:黒巣郊外/研究所跡 Scene-Player:ALL

 GM :登場どうぞ。
 ユイ :#1d10+49
  Dice... ... Yui:1d10=(10)=10+49=59
 ユイ :wwwwwwwwwwwww
 御門 :#1d10+43 登場
  Dice... ... Mikado_F:1d10=(3)=3+43=46
 統太 :ヒャー。
 ユイ :59(震え声)
 莉亜 :#1d10+38
  Dice... ... ria:1d10=(2)=2+38=40
 統太 :#1d10+45
  Dice... ... Touta:1d10=(2)=2+45=47
 莉亜 :上と下とで20近く差があるとか(震え声)
 誠二 :#1d10+42
  Dice... ... Seiji_Y:1d10=(9)=9+42=51


 ――黒巣郊外。
 ユイが女性から受け取った紙の場所に辿り着くと、そこには小さな建物の跡があった。
 僅かに残る標識などから見て、どうやら研究所の跡のようだ。

 ――奥に進み、小さな庭らしき場所に踏み込む。
 すると、不意に殺風景だった風景が一変する。

 そこには一人の少女と、一人の女性が共に遊んでいる光景があった。
 女性は先ほどユイが出会った女性、"水村友麻"。
 もう一人は――ユイの幼いころ、のように見えた。


 誠二 :「ここまであからさまに誘われてる罠ってのもどうなんだろうな。」
 ユイ :頭に血が上る様な錯覚を感じながら、血の気が引いていくような錯覚もしている。言葉もなく立ち竦んでいたが、私が動かない事には何も始まらないだろう。
 ユイ :「友麻さん」
 ユイ :いやだ。やはり一人で来ればよかったのか。周囲にどう思われているかを想像して、泣きたい気持ちで堪える。
 莉亜 :「あの子たち、楽しそう……でも、これも罠、なの?」
 統太 :「……」

 「……これは罠じゃないわよ。これは、私と――"ユイちゃん"の記憶を再現したもの」

 声が聞こえてくる。顔を上げると、先ほどの女性――"水村友麻"の姿。

 GM :友麻「……来たのね。ユイちゃん」
 ユイ :「来ました」
 ユイ :「私は、何を忘れているんでしょうか」
 ユイ :まるで見当はずれな事を言っているような気はしながらも、これが世間では正常な反応だろうと思い、躊躇いながらの答えを返した。
 ユイ :風もないのに、他の誰にも見えざる古書の頁が、億劫そうにひとりでに捲られてゆく。
 GM :友麻「……これから私と、貴方の記憶について教えるわ。でもその前に、貴方には一つ決めてもらわなきゃいけない」
 ユイ :「決める……?」
 GM :友麻「"過去の記憶"と"遺産"の知識を取るか、貴方が今まで培ってきた"心"を取るか」
 ユイ :「………」
 GM :友麻は一度言葉を切った後、続ける。
 GM :友麻「今移っている光景は紛れもなく私と貴方の記憶の一部」
 GM :友麻「これ以上の"自分の記憶"を取り戻し、"遺産"の事を知ろうとするなら。それに押しつぶされて"心"を失う(=ジャーム化する)リスクを背負う事になる」
 GM :友麻「"遺産"の事だけを知ろうとするならもっと簡単。私の命を引き換えにすれば良い。今後の貴女の事も考えると、とても勧められないけれど」
 GM :友麻「そして――絶対に"心"を失いたくないのなら、"知らずに終わらせる"選択肢も、一応あるわ」
 ユイ :少しの間、考え込む。個人としては、心を取るか知識を得るかで言えば、心を取ってしまいたい。現に今も、竜の末裔やUGNらの人間たちに知らざる秘密を晒されて、逃げ帰りたい気持ちだ。
 ユイ :だが、ここで逃げてどうなるというのだろうか。遺産の事をはっきりさせなければ、いずれ人死ににも影響は出るかもしれない。もう自分だけの問題ではない気もした。
 ユイ :「………分かりました。友麻さんの命を必要とせず、私が遺産と過去を知る方向で覚悟を決めます」
 ユイ :最悪、私が心を失っても、いいだろう。そのための保険──にはなる。本来はそういう意味で、この人達を連れてきたわけではなかったが──。
 ユイ :後ろを少し振り返って、4人をちいさく見た。
 GM :友麻「……それで良いの? ……あの時口ではああ言ったけど、私が貴方を騙している可能性も残っているでしょう?」
 GM :それでも私を生かすの、と。
 ユイ :「え」
 ユイ :……そんな可能性など、考えてもいなかった。いや、普段の自分ならば考えた筈だ。何故こうも、彼女の言うことをうのみにしていたのか、そこで初めて気付く。
 ユイ :……そうだ。自分の姉を名乗った、目の前の人物を、心のどこかで信じているからだ。
 統太 :「彼女は自ら答えを出した。ならばそれに異を唱えるつもりはない」
 ユイ :統太の後押しの言葉に、今度は自分の意志で頷いた。
 GM :友麻「……ありがとう」 その様子に、ぽつりと小さくつぶやき。
 御門 :「こっちは、無事に済ませる為に動くだけだからな」なので、要らん心配はしなくていいぞ と
 莉亜 :「うん。あなたが決めたのならそれを全力でフォローするのが私たち、だから」
 誠二 :「……まあ、本人がそこまで信頼するってんなら、護衛役がとやかくいう事じゃねえな。」
 誠二 :「ただ、覚えとけ。後で『実はやっぱり騙してました』とか言い出そうもんなら。どんなに止められても、俺はあんたの額に風穴を空けてやる。」
 ユイ :にゃーん。背後からかかる言葉の数々が、頼もしい。
 ユイ :「……ありがとう」
 GM :友麻「……それじゃ、始めるわね」 頷いて、空に手をかざす。

 ――すると、辺りが急に暗くなり――5人の意識も急激に遠くなっていく。
 《キングダム》を宣言。本来の使い方とはちと異なるが、これにより"水村ユイ"の精神世界を疑似的に構築します。

 ――ユイが目を覚ますと、そこは小高い丘の上。辺りは霧に包まれ、モノクロの街並みが広がっている。
 そして他の4人は、気づくと研究所の外にいた――互いに孤立した状態で。




 GM :Middle-2「Girl's Root」
 GM :Place:??? Scene-Player:ALL

 GM :登場どうぞ。
 誠二 :#1d10+51
  Dice... ... Seiji_Y:1d10=(4)=4+51=55
 莉亜 :#1d10+40
  Dice... ... ria:1d10=(7)=7+40=47
 御門 :#1d10+46 登場
  Dice... ... Mikado_F:1d10=(4)=4+46=50
 ユイ :#1d10+59
  Dice... ... Yui:1d10=(10)=10+59=69
 ユイ :\(^o^)/
 統太 :#1d10+47
  Dice... ... Touta:1d10=(9)=9+47=56
 GM :オイ、今から大丈夫か特にユイさん(何
 GM :まあともかく(何
 莉亜 :一人だけ40台である
 ユイ :フヒヒwwwwww
 GM :このシーンはFSですが、変則的にPC1とPC2/PC3でルールが異なります。
 GM :まずはPC1。

 GM :▽目標「自分のルーツを辿り、"遺産"の力の手掛かりを掴め」
 GM : ・判定:<知覚>9
 GM : ・最大達成値:30 進行値:12
 GM : ・強制終了条件:9ラウンド経過
 GM : ・支援行動:<RC>、<意志>、<交渉>
 GM : ・特殊事項
 GM :  - このFS判定はPC1以外参加できない。
 GM :  - 進行判定に失敗する度、ロイス枠を1つ失う。FS判定終了時には復活するが、
 GM :   失った枠にロイスが入っていた場合はタイタス状態で復活することとする。
 GM :  - ロイス枠が4つ無くなってしまった場合、バッドエンド確定とする。
 GM :  - FS判定をクリアしたPC2or3は、此方の判定に合流する。
 GM :   進行判定はPC1以外行えない。ただし、支援行動またはEFは使用可能。
 GM :   なお合流しているPC2/PC3が一人もいない場合、
 GM :   進行判定時に取得できる進行値に−1(最低−1)する。
 GM : ・ハプニングチャート:以下参照。
 GM :  01-20:風景がめまぐるしく入れ替わり混乱を誘う。そのラウンド中、難易度+1D10。
 GM :  21-30:記憶や知識が取りとめもなく一気に思い起こされ、それが
 GM :      プレッシャーになる。進行判定失敗時、侵食率+1D10。
 GM :  41-80:特に何もなし。
 GM :  71-90:悪い方の記憶が思い起こされ、不安を誘う。そのラウンドの進行判定ダイス−5。
 GM :  91-100:良い方の記憶が思い起こされ、勇気づけられる。そのラウンドの進行判定ダイス+5。


 GM :続けてPC2/PC3。
 GM :▽目標「PC1の元に辿り着け」
 GM : ・判定:<知覚>7
 GM : ・最大達成値:30 進行値:8(各自)
 GM : ・強制終了条件:9ラウンド経過(=PC1のタイムリミット)
 GM : ・ハプニングチャート:PC1と同様。
 GM : ・支援行動:−
 GM : ・特殊事項
 GM :  - このFS判定はPC2/3のみ参加となる。
 GM :  - それぞれ別々の場所に飛ばされるため、互いに干渉することはできない。


 GM :こんな感じです。
 GM :質問あればどうぞ。変則的なんで分かりづらいのもあると思いますし(何
 ユイ :なお合流しているPC2/PC3が一人もいない場合、進行判定時に取得できる進行値に−1(最低−1)する。
 ユイ :なんだけど、これは最低ってことは、合流していない人数分ペナルティがつくのかな?
 GM :いえ、一人でも合流すれば以後ペナルティはつきません。
 ユイ :一人でも合流してない場合、−1というカンジだろうか
 GM :です。孤独による不安で力が出せないという感じで考えていただければ。
 ユイ :おういえ(`・ω・´)
 ユイ :あとは特にないかな!
 統太 :成程。
 誠二 :別のFS判定ということは、PC1から2/3、または逆の支援判定は不可ですか?
 GM :不可とします。
 御門 :合流するまで、ソロで頑張れ という事か。
 誠二 :分かりました。なら自分も他は特になし。
 GM :YES。
 莉亜 :はーい
 GM :ぶっちゃけPC2/3は元の場所に辿り着いたらPC1が佇んでるから、呼びかけたりして安心させる(支援行動)なり、EF使うなりしてくれということです(何
 御門 :了解。
 統太 :殴って正気を取り戻させてもいいですか(何)。
 GM :中途半端に記憶戻ってバグるかもしれないからやめてあげて(何
 御門 :あーあw
 GM :質問は以上で良いですかな。
 御門 :此方はOKです
 ユイ :はい
 誠二 :はーい
 莉亜 :はーい
 統太 :はいなー。
 GM :それでは、始めましょうか。

 ;*GM_HovB topic : IV:御門19→統太(19-2)&莉亜17→ユイ&誠二15

 ユイ :
 ユイ :15のユイと誠二君が最後だと…?
 ユイ :ふいたwwwww
 莉亜 :みんなたかーい(何)
 GM :敵含めても1ケタ居ないよ今回(何
 統太 :これより上位の連中がケタ違いで速いんじゃー!(何)
 GM :まあともあれ進めましょう(何

 <Round-1>
 GM :#1d100 [ハプニング]
  Dice... ... GM_HovB:1d100=(87)=87
 GM :……いきなり進行判定ダイス−5……(何
 ユイ :www
 莉亜 :ぎゃーす(何)
 GM :[セットアップフェイズ]
 莉亜 :ありませんー
 ユイ :ないです!
 御門 :ありません。
 誠二 :なしです。
 統太 :ありませぬ。

 ▽Action:"海ゆかば" 船汽御門(19)
 GM :行動どうぞ。
 御門 :あいさ。
 御門 :半分演出ながら(何
 御門 :《光と闇の眼》《真昼の星》《声無き声/七色の直感》
 御門 :にて周囲を把握(
 御門 :miaはなし。
 御門 :#3r10+5 進行判定:知覚
  Dice... ... Mikado_F:3r10=(7,2,1)=7+5=12
 御門 :能力高くてよかt(
 GM :2点ゲット、ですね。
 御門 :「とりあえず、向こう...か」遠くぼんやりと目的地を見据え   以上で。
 GM :うい、演出とか計算はあとでまとめてやりますんで。

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)&"星の子" 天満莉亜 (17)
 GM :行動どうぞ。
 莉亜 :んじゃ、こっちから。
 莉亜 :マイナーなし。あえて言うならこっちも演出で《ウサギの耳》《真昼の星》やっておく(
 莉亜 :メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《水晶の眼》で知覚判定
 莉亜 :#3r8+6
  Dice... ... ria:3r8=(5,4,3)=5+6=11
 莉亜 :まあ、3個だとこんなもんだよね><
 GM :まず莉亜さんが2点、と。
 莉亜 :「……こっち」 こちらも目的地を把握、と

 GM :統太さんはどうします?
 統太 :うーむ。
 統太 :今のままだと判定すらできんしなぁ。
 統太 :変わることを信じてパスします。
 GM :あいさ。

 ▽Action:"ラツィエル" 水村ユイ(15)&"沈黙の銃声" 八雲誠二 (15)
 ユイ :誠ちゃん先どぞー(`・ω・´)
 GM :行動どうぞ。
 誠二 :了解。とはいえ、今の状況で無理してもあまり稼げんな。とりあえず素で振る。
 誠二 :#1r10+1
  Dice... ... Seiji_Y:1r10=(5)=5+1=6
 誠二 :うお、惜しい。失敗で。
 GM :うい。

 ユイ :このラウンドはパスろうかなって思ったけど判定に失敗するとロイス枠が危険にさらされるので普通にいきます!(何)
 ユイ :色味失せた小高い丘の上。曖昧な意識の中、聞きなれた笑い声がどこからか聞こえた気がして、我に返った。
 ユイ :無形の影を使って判定を(ry
 GM :あいよ。
 ユイ :オリジン:レジェンドを重ねて侵食率は75です☆(oゝω・)b
 ユイ :#3r10+10 ダイスペナルティとボーナスあり
  Dice... ... Yui:3r10=(6,9,8)=9+10=19
 ユイ :気が付けば、ひとりだ。何時もの古書も手元にない。
 ユイ :……でも、やるしかないのだ。華奢な手を握りしめ、前を向いた。
 ユイ :2点稼いで以上
 GM :えーと、御門さんとりあさんとユイさんが2点。統太さんと八雲君が0点、と。
 統太 :待機の意味でパスだったけども。
 統太 :振ってもいいのでしょうか。
 GM :ああ、すいません。振るならどうぞ……と言いたいところですが、今回イベントも個別なんすわ。
 統太 :うぬー。

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)
 統太 :なれば途中成長申請。
 GM :内容をどうぞ。
 統太 :《援護の風》5LV。
 GM :許可します。
 統太 :外。
 統太 :小高い丘から駆け抜けた風が統太に届く。
 統太 :《援護の風》《フォース》で+8D。
 統太 :#4r10+1
  Dice... ... Touta:4r10=(5,10,8,5)=Critical!!
  Dice... ... Touta:1r10=(5)=15+1=16
 統太 :其処にイリーガルジョーカーを使用する!
 統太 :達成値27.
 GM :一気に飛ばしてきたな。
 統太 :使うなら今しかない。

 GM :Prize:ユイ2/12、統太2/8[Event]、御門2/8[Event]、誠二0/8、莉亜2/8[Event]

 GM :では、先に進んだ統太と御門、莉亜の前にあるイメージが浮かんでくる。

 ――統太には、自分の"宝物"が……手が届かずに目の前で失われていく様を。
 ――御門は、自分の居場所である"八州"が沈んでいく様を。
 ――莉亜は、思い出の中の"あの少年"が死んだあの時の光景が。
 ……それらはすべて過去の話。あるいはあり得ない筈の事。
 それでも、身体がすくんで動かない。振り切るのはそう簡単にはいかなそうだ。

 GM :長くなりましたが、3人は以降の判定を<意志>8に変更。失敗した場合、1D10侵食率を上昇させる。

 <Round-2>
 GM :#1d100 [ハプニング]
  Dice... ... GM_HovB:1d100=(2)=2
 ユイ :難易度あがるwwww
 GM :#1d10 [難易度上昇]
  Dice... ... GM_HovB:1d10=(10)=10
 ユイ :ほばさんェ…
 GM :……オイ……(何
 御門 :ぐはっ
 GM :なんかすまん……(何
 GM :ともあれ、次行きます……。

 ▽Action:"海ゆかば" 船汽御門(19)
 GM :行動どうぞ。
 御門 :「...悪い夢だ」振り切りつつ
 御門 :#3r10+5 進行:意思(18)
  Dice... ... Mikado_F:3r10=(2,6,2)=6+5=11
 御門 :振りきれてないらしい()
 御門 :#1d10+50 浸食
  Dice... ... Mikado_F:1d10=(6)=6+50=56
 GM :残念ながら0点、と……。
 御門 :以上で。

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)&"星の子" 天満莉亜 (17)
 GM :行動どうぞ。
 統太 :ここは私が。
 GM :あいさ。
 統太 :《援護の風》+《フォース》でで+8D。#11r10+7
  Dice... ... Touta:11r10=(2,10,7,4,5,4,5,10,4,2,7)=Critical!!
  Dice... ... Touta:2r10=(7,2)=17+7=24
 ユイ :SUGOI
 統太 :成功。ふっ切ったぜ!(何)
 GM :すげーな。3点か(何
 御門 :おーw
 統太 :久能にぶっ壊されてマジ泣きし、土下座までさせた日の事を思い出した(何)。
 統太 :<宝物のエロゲ
 莉亜 :すっげーw
 統太 :最終的に直してもらったんだけどね(何)。
 統太 :ともかく今66%。
 莉亜 :さて、次はこちらと。
 莉亜 :「……“   ”……! ……いや、今はダメ」 声にならない声で、小さく声を漏らす。が、何とか持ちこたえようとして
 莉亜 :そういえば、ここ《ワーディング》はってます?
 莉亜 :はられてるというか
 GM :ああ、《キングダム》と同時に展開されてるものとします。
 莉亜 :了解です。では、マイナーで《オリジン:レジェンド》。さっきのと合わせて52%
 莉亜 :んで、メジャーで意志判定!
 莉亜 :#3r10+6+10
  Dice... ... ria:3r10=(1,8,6)=8+16=24
 莉亜 :おっけ。
 統太 :おっけー!
 GM :こちらも3点、と。

 ▽Action:"ラツィエル" 水村ユイ(15)&"沈黙の銃声" 八雲誠二 (15)
 GM :行動どうぞ。
 ユイ :よしロイス枠一つ捨てよう(提案)
 ユイ :素でふりーます(`・ω・´)
 ユイ :#5r10+1 知覚/目標19
  Dice... ... Yui:5r10=(3,9,9,7,5)=9+1=10
 ユイ :失敗した!
 ユイ :なあにロイス枠が一つ減ったくらいがちょうどいい
 ユイ :変動なしで終了
 GM :まあまだ空き枠だしな。

 GM :では八雲君。
 誠二 :うし。原初の混沌を使用、貴人の礼装を取得。効果3回使ってHP−15、達成値+15 「フェイズ:ブラム=ストーカー!」
 誠二 :そして《天性の閃き》で59%になりつつ知覚判定。 #6r7+15+1
  Dice... ... Seiji_Y:6r7=(4,9,2,2,7,3)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:2r7=(5,8)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:1r7=(3)=23+16=39
 誠二 :上限いったな。進行度4獲得。
 GM :一気に詰めてきたな。
 統太 :スゲェ。

 GM :Prize:ユイ2/12、統太5/8[Event]、御門2/8、誠二4/8[Event]、莉亜5/8[Event]

 GM :では、誠二の前にも一つの光景が浮かんでくる。

 ――それは、誠二の"最も大切な人"が血塗れになって倒れる様。
 それを見て、此処には居ない他の3人と同じように身体がすくむ。

 GM :八雲君の方は「以降の判定を<意志>8に変更。失敗した場合、1D10侵食率を上昇させる」に。

 そして、統太と莉亜は幻覚を振り切ることに成功した。
 すると、いつの間にか研究所の手前まで来ていた。
 どうやら障壁が張られている様子。下手に攻撃すると反動でダメージを受けそうだが、
 破れる可能性はあると思われる。何とか突破して辿り着かなければ。

 GM :二人は「以降の判定を<白兵><射撃><RC><交渉>10に変更。失敗した場合、2D10のHPダメージ」に変更。
 統太 :ヤッター!
 莉亜 :わぁい!

 ――そして、ユイは孤独が確実に心にダメージを与えていくのを実感する。

 GM :進行判定失敗により、ロイス枠を1つ失います。
 GM :以上で。

 <Round-3>
 GM :……誰か、ハプニング振りません?(何
 統太 :どうしませう(何)。
 莉亜 :順番に振ればいいんじゃないかな(何)
 ユイ :大惨事には自信のある私に任せろ!
 ユイ :#1d100
  Dice... ... Yui:1d100=(84)=84
 ユイ :/(^o^)\
 GM :……振り直しで(同じ効果だし)(何
 ユイ :とーたパス!
 統太 :#1d100
  Dice... ... Touta:1d100=(2)=2
 統太 :……キラーパスだったね、うん。
 ユイ :誠ちゃん!
 GM :これはひどい。振り直し2回目(何
 誠二 :#1d100
  Dice... ... Seiji_Y:1d100=(52)=52
 ユイ :おおお
 統太 :よかった。
 莉亜 :おおー
 御門 :何もないのがなんと幸せかw
 ユイ :まさにそれ(何)
 GM :ではそれで。

 GM :[セットアップフェイズ]
 御門 :ありません。
 統太 :なっしん。
 誠二 :何もなしです。
 ユイ :なし
 莉亜 :ありませんー

 ▽Action:"海ゆかば" 船汽御門(19)
 GM :行動どうぞ。
 御門 :さっさと振り切らねば。。。
 御門 :#3r10+5 進行:意思(8)
  Dice... ... Mikado_F:3r10=(9,8,6)=9+5=14
 GM :2点ゲット、と。
 御門 :進行+2 で振り切ろうとした() 以上で。

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)&"星の子" 天満莉亜 (17)
 GM :行動どうぞ。
 統太 :では。
 統太 :#11r10+25
  Dice... ... Touta:11r10=(5,8,8,8,10,8,2,8,1,10,8)=Critical!!
  Dice... ... Touta:2r10=(1,6)=16+25=41
 統太 :(勝利のポーズ)
 ユイ :おおお
 莉亜 :おおー!
 ユイ :ヒーローかっこいいです><
 統太 :「待たせたな!」(何)
 統太 :壁ぶち抜いて合流(何)。
 GM :統太が壁を破壊した先にはモノクロの街。そこにユイが居た。
 ユイ :「民明書房によると、ここは「信じてた!抱いて!」っていうパターンでしょうか」(何)
 統太 :「エロ同人でもねーよそんなファンタスティックな展開」(何)
 ユイ :「まったくです」にゃーん。(何)
 GM :とりあえず、統太さんは合流成功、と。
 莉亜 :よし、じゃあこっちも判定と。
 莉亜 :《アタックプログラム》使用つつ、射撃判定いきます!
 GM :あいさ。
 莉亜 :#7r10+6+10
  Dice... ... ria:7r10=(10,4,2,4,10,8,8)=Critical!!
  Dice... ... ria:2r10=(8,4)=18+16=34
 莉亜 :よし!
 統太 :よし!
 莉亜 :「あ、統太くん!」 障壁を弓矢(演出)で壊しつつ、駆け寄る。54%になりつつ
 GM :ついで莉亜も合流に成功した。

 ▽Action:"ラツィエル" 水村ユイ(15)&"沈黙の銃声" 八雲誠二 (15)
 GM :行動どうぞ。
 ユイ :先どうぞ!
 誠二 :今回は先にユイさんお願いします。結果見て方針決めたいので。
 ユイ :おっけ。
 ユイ :#5r10+1 知覚/目標9
  Dice... ... Yui:5r10=(10,1,4,4,5)=Critical!!
  Dice... ... Yui:1r10=(4)=14+1=15
 ユイ :よし成功。進行度+2
 ユイ :我思う、故に我あり。──とはいうが、他者なくてしては己の輪郭を縁取ることすらできないに違いない。
 ユイ :量産じみた己の顔でも、己だけが持ちうる絆を示せばよい。
 ユイ :「……大丈夫。ふたりが来てくれたもの」
 ユイ :終了。
 誠二 :やっぱ油断はできんな。なら《天性の閃き》も使って一気に終わらせるの狙おう。
 GM :あいさ。
 誠二 :《天性の閃き》使って意志判定。 #3r7+11
  Dice... ... Seiji_Y:3r7=(3,7,5)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:1r7=(2)=12+11=23
 誠二 :ぐあ、惜しい。3点で止まった。
 誠二 :こちらも終了。

 GM :Prize:ユイ3/12[Event]、統太8/8[Clear]、御門4/8、誠二7/8[Event]、莉亜8/8[Clear]

 誠二も幻覚を振りきることに成功し、障壁の前に辿り着く。

 GM :誠二は「以降の判定を<白兵><射撃><RC><交渉>10に変更。失敗した場合、2D10のHPダメージ」に変更。

 GM :そしてユイ達は街をさ迷ううち。一つだけ僅かに色のある建物に辿り着く。
 GM :辿り着いたその建物は、いつぞやの"心生塾"に良く似ていた。
 ユイ :なん…だと…
 統太 :「この街が心象風景なのだとしたら、誰の記憶なんだろうな……」

 扉をあけると、そこにいたのは――あの時のように身体がボロボロになった"寺島優子"の姿。

 ユイ :「──優子ちゃん!」
 ユイ :慌てて駆けだす。
 ユイ :彼女は死んだと分かっていながらも、目の前にそうある以上、理屈ではなかった。
 GM :「どうして、たすけてくれなかったの――どうして――」ユイの存在に気付くと、うわ言のように呟きながら手を伸ばしてくる。
 GM :そして、あの時と同じように目の前で崩れていく。
 GM :そしてまた、それがループする――これは"過去"の出来事。そう思っても、簡単には振り切れなさそうだ。
 GM :以降の判定を<意志>12に変更。以上で。
 ユイ :おっけー。

 ユイ :言葉が詰まったように出なくなる。それでも伸ばした手は、届かずに空を掻く。
 ユイ :心がすり減るというよりは、崩れ堕ちて壊れて行くような錯覚。かつても経験した、この感情を持てあますように口を噤んだ。

 <Round-4>
 GM :#1d100 [ハプニング]
  Dice... ... GM_HovB:1d100=(63)=63
 莉亜 :GM_HovB:1d100=(42)=42
 GM :あれ?(何
 莉亜 :ごめんなさい、切ってなかった (※ダイススクリプトが2つ入ってました)
 莉亜 :切ったから大丈夫なはず
 GM :うい。まーこっちのを適用としましょう。何もなし、で。
 誠二 :ハプニングはどっちにしろ内容変わらんからそれでいいかと <41〜80
 GM : 
 GM :[セットアップフェイズ]
 GM :ないよね(何
 誠二 :と、なしです。
 莉亜 :ありませんー
 御門 :ありません。
 ユイ :なし
 統太 :なっしん。


 ▽Action:"海ゆかば" 船汽御門(19)
 GM :行動どうぞ。
 御門 :地道に進行進めます。。。
 御門 :#3r10+5 意志(8)
  Dice... ... Mikado_F:3r10=(2,10,7)=Critical!!
  Dice... ... Mikado_F:1r10=(6)=16+5=21
 御門 :遅れを少しでも取り戻すべく前進。
 GM :3点取得、と。

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)&"星の子" 天満莉亜 (17)
 GM :行動どうぞ。といっても二人は進行判定は出来ないのでご注意を。
 統太 :「なんてこった……コンビニに置いてあるセイカの白熊までモノクロじゃないか」(ちなみに金は一応置いてきた)
 GM :っと、そうだ。1つルールを追加してたんだ。
 GM :通常支援判定は成功時に技能+3ですが、今回に限り成功した場合は+5してください。
 統太 :おー!
 莉亜 :おー、了解です
 統太 :ではそれまで待機かな。
 GM :うい。
 莉亜 :同じくそれまで待機します。
 GM :了解。

 ▽Action:"ラツィエル" 水村ユイ(15)&"沈黙の銃声" 八雲誠二 (15)
 GM :行動どうぞ。
 ユイ :支援の為に待機ってくれているのかしら…?だとしたら、それが終わるまでは待機である(何)
 誠二 :ならこっちで先に行きますね。障壁を破壊する。
 誠二 :オートでウエポンケースから予備の拳銃を装備、そのまま発砲。射撃で判定 #7r10+11 目標値10
  Dice... ... Seiji_Y:7r10=(9,4,5,7,5,6,9)=9+11=20
 誠二 :20で成功。進行値+3でクリア。
 誠二 :あ、武器の修正忘れてた。それでも19だからクリアだけど。
 GM :では誠二も破壊した障壁の先に飛び込むと、丁度3人の後ろに出てくる。
 誠二 :「お待たせ。」 以上。

 ユイ :私が意志判定する前にイニシアティブでなにかあれば(何)
 統太 :では《援護の風》飛ばす。+5Dだよ!やったね!
 ユイ :「八雲くん」
 ユイ :ほっとしたように名を呼んだ。追い風が吹いてきたような気もする。
 ユイ :ワーイやったー
 ユイ :それじゃあ意志判定しますね!(何)
 莉亜 :ストップ。こっちも支援します
 統太 :支援判定の技能はなんでせう。
 GM :<RC>、<意志>、<交渉>のいずれかになります。
 莉亜 :RC、意志、交渉でしたねー
 統太 :意思でやってみる。#3r10+7
  Dice... ... Touta:3r10=(9,6,1)=9+7=16
 統太 :振るわなかったよ。
 GM :それでも12超えてるので成功ですね。
 莉亜 :こちらも支援判定しますー
 莉亜 :#3r10+6+1+10 こちらも意志で
  Dice... ... ria:3r10=(2,10,1)=Critical!!
  Dice... ... ria:1r10=(6)=16+17=33
 ユイ :ヾ(o・ω・)ノ
 莉亜 :よし。
 ユイ :こっちの固定値がおそろしいことになっているありがとう!(何)
 統太 :晩回するのだー。
 ユイ :無意識に腕輪を軽く撫で、背で想いを受け取りながら、前を向く。
 莉亜 :ふぁいとー
 ユイ :#13r10+1+1+10+5+5 補正/支援・思い出の一品・オリジン
  Dice... ... Yui:13r10=(1,6,2,9,4,9,8,3,3,1,2,10,8)=Critical!!
  Dice... ... Yui:1r10=(3)=13+22=35
 ユイ :35である
 GM :マックス4点、と。
 GM :Prize:ユイ、統太、誠二、莉亜7/12[Event]、御門7/8[Event]
 GM :どちらもイベント発生。

 御門も目の前に映る悪夢のような光景を振りきることに成功した。
 ――そして、目の前には障壁が張られている。此処を壊さないと合流ができない。

 GM :御門は「以降の判定を<白兵><射撃><RC><交渉>10に変更。失敗した場合、2D10のHPダメージ」に変更。

 そしてユイ達。
 意を決して前へ進むと――いつの間にか優子の姿は消えていた。
 そして、入ってきた時と同じように一つの扉を見つける。
 次の扉を開けると一瞬意識が飛び、今度はどこかの街角に出て――そして傍には"水村友麻"の姿があった。

 ユイ :きょとん。意を決して開けたものの、虚を突かれたかのようにぱちくり目を瞬いた。
 GM :"友麻"「ユイちゃん、呆けてないで急ぐよ……早くしないと追いつかれ……!」
 ユイ :「え、あ……、うん……」
 ユイ :軽い眩暈を感じた。
 ユイ :姉さん、と無意識に口から零れる。

 GM :他の3人は見えていないのか、友麻がユイにだけそう言って手を引こうとしたところで、氷の弾丸が飛んでくる。
 GM :後ろを見ると、FHと思われる追手。そして――先頭には"マスターレイス"の一人、"カイン・A・コードウェル"の姿。

 誠二 :「マ、マスターレイス!? 何でこいつがこんな所に!?」
 統太 :「おそらく。過去の心象風景だ……」
 莉亜 :「だろうね」 私たちのこと見えてないみたいだし、と付け加えて
 ユイ :既知感を覚えながら、少年の面影をどこかうつろな目で見やった。
 GM :カイン「君たちに恨みは無いけれど……ここで逃がすわけにはいかないんだ」
 GM :カイン「不本意ながら"Jormungandr"に協力している身である以上はね」
 GM :カインはす、と手を挙げて。言葉を続ける。
 ユイ :「………」
 GM :カイン「――多少なりと"Daybreak-Legacy"を操れる実験体の君たちは、彼からすればよほど貴重らしいから」
 ユイ :「そんなことはどうでもいいと言ったのに」
 GM :"友麻"は恐怖の表情を浮かべつつも、ユイの手を握る。
 ユイ :どうして、も何故、も許してくれないのなら、逃げるしかないと思った──のだったか。自分の記憶のようで、どこかから移植されたような──それこそ本に書いてあったかのような出来事にも見える。
 GM :カイン「うん。僕としても正直どうでも良い……というか、彼のやり方は個人的には好きじゃない」
 GM :カイン「それでも、一応義理は果たさなければならないからね」

 その言葉を最後に、再度追撃を再開してくる。同時に、友麻がユイの手を引っ張って駆け出そうとする。
 ――攻撃してくる以上、逃げ切る以外の事を考えている暇はなさそうだ。

 GM :此処で変更を。
 GM :「以降の判定を<白兵><射撃><RC><交渉>15に変更。失敗した場合、2D10のHPダメージ」に。
 GM :以上で。
 ユイ :おっけ。
 ユイ :友麻の手を握りながら、凍れる気配を感じながら、それが義務であるかのように走り出す。

 <Round-5>
 GM :#1d100 [ハプニング]
  Dice... ... GM_HovB:1d100=(27)=27
 GM :えー。進行判定失敗時、侵食率+1D10(何
 ユイ :wwwwwwww
 莉亜 :わぁい(何)
 御門 :わーい()
 GM :……まあ1人除いてPC2/3には関係ないし、支援含めりゃまず失敗しないよな(何
 統太 :だ、大丈夫!御門の腕を信じてる!
 誠二 :固定値でもう大丈夫だろ。

 GM :[セットアップフェイズ]
 GM :飛ばして、と。

 ▽Action:"海ゆかば" 船汽御門(19)
 GM :行動どうぞ。
 御門 :うい。では
 御門 :「さて、後の問題はこれか...『主砲発射用意』」
 御門 :mia:ボルトアクションを使用して、射撃達成+5(何
 御門 :#8r10+10+5 進行:射撃(10) 『...ってぇっ』
  Dice... ... Mikado_F:8r10=(1,5,1,8,8,4,1,2)=8+15=23
 御門 :回らなかったが、まぁいいか(
 御門 :ということで、障壁ぶち抜きました(ぉ 進行+3
 GM :うい、では丁度ユイ達がカイン達から逃げる所に出くわす形で合流する。

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)&"星の子" 天満莉亜 (17)
 GM :行動どうぞ。
 莉亜 :待機でー
 統太 :同じく。
 GM :あいさ。

 ▽Action:"ラツィエル" 水村ユイ&"沈黙の銃声" 八雲誠二 (15)
 GM :行動どうぞ。
 ユイ :RC判定をしようかなと思います!(チラッ
 統太 :あいよー。
 統太 :《援護の風》飛ばす。
 統太 :+5D。
 ユイ :ありがとうございます!
 統太 :で、意思で支援判定。#3r10+7
  Dice... ... Touta:3r10=(2,9,1)=9+7=16
 統太 :+5も持って行くんだ。
 莉亜 :そしてこっちも意志で支援判定!
 莉亜 :#3r10+6+1+10
  Dice... ... ria:3r10=(3,6,9)=9+17=26
 莉亜 :どぞー
 誠二 :よし、こっちも意志で支援判定しよう。
 誠二 :意味ないが《道化の出し物》で、FH陣に炎を放つ。「蛇の手先が邪魔してんじゃねえ! フェイス:サラマンダー memento mori」
 誠二 :#4r10+11 しかしやるのはただの支援判定である(何
  Dice... ... Seiji_Y:4r10=(8,10,10,3)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:2r10=(6,10)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:1r10=(10)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:1r10=(1)=31+11=42
 ユイ :たかいwwwwwwwwwwwwww
 ユイ :ありがとうございますwwwww
 誠二 :成功。+5どうぞ。
 ユイ :あざああああす><
 ユイ :支援を受け、逃げ続ける。がりがり、と理解の及ばぬ所で脳裏の影が算出する。
 ユイ :いつだったか、確か、このボディはあれの仕様に切り替えてしまった筈だ。いつぞやかは使えた筈の、エンジェルハイロゥのエフェクトの数々もメモリが足らずに切り捨てた。
 ユイ :あの本(こ)がいないと効率が落ちるのだが、それでも出来ないことはないだろう。
 ユイ :「死を想え──降魔の爪(メメントモリ)」
 ユイ :──友麻の手を握っていない、反対の方の手をカインに向けた。
 ユイ :#13r10+4+5+5+5+10
  Dice... ... Yui:13r10=(8,1,8,8,1,1,1,4,3,9,9,7,1)=9+29=38
 ユイ :RCで38。虚空から、血熱で出来た異形の右腕が滲みだし、カインに襲い掛かる。
 GM :カンストで4点すね。
 ユイ :固定値しゅごい
 ユイ :4点稼いで終了です!
 GM :Prize:ユイ、統太、誠二、莉亜11/12[Event]、御門10/8[Clear]

 カインが迎撃しようと放った氷の弾丸が異形の右腕と衝突し、大爆発が起きる。
 それに煽られて一瞬目を閉じて開いた時――友麻もカインも既にそこには居なかった。
 そして、その一瞬で景色が切り替わっていた。

 そこはどこかの研究所らしき場所。
 ――そして、目の前の水槽には自分と同じ顔をした無数の人型が浮かんでいた。

 ユイ :「……ただいま」
 統太 :「……綾波?」(何)
 GM :??「……この光景を見て第一声がそれな辺り、大体思い出してきたみてえじゃねえか――なあ"相棒"?」
 GM :ユイ達の後ろから一人の、本を持った青年が姿を現す。――その本は、ユイが持っていたあの本。
 ユイ :何もかも拒絶すべきなのに、疑問より抵抗感より、郷愁に襲われた。ゆっくりと振り向くと、どこか見知った褐色の顔に
 ユイ :なんかイヤそうな顔をする(何)
 GM :??「オイコラ。なんだその"残念なイケメンがなんかカッコつけて出てきた"みたいなツラは」(何
 ユイ :「えっ口に出してた」(何)
 GM :??「しっかり顔に出てたわこのヤロウ」(何
 誠二 :「この状況で出てくるあたり真っ当な人じゃなさそうだしな。一応『誰だ』と聞いた方がいいのか、形式的には」 振り向いて銃を向けつつ
 莉亜 :「……ふうん」 水槽と声がした方を交互に見て。
 莉亜 :「……空気ぶち壊しってレベルじゃないね!」(何) 今の茶番を見て(
 統太 :「色黒の男が本持って出てきたからCV若本かと思ったら違うじゃねえかコノヤロウガッカリだよ」(何)
 ユイ :「なんですかこの恥ずかしい授業参観」(何)
 ユイ :もうなんかすごいあれだ。常識とか世間の認識とか、色々ほっぽりだしたくなる。というか、なんか放りだした。
 GM :??「ああ、安心しろ。俺は一応そこの失礼な女の"相棒"とでも思ってくれりゃ良い……つーか言いたい放題だなてめーら」(何
 御門 :「まぁ、普段の空気に戻ったのは、それはそれで良い事だ...と考える事にしよう」
 御門 :>緊張?が解れてる一向を見て
 統太 :こないだ《光の弓》奪われてたうっかりさんなのを思い出したのは置いとくか(何)。
 ユイ :水槽を背に振り返って、ひとつ息を吐く。──うん、いい。青年の方に、一歩足を踏み出した。
 ユイ :「なんですか、わたしの全裸とか聞いてませんよ!」(何)
 ユイ :つかつかと歩み寄って、クレームを入れた。ぷんすか。(何)
 GM :??「しょうがねえだろ、ありのまま再現したらこうなったんだからよ……」
 ユイ :SAN値削れました!とかぷんすかしつつ、足を止めた。
 ユイ :「……なんかもう、いろいろと察しはついて来たので、お説教は後回しです」
 誠二 :「まあとりあえず、ちゃんと知ってること全部説明してもらおうか?」
 GM :??「……ああ、言われねえでもそうさせて貰うさ……つーかそのために此処に出てきたんだしな」
 GM :青年ははあ、とため息をついてそう言う。
 GM :そして話し始める。

 ――この水槽は水村マサキという博士により作られた、古代の書物のRB"セファーラジエル"の劣化コピーであり、ユイや友麻はその一体であること。
 ――友麻とユイはイレギュラーにより同時期に"覚醒"したため、友麻が"姉"としての役割を与えられて水村博士の知り合いの研究所の一角で一時期共に暮らしていたこと。
 ――後に水村博士らの不在を狙い、現在は壊滅しているFHセル"Ruin-Bringer"、および彼らに協力していたカイン・A・コードウェルの襲撃を受けてユイ共々捕えられたこと。
 そして――彼らの研究していた遺産"Daybreak Legacy"の実験体として調整されたことを。

 統太 :話を聞きつつ目は水槽をあからさまにガン見(何)。
 ユイ :おまちょwwwww
 莉亜 :とりあえず統太くんを勢いよくどついた(何)
 統太 :「前が見えねぇ」(何)
 莉亜 :とりあえず《天使の絵の具》で見えちゃいけないものは見えないようにはしとく(何)>水槽内
 ユイ :なんだこれ。少なくとも普通の高校生として、今までは暮らしていたはずだ。
 ユイ :──いや、そのように暮らしていたのも、まるで記憶がなかったからか。
 GM :??「まあ、ひとまずの経緯は此処までだが……お前らちゃんと聞いてたか。特にそこの龍」(何
 統太 :「ちゃんと聞いてるから安心するんだ」
 統太 :莉亜に竜眼返してーと(何)。
 ユイ :信じていた自己存在の基盤が崩れて落ちるも、色々とツッコミ所のある現状に、ああ自分も自我とかあるな……とか思いつつ。
 GM :??「コイツに記憶がなかったのは元から目覚めたときにダウンロードされた仮想記憶しかなかったのが一つ」
 GM :??「そしてもう一つは、友麻はさっきのカイン達の襲撃の後お前に"俺"を託して捕まってな」
 ユイ :「ゆうパックで送ったのは姉さんの仕業ですか」(何)
 莉亜 :「RB本ってことは生ものなんだろうか……」(何) 竜眼を統太くんにはめ込みつつ
 GM :??「ちげーよ……で、もう一つはその時にお前は博士達が保護したんだが」
 GM :??「お前がひでえショックで今にも死にそうだったんで、保護のために一時的に"俺"を引き離して記憶を消したからだ」
 GM :なんで友麻の記憶もなかったわけさ、と。
 ユイ :博士、というのはつまり、今まで『お父さん』と認識していたのがそれか。
 ユイ :「……なんというか、よく、わたし今まで生きてましたね……」
 ユイ :頭痛よりも眩暈を感じた。平衡感覚が失われていくような、よろめきたいような意識のふらつきに襲われる。
 ユイ :なにかを言い返さなくては、とは思うものの、思考がまとまらずに声にはならない。次第に面倒くさくなってゆく。
 GM :??「まあ、そうだな。実際あの時点で友麻も既に生きてねえだろって思われてたしな」
 統太 :「ところがぎっちょん生きてた、と」
 GM :??「そういうことだ……まあ、正確には"ギリギリ"生きてるってとこだが」
 統太 :「それはどういうことだ」
 GM :??「友麻のヤツ、結局コイツ(ユイ)よりも適合率は低いままだったらしくてな」
 GM :??「試験などで使用させられる度に身体や精神を蝕んでたそうだ」
 ユイ :「遺産ですか」
 GM :青年はああ、と頷き。
 GM :??「そんで友麻の身体をいじりまわしてた連中――"Ruin-Bringer"とか言ったっけか」
 GM :??「連中が滅んだと同時期、コイツが今持ってる"Jarngreipr"共々"TrickStar"とかいうOVに拾われたんだと」
 統太 :「クソの仲間はクソって訳か。ここ笑うとこか?」
 統太 :目は笑わずに。
 GM :??「さーな。連中(Ruin-Bringer)と違って、そこでも酷い扱い受けたわけでもないらしいが」
 ユイ :トリックスター。……北欧神話でいえば、ロキ、か。
 ユイ :それは確か駆穂君の──と、触れてはいけない領域まで触れそうになった所で、首を振る。
 ユイ :「結論から行きましょうか。姉さんを延命させる手段は?」
 GM :??「そうだな……可能性があるとすれば、お前が"遺産"の力を完全に復活させるしかことしかねえ」
 GM :??「もっとも、その前にアイツが力尽きるかも知れんが……此処を展開してるだけでもかなりヤバいレベルみたいだし」
 ユイ :「ではとっとと出ましょう」
 ユイ :はっきりと述べた。感傷は後でよい。学者じみた冷淡さで、目の前の現状を処理する。
 誠二 :「……成程。それを教えて実行させるのが、お前さんか、あるいは他の誰かの目的だったって訳だな。」
 GM :??「ああ。そしてその方法は――」

 青年が手を挙げると、周囲の景色がまた切り替わる。

 一瞬で、周囲には無数の本棚が立ち並ぶ光景に切り替わった。

 GM :??「こいつはお前―ーいや。今までの"ラジエル"の記憶が詰まった書庫みてえなもんだ」
 ユイ :「遺産を扱うための知識を引っ張り出せばいい訳ですね」
 ユイ :ミョルニルを扱う為の手段が、ヤールングレイプルとメギンギョルズだったか。
 GM :??「そうだ。いま友麻のヤツが命を削って身に付けた――"Jarngreipr"の使い方の記憶もここにある」
 ユイ :「では処理します。──グリモワール」
 ユイ :感傷を切り捨てた、理知的な態度で静かに見つめた。青年へと手を向ける。
 GM :??→グリモワール「やっと名前で呼んだか……友麻が生きてる今なら、"同じ存在"であるお前であればある程度の場所の目星は付けられる筈だ」
 GM :グリモワール「だが、アイツが力尽きれば――他の記録と同じように埋もれちまって"間に合う"までに見つけるのはほぼ不可能になる」
 GM :グリモワール「その前に、アイツの記録を探し出せ」
 ユイ :「容易い事ですよ」
 統太 :「そして、それが連中の狙いだ。」
 ユイ :「ある程度乗らざるを得ませんから」
 ユイ :「最終的に、利用して潰せばいい、という考えは安易でしょうか?」
 GM :グリモワール「お前も図太くなったよな……まあ、アイツらを止められる可能性がある方法もこれなのは確かだからな」
 統太 :「オッケー。じゃあ俺達の仕事は調子に乗ってるロキに毒液ぶっかけてゲラゲラ笑ってやることか」
 GM :グリモワール「そういうことで良いんじゃね。そんじゃ――とっとと始めようぜ。――"相棒"」
 ユイ :「お願いします。あなた方には、力を貸して欲しい」
 誠二 :「まあ、あんまり褒められはしないけど。そもそもあそこに乗り込むの自体、罠とわかってて突っ込んだわけだし今更ですよ。」
 御門 :「了解した。まぁ、連れ帰る事ではなく、護衛が任務であるしな」
 統太 :「だな。今更『だが断る』なんて言うものか」
 莉亜 :「そうそう。ここまで来たら最後まで突っ走っていくだけだね」
 ユイ :静かに振り返って、仲間達を見た。これまでの人間らしさは、どこかに捨ててしまったような、どこか人形じみた仕草で機械的に頷く。
 ユイ :真理に近づくたびに、何も知らなかった自分が消えてゆく。──何かを知るというのは、多少なりともその何かに影響を受けることだ。
 ユイ :グリモワールから、あっさりと本を受け取った。
 ユイ :どうしてこんな事を知ってるの──だったか。いつかの自分の言葉に、小さく嘲笑を浮かべた。どうやら、自分はこんな事の為に生まれたらしい。
 ユイ :「───ならば、全うするまで」
 ユイ :僅かに目を細め、愛おしむように叡智の頁をめくった。

 GM :――此処で変更。以降の判定を<知覚>10へ変更します。これが最後です。


 <Round-6>
 GM :#1d100 [ハプニング]
  Dice... ... GM_HovB:1d100=(36)=36
 GM :さっきと同じ(何
 誠二 :結局ボーナス系一度もなしか(何
 統太 :たまにはあるさ。
 GM :まあ何とかなるでしょ。あと1しかないし(何

 GM :[セットアップフェイズ]
 GM :(略

 ▽Action:"海ゆかば" 船汽御門(19)
 GM :行動どうぞ。
 御門 :此処は待機。
 GM :あい。

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)&"星の子" 天満莉亜 (17)
 GM :行動どうぞ。
 莉亜 :待機しますー
 統太 :待機。
 GM :うい。

 ▽Action:"ラツィエル" 水村ユイ&"沈黙の銃声" 八雲誠二 (15)
 GM :行動どうぞ。
 ユイ :じゃあ知覚判定を(ry
 統太 :では《援護の風》で+5D。
 誠二 :〈意志〉で支援判定 #4r10+11
  Dice... ... Seiji_Y:4r10=(8,10,10,2)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:2r10=(2,2)=12+11=23
 ユイ :スカート捲れる勢いで風が吹いてるな!
 誠二 :何故自分から面白くする(何 ともあれ支援成功で+5 「最後まで付き合ってやる」
 誠二 :以上。

 莉亜 :こちらも意志で支援判定と #3r10+6+1+10
  Dice... ... ria:3r10=(10,1,4)=Critical!!
  Dice... ... ria:1r10=(6)=16+17=33
 御門 :意志で一応支援判定
 御門 :#3r10+5 いけるかな?
  Dice... ... Mikado_F:3r10=(8,9,8)=9+5=14
 ユイ :+5D+15いただきます><
 ユイ :思い出すのではない。引っ張り出すというのも、正しくなかった。──ただ、自分が知っているということを認識するだけだ。
 ユイ :#10r10+1+15
  Dice... ... Yui:10r10=(9,2,8,9,1,3,7,8,8,1)=9+16=25
 ユイ :無難にクリア
 GM :うい、これにてクリアですね。
 GM :Prize:ユイ、統太、御門、誠二、莉亜14/12[Mission Clear!!]

 自分の意志に従い辿っていくと、一冊の本を見つけた――これが友麻の"記憶"だろうというのはすぐ理解できた。

 ユイ :華奢な指先で本を手繰る。
 GM :本を手繰って行くたびに、"知識"が流れ込んでいき――パズルのピースがはまるように自分の中の"記憶"と統合されていく。
 GM :――気づくと、自身に取りついた腕輪が輝いている。"力"が無事、解放されたのがはっきりと分かった。

 GM :ここで、ユイさんは以下のエフェクトを取得します。
 GM :◇《力を掴む者》 最大レベル:1
 GM : タイミング:Init/技能:−/難易度:自動成功
 GM : 侵食率:7/射程:至近/範囲:単体

 GM : 対象のレネゲイドを含めたすべての身体能力を完全に操作するエフェクト。
 GM : このEFの使用時、以下の効果のいずれかを選ぶ。
 GM : ・対象の次の判定時、対象の[(最も高い能力値/2)×10]の値分を限度として
 GM :  任意の点数分、減少あるいは増加させる。
 GM :   例:対象の能力値の最大が6だった場合、60/2=30点分達成値を減少/増加できる。
 GM : ・対象の侵食率を、対象の[(最も高い能力値/2)×10]の値を限度として
 GM :  任意の点数分、減少あるいは増加させる。
 GM :   例:対象の能力値の最大が6だった場合、60/2=30点分まで減少/増加できる。
 GM :  この効果は同意する者、または[戦闘不能]になっている者以外には適用できない。
 GM : ・このラウンド中、対象の任意の能力値を[対象の最も高い能力値]分を上限として
 GM :  増加あるいは減少させる。ただし、減少させる場合対象の
 GM :  [最も低い能力値]以下には下げることはできない。  
 GM : ・このエフェクトは1セッション中3回まで使用できる。なお、重ねがけは可能とする。

 GM :以上。

 ユイ :なんかすごい(何)
 誠二 :達成値操作、侵蝕率操作、能力値操作の3つか。
 GM :です。
 ユイ :ラスボスみたいな能力得た!(何)
 ユイ :ぱたん、と本を閉じた。
 GM :グリモワール「……どうやら、受け渡しは上手く行ったみてえだな」
 GM :呟きと共に、書庫が徐々に崩れていく。
 ユイ :「大体扱い方は分かりました」細い顎で小さく頷いた。
 GM :その言葉に頷き、グリモワールが手をかざすと。扉が一つ作成される。
 GM :グリモワール「なら早いとこ行け。アイツがもう持たねえみてーだしな」 崩れていく周りを見渡し。
 ユイ :「よし皆さんダッシュです」(何)
 統太 :「後は任せろ!」
 統太 :(小道具ごそごそ)
 ユイ :あなたも行きますよ、とグリモワールの手を引っ張った。
 GM :グリモワール「へいへい……っと、1個言い忘れてた」
 ユイ :「?」ぽてし。小首を傾げる。
 GM :グリモワール「水村博士の話だけど。あのオッサン、"お前ら"を生み出した理由はアレだが」
 GM :グリモワール「お前らにあてがわれた立場とか、その辺の手続きだけは"全部自分で"やってたそうだ」
 GM :グリモワール「ホントの思惑はどうあれ、お前らを"娘"として見てた部分があるのは本当だと思うぜ」
 ユイ :「……」
 ユイ :「……あなたフォローできたんですね」にゃーん(何)
 ユイ :小さく笑って、頷いた。
 GM :グリモワール「お前みたいな宿主も結構いたから苦労してたんだよ」(何
 GM :皮肉げに笑い返しつつ、ほら行くぞ、と背中を押した。
 ユイ :背を押されて、とんと一歩、扉の外へ出た。



 4.Climax Phase

 Climax「Fallen-Rasiel」
 Place:黒巣郊外/研究所跡 Scene-Player:ALL

 GM :登場どうぞ。
 統太 :#1d10+72
  Dice... ... Touta:1d10=(10)=10+72=82
 御門 :#1d10+56 登場
  Dice... ... Mikado_F:1d10=(10)=10+56=66
 ユイ :#1d10+75
  Dice... ... Yui:1d10=(10)=10+75=85
 統太 :よし、逸品だ! #1d10+72
  Dice... ... Touta:1d10=(6)=6+72=78
 ユイ :おい
 ユイ :10しかでてないぞ!
 御門 :最後の逸品()
 御門 :#1d10+56 再登場
  Dice... ... Mikado_F:1d10=(8)=8+56=64
 誠二 :#1d10+64
  Dice... ... Seiji_Y:1d10=(8)=8+64=72
 統太 :……うん、もうこれでいいや(何)。
 莉亜 :#1d10+54
  Dice... ... ria:1d10=(1)=1+54=55
 御門 :orz....
 莉亜 :ええええええ、ここで1!?

 ――最後の"相棒"の言葉を聞き、扉に踏み込んだと思った直後。
 ユイ達は元の研究所跡に戻って来ていた。

 周囲には自分に同行してきた調査チームのメンバーの姿と、
 安心した顔で胸をなでおろす"水村友麻"の姿があった。

 ――そして友麻は、そのままその場に膝をついた。


 ユイ :「あとは任せて下さい」
 ユイ :しゃがみ込んで、その頬を腕輪が付いた方の手で撫でた。
 誠二 :「んじゃそっちの処置は任せるとしてだ。そろそろ出てきてもいいんじゃねーのか?」
 GM :と、その手が触れようとした時。

 「気づいておられましたか……その通り。申し訳ありませんが"それ"をさせるわけには参りません」

 その言葉と共に、友麻が突然苦しみだし――声にならない悲鳴を上げる。
 友麻の身体には、わずかに"光る鎖"が巻き付いている。

 そして――青白く光る黒い翼を生やして、友麻は意志のない瞳のまま、立ち上がった。

 そして誠二が言葉を投げた方には、長い髪を頭の上の方で束ね、侍女服を着込んだ長身の女性がいた。

 GM :??「貴方にはここで"先に還って"いただかなければなりませんので」 変化した友麻にそう告げる女性。
 統太 :「――はぁ」
 統太 :ため息をつきつつ、かちゃかちゃとベルトをつける。
 統太 :「今からいいとこなんだ。外野は帰れよ」
 ユイ :物憂げに伸ばした手を引っ込める。一つ息を吐いて、立ち上がった。
 誠二 :「ここで出てくるってことは、"フレイヤ"だの"アールヴ"だのそんな感じの名前か、あんた?」
 GM :??「"Angrboda"の名をいただいております」 淡々と無表情のまま、誠二の質問にはそう答える。
 GM :"Angrboda"「それと、"帰れ"という発言は承服しかねます……"適格者"の力を測るのが、私の役目ですので」
 統太 :「お断りだ」
 統太 :「お前の役目なんざ知ったこっちゃないんだよ。“俺達”が帰れって言ってんだ」
 誠二 :「とっとと帰れ。あの鎖も解除しろ。もしくは……蛇の親らしくくたばれ。」
 GM :"Angrboda"「貴方がたが彼女を止められればの話になりますね。それは」 無表情のまま。
 GM :友麻を指さす。
 誠二 :「誰か、その鎖ぶっ壊せるか?」
 ユイ :「なんとかします」
 ユイ :友麻を見ていると、まるで鏡を見ているかのような錯覚に陥る。実際、それは間違った感覚ではないのだろう。
 誠二 :「じゃあ、こっちもずっと気になってたことがあるんで、一つ聞きたいんだがな。」
 GM :"Angrboda"「何でしょうか」
 誠二 :「"TrickStar"やら手前やらのCNといい、遺産の名前と言い。全部、ぶっ潰した"Ruin-Bringer"の残りかすって考えていいのか?」
 GM :その問いに、女性は無表情だった顔を僅かにひきつらせた後。
 GM :"Angrboda"「間違ってはいません、とだけお答えしておきます」 淡々と。
 誠二 :「答え次第で、任務的に潰すか個人的に叩き潰すかって差が出たんだが。そういうことなら答えは一つしかねえな。」
 誠二 :GM、ロイス取得を申請します。
 GM :申請内容をどうぞ。
 誠二 :キャラじゃないでの変則ですが""Ruin-Bringer"の残党"に、□執着/■憤懣で。そしてSロイスにしたいです。
 GM :許可します。
 誠二 :了解。
 ユイ :それじゃあこっちも友麻ちゃんにSロイスを取るかな。
 統太 :ユイのロイスをSロイスに変更。
 GM :ユイさんと統太さんの申請を許可します。
 ユイ :確かに彼女は自身の鏡。──そして私は彼女の鏡だ。握った手は、もう離さない。
 統太 :「片手間だ」
 統太 :「片手間で無駄に壮大で今どきロキの名を語ってるこっぱずかしいアホの無駄な希望をぶっ壊してやる」
 統太 :「彼女の心に打ち込まれた楔を取りさる片手間で、お前らを殺してやるよ、羽虫」
 莉亜 :「……んー。おっけ、わかった。私がどうこう言える資格があるかは知らないけど」
 莉亜 :「ユイさんのためにも、そして皆のためにも彼女を助けなきゃいけないことはわかった。だから。それでいい」 友麻さんのほうをチラッと見て
 莉亜 :ということでユイさんのロイスをSロイスにします。
 御門 :大人的見地から、危ない橋を渡ってるな、と。そして、それを渡りきらせるのは大人の役目でもある。という意味で
 御門 :「...まぁ。危険を排除するのが"我々"の、使命でもあるからな。『全兵装射撃用意』」淡々と
 御門 :此方は 水村ユイ に 誠意/■不安 にてロイスを取得 併せてS申請
 御門 :周囲に空間を割り浮かぶ 砲門銃口 その全ては一点を指向し
 GM :御門さん、莉亜さんのSロイス申請を許可します。
 GM :"Angrboda"「一つだけ申し上げておきますが」
 GM :"Angrboda"「遺産の力といえど、彼女のレベルを"引き戻す"のをお望みであればそれ相応の力が必要になることでしょう」
 統太 :「誰に向かって口聞いてんだ端女」
 誠二 :「馬鹿かお前は。その"力"の部分を貸すために、俺たち4人は一緒に来てるんだ。」
 GM :"Angrboda"「……止めるのに力を使いすぎて止められなかった、とならないように立ちまわる事をお勧めします」
 GM :二人の言葉に一瞬止まるも、やはり特に意に介さなかったかのように淡々と告げた。
 ユイ :「そうですね」
 ユイ :なんとなく素直に頷いた。
 ユイ :見えざる古書の白紙が捲られてゆく。──なるほど、テストか。言い得て妙だ。
 御門 :『...撃ちぃ方始めっ』 その間に交わされた言葉を聞いているが、淡々と。"敵"に向かって砲弾を降らす
 GM :言葉を告げたのを最後に。"Angrboda"は砲撃の嵐の中に消える。
 御門 :そして、硝煙と轟音が響く...   煙が消えた後には、其処には何も無かった。
 ユイ :私の為に怒ってくれている人がいる。心配をしたりもする人がいる。──ならば、応えねば。
 ユイ :「よろしくお願いします、皆さん。──私の姉さんを、助けたいんです」
 統太 :「勿論」
 誠二 :「当然」
 莉亜 :「当たり前、でしょ」
 御門 :「...問題は無いな」同意し
 ユイ :小さくも力強く響く声で願い、そして返ってきた答えに静かに笑った。

 「――ユイ、ちゃん――」
 友麻の意思のない瞳に涙が流れると同時、《ワーディング》が展開される。

 GM :衝動判定を。目標値は通常通り9です。
 莉亜 :#8r10+6+1 衝動
  Dice... ... ria:8r10=(7,7,5,5,4,9,2,3)=9+7=16
 ユイ :#8r10+1+1
  Dice... ... Yui:8r10=(7,7,5,5,4,9,2,3)=9+2=11
 ユイ :#2d10+85 ドキドキタウン
  Dice... ... Yui:2d10=(6,8)=14+85=99
 ユイ :判定に成功して99%wwwww
 莉亜 :#2d10+55
  Dice... ... ria:2d10=(3,2)=5+55=60
 莉亜 :やっとDBだよ!(何) 成功の60%
 御門 :#3r10+5 衝動
  Dice... ... Mikado_F:3r10=(9,1,8)=9+5=14
 御門 :#2d10+64 浸食
  Dice... ... Mikado_F:2d10=(8,5)=13+64=77
 御門 :判定成功の77%
 統太 :#3r10+7
  Dice... ... Touta:3r10=(4,2,8)=8+7=15
 統太 :成功の。#2d10+78
  Dice... ... Touta:2d10=(10,3)=13+78=91
 統太 :きゃー。
 誠二 :#4r10+11 衝動判定
  Dice... ... Seiji_Y:4r10=(2,1,7,6)=7+11=18
 誠二 :#2d10+72 侵蝕上昇
  Dice... ... Seiji_Y:2d10=(4,6)=10+72=82
 誠二 :成功で82%
 GM :では、戦闘の説明を。

 [エンゲージ]
 GM :[FR]←5m→[PC]
 GM :FR:(Enemy)"Fallen-Rasiel" 水村友麻

 GM :勝利条件:水村友麻の撃破
 GM :敗北条件:PC全滅

 GM :ベストエンド条件:CX終了までに水村友麻の侵食率を100%未満に下げること

 ;*GM_HovB topic : IV:御門19→統太(19-2)&莉亜17→ユイ&誠二15→友麻12

 GM :以上です。
 GM :なお友麻の侵食率は固定化されているため、EFの使用で上がる事はありません。
 誠二 :友麻の能力や侵蝕率を調べる方法はありますか?
 GM :シンドロームはモルフェウス/ウロボロス/ソラリスとは言っておく。
 GM :侵食率は申し訳ないですが、EF使っても非公開とさせていただきます。
 統太 :わーいすごくタフそうだー
 莉亜 :ユイさんと同一ではないんですねー
 GM :違いますねー。
 GM :他に質問ございますでしょうか。
 ユイ :とくにないです!
 誠二 :なしです。
 莉亜 :ありませんー
 御門 :ありません。
 統太 :ないです。
 GM :それでは、戦闘開始!

 <Round-1>
 GM :[セットアップフェイズ]
 ユイ :なし
 莉亜 :《光の銃》で武器作成。62%
 GM :友麻は《サポートデバイス》 ラウンド中【精神】ダイス+4。
 御門 :ありません
 誠二 :《サポートデバイス:感覚》で感覚に10DB 侵蝕88%に。
 統太 :ありません。
 ユイ :なんだこの
 ユイ :サポデバ祭りwwwwwwwww
 GM :知らないよ。ということで《加速する刻》な(何

 ▽Action(Enemy):"Fallen-Rasiel" 水村友麻(12:加速)
 GM :#1d5
  Dice... ... GM_HovB:1d5=(1)=1
 ユイ :(・ω・)!?
 GM :■マイナー:《千変万化の影》 シーン中<RC>達成値+5。
 GM :■メジャー:"Shadow-Feather" <RC>+《砂の刃/コンセントレイト:MO/飢えし影》
 GM :対象:ユイ(単体/視界)、ガード時のガード値−5。
 GM :#14r7+15+5
  Dice... ... GM_HovB:14r7=(7,9,4,8,5,5,5,2,8,6,3,2,2,2)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:4r7=(7,6,8,1)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:2r7=(6,10)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:1r7=(3)=33+20=53
 GM :53。
 誠二 :カバー要る?
 ユイ :ください(何)
 誠二 :《砂の結界》宣言。ユイをカバーリング。
 GM :あい。
 GM :#6d10+8 [ダメージ]
  Dice... ... GM_HovB:6d10=(7,9,10,9,4,8)=47+8=55
 GM :55点。装甲有効。
 ユイ :「八雲くん……!」
 誠二 :耐えられんので《リザレクト》 #1d10+88+2
  Dice... ... Seiji_Y:1d10=(3)=3+90=93
 GM :黒い羽根が舞ったと同時、弾丸と化してユイをかばった誠二の身体を撃ち抜く。
 GM :そしてダメージ与えたんで《背徳の理》を宣言。ダイス+6。以上。
 誠二 :HP3、93%で復活。「気を散らすな、あんたは彼女の方に集中しろ!」 以上。

 ▽Action:"海ゆかば" 船汽御門(19)
 GM :行動どうぞ。
 御門 :「さて、露払いといくか。どう動くか見定めておけよ」特に生徒の二人に(
 御門 :mia:ボルトアクションライフルを使って狙う。達成+5
 御門 :MJ:射撃《天からの眼/痛みの水/罪人の枷/コンセ:エンハイ》+9=86% そして、友麻を撃つ
 御門 :#11r7+10+5
  Dice... ... Mikado_F:11r7=(3,2,8,6,4,7,6,10,10,3,1)=Critical!!
  Dice... ... Mikado_F:4r7=(3,6,10,7)=Critical!!
  Dice... ... Mikado_F:2r7=(9,1)=Critical!!
  Dice... ... Mikado_F:1r7=(10)=Critical!!
  Dice... ... Mikado_F:1r7=(3)=43+15=58
 GM :■《守りの砂》+《イベイジョン》(+《千変万化の影》+《サポートデバイス》+《背徳の理》)
 御門 :58と言って当たりかけ
 GM :<RC>回避、基準値60固定。
 御門 :たかっ!?
 莉亜 :60wwwww
 ユイ :これは下げ入りますねwwwwwwww
 御門 :...ん。ロイスタイタス昇華で達成値上げていいかね。
 GM :どぞ。
 御門 :遺産をタイタス化そして昇華する。
 御門 :#1d10+58 無理にでも当てる。価値はあるはず
  Dice... ... Mikado_F:1d10=(4)=4+58=62
 GM :当たった。ダメージどうぞ。
 ユイ :とっさに、何も止められない手だけが伸びる。見定めておけ、と言われたものの、鼓膜を脅かす銃声に恐れを感じた。
 御門 :#7d10+8+2 装甲有効
  Dice... ... Mikado_F:7d10=(8,10,8,3,3,4,2)=38+10=48
 御門 :48点装甲有効。当たったので、ラウンド間全達成値-22 & 貫通したら、放心付与
 GM :《原初の虚:光の守護》。
 GM :ダメージを0に。達成値低下のみ受領。
 御門 :「...という事らしい」畳むなら早めに(

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)&"星の子" 天満莉亜 (17)
 GM :行動どうぞ。
 統太 :先動いていいかな?
 莉亜 :どぞー
 統太 :では。
 統太 :マイナーで完全獣化》《破壊の爪》《鷹の翼》《知性ある獣》《ハンティングスタイル》。
 統太 :腰のベルトのスイッチを入れ。
 統太 :「シャバドゥビターッチヘーンシーン♪」
 統太 :指輪を当てて変身!
 統太 :《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《天を統べるもの》《吠え猛る爪》《フォース》!
 統太 :#23r7+25
  Dice... ... Touta:23r7=(10,10,9,6,2,1,8,4,2,8,10,1,2,1,7,9,2,1,9,5,9,3,10)=Critical!!
  Dice... ... Touta:11r7=(2,7,10,5,2,9,3,6,6,3,8)=Critical!!
  Dice... ... Touta:4r7=(9,3,2,5)=Critical!!
  Dice... ... Touta:1r7=(3)=33+25=58
 統太 :出目が腐ってやがったorz
 GM :■《守りの砂》+《イベイジョン》(+《千変万化の影》+《サポートデバイス》+《背徳の理》)
 GM :<RC>回避、基準値60-22=38固定のため命中。
 ユイ :達成値的には十分だよ!(何)
 統太 :#6d10+34
  Dice... ... Touta:6d10=(10,8,8,10,8,5)=49+34=83
 統太 :83点装甲無視。
 莉亜 :ダメージの出目たっけえ!(何)
 GM :《虚無への回帰》。ダメージ0シフト。
 ユイ :ガンガン消してくるな
 GM :影により攻撃を受け止め消し去る。

 GM :エンゲージ:[統太、FR]←5m→[ユイ、御門、誠二、莉亜]

 GM :続いて星の人。
 莉亜 :では、次こちら。マイナー:《オリジン:ミネラル》《オリジン:レジェンド》
 莉亜 :友麻さんの黒い翼とは違い、こちらは金色の白い翼を生やし、本来の姿を解放する。
 莉亜 :「攻撃無効化がやっかいだね……教官や統太くんの攻撃も防がれたし」
 莉亜 :…とはいえ自分がやることは決まっている。
 莉亜 :《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《小さな塵》《光の指先》《アームズリンク》《アタックプログラム》《ピンポイントレーザー》《アフターエフェクト》で撃ち抜く!
 莉亜 :#13r8+6+10
  Dice... ... ria:13r8=(1,1,8,10,1,6,7,4,8,2,3,8,2)=Critical!!
  Dice... ... ria:4r8=(8,1,9,4)=Critical!!
  Dice... ... ria:2r8=(5,8)=Critical!!
  Dice... ... ria:1r8=(10)=Critical!!
  Dice... ... ria:1r8=(7)=47+16=63
 莉亜 :63と言って攻撃。
 GM :■《守りの砂》+《イベイジョン》(+《千変万化の影》+《サポートデバイス》+《背徳の理》)
 GM :<RC>回避、基準値60-22=38固定のため命中。
 GM :ダメージどうぞ。
 莉亜 :#7d10+9
  Dice... ... ria:7d10=(3,6,2,1,9,9,5)=35+9=44
 莉亜 :44点装甲無視。
 GM :《魂の錬成》。HP40にて復活。
 莉亜 :あ、ダメージ受領時、R間受けるダメージを+6してください。
 莉亜 :81%になりつつ。
 GM :了解。
 ユイ :「───ッ」
 莉亜 :「……流石にまだ終わらないよね」 と弓矢をおろし。行動終了と
 GM :あっさりと撃ち抜かれるが、すぐさま再生する。

 GM :友麻が《加速する刻U》を宣言。

 ▽Action(Enemy):"Fallen-Rasiel" 水村友麻(12:加速)
 GM :■マイナー:なし
 GM :■メジャー:エンゲージ離脱。
 GM :エンゲージ:[FR]←17m→[統太]←5m→[ユイ、御門、誠二、莉亜]
 GM :以上。
 統太 :早っ!
 ユイ :あっマイナーで追い付かなくなった(何)

 ▽Action:"ラツィエル" 水村ユイ&"沈黙の銃声" 八雲誠二(15)
 GM :行動どうぞ。
 ユイ :99%なので、一回待機して相手の行動みます(何)
 ユイ :あ、いや硬直とか来たらまずいか
 ユイ :じゃあマイナーとメジャー両方使って相手エンゲージに行く(何)
 誠二 :その時はまたこっちでカバーするよ。
 ユイ :おお
 ユイ :では待機します!
 GM :あいさ。

 GM :では八雲君。
 誠二 :マイナーで《ハンドレッド・ガンズ/ダブルクリエイト》 さらに《道化の出し物》をオートで重ねて100%に。
 誠二 :「フェイス:キュマイラ&サラマンダー "Mermaid-Heart"&"Second-Half"」
 誠二 :右の銃に渦巻く水、左の銃に凍てつく雪を纏う。
 誠二 :メジャー:《コンセントレイト/カスタマイズ/クリスタライズ/マルチウエポン》 #22r7+8
  Dice... ... Seiji_Y:22r7=(2,2,8,1,10,9,5,6,7,9,6,10,8,6,6,10,10,8,4,6,8,3)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:11r7=(9,2,2,4,9,6,5,3,4,3,3)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:2r7=(1,9)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:1r7=(5)=35+8=43
 誠二 :あぶねえ。「あの二人みたいな思いは、もう誰にもさせない!」
 誠二 :射撃の43でs。
 GM :えーと。
 GM :《砂の加護》を宣言。回避ダイス+4。
 GM :■《守りの砂》+《イベイジョン》(+《千変万化の影》+《サポートデバイス》+《背徳の理》+《砂の加護》)
 GM :<RC>回避、基準値60-22+8=46固定。回避。
 誠二 :うお!? ちとタイム。
 GM :うい。
 誠二 :なら《勝利の女神》を更に載せる。これで61になって何とか当り。
 GM :あい。ダメージどうぞ。
 誠二 :#7d10+32
  Dice... ... Seiji_Y:7d10=(6,2,5,7,9,7,9)=45+32=77
 誠二 :77点、装甲無視。
 GM :《アクアウィターエ》。HP30で復活。
 誠二 :「あんたも、戻ってこいよ……」 115%になって終了。

 GM :ユイさん待機したので。

 ▽Action(Enemy):"Fallen-Rasiel" 水村友麻(12)
 GM :■マイナー:無し
 GM :■メジャー:"Wing of Destruction" <RC>+《砂の刃/コンセントレイト:MO/飢えし影》+《原初の赤:スターダストレイン/クリスタライズ》
 GM :対象:PC全員(シーン/視界)、ガード時のガード値−5、装甲無視。
 GM :#20r7+15+5-22
  Dice... ... GM_HovB:20r7=(10,6,6,9,3,3,4,6,8,1,1,8,3,8,8,5,6,6,4,5)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:6r7=(6,1,2,8,9,10)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:3r7=(6,2,3)=26-2=24
 GM :やっぱ-22が痛すぎる。24。
 ユイ :22しゅごい(何)
 御門 :もうちょっと頑張ったら24になりまs(まて
 莉亜 :達成値低下はほんま恐ろしいでぇ……(
 御門 :とは言いつつ、回避放棄で。Reなんてありません
 莉亜 :《リフレックス:エンジェルハィロゥ》《神の眼》《光の指先》でドッジ
 莉亜 :#13r8+6
  Dice... ... ria:13r8=(5,1,4,5,4,6,6,3,9,8,9,6,2)=Critical!!
  Dice... ... ria:3r8=(3,3,6)=16+6=22
 御門 :惜しい
 莉亜 :おーい><
 統太 :《リフレックス:ハヌマーン》《切り払い》で避けてみる。#21r7+25
  Dice... ... Touta:21r7=(10,6,3,5,2,5,2,5,4,5,4,5,5,8,2,1,1,8,4,3,4)=Critical!!
  Dice... ... Touta:3r7=(5,3,10)=Critical!!
  Dice... ... Touta:1r7=(7)=Critical!!
  Dice... ... Touta:1r7=(7)=Critical!!
  Dice... ... Touta:1r7=(10)=Critical!!
  Dice... ... Touta:1r7=(7)=Critical!!
  Dice... ... Touta:1r7=(4)=64+25=89
 ユイ :原初の緑:見えざる僕+R:ウロボロスで避ける 104
 ユイ :#11r7+4
  Dice... ... Yui:11r7=(5,8,6,5,2,8,9,10,8,9,5)=Critical!!
  Dice... ... Yui:6r7=(2,2,2,5,6,9)=Critical!!
  Dice... ... Yui:1r7=(1)=21+4=25
 統太 :軽々と裂いて避ける。「ユイ程じゃない」
 誠二 :ふむ。御門さんと莉亜さん、現在の侵蝕率は?
 莉亜 :86%
 ユイ :見えざる本を振り払う。堕ちたる御使いの羽ばたきが、振れる刹那に掻き消えてゆく。
 御門 :86 リザで2dだけど。死活問題では、まだ一応ないかな
 誠二 :ふむ。ならタイタス使ってるし、御門さんの方を《砂の結界》でカバーリング。これで侵蝕117%に。
 御門 :うぉ。感謝
 GM :んじゃダメージ。
 GM :#3d10+12
  Dice... ... GM_HovB:3d10=(4,4,3)=11+12=23
 GM :23点装甲無視。
 GM :水晶の羽を全域にまき散らす。
 誠二 :水村友麻にロイスを取ってタイタスに。昇華して復活。
 GM :此方は以上、で。

 ▽Action:"ラツィエル" 水村ユイ(15:待機)
 GM :行動どうぞ。
 莉亜 :こちらはHP4まで減ったと。
 ユイ :うーむ。マイナーでオリジン:レジェンドを宣言。メジャーで、友麻のエンゲージまでダッシュします。(何)
 ユイ :侵食率は106%へ。
 GM :エンゲージ:[ユイ、FR]←17m→[統太]←5m→[御門、誠二、莉亜]
 GM :以上でOK?
 ユイ :おk

 GM :[クリンナップフェイズ]
 GM :《サポートデバイス》効果終了。
 ユイ :なし
 御門 :ありません。
 莉亜 :ありませんー
 統太 :ありません。
 誠二 :《サポートデバイス:感覚》 123%になって12DB
 誠二 :と、違った。クリンナップか。効果解除です。

 <Round-2>
 GM :[セットアップフェイズ]
 莉亜 :ありませんー
 GM :友麻は《サポートデバイス》。ラウンド中【精神】ダイス+4。
 御門 :ありません。
 ユイ :なし
 誠二 :改めて《サポートデバイス:感覚》 123%になって12DB
 GM :統太さん無しでしたっけ。
 統太 :うん。
 GM :了解。

 GM :友麻が《加速する刻》&《加速する刻U》。

 ▽Action(Enemy):"Fallen-Rasiel" 水村友麻(12:加速)
 GM :■マイナー:なし
 GM :■メジャー:"Crystal-Feather" <RC>+《砂の刃/コンセントレイト:MO/飢えし影》+《混沌の運命:クリスタライズ/貪る顎門》
 GM :対象:御門、誠二、莉亜(範囲選択/視界)、ガード時のガード値−5、装甲無視、命中時[放心]。
 GM :#20r7+15+5
  Dice... ... GM_HovB:20r7=(4,6,3,10,2,9,9,8,10,4,1,10,5,2,5,9,7,10,4,9)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:10r7=(7,3,5,10,7,10,4,10,4,2)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:5r7=(9,5,5,4,7)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:2r7=(9,5)=Critical!!
  Dice... ... GM_HovB:1r7=(6)=46+20=66
 GM :66。
 莉亜 :リアクション放棄。
 御門 :此方は放棄。
 誠二 :一応自分の分を素でドッジ #4r10+1
  Dice... ... Seiji_Y:4r10=(3,4,10,10)=Critical!!
  Dice... ... Seiji_Y:2r10=(7,7)=17+1=18
 誠二 :失敗。御門さんを《砂の結界》でカバーリング。
 GM :#7d10+8+9 [ダメージ]
  Dice... ... GM_HovB:7d10=(10,3,6,5,1,10,10)=45+17=62
 GM :62点装甲無視。さっきほどの広範囲ではないが、触れたものを砕く水晶の羽をまき散らす。
 莉亜 :#1d10+86 《リザレクト》
  Dice... ... ria:1d10=(3)=3+86=89
 誠二 :シナリオロイスのユイをタイタスにして昇華、復活。 「水村、今のうちだ!」
 ユイ :「うん」
 GM :此方は以上。続いて2発目。

 GM :#1d3 [対象]
  Dice... ... GM_HovB:1d3=(3)=3
 GM :先と同じくメジャー:"Crystal-Feather"。対象も同様。
 誠二 :時の棺お願いします!
 ユイ :おう(何)
 ユイ :「───∞頁(インフィニティコード)」
 ユイ :何かに憑りつかれたようなような、静かすぎる声色で神秘を囁いた。時の棺を宣言。その判定を失敗させる。
 GM :では失敗。
 ユイ :永劫螺旋の大蛇が一瞬浮かび上がり、何もかもを闇の中に飲みこんだ。
 GM :放たれようとしていた水晶の羽は、闇の中に消える。行動終了。

 ▽Action:"海ゆかば" 船汽御門(19)
 GM :行動どうぞ。
 統太 :確実に当てる為に。援護の風を使う?
 御門 :「...すまんな。守らせてしまって」誠二君を労い
 御門 :あるとありがたいです。
 統太 :了解。では御門に《援護の風》。これで+6Dだ!
 御門 :感謝
 統太 :吹いてくる風からときどき「シャバドゥビターッチ」と声が乗ってくるのは諦めてくれ(何)。
 莉亜 :おまwwwww
 御門 :「大丈夫だ、爆風でかき消される(何」
 御門 :てことで、miaでボルトアクションライフルで狙って+5
 御門 :MJ:射撃《天からの眼/痛みの水/罪人の枷/コンセ:エンハイ》+9=95%   もう一度狙って行動抑制を企図する
 御門 :周囲には複数の小銃口。あくまで行動阻害のための威嚇
 御門 :#14r7+10+5 支援込み
  Dice... ... Mikado_F:14r7=(5,1,3,3,2,7,8,10,3,5,8,9,1,6)=Critical!!
  Dice... ... Mikado_F:5r7=(2,8,5,8,9)=Critical!!
  Dice... ... Mikado_F:3r7=(10,6,5)=Critical!!
  Dice... ... Mikado_F:1r7=(4)=34+15=49
 御門 :うぐっ
 誠二 :よし、《勝利の女神》で+18して67!
 GM :《砂の加護》を宣言。回避ダイス+4。
 莉亜 :《フラッシュゲイズ》。DP4個付与。
 GM :■《守りの砂》+《イベイジョン》(+《千変万化の影》+《サポートデバイス》+《背徳の理》+《砂の加護》)
 GM :<RC>回避、基準値60+8-8=60固定のため命中。
 御門 :教え子の支援に感謝しつつ
 莉亜 :「させない」 光で作った金色の羽根を撒き散らして妨害。
 莉亜 :92%になりつつ
 御門 :#5d10+8+2 装甲有効
  Dice... ... Mikado_F:5d10=(6,6,7,2,10)=31+10=41
 御門 :41点装甲有効。当たったので、ラウンド間全達成値-22 & 貫通したら、放心付与
 GM :それでHP0。
 GM :……で、頑張ったところ申し訳ないが。
 GM :トレイルデータ:[クローンボディ] を宣言。HP1で復活&不利状態全解除!
 御門 :ぎゃーw
 ユイ :私が使いたかったやつwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!><
 莉亜 :わーいw(棒)
 誠二 :やべえ、達成値減少が消えた!
 統太 :うーむ……。
 誠二 :こっちも129%でもう攻撃できん。後は統太くんが頼りだ。
 GM :一撃をくらったように見えたが――なおもその動きは衰えない。
 御門 :「....今回は成果無し、か」すまん、と頑張って支援してくれた二人に

 ▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太(19-2)&"星の子" 天満莉亜 (17)
 GM :行動どうぞ。
 統太 :マイナーで《ハンティングスタイル》《ライトスピード》。
 GM :エンゲージ:[ユイ、統太、FR]←22m→[御門、誠二、莉亜]
 統太 :メジャーで〉〉《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《天を統べるもの》《神獣撃》《獣の王》《吠え猛る爪》《マシラのごとく》《神速の鼓動》《フォース》《フラットシフト》!
 統太 :#15r8+25
  Dice... ... Touta:15r8=(2,10,10,5,9,2,2,7,5,3,7,9,7,2,5)=Critical!!
  Dice... ... Touta:4r8=(10,1,3,1)=Critical!!
  Dice... ... Touta:1r8=(7)=27+25=52
 統太 :52だが絶対当たるので置いといて。
 GM :それは対応できない。ダメージどうぞ。
 統太 :#12d10+71
  Dice... ... Touta:12d10=(3,7,4,3,2,9,1,2,10,1,4,9)=55+71=126
 統太 :126点で研究所跡地が匠の手によって更地に!。
 GM :――HP0、そして復活手段無し。最後の演出どうぞ。

 統太 :「出番だ、ユイ!」
 ユイ :「はい!」
 ユイ :こくりと頷いた。腕輪を嵌めた手で、倒れ伏した彼女の頬に触れる。
 ユイ :《力を掴む者》を宣言。2回ほど発動する。
 GM :了解。
 GM :えーと。友麻の侵食率は150%。
 GM :――そして、友麻の最大能力値は【精神】の6。したがって最大60/2=30点まで減少可能。それを2回分で60点減少。ということで。


 ――友麻の背中に生えていた黒く光る翼は、触れた途端に溶けるように消えて。
 そして、そのまま友麻はユイの腕の中に倒れ込む。傷だらけではあるが、ジャーム化の気配はない。

 ――これにて、ベストエンドの条件達成です。


 ユイ :血と涙に濡れた彼女の頬を拭い、その頭をほっとしたように抱え込んだ。
 ユイ :「──よかった」
 統太 :「水を差すようで悪いが」
 ユイ :なんでしょう、と軽く自分の目じりもこすりながら振り返る。
 統太 :「ウィザードライバー(シャバドゥビターッチヘーンシーン)の待機状態が(シャバドゥビターッチヘーンシーン)直らない(シャバドゥビ(ry((何)
 GM :ちょ(何
 統太 :「だから、早く帰ろう。家に。彼女と一緒に」
 ユイ :「……八雲くん」悪いんですけど、という目線でとーたを示した。(何)
 莉亜 :「空気ぶち壊しってレベルじゃないよ!」(何)
 GM :――ちなみに、光る鎖もいつの間にか消えている。
 誠二 :《究極鑑定》でスイッチ探してOFF。(何
 御門 :「先程の支援の影響か....」
 御門 :あーあw
 莉亜 :「……なんというか、大変なことが終わったばっかりなのに。この空気って……」 苦笑して。でもなんだか楽しさを感じる自分もいて。変な感じ。
 ユイ :「すみません、ついでにUGNの医療班の方もお願いします」
 ユイ :少し眩暈がした。急に上昇した、意識を曇らせるレネゲイドの侵食に耐えながら、その姉の顔を見下ろす。
 統太 :「了解」
 誠二 :「と、ついでに迎えの連絡も頼むわ。……正直今回は、俺も結構ぎりぎりだったんで」
 誠二 :それだけ言って、仰向けに地面に寝転がる。
 御門 :「後は、此方で事後手配はやっておこう。だから、皆ゆっくり休むといい」
 御門 :統太と大人二人組で事後処理と警戒とやっておくぜ
 ユイ :「……なんだかこう、色々、あり過ぎて」
 ユイ :これからどうしよう、という漠然とした不安にか細く俯いた。
 統太 :「ま、無事で何よりだ」
 統太 :今後の課題が減るどころか増える一方だが。犠牲は出ることがなかった。
 ユイ :「……そうですね。無事なのが、なによりです」うん。よいしょ、と立ち上がり、なんとか笑った。
 御門 :「全くだ。護るべき者が護れた事は、純粋に喜ばしい」
 統太 :御門の声に頷きつつ。「そういやさ、後で準備するか、誠二?」と寝ころんでる誠二に声かける。
 誠二 :「準備? 何のですか?」
 統太 :「あのネズミのクソ以下の連中を、ヘイムダル相手に相打ちどころか一方的に蹂躙して生んでくれたママと種つけてくれたパパを呪い殺しても足りない位の屈辱と恐怖でフルボッコにする準備」
 統太 :ニヤリ、と笑い。
 誠二 :「あー……それですか。そうですね……」
 誠二 :「ま、帰ってゆっくり考えましょう。関係者は俺たちだけじゃないんですから」
 統太 :「それもそうだ。“パーティー”は大勢いた方が楽しいからな」
 統太 :ベルトを外し、空を見上げた。
 ユイ :味方にすると頼もしく、敵に回すと恐ろしい、というのはこういうことなのかなあ、とかぼんやり思いながら。
 ユイ :乱れた髪を正す、その細い手首に収まる腕輪が、物暗い鈍光を放っていた。




 [Back Track]
 GM :今回。Eロイスはありません。
 GM :というわけで通常通りの判定をお願いします。

 莉亜 :最終92% D1、ロイス4(Sあり)、空き2 シナリオロイス切ってロイス3個で振りますー
 莉亜 :#3d10-92
  Dice... ... ria:3d10=(6,8,9)=23-92=-69
 莉亜 :ひゃん>< 69%通常帰還です
 御門 :最終95%(何   D*1 初期*2 S(ユイ)*1 PC間*1 タイタス*1 空*1  メモリーは使用せず、通常にて。
 御門 :#4d10-95
  Dice... ... Mikado_F:4d10=(4,7,3,10)=24-95=-71
 御門 :きちり71%で帰還
 ユイ :118+14=132% Dロイス1 タイタスなし Sロイス含めたロイスが4。やくもんにロイス取って倍振りでござる。
 ユイ :#10d10-132
  Dice... ... Yui:10d10=(6,2,7,7,1,1,7,1,1,1)=34-132=-98
 ユイ :wwwwwwwwwwwwwww
 ユイ :恐怖wwwwwww
 御門 :目が怖い
 莉亜 :あぶねえええええ!!
 ユイ :98%で戻って来れた><
 GM :ちょ、ま。
 統太 :1が5個出てござる。
 ユイ :はんぶんが
 ユイ :1ゾロwwwwwwwwwww
 莉亜 :ひどいダイスを見た…
 誠二 :最終侵蝕129%、ロイス4、タイタス2、生還者で+3 怖いが通常で行くか。
 誠二 :期待値的には大丈夫…… #7d10-129
  Dice... ... Seiji_Y:7d10=(4,5,7,9,6,3,4)=38-129=-91
 誠二 :セーフ。91%で帰還。
 統太 :最後までダイスが敵だったな……。
 統太 :現在128%でますはメモリー使って118%。初期ロイス2シナリオロイス1PC間ロイス1で計4個。誠二に■親近感/□不安でとって計五個の通常振りで。
 統太 :#5d10-118
  Dice... ... Touta:5d10=(2,7,6,2,3)=20-118=-98
 莉亜 :こっちもかい!
 統太 :危ない!
 ユイ :wwwwwwwwww
 GM :こっちもなかなか危なかったな。ともあれおかえりなさいませ。
 統太 :もうやだこのダイスマクロ。
 莉亜 :おかえりなさいませー!
 誠二 :何か今回PCで差が激しいよ!
 ユイ :タダイマー
 統太 :おかえりとただいまー。
 GM :EDですが、考えてるのはPC2&3は報告、PC1は見舞い、でよろしいでしょうか。
 誠二 :お帰りなさいませ。
 ユイ :おっけー
 統太 :おっけー。
 莉亜 :それでいいですよー
 御門 :はーい
 誠二 :はーい。OP的にPC2はPC1のEDにも出れそうですがな。
 GM :まあ、出るなら止めない。
 GM :とりあえず、PC2&3からさっくり行きますか。


 5.Ending Phase

 Ending1「vestige」
 Place:Elysion/支部エリア
 Scene-Player:"天翔ける龍" 九衛統太、"海ゆかば" 船汽御門、
        "沈黙の銃声" 八雲誠二、"星の子" 天満莉亜
 登場:不可

 ――Elysion支部エリア。

 統太達は、あの場所で追体験することになったユイの記憶を元に、支部長代理に報告を行っていた。

 支部長代理は報告を聞き終わって。4人に労いの言葉をかけた後並行して調査していた内容を話し始めた。
 ――それは"滅びの剣"が黒巣に残した因縁が、予想以上に根深いものであることを示していた。


 御門 :「...」不動の姿勢にて発言を待つ
 GM :美鈴「並行していた調査の結果ですが」
 GM :美鈴「まず、"DivineDrive"――神代さんたちが遭遇したという"TrickStar"の素性についての手がかりがつかめました」
 GM :美鈴「かつて"Ruin-Bringer"――というよりは"Jormungandr"神代冬夜ですが。彼が"レッドタイラント"よりも前に研究対象とし、破棄していた実験体が存在していました」
 GM :美鈴「そして、その彼の外見特徴が――先日の"TrickStar"の外見に酷似している、とのことです」
 GM :美鈴「OVである以上あくまで手がかりの一つ、ですが。その破棄し損ねた実験体の少年である可能性が出てきました」
 統太 :「実験体の生き残り、って訳ですが。出奔した“メメント・モリ”を思い出した」
 GM :美鈴「確かに"降魔の爪"――陸原コウさんの境遇と似たところはありますね」 頷く。
 誠二 :「成程。"Ruin-Bringer"が壊滅したんで、隠してた情報や遺物を自分たちで活用しようと動き出したわけですか。」
 GM :美鈴「可能性としてはそれが有力ですね」
 誠二 :「……本気で蛇の尻尾じゃねえか」
 統太 :「竜頭蛇尾って言葉もあるぞ」
 GM :美鈴「そしてその"TrickStar"ですが。"Angrboda"と呼ばれるOVと共に、ある集団を結成して十年近く前から活動しているそうです」
 GM :美鈴「組織名は"Night of Liberation"――直訳すると"解放の夜"ですね」
 GM :美鈴「UGNやFH、あるいはその他の組織から。少しずつ人材を集めているようです」
 GM :美鈴「……そしてこれが掴んだ中で一番悪い情報なのですが」
 GM :一瞬言葉を切る。
 GM :美鈴「残り二つの遺産――"Greipnir"、および"Asgard"は既に解放状態で彼らが所持しています」
 統太 :「支部長代理」
 GM :美鈴は統太に視線を向ける。
 統太 :「相手が産廃から生まれた、産廃以外に節操無くせこせこちまちま超兵器集めてる連中だろうが関係ありません」
 統太 :「殴って殴って殴りまくって息の根止めれば死ぬ」
 統太 :「ただ、それだけです」
 GM :美鈴はしばらくその言葉に固まっていたが。
 GM :美鈴「……まあ、そうですね。いずれにせよ、この街の人々の日常を侵すということであれば相応の対処をするだけです」
 統太 :「それに、遺産ならこの街にもいるじゃないですか」
 統太 :「“目の前”に」
 統太 :「この街の敵は俺の敵です」
 統太 :「俺からは、以上です」
 GM :美鈴「……そうでしたね」 目を伏せて、表情を和らげて言う。
 GM :美鈴「とにかく、報告は受領しました。……皆様、ありがとうございました」
 統太 :「おつかれさまでしたー」
 誠二 :「ところで。結局保護した彼女……『水村友麻』と、遺産の今後の扱いは?」
 GM :美鈴「水村友麻さんは敵対の意思はない、ということであればこのまま黒巣支部預かりということになるかと」
 GM :美鈴「……もっとも、彼女の身体はかなり酷使されていたようですので、かなりの期間療養が必要そうですが」
 統太 :「彼女には長い休みが必要ですよ。問題ない」
 莉亜 :「です。暫く休んでてもバチは当たらないでしょうし」 今まで黙って話を聞いていたが、おもむろに口を挟んで。
 GM :美鈴もその言葉に頷く。
 GM :美鈴「そして今後の遺産についてですが――」
 GM :美鈴「危険性を考慮しても、"彼ら"に対抗できる可能性があるのがあれだけである以上」
 GM :美鈴「即座に彼女らごと厳重管理、あるいは破壊というわけにもいかないでしょうね……」
 GM :頭の痛い話ですが、と。
 統太 :「そんときゃ、手の空いてる人間でどうにかするしかないでしょーねー。今までみたいに」
 GM :美鈴「そうですね。監視の増員は必須として――場合によっては"相応の対処ができる方々"に協力を依頼する必要があるかもしれません」
 誠二 :「単に狙われる理由になるだけなら即座に破壊したい所ですけどね。正直あんなもんに振り回されるのはうんざりだ。」
 GM :美鈴「私個人的にもそう思いますよ……」その先の言葉は呑み込みつつ。
 GM :大方「ただでさえ愚連隊じみた連中が多いのに」とかいう辺りだろうが。
 GM :美鈴「ともあれ、その時は九衛さんや天満さんにもまた協力いただくかもしれませんが。宜しくお願いします」
 統太 :「喜んで!」
 莉亜 :「……」 支部長代理の方を見て。すぐ視線を戻した
 莉亜 :「わかりました」 そして、いつものように答えた。
 GM :美鈴「それでは、お二人への話は以上です。お疲れさまでした」統太と莉亜にそう告げる。
 莉亜 :「はい、お疲れ様でした。では、私は失礼します」 一礼して。退室しますね。
 統太 :「同じく失礼しまーす……“俺”の出番がないのが本来の在り方なんでしょうけどね」

 そうして二人が去った後。

 GM :美鈴「……さて、まず八雲さんにですが」
 GM :美鈴「"遺産"についての報告自体は日本支部――正確には霧谷氏に定期的に行っています」
 GM :美鈴「今回は貴方も関わったという事で、日本支部への報告をお願いします」
 GM :美鈴「――場合によっては、"ナイトフォール"の方々に動いてもらう必要があるかもしれない事を補足した上で」
 GM :美鈴「九衛さんや天満さんの手前多くは言いませんでしたが、最悪の事態も想定はしておかなければなりませんので」
 誠二 :「了解しました。ナイトフォールは……できれば来るような事態は避けたいものですけどね」 苦笑しつつ
 GM :美鈴「ええ。レドリック氏ほか過激派の耳に入るのは避けられないでしょうしね」
 誠二 :「ただ、俺個人としても無関係でいる気はありませんから。」
 GM :誠二のその言葉に頷いた後、御門の方を向いて。
 GM :美鈴「それと船汽教官――いえ、"船汽3佐"」
 御門 :「はっ」
 GM :美鈴「この依頼の前にも言いましたが――今後の事を考えると、"あなた方"との協力体制を模索する必要があるかと思います」
 GM :美鈴「その旨――貴方の方からお伝え願えますか」
 御門 :「それは、此方も考えておりました。この一件は非常に危惧すべきモノであると」
 御門 :「上官には現場指揮官とされている私から伝えておきます...が」
 GM :美鈴は無言で先を促す。
 御門 :「幾つか条件もある事をご了承下さい」一つ、過去のこの案件に関係する資料の提示。一つ、協力するにあたってのUGN(黒巣支部かな?)の状況規模等、これまで部外として見れなかった部分の提示etc
 GM :一通り美鈴はその条件を聞いた後。
 GM :美鈴「承知いたしました。そちらは検討の上改めてお伝えします」 頷く。
 御門 :「宜しくお願い致します」
 GM :美鈴「お二人への話は以上になります。引きとめてしまってすみません」
 御門 :「いえ......それでは失礼します。それから」
 御門 :「内臓...特に、胃腸についてはご自愛下さい」失礼します、と。退場
 誠二 :「ちょ、それは禁句……」 言いつつこちらも退場。

 美鈴は二人が去った後。

 無言で机の引き出しを開けて、胃薬を取り出し、水を入れようと席を立った(何



 Ending2「Elder Sister」
 Place:黒巣中央病院 Scene-Player:"ラツィエル" 水村ユイ
 登場:不可

 ――黒巣中央病院。
 先日の一件から1週間ほど後。"水村友麻"の意識が戻り、一般病棟に移されたとの連絡を受けて。
 ユイは見舞いのために病室の前に来ていた。

 あの後、搬送された友麻は集中治療室で治療を受けることになった。
 身体機能は"相棒"が話していた通り、かなりボロボロになっていたが、
 覚醒した"遺産"による能力の作用もあってか、最悪の事態だけは避けられたらしい。

 ――もっとも、彼女が力を取り戻すにはそれなりに時間がかかるだろう、とのことでもあった。


 ユイ :その腕に抱えたのは、かすみ草が多くを占める、淡い色取りの涼やかな花束。
 ユイ :どんな花を買おうか迷ったが、最終的に自分と同じ好みで問題ないだろうと判断した。
 ユイ :「よ、し──」
 ユイ :うん。深呼吸ひとつをすると、病室の扉にノック。
 GM :「どうぞ」と声が返ってくる。
 ユイ :「失礼します」
 ユイ :おそるおそる扉を開けて、不安そうな顔を見せながら、入室した。
 GM :友麻「ユイちゃん……来て、くれたの……?」 友麻はベッドのリクライニングに持たれつつも、ユイの来訪に微笑む。
 ユイ :「うん……迷惑かなとは思ったんだけど、ごめんね。大丈夫……?」
 ユイ :その微笑みが、ひどく懐かしさを感じさせる。気が付けば、緊張していた肩の力が抜けていた。淡く微笑み返す。
 GM :友麻「そんなこと、ないわよ……心配して来てくれた妹を追い返す姉なんてそう――」
 GM :言いかけて止まる。
 ユイ :ぽてし。小首を傾げた。にゃーん。
 GM :友麻「――いや、今さら"姉"なんていう資格、私にはないのかもね」 ぽつりと。
 ユイ :なんとなく思考が読めた気がする。
 ユイ :ほいほいと近づいて言って、彼女の手を握る。
 GM :友麻「いくら"あれ"に選ばれたのが貴方だったとはいえ」
 GM :友麻「その全てを教えたことは――言いかえれば、私が背負うものを貴方に押し付けた、ってことだし……ユイちゃん?」
 GM :唐突に握られた手と、ユイの顔を見比べて。戸惑う顔を浮かべる。
 ユイ :「そんなことは、どうでもいいんじゃないかな」
 ユイ :なんかカイン君にも言ったような言ってなかったかのような台詞をぼんやり呟き返して。
 GM :友麻「……どうでも、いい?」
 ユイ :「私の家族は、『お父さん』しかいないんだと思ってた。──そのお父さんも、どんな人なのか思い出せなくて、ずっと不安だった」
 ユイ :「でも、そこに来て、お姉さんが出来たんだもの」
 ユイ :どういう風に過ごしたのかを思い出せた訳でもないが、ふんわり笑った。
 ユイ :「大丈夫。あの時、姉さんが私の事をどんなに心配してくれていたのか、分かったから」
 ユイ :「だから、それだけでいいの。──他に理由や資格なんて、別に必要もないし、どうでもいいよ」
 ユイ :うん、と頷いた。ためらいがちに淡く微笑む。
 ユイ :「……私が姉さんの妹であるのに、資格とか理由とか、必要な訳ではないんでしょう?」
 ユイ :にゃーん。どや顔。
 GM :ユイの言葉に、しばらく呆けた顔をしていたが。
 GM :友麻「……うん。そう、だね……貴方が、まだ私を"姉さん"と呼んでくれるというのなら、私もそれだけで十分」
 GM :握られた手を握り返して。
 GM :友麻「ありがとうね、"ユイちゃん"」
 GM :涙交じりの笑顔で、そう言った。
 ユイ :自分の泣き顔を見ているようで、なんだか少し気恥ずかしい。もうちょっと神妙な顔をした方がいいのかもしれないが、込み上げる感情に自然と照れた笑みを浮かべて、返した。



Double+Cross 3rd Edition『Heart or Force - "Daybreak Legacy" File.04』 End.