Double+Cross Session Replay in 「Separate Color」

Double+Cross 3rd Edition Replay『Betrayal-Valentine』

Entry Character
PC1:"Three minutes" 三納瑞穂(こびとさん)
PC2:"切った張った" 阿見川光(自爆5秒前さん)
PC3:"P.P.P."六会輔(たつきさん)
"天翔ける龍" 九衛統太(福坂真央さん)
Game Master:Hover-B

セッション日:2019.02.15-2019.03.30
Log Editor:Hover-B

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[Trailer]

「どうして……私を裏切ったの……?」

2月14日。バレンタイン。
女子が男子に日頃の感謝とか秘めた想いとか、まあそんな感じのものをチョコレートに込 必然、新しいカップルが生まれる日でもある。

――しかし、そんなカップルたちのささやかな幸せは。
裏切られた一人の少女の嘆きと、それを利用する存在によって捻じ曲げられていく。

Double+Cross 3rd Edition 『Betrayal-Valentine』

――これは、チョコレートのように甘い、もしくは苦い物語。


[Handout]

▽PC1
(推奨:学生)
"磯上みなみ"は一見地味で大人しい少女であるが、学園でそこそこ人気のある男子と
影で付き合っている。それを知る数少ない友人である君には、
明日のバレンタインデーにもチョコを渡すつもりなのだと嬉しそうに語っていた。

――しかし翌日会った彼女は、ひどく落ち込んだ様子であった。
その想いは、彼の二股という形で裏切られたのだという。

慰める中で、彼女の持っていたチョコレートを見たとき。
なぜだか嫌な予感がした。

ロイス:磯上みなみ
推奨感情:友情、憐憫他

Character-Entry:"Three minutes" 三納瑞穂

▽PC2
(推奨:学生)
君の友人である"逢坂優"に春が来た。
どうやら彼の好みのタイプである女子に、バレンタインチョコ付きで告白されたという。

そしてたまたま鉢合わせた今日、その彼女と初めてのデートに行くのだという。
よし、ちょっとボコろ……じゃなくて祝福しつつお邪魔虫は去ろうか。

やってきたその彼女を見やりながら、そう思いつつ離れた直後に悲鳴が聞こえた。
戻ってみると、血の付いたナイフを手に震える彼女と――
血を流して倒れ伏す優の姿があった。

ロイス:逢坂優(あいさかすぐる)
推奨感情:友情、嫉妬他

Character-Entry:"切った張った" 阿見川光

▽PC3
(推奨:UGN関係者)
世の中はバレンタインデー。
……だがそんなことはあまり関係なく任務のお鉢が回ってきた。

今回の件は市内に潜伏の情報が入ってきたFHエージェントの討伐。
去年も別の市でこの時期に良く活動しているらしい。
カップルに嫉妬でもしているのだろうか?

まあ、それはこの際どうでも良い。
この街に仇なす存在であれば、放置しておく道理もない。
ということで、君たちは調査を開始した。

ロイス:"Sorrow-Walker"
推奨感情:敵愾心他

Character-Entry:"P.P.P." 六会輔
Character-Entry:"天翔ける龍" 九衛統太


[Player-Introduction]
GM :それでは、PC1から順に自己紹介を。終わりましたら「以上」でお願いします。

瑞穂 :「バレンタインデーって、何というか、様式美の塊だよね〜」
瑞穂 :「まあ私は毎年渡す相手がいるから年間行事みたいなもんだけどね!」
瑞穂 :「だからその分余裕があって相談とか乗れるし、安心してくれたまえよ!」
瑞穂 :部活に恋愛、そして学食の限定販売に青春をかける、元気系女子高校生。
瑞穂 :中学時代に行った心臓病治療の際に、レネゲイドに感染。
瑞穂 :体への負担から3分以上の激しい運動はできなかったが、
瑞穂 :今では体調もすっかり落ち着いて、あちこちの運動部に助っ人として手伝っている。
瑞穂 :シンドローム:エグザイル/ソラリス HP28、行動値4、侵蝕率基本値29%
瑞穂 :シナリオロイス:磯上みなみに、■庇護/□不安
瑞穂 :「あああああああああああんにゃろーーーーー! 代わりにあたしがボコって来てあげるよ!」
瑞穂 :PC間ロイス:"切った張った" 阿見川光に、■尊敬/□脅威
瑞穂 :「なんかハードな日常やってるみたいですけど稼ぎの方は実際のところどうなんです!?(何故か敬語)」
瑞穂 :以上、よろしくお願いします。

光 :「バレンタインかー。何にも特別な事あった記憶とかないなー。」
光 :"切った張った" 阿見川 光 ハヌマーンピュア
光 :ほんの小さな好奇心が仇でになり、平凡な生活からOVに覚醒してしまった少年。
光 :覚醒のショックや衝動、侵蝕に加え、遺産なんて特殊なものを持ってしまったため、
光 :遺産強奪だの力試しだのと、個人・集団問わず色んな奴らにしょっちゅう遭遇する羽目に。
光 :元凶のプランナーを恨んだりEFの反動で血を吐きつつ、平穏を求める彼の明日はどっちだ!
光 :【基本侵食率】28+4% 【HP】34/34 【行動値】6 Dロイス:遺産継承者
光 :シナリオロイス:逢坂 優に、■友情/□嫉妬
光 :「ハハハどいつもこいつも彼女できて幸せになりやがってうらやましくなんかないぞ」(虚ろな目
光 :PC間ロイス:“P.P.P.”六会 輔に、■尊敬/□憐憫
光 :「まじめで立派な人に思えるのにどうして他の人が微妙な目で見るんだろう」(何
光 :PLは自爆5秒前です。以上、よろしくお願いします。

六会 :「六会と申します。本日も宜しくお願いいたします」
六会 :「この手の期間限定は必要ない……といいたいところですが。まぁ、放っておくわけにもいきませんので……ねぇ?」
六会 :六会 輔。ごく一般的な、捕らえ所の無い印象をかもし出す、気弱な青年。
六会 :一応UGNエージェントとして所属しているが、その風体はあくまでも「しがないサラリーマン」。
六会 :最近支部内での事務や資料整理、取りまとめ等の裏方作業に終始していたためかすっかりと戦いの勘が抜けてしまった様子。
六会 :にもかかわらず、コードネームが目下の悩みなところは結局変わらずのまま。
六会 :シンドローム:オルクスピュア 支援特化。
六会 :HP 24 IV 6 基本侵蝕率 29+5%
六会 :PC間ロイス:九衛統太さんに ■信頼/脅威
六会 :「いつもお世話になっております。……が、暴れすぎるのはほどほどに、ね? あらゆる意味で」
六会 :シナリオロイス後ほど取得。
六会 :以上です。宜しくお願いします。

統太 :「ふんふーふん ふふふん ふふふーん ふふふーん♪」
統太 :「『嬉しそうですね、いいことがありましたか』ですって?」
統太 :「はい、実は今度デートしてもらうことになりまして――はい?FHの、エージェントが、こんな時期に、出張ってきた、と」
統太 :「ええ。他ならぬ六会さんの頼みなら断るわけにはいきませんので、いいですよ」
統太 :「デートの邪魔する悪鬼羅刹の天魔外道は殺そう殺しましょう殺してもいいんですよねyeah!」
統太 : “天翔ける竜”(LastDragoon)九衛統太。
統太 : 表向きは希少かつ凄まじい力を持つ古代の竜にして人の守護者。
統太 : しかしその実態は威厳など1ミクロンも感じさせず日々趣味と本能に従って生きるダメ人間。
統太 : 真面目な顔してバカを言い、だらけた顔で真面目な言葉を口にする、彼の真の姿とは――。
統太 : 【シンドローム】キュマイラ/ハヌマーン 【HP】111 【行動値】17 【基本侵蝕率】42% 【Dロイス】古代種
統太 : [PC間ロイス:“Three minutes” 三納瑞穂 ■感服/□不安]
統太 : 「持病も克服できてよかったよかった。あとは三分と言わずピタゴラスイッチじゃなくてひたすら人生を謳歌するだけだな!
統太 :応援するのでファイト!」
統太 : [シナリオロイス::“Sorrow-Walker” □デート資金/■殺意]
統太 : 「あなたの惨死で救われる財布があるのです。なんだったら有り金差し出して自裁してくれてもいいのよ?
統太 :2/14当日は忙しいからって今度の土日に予定組んでもらったのに余計な事しやがってこの××が!××るぞ!!」
統太 : PLは福坂真央、よろしくお願いします。

GM :一人荒れてる人がいますがまあ(何 GMは「正直年食うにつれバレンタインの存在を忘れつつある」Hover-Bです。それではよろしくお願いいたします。



1.Opening Phase

Opening-1「バレンタイン0214」
Place:黒巣市街/公園 Scene-Player:"Three minutes" 三納瑞穂
登場:不可
GM :PC1のOPです。登場どうぞ。
瑞穂 :#1d10+29
 Dice... ... Mizuho:1d10=(5)=5+29=34
GM :ふつー。

数日前。バレンタインの前日。
自分が渡す分のチョコレートを買い、店から出ると偶然、友人である"磯上みなみ"と鉢合わせた。

彼女は最近、学年で割と美形と言われている男子学生と付き合っていた。
ただ彼女自身はどちらかといえば地味なタイプで、嫉妬の対象にされかねないという理由から
周りには明かしておらず、知っているといえば偶然知った君くらいのものであった。

応援の言葉をかけると、みなみは微笑んで去っていった。
本当に、彼にチョコレートを渡すのを楽しみにしていたのだろう。
――この時までは。


GM :で、翌日の帰り道ですが。
GM :少し用事があったのもありルートから少し離れた公園を通りがかった時、みなみの姿を見つける。
瑞穂 :「おっ、みなみじゃn………?」
GM :先日の楽しそうだった雰囲気はない。沈んだ顔。
瑞穂 :気軽な感じで声をかけようとしたが、その雰囲気に一瞬言葉を詰まらせた。
瑞穂 :とてててと駆け寄って声をかける。「みなみ、どうしたの?」
GM :みなみ「……あ……瑞穂、ちゃん……」 
GM :上げた顔にはわずかに涙の跡がある。目も充血してるあたり、さっきまで泣いていたのだろう。
GM :みなみ「……今日、ね。……彼にチョコレート、渡そうとしたんだけど……」
瑞穂 :「おあ、あっ、え、えっと……うん。それで………?」
瑞穂 :彼女の隣に腰を下ろす。
GM :みなみ「……見ちゃったの。彼が別の子にチョコレート渡されて……その、キスしてる所……」
瑞穂 :「なっ」
瑞穂 :「ななななななんだとーーーーーーーー!???!?!」
瑞穂 :「それは、見間違いとかではなく、りありぃ!?」
GM :みなみは黙ってうなづく。
瑞穂 :「あああああああああああんにゃろーーーーー!みなみという者がありながら二股だとーーー!!??」
GM :みなみ「……信じられなくて、彼に話を聞いたの……そしたら……"君は控えというか、補欠ってやつ"って……!」
GM :言葉を詰まらせ、顔を覆う。
瑞穂 :「酷すぎ!女の敵だね!!」よしよしとみなみの頭を撫でて。
瑞穂 :「代わりにあたしがボコって来てあげるよ!」
GM :みなみ「そ、それはいくらなんでも不味いよ……気持ちだけで十分だから!」 慌てて止める。
瑞穂 :「でもアイツはいっぺん酷い目に遭うべきだよ!」火を吐くような勢いで憤怒のポーズをとる。
瑞穂 :しゅしゅ。シャドーボクシング。
GM :みなみ「それにそれだと、きっと瑞穂ちゃんが悪者にされちゃう……彼、他の子にも人気あるから」
GM :みなみ「……数少ない、私の友達が悪者にされるのは、嫌だから」
瑞穂 :「むむぅ……でも、傷つけられたみなみを、このまま泣き寝入りなんてさせたくないよ……」
GM :みなみ「私は、大丈夫……聞いてくれただけでも、少し楽になったから」
GM :みなみ「……でも、これどうしよう。捨てるのも……勿体ないかな……」 ラッピングされたチョコを取り出し。
瑞穂 :あんなに幸せそうな顔で買っていたチョコレート。まさかこんな事になるなんて。逆に慰められたようでしょんぼりする。
GM :瑞穂さん、ちょっと感覚で判定してみてください。
瑞穂 :かん、かく……
瑞穂 :<知覚>足していいですか?
GM :成功すればちょっと今後が楽になる、かも。知覚はOK。
瑞穂 :#1r10+1
 Dice... ... Mizuho:1r10=(4)=4+1=5
瑞穂 :(ソイヤッ)
GM :ギリ成功か。ではそのチョコをあらためて見た途端、どことなく嫌な感覚を覚える。
GM :本当にほんのわずか血なまぐさいというか、レネゲイドがざわついたというか、そんな感じ。
瑞穂 :「…………」いわかん。
瑞穂 :……まあでもうん。ああいう裏切り行為の後だし、そう感じてしまったのかもしれない。頭を振って。
瑞穂 :今は気のせいってことにする!
GM :みなみ「……とりあえず、後で考えよう……それじゃあ、そろそろ塾の時間だし……行くね」
瑞穂 :「また相談……でなくても、ただの気晴らしのおしゃべりとかでも付き合うし、元気出してね。ね?」
GM :みなみ「……ありがとう。……それじゃ、また明日ね」 ようやくわずかに微笑んで。彼女は離れていった。
瑞穂 :「うん、またね」手を振って彼女を見送った。



[Master Scene]
「……"仕込み"は完了。そろそろ"芽"を出す子が現れるころかしらね」

とある建物の一室。
タブレットPCを手に一人の女性が呟く。

「私の"器"にふさわしい子が居ると良いのだけれど……まったく、難儀なものね。
その分、"人の心"をより深く知れるのはメリットとはいえ」

溜息をついて自分の手を見る。

「所詮急ごしらえの"器"だから、十分な力も出せないし。……逃げられたから良いものの、本当にあの街のUGNにはしてやられたわ」

そこまで呟いて、タブレットから響くアラート音に気づき。画面をチェックして、くすりと笑う。
「さて、"芽"を出しそうな子を見に行きましょうか」

Opening-2「ホリデー0216」
Place:黒巣市街 Scene-Player:"切った張った" 阿見川光
登場:不可
GM :PC2OPです。登場どうぞ。
光 :#1d10+32
 Dice... ... Hikaru_A:1d10=(6)=6+32=38

バレンタインデーが過ぎ、その週の休日。
チョコレートを君がもらえたかどうかはさておき、街に繰り出してぶらついていると、
友人である"逢坂優"の姿を見つけた。

普段はおちゃらけた軽い感じのある男子で、制服の着こなしも崩し気味だが、
この日はちゃんとした服装で、多少ぎこちない雰囲気もあった。


光 :「あれ? 逢坂、珍しい恰好だな。」
GM :優「お? おお、阿見川じゃん」 おーっすと手をあげて。
光 :「どうしたんだよその恰好。クラシックにでも目覚めたのか?」
GM :まあ確かにぱっと見それっぽいジャケットは着てるがカジュアルな(何
GM :優「いやほらさ、デートとなったらさすがにいつものテキトーなカッコってわけにもいかねーだろ?」
光 :「OK詳しく聞かせろ後歯を食いしばれ一発殴らせろその子の友達紹介してくれ」(混乱中
GM :優「あーうん嫉妬するのはわかるが落ち着け。落ち着いてから俺の話を聞いてくれ、OK?」
GM :若干後ずさりしつつ(何
光 :「ていうかお前、いつの間に彼女できたんだよ!?」
GM :優「いや、この間バレンタインデーだったろ? その時に告白されたんだよ」
GM :優「それも俺の好みストライクのナイスバディな子! 生きててよかったとあの時ほど思ったことはないね!」 サムズアップ(何
光 :「意外と普通だった!?」
光 :「で、さっそくデートか。ああもううらやましいなこの野郎!」
GM :優「ていうかお前はどうしたんだよ。てっきり神楽堂先輩とか獅堂先輩とかあたりと一緒にいるかと」(何
光 :「え、何でだ?」(素
GM :優「一部で噂になってんぞ。年上キラー疑惑」(何
光 :「後で噂流してるやつら全員にドクペ飲ましてやる」(何
GM :優「……まあ、頑張れ……っと、そろそろ来たから俺行くわ」
GM :視線の先には、手を振るショートカットの女子の姿。確かに優が好きそうな感じではある。
光 :「おう。俺は邪魔しないようどっか行ってる。」 踵を返して去る
光 :と見せかけて視界から外れた瞬間自販機の陰に。コーラ飲みつつ気づかれないようガン見。
GM :優「おう、またなー」 と言いつつ優は彼女の方へ向かっていった。
GM :……が。
GM :それなら一発で気づくな。
GM :合流した女子の方の様子が明らかにおかしい。
GM :具体的には「操られてるかのように目にハイライトが無い」。
光 :「おいおいおいおい。何だよこれ。」
GM :それに気づくが――ほんの一瞬遅い。

その一瞬で、優の脇腹には刃物が突き立てられていた。

GM :優「……え、なん……で……」 言葉にはならず崩れ落ちる。
光 :「逢坂ぁ!」 即《ワーディング》展開。コーラの缶を女の頭に投げつけつつ駆け寄る。
GM :直後、その女子は目に光が戻るが……コーラと《ワーディング》ならそのまま倒れるな。
GM :優の脇腹からは血が流れだしている。このままだとヤバイ出血量。
光 :うーむ。とりあえず普通の警察と救急車呼ぼう。
光 :「逢坂、しっかりしろ!」
GM :そして君は救急車が来るのを待つ。――ほどなく、それが"こちら側"の事件であることは後で知ることとなる。



Opening-3「ミッションスタート0216」
Place:Elysion/支部長室 Scene-Player:"P.P.P."六会輔&"天翔ける龍" 九衛統太
登場:不可
GM :お待たせしました。PC3のOPです。登場どうぞ。
六会 :#1d10+34
 Dice... ... tasuku:1d10=(7)=7+34=41
統太 :#1d10+42
 Dice... ... Touta:1d10=(3)=3+42=45

Elysion――UGN黒巣市支部の支部長室。

例によって今日も指令、あるいは依頼の話が舞い込み。君たちはこの部屋にいた。

その部屋の主である天城支部長代理はお茶請けのチョコレートと一緒に、
今回の件――FHエージェント討伐についての資料を机に滑らせ、君たちに差し出した。


六会 :失礼します。と一言声をかけながら資料を取りあげて確認。
統太 :乾ききった血涙まみれの顔のままソファーに身を投げてる。
六会 :「討伐、ですか」一瞬隣の九衛さんをちらりと見て……ちょっと驚くじゃないですか!? 何ですか一体!?
GM :美鈴「ええ。別の支部管轄から入り込んできているのが確認されているとのことで」 統太さんには非常に気の毒そうな顔を向けつつ。
六会 :「あの、九衛さん……どうかされました?」
統太 :「今なら某RXばりの深い悲しみと怒りによって七つの頭と十の角を生やせそうです         というか生やす」
統太 :何も聞かないでください後生ですというオーラを放ちつつ。
GM :美鈴「"Sorrow-Walker"。去年は別の市でこの時期に頻繁に活動しており……一度は倒されたのが確認されています」
六会 :「倒された。ですか」
六会 :とりあえず九衛さんから目は離して支部長代理の方を向いておく……。
六会 :「相手がジャーム化しているのであれば、それで話は終わりのはずですが、そうえではなかったということでしょうか」
GM :美鈴「ええ。倒されたことは間違いありません」
GM :美鈴「……ですがその直後。"彼女"に酷似したレネゲイドの波長をもつ存在が、黒巣市の方へ飛来してきたのが確認されています」
六会 :ふぅむ。と息を吐いて。おや。と。「女性、ですか」
GM :美鈴「交戦時点の話ですけどね。おそらく何らかの形で復活し、姿を変えて逃走してきたのでしょう」
六会 :「ちなみに彼女はどのような能力持ちか、情報などはありますか?」
GM :美鈴「……少なくともブラム=ストーカー。それも、一般人を操る能力を確認しています」
六会 :「……厄介ですね」
六会 :「それは、そうそう長い時間放置して置くわけにいかないようです」
統太 :「――支部長代理、お願いが」
GM :美鈴「ええ……ご承知の通り厄介な手合いです。故に討伐の指令および依頼を出し……何でしょう」
統太 :「今回の報酬、最上階のリストランテでのディナーの予約を」
統太 :ようやく動き出す。
GM :美鈴「……副支配人に、最優先で話を通しておきますね」
統太 :「あと、――へのプレゼントを」
GM :美鈴「そちらも、手配いたします……予定があったところに申し訳ないですが、よろしくお願いします」
統太 :「いえ、悪いのは全部そのエージェントですから、怒りと悲しみは全部そいつにぶつけることにします」
GM :そう統太が言った直後に、R案件のアラートが鳴る。
六会 :苦笑しながら立ち上がり、支部長に一礼する。「了解致しました。九衛さん……」続けようとしたところで音に顔をあげた。
GM :『商店街にて《ワーディング》反応を感知。直後に刺傷事件が発生』
統太 :「行きましょう、六会さん」
六会 :「はい。では、支部長、行って参ります」
六会 :九衛さんに頷き、部屋を辞します。
GM :美鈴「よろしくお願いします」 そして、現場へと急行することとなった。



2.Middle Phase

Middle-1「サプライズアサルト0216」
Place:黒巣市街 Scene-Player:"切った張った" 阿見川光
登場:PC3のみ可能
GM :登場どうぞ。
光 :#1d10+38
六会 :Hikaru_A:1d10=(6)=6+38=44
 Dice... ... Hikaru_A:1d10=(10)=10+38=48

"逢坂優"がカップル成立したはずの彼女に刺された。
訳の分からないまま、とにかく応急手当だけでもしようと動き出したところで、再び世界が色を失った。

――悪意を感じる《ワーディング》。

それは、先ほど同じものを半ば無意識に自身が発動してしまった事が間違いではなかったこと――
即ちこの状況が、"こちら側"の手で起こされたものであると示していた。


光 :「……何なんだよこの状況はおい!」 とにかく逢坂の血を止めながら目だけは向けて警戒。
GM :そういって目を向けた先に、君のほかに一人だけ"動いてる"人物がいる。
GM :サイドテールにスーツ姿の女性。彼女は君に気づくと笑みを浮かべる。
GM :??「……あら、早速"こちら側"の子に出くわすとはね」
光 :「……何やらかした手前。」
GM :??「……さて、ね? しいて言うなら、趣味の一環ってところかしら」 くすりと嗤う。
GM :……そういや光君"鬼斬りの古太刀"持ってたな。その笑みを見た途端、遺産が反応する。
光 :「堕ちてるってんなら、問答無用だ」 上着で縛って止血は終わったので刀を出す。
GM :??「まあ私としては、そっちの刺された子はどうでも良いのだけれど。そっちの彼女を引き取りに来ただけだから」
光 :「気にしなくていいようにしてやるよ! 鞘で顔面にフルスイング。」
GM :んじゃそうしようと突っ込んだ時、女が指を弾く。
GM :その途端、「自分の予想外のスピードで突っ込み」、女はす、と身をかわす。
GM :まるで「摩擦がなくなった」かのように。
光 :ならそのまま制御効かず壁に激突する感じで。
六会 :#1d10+41 出ましょう。路地傍に乗り付けた形で。
六会 :tasuku:1d10=(10)=10+41=51
 Dice... ... tasuku:1d10=(10)=10+41=51
統太 :#1d10+45
六会 :Touta:1d10=(7)=7+45=52
 Dice... ... Touta:1d10=(10)=10+45=55
六会 :(すみません切りました)
GM :??「……あらあら、元気な子だこと……でも本調子じゃないし、戦うのは遠慮したいわね」 言いながら悠々と女子の方へ。
六会 :51%になって車から出ます。動く影にそのまま声を。「どうかされましたか?」
統太 :進路上を塞ぐように、車から飛び出して着地する。顔には血涙の跡がそのまま。
GM :??「……さすが噂に名高い黒巣市。エージェントの動きも早いのね」
GM :統太が道をふさいだので、一歩後に下がり。
六会 :ああ。と得心したように見て。「あなたがお話しの……ですか。それはそれとして、阿見川くん? 大丈夫ですか?」
光 :「二人とも気を付けて! そいつもう堕ちてます!」 壁から立ち上がる。
統太 :「……お前か。お前なんだな。お前なんだなぁ!お前のせいかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
六会 :軽く頷き、私はけが人の方に寄りましょう。「九衛さんは──」言いかけて黙りました。これは黙ってても大丈夫……? 多分……?
統太 :光にゃあの海でも見せなかった怒りを目の前の女に叩きつける。
統太 :サラマンダーでもないのに怒りのあまり口から吐く息で周囲の空気が熱でゆがむ程に。
六会 :「こ、九衛さん!? 周囲を壊さないようにお願いしますよ!?」ひぇ。と小さく声をあげつつ倒れている方に近寄ります!
光 :「って統太さん、攻撃まずいです! 何か逸らされます!」
GM :??「ああ、怖い怖い」 その怒りにも動じずくすくすと嗤い。 
GM :??「とはいえ、この状況じゃ彼女はダメそうね。……"次"を当たるとしましょうか」 踵を返す。
統太 :「次もあるとか思ってんじゃねえよ、失敗した時点で終わってるんだよ」
統太 :フゥゥゥゥと暴発しそうな怒りを抑えつつ。
六会 :あああもう。と這う這うの体でけが人の方に走り寄って、コートでくるんで引きずります! ちょっとでも暴走竜のカバーになれば!
GM :??「それはどうかしら。そもそも、終わってるなら私は今ここにいなかったでしょうね」
GM :??「まあ良いわ……縁があれば、いずれまた」 《瞬間退場》。
GM :同時に光の感じていた気配も消えた。
六会 :「──……いろいろな意味で無事でしたか……」はー。と息をついて改めて怪我をしている少年の容態を見ましょう。
六会 :やばそうでしたら即病院に連れていきます。
GM :とりあえず血は止まりつつあるが、連れてった方がいいレベルではある。
光 :「っく……いや、とにかく今は救急車!」 追いたくなる気持ちを振り払ってとにかくまずはそっちを。
六会 :「阿見川くん、状況的に今回は、普通の病院ではなくこちらの管轄で手配いたします」
光 :「お願いします。そっちの女の子は操られてた可能性もあるので、とりあえず眠らせておいてもらえますか。」
六会 :「このまま向かいますが……阿見川くんはどうされますか?」一緒に来るようでしたら。と続けつつ、肩を貸すように少年を担ぎ上げた。
光 :「とりあえず一緒させてもらいます。状況説明は必要でしょ?」
六会 :「そうですね。お願いします。九衛さんは……どうされます?」
六会 :先ほどの相手を追うならそれでもかまいませんが。とは暗に。
統太 :「闇雲に探しても無駄足踏みそうだし、一緒に行く」
統太 :同じようなターゲットがいると自分で言ったからな、と。
六会 :わかりました。と頷き。「九衛さん、彼女の方をお願いします」
六会 :言いざま後部座席にけが人の少年を乗せて運転席に戻りましょう。お二人も乗ってくださいませ。
統太 :「了解しました」結束バンドで動きを止め。
光 :「刺された記憶とか残してやりたくないっすね……」
六会 :「そうですね」頷きつつ、皆が席に着いたことを確認して、なじみの病院に連れていきましょう。
統太 :「ちなみに体の前か後ろに手をまわして止めただけだと簡単に拘束を解かれるので、止める時は気を付けようってお義兄ちゃんが言ってた」
統太 :尻や腹に打ち付けたショックではじけ飛ぶから、と。
六会 :「要らない知識ですね。それは……」苦笑しつつ車を走らせたところでこちらはOKで。
統太 :こちらもおっけー。
光 :同じくOK


その後調査を続けたものの、彼女――"Sorrow-Walker"に動きは見られなかった。
彼女が動いたのは――次の週末。



Middle-2「サブリミナル0222」
Place: Scene-Player:"Three minutes" 三納瑞穂
登場:可能(許可後)
GM :登場どうぞ。
瑞穂 :#1d10+34
 Dice... ... Mizuho:1d10=(6)=6+34=40

"磯上みなみ"はあれから学校に来ていない。
体調を崩してしまったらしく、入院してしまったとのことだった。

連絡もつながらずやきもきしていたが、そして今日ようやく退院したとの話を聞いた。
なので様子を見に寄り道――みなみの家に向かおうとしていたのだが。

商店街を通ったところで、裏通りから何事か揉めている声が偶然聞こえた。
――その片方は、聞き覚えのあるみなみの声だった。


瑞穂 :野次馬根性丸出しで揉めている声のする方向へと歩いていたが、知った声が聞こえたことで駆け出した。
瑞穂 :「みなみ。何かあったの?」何が起きているのか、見渡しますが。
GM :たどり着くと、確かにみなみはそこに居た。
GM :ただし手には刃物。目の前にはおびえる男子学生――みなみに二股をかけた、あの男子。
瑞穂 :ヒエッ。
GM :男子「わ、悪かった! 謝るから! 謝るから許してくれよ……!」 後ずさりして懇願するも、みなみは止まらない。
瑞穂 :「ちょ、ちょっと何やってんのみなみ!?」
瑞穂 :「いくら元カレがクズ中のクズだからって、刃傷沙汰はやめなよ!」
瑞穂 :二人の間に割って入る。こんな事でみなみの将来を無駄にしたくない!(本心)
GM :みなみ「どうして……裏切ったの……どうして……!」 うわごとのように呟きながら、刃物をゆっくりと。
瑞穂 :「落ち着いて。ねえ。みなみったら!」彼女の前で両手を広げ、静止のポーズ。
GM :じゃあ割って入ろうと駆けだすと、「君の周りだけ摩擦が消えたかのように予想外のスピードが出る」。
瑞穂 :「……ほえ?」
GM :制御しきれず、バランスを崩される感じ。
瑞穂 :ダッシュの勢いで彼女の間を通り過ぎてしまって、よろける。
瑞穂 :「っとっっととととと!?」
瑞穂 :地面に手を突き、アスファルトの上で前転して止まる。
GM :態勢を立て直したその目に飛び込んできたのは――

みなみの持った刃が、男子の太腿に深々と刺さっている様子だった。

GM :男子「あぁぁぁぁぁ! 痛い、痛いよぉ……」 足を抱えてのたうち回る。
瑞穂 :「みなみ!!? 何やって……!」
GM :その声が届いたのか、ようやくみなみはそちらを向いて。
GM :みなみ「瑞穂、ちゃん……? え……?」 あたりを見渡し。
瑞穂 :再び駆け寄って、みなみの刃物を奪いたい。
GM :刃物はそのまま奪われたものの。目の前の男子と、血に染まった自分の腕を見た。見てしまった。
瑞穂 :「みなみ!救急車呼んで。早く!」
GM :みなみ「……え……何、これ……私……が……!?」 ガタガタと震えだす。
GM :声は聞こえてない。さらに……一瞬《ワーディング》のようなものがみなみの周囲から放たれる。
瑞穂 :叫ぶように言ってから、止血しようと………って、え???
GM :みなみ「そんな、私は―――いやぁぁぁぁ!」 叫び、明後日の方向に走り出す。
GM :そして曲がり角の先へ。
瑞穂 :「ちょっ、みなみ、待っ………ああああ、もう!!」怪我人とみなみの板挟みに。
瑞穂 :一刻の猶予もないから、とにかく処置するしかない。鞄の中から応急手当キットを……
光 :#1d10+48 とりあえず登場。
 Dice... ... Hikaru_A:1d10=(5)=5+48=53
六会 :出ます。ワーディングの気配に気がつきました。#1d10+51
 Dice... ... tasuku:1d10=(7)=7+51=58
六会 :ふふふたっけぇ。
光 :「えーと、確かこの辺でしたよね。」
瑞穂 :手が足りない! もう一本生えてれば救急車を呼べるのに!
統太 :#1d10+52
 Dice... ... Touta:1d10=(5)=5+52=57
六会 :「何やら先週も同じようなシチュエーションがあった気が……三納さん?」
瑞穂 :目をぐるぐるさせていたところにかかる声!
瑞穂 :「ぽ、ぽちぱぱさんーーーーーー! 助けて。人が刺されて」
六会 :ワーディングの気配に阿見川君と覗き込みつつ……その呼び方に内心かくりとなった。
瑞穂 :「友達を追いかけたいんです〜〜〜〜〜」
六会 :「あ、ああ、わかりました」
光 :「どっち呼びますか? 普通のかこっち側のか」 スマホ取り出しつつ
六会 :「とりあえず似たような状況ではこちら側、でしょうかね……」阿見川君にはそう応えておきます。
六会 :「こちらはお任せを……阿見川くんと九衛さんは彼女について行ってあげてください」
瑞穂 :切羽詰まっているので呼称について配慮できない。涙目になりながら、みなみの元カレを託して。
統太 :「了解しました――移動しながら話は聞かせてもらうけど大丈夫か?」
瑞穂 :「わかった! みなみはこっちに行ったっぽい!」<移動しながら話
統太 :「あいよー!」背中に乗せて、そのまま走る。
瑞穂 :「ひゃあああ!?」さすがに驚いて悲鳴を上げた。サラマンダーよりはやーい。
光 :「写真あったら転送お願いします!」 ホワイトハンド呼び終えてから瑞穂さんに

GM :では、程なくして曲がり角に消えるみなみの姿を見つけ。
GM :その曲がり角を曲がった――もう少しで追いつくと思った矢先、彼女は姿を消していた。
瑞穂 :「えっ………居ない………?」
GM :??
瑞穂 :「確かこっちを曲がりましたよね?」
統太 :「物理的に追いつけないのだったら答えは一つ――バロールに攫われたってとこか」
光 :じゃあそこに後ろから追いついて。「見つかりましたか?」
瑞穂 :「……す、すみません。一旦下ろして貰えます…?」顔を赤らめながら、統太さんに。
統太 :よいせと。
GM :??「ご名答」 声が聞こえる。
瑞穂 :「ありがとうございます」下ろしてもらってスカートの裾を気にしたところで今度は誰だ!?
GM :声の先には、みなみを抱きかかえたスーツの女が一人。
GM :――光と統太は見た顔だ。FHエージェント"Sorrow-Walker"。
瑞穂 :「み、みなみー!」
GM :??「……やっと芽を出した子が現れたわ。私の"器"となる子が」 みなみの頬を撫で。
瑞穂 :「……気が動転していたみなみを保護していただいたのはありがたいんですが、離していただけませんか……?」
統太 :「この時期のカップルに修羅場を起こすってー質の悪い喪女がご苦労なこったな、家でストロングゼロとペヤングギガマックスで酒盛りでもしてりゃいいものを」
瑞穂 :言ってることは何だか物騒だけど、一応年上の女性っぽいので敬語で問いかける。
光 :「うるせえよ!」 瞬時に近くの屋根に飛び上がり、真上から落ちるように調節して落下。摩擦0対策。
GM :??「私がそういう人間に見えないのは、貴女の周りの子たちを見れば分かるのではないかしら――って」
GM :手を上に突き出して、血の刃を光に放つ。
光 :「がふっ!」 もろに食らって墜落。
統太 :光をキャッチ。
瑞穂 :「光くんーー!?」
GM :??⇒"Sorrow-Walker"(SW)「早死にしたくないならその喧嘩っ早さは直すことをお勧めするわよ、君」 くす、と笑い。
GM :SW「さて、目的は果たしたし。そこのドラゴンさんが怒り狂わないうちにお暇させてもらうわね」
光 :「この刀があるから仕方ないんだよ!」
統太 :「ああ、安心しろ。既にぶっ殺すことは確定してるから」
瑞穂 :「何なんですか、あなたは! みなみを一体どうしたいっていうんですか!」
GM :SW「次に会ったときに分かると思うわよ。分からない方がいいかもしれないけれど――じゃあね」 《瞬間退場》。
瑞穂 :「こらーー逃げるなーーーー!!」やる気満々のファイティングポーズをしていたのに肩透かしを食らった。
瑞穂 :誰もいなくなった虚空を見つめ。「………」
光 :じゃあ最後にロイス取っとくか。Sorrow-Walkerに□執着/■憤懣で。
瑞穂 :「私の友達が、攫われてしまいました……」
統太 :「助ければいい」
光 :「手伝います。」
瑞穂 :動揺が大きすぎて脱力しながら事実を反芻することしかできなかったけど、その言葉を聞いて自分を奮い起こす。
瑞穂 :「……うん。助けたい……助けます。だから、手伝ってください」
統太 :「こっちも、アレには深い憎悪があるからな……」
光 :「こっちも友人の借り返さなきゃいけないので。」
瑞穂 :「……よっしゃ!」両手で顔をパーンと叩いて。
瑞穂 :「よろしくお願いします!私も、そっちの案件を手伝いますね!」
瑞穂 :気持ちを切り替えて、今は無理にでも笑顔を作った。
光 :「んじゃとりあえず六合さんの所に戻りましょう。」
統太 :「ああ、軽蔑してくれてもいいのよ?全部大人の不手際なんだし」
統太 :攫われてしまった責任は瑞穂にはない、と。
瑞穂 :「しませんよ。だって私、諦めてませんから」
統太 :「――そうか、そうだよな」


GM :そうして、彼らは再び動き出す。



Middle-3「ミーティング0222」
Place:Elysion/資料室 Scene-Player:ALL 
GM :情報収集シーンです。登場どうぞ。
瑞穂 :#1d10+40
 Dice... ... Mizuho:1d10=(5)=5+40=45
光 :#1d10+53
 Dice... ... Hikaru_A:1=1
統太 :#1d10+57
 Dice... ... Touta:1d10=(7)=7+57=64
六会 :#1d10+58
 Dice... ... tasuku:1d10=(6)=6+58=64
光 :#1d10+53 こっちだ
 Dice... ... Hikaru_A:1d10=(6)=6+53=59

六会 :瑞穂さんが低い。

Elysion、支部エリアの資料室。
さらわれた"磯上みなみ"を救うためにも、早急に"Sorrow-Walker"の潜伏先を
見つけなければならない。
資料室の設備を使い、今まで集めた分も含めて情報を分析することにした。


光 :ぴったり4つか。
GM :ってことで情報項目出します。
GM :◇"磯上みなみ" 情報:噂話/UGN(出てくる情報が違います) 
瑞穂 :じゃあ私は噂話でみなみさんかな。
GM :◇"逢坂優とその彼女" 情報:UGN
GM :SWはフルオープンにクリティカル要ります。みなみさんは最後に出る情報が異なる感じ。
六会 :ふーむ。
GM :◇"Sorrow-Walker" 情報:UGN
GM :あ、瑞穂さんはみなみさんの情報判定に達成値+3してください。OPの判定に成功しているので。
瑞穂 :ヽ( ´▽)ノ
六会 :ちなみにここで《導きの華》使用はあり?
光 :私がSWの判定にウインドブレスまで使えばたぶん確実か。
GM :やっても構いませんが、項目のどれかはここでは諦めてもらうことになるかと(手番消費)
六会 :使用可なら+14出来ます。あまりにチート過ぎるので、GMがダメと言えばこの話はなしで。
統太 :こっちも行けるがな、SW。
六会 :なるほど。それはおいしくないですね。だったら判定に回ります。
光 :じゃあ統太くんかぽちぱぱがSWやって、それに私がウインドブレスか。
六会 :ダイス自体はどれも9個以上で振れるかな。
統太 :〈情報:UGN〉なら10レベルあるが。
光 :あ、光は逢坂優とその彼女に行こうかと。
統太 :一応最古参の一人だし、統太。
六会 :私UGNの人間なのに情報LV1しかないですよ(笑)
六会 :なんで(笑)
瑞穂 :意図的に耳を塞いでいる疑惑。
GM :最低みなみさん(噂話)をフルで開ければ一応進むことは可能です。背景やら能力の詳細が分からなくなるけど。
統太 :意外!
瑞穂 :ではまず、当たり障りの無い私から判定行っておきます。噂話でみなみさんをリサーチ。
六会 :まぁでは九衛さんにSWのUGNをやっていただいて、こちらで噂話を振ればいいですかね。
統太 :イリーガルジョーカー使う?20からスタートするけど。
瑞穂 :あ、噂話の方が難易度高いのかな?
GM :あ、すいません。分岐するのはみなみさんだけ。難易度はどちらも一緒です。
六会 :すみません間違えました。
六会 :こちらでみなみさんのUGNを請け負いましょう。
瑞穂 :了解です。
六会 :九衛さんはSWで。
統太 :はいなー。
光 :じゃあ私も逢坂優とその彼女を行きます。
瑞穂 :では判定します。
瑞穂 :#6r10+1+3 コネ:噂好きの友人を使用。
 Dice... ... Mizuho:6r10=(10,3,2,6,7,6)=Critical!!
 Dice... ... Mizuho:1r10=(3)=13+4=17
瑞穂 :17。
六会 :おー。
統太 :おー。
光 :#5r10 要人への貸しを使用。
 Dice... ... Hikaru_A:5r10=(7,4,3,8,8)=8
瑞穂 :みなみのレネゲイド的なことはぽちぱぱさんにお任せします!
六会 :ではみなみさんのUGNを。コネとエムブレム使って10Dですね。
六会 :#10r10+1
 Dice... ... tasuku:10r10=(2,2,3,8,7,9,4,9,4,7)=9+1=10
六会 :回りませんでしたが10で。
統太 :#3r10+10
 Dice... ... Touta:3r10=(8,4,9)=9+10=19
光 :8か。財産は3あるがよさそうだ。
統太 :財産P1使って20にしとこう。
統太 :30必要だったらごめんなさい。
瑞穂 :どんな工作員(笑)
GM :えーと、光君以外はフルオープンです。光君はギリ足りない。
光 :財産1で足ります? それとも2?
瑞穂 :財産P〜!
GM :ポイント1点使えば届きます。
光 :じゃあ千円札一枚血の涙流して入れます(何
GM :ではクリアで(何
統太 :高校生にゃ千円切るのは痛いもんなー。
GM :ですねえ。ともあれ情報出しますぜ。

◇"磯上みなみ"
1-4:
黒羽学園高等部3−B。大人しい雰囲気の少女。
最近までサッカー部の男子学生と付き合っていたが、
バレンタインデーに二股をかけられていたことが判明。
思いつめた末、刺傷事件を起こすという事態に至った。
4-8:
当日他にも彼女を見たという何人かに話を聞くことができた。
共通している証言として、「どことなく虚ろな雰囲気で呼びかけにも反応しなかった」
という内容があった。
9-(情報/UGN):
刺傷事件時に一瞬展開された《ワーディング》らしきものは彼女のもので間違いない。
おそらく半覚醒の状態になっているものと思われる。
さらに何らかのレネゲイドによる干渉を加えられれば、完全に覚醒してしまう可能性が高い。
9-(情報/噂話):
瑞穂が先日見た、彼女が所持していたチョコレートにレネゲイドによる
細工がされていた可能性がある。またラッピングのデザイン的に、
黒巣市内に半年くらい前にできたチョコレート専門店のものが思い当たった。

◇"逢坂優とその彼女"
1-4:
両名共に黒羽学園高等部所属。
バレンタインデーの日に彼女の側から告白しカップルとなったものの、
その週の休日に刺傷事件を起こし両名とも病院に搬送されている。
逢坂優に関しては命に別状はない。彼女が優を刺した動機・経緯は現状不明。
5-8:
彼女についてはレネゲイドによる干渉の形跡が見られる。
現在のところ、彼女および逢坂優共に覚醒の兆候は見られないが、
特に彼女の側は今後レネゲイドが活性化するようなことがあればその保証はない状態。
9-:
さらに詳細な検査の結果、彼女の血液から通常あり得ない"他者の"血液と思われる成分が
検出された。何らかの形で体内に取り込まされ、それを通して彼女の精神に干渉、
今回の事件を引き起こさせたものと思われる。

この効果に該当するエフェクトが1件確認された。
――ブラム=ストーカーのエフェクト《鮮赤の牙》。

◇"Sorrow-Walker"
1-3:
黒巣市に入り込み活動しているFHエージェント。女性型のレネゲイドビーイングであり、ジャーム。
確認されているシンドロームはブラム=ストーカー/バロール。
別の街で活動していたものの、UGNエージェントに捕捉され撃破された。
しかしその後に同様のレネゲイドの波長をもつ物体が黒巣市に飛来してきたことを確認している。
4-6:
彼女の"人間"を理解する方法は、ターゲットの体内に血を取り込ませることで操り、
大切な存在を傷つけ、あるいは自身を傷つけさせて当事者たちの感情の変化を読み取る、というもの。
最近立て続けに発生した刺傷事件も、彼女の干渉によるものである可能性が高い。
7-10:
倒されたにもかかわらず復活したのは"エグゾーストロイス"――《無限を継ぐ者》と呼称される
能力により他者の身体を乗っ取ったものであると思われる。
ただしこれによる復活も相性があるようで、今の彼女は十全に力を発揮できていない様子。
11-:
《無限を継ぐ者》について、現状で、推測される条件は以下。
@ターゲットに自身の血液を取り込ませていること
Aターゲットにとって大切な存在を、同じくターゲットにとって特別な日に傷つけさせること。その逆でも可。
Bそれによりレネゲイドが一定ライン(半覚醒以上)を超えるレベルに活性化すること


GM :以上。これでフルオープンです。
六会 :無限を継ぐ者は結構達成条件厳しいはずですけど、その条件はこの段階では分からない。でいいのですね。
GM :ええ。それを合わせて5重の縛りがあるので、難しいと判断していいかなと。
瑞穂 :「えっと……つまり、みなみが“そろーうぉーかー”の後継者に選ばれた……ってこと?」
六会 :「そういうことになりますね……」
六会 :「ともあれ、一番の手がかりとしては、そのショップに行ってみることでしょうか」
統太 :「手がかりどころか根城な可能性もあり得るなー」
瑞穂 :「今のところ、それくらいしか手がかりないですもんね……」
六会 :「わかりやすいと言えばその通りですね」
光 :「ただ気づかれないようにしないと、チョコ買っていった女の子全部呼んで盾にする可能性あるんじゃ……」
六会 :「何はともあれ、時間をかけてもいられないでしょう。目に見える手がかりを潰していく。で良いのではないかと」
瑞穂 :「よし、じゃあ行きましょう! あ、変装とかしたほうがいいですか???」
六会 :「……いえ、いいでしょう、そのままで」
瑞穂 :「わかりました!」元気よく言って、握りこぶしを作る。
六会 :正直この手の手合いって、自分が興味持った相手以外の顔ってほぼ覚えない気がしますし……とは言わないでおいた。
瑞穂 :なるほど……(素直に感心する)
六会 :偏見かもしれませんけどね。
光 :「確かにこんな事件、さっさと終わらせてやりたい気分すね。」
統太 :「光と同意見。早いとこ 淘 汰 し よ う」
統太 :じわりと負の感情を滲ませつつ。
六会 :「……ではまいりましょうか」
瑞穂 :「はい!」
統太 :「了解」
光 :「おす。」
六会 :目線はそちらに向けないまま、そそくさと立ち上がりましたとさ(こちらは以上で)



Middle-4「テイクオーバー0223」
Place:黒巣市街/チョコレート販売店 Scene-Player:"Three minutes" 三納瑞穂
登場:可能
GM :トリガーです。登場どうぞ。他の人も最初から可能で。
瑞穂 :#1d10+45
 Dice... ... Mizuho:1d10=(9)=9+45=54
六会 :#1d10+64
 Dice... ... tasuku:1d10=(7)=7+64=71
六会 :ひゃー
光 :#1d10+59
 Dice... ... Hikaru_A:1d10=(9)=9+59=68
統太 :#1d10+64
 Dice... ... Touta:1d10=(9)=9+64=73
統太 :逸品使うぞー! #1d10+64
 Dice... ... Touta:1d10=(4)=4+64=68
統太 :私は冷静だ(何)。
GM :下がってよかったですね(何

夕方。
「棚卸し作業のため短縮営業」ということでその時間を狙って入口の前まで来た。
そこには店員らしき女性が一人、店の中の片づけをしていた。


瑞穂 :この店員さんの顔は、さっき見た顔でしょうか?(何)
GM :髪型とかは変えているけど、見た顔ですね(何
GM :ついでに言うと光君の刀も反応してますね(何
瑞穂 :ジェスチャーで『あの人ですよさっきの!』
光 :「先輩、これってとりあえず問答無用で殴っていいんじゃ?」
六会 :「まぁみなみさんの居場所もわかりませんので落ち着いて」光君の肩を掴んで止めておきますね……。
GM :店員「あ、すみません。今日は短縮営業なんですよ」 たまに来る人もいたが、笑顔であしらってる様子。
瑞穂 :「正面切って問い詰めた方が早くないですかね?」ひそひそ。
統太 :今のうちに店の裏に回ったほうがいいんじゃないかしら。
GM :そう言ってるうちに、店の電気が消える。
光 :「とりあえず《ワーディング》しときます?」
六会 :「お客様が引けたなら、後は直接入っていいでしょう」
六会 :どちらかというと人目につくのを気にしてはいた。
統太 :「先輩的にはそれやるのは人質とか周りの被害が出ない場合にしたほうがいいと思うの」
光 :「あ……すいません、考えなしでした。」
瑞穂 :「よし、じゃあ人払いをしてこっそり正面から入りましょう」
瑞穂 :よーし。こほん、と一つ咳払いをしてから、店の正面に立つ。
瑞穂 :「すいませーん」扉を開けてみる(何)
GM :店の中は誰もいない。
GM :ただ、店の見た目にしては「なんか広く感じる」。
瑞穂 :開いた! 振り返って皆さんに合図を送ってから、そろそろ中に入って周囲を見回した。
瑞穂 :「これは………?」
GM :呟いたとき、扉がひとりでにゆっくりと閉まっていく。
瑞穂 :Σ
瑞穂 :待った待った!扉を必死で押さえる!(何)
光 :「閉じ込められる!」 隙間に刀の鞘を突っ込んでみる
統太 :間に挟まる!(何)
瑞穂 :もうみんな入ってしまおうぜ!(何)
六会 :それは瑞穂さんだけ入れる訳にはいきませんね。とっさに中に手を伸ばします。
GM :では3人とも、近づいた途端「引き寄せられるように」吸い込まれて、扉が閉まった。
光 :「お招きされたみたいっすね。」
瑞穂 :「こうなったら開き直ってしまおう」
GM :??「ええ。そろそろ来ると思っていたわ」
六会 :「そのようですね……あぁ……」聞こえた声にため息をついた。
GM :暗闇の中から姿を現したのは、先ほどの店員の女性――"Sorrow-Walker"。
瑞穂 :「待っていたなら話は早い。みなみを返して貰いに来たわよ!」
GM :SW「それができるかどうかは……貴方たち次第かしらね」 血の刃を無数に周囲に展開。
統太 :従者?
GM :そして一斉に超加速して撃ち放つ。《紅の刃》。
六会 :あぁぁぁこれ避けれませんかね。
光 :(演出だけど)ハヌピュアが速度で負けるわけにはいかん、全部切り飛ばしてみようとする。
GM :避けるならいいですよ。演出で。
六会 :光君が切り落としてくれるようですのでお任せを。
統太 :斬り払って避ける――が、一糸まとわぬ姿に!(何)
瑞穂 :面白くしないでwwww
六会 :統太君……
光 :「これで終わりだってんなら……狩るぞ」 冷たい声で
GM :SW「流石にこれくらいはかわすわよね。それじゃあ――これはどうかしら」 全裸には目もくれず、長大な血液の槍を構築し始める。
統太 :「ちょっと待て鎧着るから!」
統太 :(いそいそ)
六会 :何をしてるのですかアナタは!?
統太 :「いやー、ちょっと頭に血が上りかけてるんでクールダウンしようかと思ったんだけどさ――やっぱ、無理だわ」
GM :しかし相性の問題か、構築に時間がかかっている様子。
六会 :……? それ妨害できませんかね。
GM :しても良いっすよ。攻撃かましても良い。
六会 :こ、攻撃につきましては他の方にお任せするしかないので宜しくしたいです……!
統太 :攻撃には判定必要?
GM :いえ、不要です。
統太 :ではソニックブームで一閃して槍を破壊する。
光 :じゃあその隙に当身で気絶狙ってみるか。
統太 :よろしくお願いします。
光 :では遠慮なく気絶させる。
GM :では光の当身が当たる直前、SWは血の刃で「自身を貫く」。
GM :そこに光の当身が入り、大きく血を吐いた。
瑞穂 :「えっ!?」
光 :「ええっ?」
GM :SW「……かはっ」 そのまま倒れ伏す。
瑞穂 :連撃を狙っていた拳を止めて、あっけにとられる。
瑞穂 :「ちょっ……なんで自分で!?」
光 :「ど、どうしましょう?」
GM :そのままやがてピクリとも動かなくなる。
光 :手当は無理そうですね。
六会 :「……これは、早くみなみさんを探したほうがいい」
GM :六会がそういった直後――
統太 :「まずは止血!それから彼女を確保!おそらく“脱皮”したんだ!」
六会 :思い当たった。新しい身体と言っていたことを……ってあぁぁぁ
瑞穂 :「みなみをどこにやったの!ねえ!?」
GM :「あぁぁぁぁぁっ!」 叫び声をあげて頭を抱えながら、店の一角から人影が出てくる。"磯上みなみ"。
瑞穂 :「みなみ!」
光 :「あっ……しまった!」 とりあえず上着脱いで少しでも血が止まるよう縛る。
GM :ここで《無限を継ぐ者》の条件。
GM :Cわざと倒されることにより[死亡]する。自殺は不可。
GM : →@〜Bの条件のうち2つ以上を満たしていれば、この時点で乗っ取ることが可能。
六会 :おいぃぃぃ
GM :今回のは自殺とも取れますが、直接の死因は光の当身になるということで。
光 :げえっ……
GM :みなみは頭を抱えてうずくまっていたが、やがて動きが止まり。
GM :みなみ⇒SW『――この能力に思い当たったとはね。意外と優秀な方だったのかしら』 禍々しい雰囲気と共に立ち上がる。
GM :ちなみに光君。さっきSWに感じてた嫌悪感だけど、薄れています。
GM :一言で言うと「まだ引き戻せる感じ」。ルール上は《ファイトクラブ》でSWの方が表になっている感じです。
六会 :「──しっかり嵌められましたね。ですがまだ詰みじゃない」
瑞穂 :「み、みなみ………」体が小刻みに震える。間に合わなかったの……?
光 :「いえ、さっきより薄くなってます、けど……」 カタカタと刀を持つ手が震える。
統太 :ちなみに乗っ取られてた方の息は?
GM :……残念ながら、ありません。
六会 :「表面上皮をかぶせたところで、まだその程度の話です」
六会 :瑞穂さんにも言い聞かせるように。「完全に詰みではない。残念ですがね。こういう事態を我々は何度も見てきましたよ」
GM :SW『ご推察の通り。完全にするのはもう少し時間がかかるわね……時間にして24時間ってところかしら。"普通"なら』
統太 :簡単ながら、手を合わせ。、鎧を纏って立ち上がる。
GM :SW『けれど、周囲のレネゲイドの濃度によってはその時間を短縮できる――たとえば、戦闘中とか、ね』
GM :再度、血の刃を展開。先ほどより早く、鋭く、禍々しい形状に。
六会 :「多少手荒いことにはなりそうですが。その時間を待つほど悠長ではありません、我々……特に、そこの方はね」言いざま、ちらと九衛さんを見た。
統太 :「ねえねえ光君」
光 :「な、なんですか、一体」
統太 :「コレ、譲ってもらっていいかな」
光 :「……止めなら。」
統太 :「よし来た!後でお小遣い上げよう――ということで」
統太 :「お前が」「殺した」「咎無き人の為に」
統太 :「滅ぼしてやる」
統太 :睨む瞳は人のものではなく。
GM :SW『できるかしらね』 "磯上みなみ"がすることのない妖艶な微笑みで、嗤う。 
GM :SW『言っておくけれど。この"器"は当たりよ……全力でないうちに殺しきれなかったことを嘆くと良いわ。UGNの皆さん』
統太 :「してきたんだよ」
瑞穂 :「まだ終わりじゃない――なら」すぅ、と息を吸って。真正面からみなみの体を奪ったものと向き合う。
瑞穂 :「私は嘆きもしないし諦めもしない。みなみを、取り戻すまでは」
瑞穂 :構え。小さな体躯の隅々に闘気を漲らせた。
瑞穂 :シナリオロイスのみなみをSロイスに変えます。
GM :Sロイス取得を許可します。
光 :「……殺す? 殺すだと? 手前が…手前が……」 こと切れた女性の方をちらりと見て、
光 :「手前がそんなセリフほざいてるんじゃねえ!」 えーと、亡くなった女性とSWにロイス申請、そして亡くなった女性をSロイス指定。
統太 :亡くなった女性にロイスを結び、Sロイス申請。
GM :二人のSロイス申請を許可します。
六会 :今回こちらはSはないかな。みなみさんに取得でそこまで。

これ以上の犠牲を出さないため、友人を取り戻すため――
戦いが幕を開ける。

GM :最後に、《無限を継ぐ者》の最後の条件を提示します。
GM :D条件Cによりターゲットを乗っ取った状態で一定時間経過する。
GM : →通常なら24時間、戦闘等による極度のレネゲイド活性状態なら数分(2ラウンド)。



3.Climax Phase

Climax「ボーダーライン0223」
Place:黒巣市街/チョコレート販売店 Scene-Player:ALL
GM :登場どうぞ。
統太 :#1d10+68
 Dice... ... Touta:1d10=(10)=10+68=78
光 :#1d10+68
 Dice... ... Hikaru_A:1d10=(10)=10+68=78
瑞穂 :#1d10+54
 Dice... ... Mizuho:1d10=(3)=3+54=57
六会 :#1d10+71
 Dice... ... tasuku:1d10=(9)=9+71=80
統太 :逸品使う。#1d10+68
 Dice... ... Touta:1d10=(4)=4+68=72

"磯上みなみ"の身体を乗っ取った"Sorrow-Walker"。
その身体から禍々しい気配があふれ出し、空間を埋め尽くしていく。


GM :というわけで、登場早々でなんですが衝動判定を。目標値はいつも通り9です。
瑞穂 :#2r10+2+1 思い出の一品効果込み。
 Dice... ... Mizuho:2r10=(9,7)=9+3=12
六会 :#4r10+1+1
 Dice... ... tasuku:4r10=(4,2,4,10)=Critical!!
 Dice... ... tasuku:1r10=(5)=15+2=17
統太 :処刑用BGMかけつつ。#3r10+7
 Dice... ... Touta:3r10=(7,8,6)=8+7=15
六会 :めっちゃ正気。 #2d10+80
 Dice... ... tasuku:2d10=(5,1)=6+80=86
光 :#3r10+1
 Dice... ... Hikaru_A:3r10=(2,7,6)=7+1=8
統太 :成功の。#2d10+72
 Dice... ... Touta:2d10=(5,6)=11+72=83
六会 :成功の86%ですね。
光 :#2d10+78
 Dice... ... Hikaru_A:2d10=(7,3)=10+78=88
統太 :83%で。いいとこ行ってる。
光 :失敗で88%。
瑞穂 :#2d10+57
 Dice... ... Mizuho:2d10=(1,6)=7+57=64
瑞穂 :成功して64%に。
GM :それでは戦闘説明。

=================================================
[エンゲージ]
GM :=================================================
[SW]←10m→[PC]

勝利条件:"Sorrow-Walker"の撃破
敗北条件:PC全滅、もしくは2ラウンド終了

GM :2ラウンド以内に倒しきれなかった場合、"磯上みなみ"は《無限を継ぐ者》により完全に乗っ取られます。
GM :これにより、「シナリオの目的を果たした」は1点になってしまいますのでご注意を。
六会 :了解です。
光 :了解
GM :それ以外は通常通りです。
瑞穂 :はい。
統太 :イェア。
GM :で、IV宣言。こちらは18。
瑞穂 :4!
六会 :6です。
光 :本来6ですが変異暴走で−4に。
統太 :17です。
;*GM_HovB topic : IV:SW18→統太17→六会6→瑞穂4→光-4
GM :こうかな。
六会 :ですね。
GM :OKなら戦闘入ります。
瑞穂 :はい。
統太 :はい。
光 :はい。
六会 :はい。
GM :――それでは、戦闘開始!

<Round-1>
[セットアップフェイズ]
統太 :《ルーラー》。ラウンド中の判定に−5DP。
GM :SW「……さて、行きましょうか」 禍々しい気配が、物理的な圧力として荒れ狂う。
GM :■"Sorrow-World" 《加速世界》→《唯我独尊》→《魔王の時間/爆裂重力》
GM :ラウンド中PCが戦闘移動、全力移動、離脱のどれかを行ったら6D10のHPを失う、
GM :自身のラウンド中1回バロールEFを2回まで使用可能、攻撃ダメージ+80(HPダメージ受領時に効果消失)。
六会 :6D10(笑)
GM :あ、すいません。5D10です(何
六会 :どっちにしろですよ(笑)
統太 :全部10でもHP半減で済むか(何)。
光 :他の人はリザレクト後にそのダメージじゃ持たん。
瑞穂 :リザれるうちに移動しておこう。
六会 :「……なかなか厄介な」呟きつつ、お返しとばかりに胸ポケットに挿したペンを手に取って握りしめた。《支配の因子/絶望の領域(+支配者の王笏)》宣言。味方以外にDP12個及びダメージ-35。侵蝕はこれで96%へ。
瑞穂 :自分はセットアップ無しです。
六会 :「焼け石に水でしょうが。参りましょうか」
光 :こちらはなし。
GM :全員宣言したかな。では。

[イニシアチブフェイズ]
▽Action(Enemy):"Sorrow-Walker"(18)
GM :SW「厄介なのはお互い様でしょう?」 巨大な赤黒い血の剣を、複数頭上に構築。
GM :マイナー:《オリジン:ヒューマン》 シーン中EF使用時達成値+2。
GM :■"Crimson-Spike" <RC>+《紅の刃/コンセントレイト:BS/魔王の覇気/斥力の鎚/始祖の血統》+《血の宴/ブラッドボム》
GM :対象:PC全員(範囲[選択]/視界)、命中時次の攻撃力-4(攻撃実行時に解除)、
GM :ダメージ貫通時4m移動(離脱可能)+2D10追加ダメージ(※《不死者の血》によりHP消費キャンセル)。
GM :あ、《明鏡止水》追加。DPはキャンセル。
GM :割り込み入ります?
光 :こちらはなし。
六会 :特に割り込めるものはないですね。
瑞穂 :ないでーす。
GM :なさそうなので行きます。
GM :#15r7+8+2
 Dice... ... GM_HovB:15r7=(10,4,2,8,7,2,5,4,1,10,9,7,4,5,6)=Critical!!
 Dice... ... GM_HovB:6r7=(5,9,8,2,6,8)=Critical!!
 Dice... ... GM_HovB:3r7=(4,5,7)=Critical!!
 Dice... ... GM_HovB:1r7=(9)=Critical!!
 Dice... ... GM_HovB:1r7=(10)=Critical!!
 Dice... ... GM_HovB:1r7=(7)=Critical!!
 Dice... ... GM_HovB:1r7=(3)=63+10=73
GM :回ったな。73だ!
六会 :三段目に《支配の領域》
GM :悪いけどそれは消させてもらいます。[時の砂時計]。
六会 :了解。これで侵蝕は102%です。
GM :小さな砂時計を放り投げて砕き、六会の集中を止める。
光 :この値だとEF使うのは無駄そうだ。とりあえず素でドッジ。
光 :#8r10+4
 Dice... ... Hikaru_A:8r10=(4,2,9,3,1,3,10,6)=Critical!!
 Dice... ... Hikaru_A:1r10=(6)=16+4=20
光 :回ったが失敗。
瑞穂 :「サポートは任せて!」
六会 :同じくやるだけ無駄ですね。ガード宣言だけはしておきます。
瑞穂 :《崩れずの群れ》を使用。重力に抗い、斥力と光君の間に身を投じる。カバーリング。
瑞穂 :66%に。
統太 :《竜鱗》。
GM :了解。ではダメージを。
GM :#8d10+2+80 
 Dice... ... GM_HovB:8d10=(2,1,4,6,4,5,6,1)=29+82=111
GM :111点装甲有効。
GM :SW「――潰れなさい」 頭上の剣が次々に落ちて突き刺さり、砕ける。
統太 :「やなこった!」(HP40点)
六会 :もう笑うしかないですし、どのみちですけど、ダメージ-25適用されてますか? 流石にこれも無視されると切ない。
統太 :※41点
GM :あ、-25だった。86点かな。
瑞穂 :「……っ、だーーー!!」リザレクト。レネゲイドの力で傷ついた傍から無理矢理再生させる。
瑞穂 :#1d10+64
 Dice... ... Mizuho:1d10=(9)=9+64=73
GM :で、ダメージ食らった3人まとめて4m吹っ飛ばされてください。エンゲージは同じで良いです。
GM :あ、《ブラッドボム》が先か。
瑞穂 :73+2で75でした(訂正)
GM :#2d10 [ブラッドボム追加ダメージ]
 Dice... ... GM_HovB:2d10=(1,7)=8
GM :8点追加。
GM :エンゲージ:[SW]←10m→[光]←4m→[瑞穂、統太、六会]
六会 :こちらは“Sorrow-Walker”のロイスを昇華。HP11で蘇生。
統太 :諸々で58点か。生きてる。
GM :あと《加速世界》ですな。
光 :「あ、あ、あ……」 さっきのショックと暴走、目の前で二人潰れた光景でかたかた震えている
六会 :「……阿見川くん、落ち着いて。今、ここではあなたの力は必要です」重い息を吐きつつ、かろうじて立った。
GM :#5d10 [加速世界追加ダメージ]
 Dice... ... GM_HovB:5d10=(10,10,2,4,2)=28
六会 :うーん。2枚目か。先ほど倒れた女性に取得。再度HP11で起き上がります。
統太 :HP30点ですが私は元気です。
瑞穂 :ブラッドボムでHP8→1になったところで加速世界のダメージを適用。再度リザレクト。
瑞穂 :#1d10+75
 Dice... ... Mizuho:1d10=(9)=9+75=84
瑞穂 :再度HP9に。
瑞穂 :「………生きてるよ」倒れながらもサムズアップで答える。
GM :これで全部かな。では行動終了。

GM :で、イニシアチブで《自在なる斥力》。
GM :SW「呆けている暇はないわよ、君?」 光を10m後方へ吹っ飛ばす。
GM :……あ、離脱じゃないからダメージはないのか。まあいいや(何
GM :エンゲージ:[SW]←14m→[瑞穂、統太、六会]←6m→[光]

▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太 (17)
GM :行動どうぞ。
統太 :マイナーで《完全獣化》《破壊の爪》《鷹の翼》《知性ある獣》。
統太 :嵐が巻き起こり、消えた後には竜の頭を模した外骨格が6つの部位に現れ、10本の角を持つ姿に。
統太 :そのまま10本の角を射出する!
統太 :〈白兵〉《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《天を統べるもの》《神獣撃》《吠え猛る爪》《浸透撃》《かまいたち》。目標はSW!
GM :割り込みはない。来やがれ!
統太 :OPで言ったとおりになってみた。#27r7+25
 Dice... ... Touta:27r7=(4,9,5,8,5,6,3,4,8,2,5,10,10,9,5,4,6,4,1,9,9,5,8,9,8,9,6)=Critical!!
 Dice... ... Touta:12r7=(6,6,9,4,3,7,8,2,6,2,7,4)=Critical!!
 Dice... ... Touta:4r7=(1,1,6,7)=Critical!!
 Dice... ... Touta:1r7=(2)=32+25=57
統太 :低い!57.
統太 :※。
六会 :《妖精》宣言します。追加振りしてください。。
六会 :これで106%に。
統太 :#1d10+55
 Dice... ... Touta:1d10=(8)=8+55=63
六会 :ではなく。現時点で達成値40になるので。
六会 :#1r7+40+25 です。
統太 :#1r7+65
 Dice... ... Touta:1r7=Fumble!!
 Dice... ... Touta:
六会 :まぁこれは仕方ないですね。それで達成値66です。
GM :ノーガード。ダメージどうぞ。
統太 :##13d10+46
 Dice... ... Touta:13d10=(2,3,10,10,9,9,4,1,2,2,4,4,6)=66+46=112
GM :《黒星招来》。ダメージ0シフト。
GM :SW「流石に食らいたい攻撃じゃないわね――」 腕を突き出して手をひねると、ブラックホールが発生。すべてを飲み込む。
統太 :「使ってくれてありがとよ。幼年チルドレンの教本通りの対応で!」

▽Action:"P.P.P."六会輔 (6)
GM :行動どうぞ。
六会 :「拙い手ではありますが……私にはこれしかありませんからね」手にしたペンをくるりと回し、前に突き出す。恰も何かを導くが如く。《導きの華/要の陣形》宣言。PC側に自行動メジャー達成値+16を付与。これで侵蝕は111%へ。以上。
瑞穂 :わーい。

▽Action:"Three minutes" 三納瑞穂(4)
GM :行動どうぞ。
瑞穂 :途中成長を申請したいです!
GM :内容をどうぞ。
瑞穂 :《タブレット》を1レベルで取得したいです!
六会 :すみません訂正。侵蝕率113%でした。
GM :ついに瑞穂さんが発勁を……(何 ともあれ許可します。
瑞穂 :「……あかん。思いっ切り間合い外されてしまってる……ええい、ままよ!」
瑞穂 :オートタイミングで《タブレット》を使用。気を練り込むイメージで集中。
光 :よし、《援護の風/ウィンドブレス》 7D+15判定に追加を。
瑞穂 :白兵+《コンセントレイト:ソラリス/アドレナリン/爪剣》 侵蝕率+2+8%→94%
瑞穂 :みんなからのエネルギーを感じる! 支援込みで。
GM :割り込みはない。来い!
瑞穂 :#16r7+4+16+15
 Dice... ... Mizuho:16r7=(4,9,7,9,2,8,10,9,3,3,5,10,3,10,3,7)=Critical!!
 Dice... ... Mizuho:9r7=(3,4,8,2,7,6,3,10,8)=Critical!!
 Dice... ... Mizuho:4r7=(4,6,2,8)=Critical!!
 Dice... ... Mizuho:1r7=(2)=32+35=67
六会 :《妖精》差し上げます。ラストあげてください。
瑞穂 :「ぶっつけ本番で、いっけーーーー!」
六会 :これで侵蝕は117%へ。
瑞穂 :#1r7+40+35
 Dice... ... Mizuho:1r7=(5)=5+75=80
GM :上げてきたな……。
瑞穂 :80で!
GM :SW「――――!」 《グラビティガード》。3D10止める。
GM :#3d10 [ガード]
 Dice... ... GM_HovB:3d10=(5,7,7)=19
GM :19点か。ダメージ来い!
瑞穂 :レネゲイドの力を借りて、練り込んだ気を弾丸のイメージで投げつける。
瑞穂 :#9d10+7
 Dice... ... Mizuho:9d10=(9,5,9,7,1,4,6,8,2)=51+7=58
瑞穂 :「届かせる!」
瑞穂 :装甲は有効です。
GM :装甲と合わせて20点引いて38点受領。まあまだ倒れない。
GM :SW「……やってくれるわね」 衝撃をすべては消しきれず、傷が所々に見える。
GM :《爆裂重力》解除。
瑞穂 :以上で。

▽Action:"切った張った" 阿見川光 (-4)
GM :行動どうぞ。
光 :マイナーで深呼吸、暴走を解除。行動値6に戻ります。
GM :了解。
;*GM_HovB topic : IV:SW18→統太17→光&六会6→瑞穂4
統太 :「光くん、勇気をあげる!」《援護の風》《ウィンドブレス》を光に。ダイス+6D、達成値+12。
光 :震えが止まると同時。こいつが巻き込んだ人たちを次々と思いだし。「お前……お前かぁぁぁ!」
光 :メジャー:《コンセントレイト/電光石火/浸透撃/一閃》 矢のように飛び込み切りつける。 SWエンゲージに全力移動して攻撃します。
統太 :竜の息(breath)ならぬ、竜の加護(bless)を。
光 :えーと、まず移動時点だから攻撃前にダメージか。
GM :エンゲージ:[光、SW]←14m→[瑞穂、統太、六会]
GM :ですね。
光 :#5d10-34
 Dice... ... Hikaru_A:5d10=(7,5,6,4,6)=28-34=-6
光 :残った。ここから攻撃でぴったり100%になる。
GM :あ、こっちが振るつもりだったけどまあ良いや。どぞ(何
光 :と、失礼。
光 :#20r10+4+12
 Dice... ... Hikaru_A:20r10=(8,7,2,1,8,8,1,1,8,3,8,8,1,10,5,8,7,2,1,1)=Critical!!
 Dice... ... Hikaru_A:1r10=(4)=14+16=30
光 :と、C下げてなかった。
光 :#20r8+4+12
 Dice... ... Hikaru_A:20r8=(7,7,4,1,8,3,6,4,1,6,2,3,5,5,8,10,9,6,8,9)=Critical!!
 Dice... ... Hikaru_A:6r8=(4,3,6,6,7,4)=17+16=33
六会 :《妖精》宣言します。最後の7を10へ。
光 :#1r8+20+16
 Dice... ... Hikaru_A:1=1
光 :#1r8+20+16
 Dice... ... Hikaru_A:1=1
六会 :これで121%へ。……落ち着いて半角に(笑)
光 :#1r8+20+16
 Dice... ... Hikaru_A:1r8=(4)=4+36=40
GM :ホントだ、全角だったこれ(何
瑞穂 :ほんとだ(何)
光 :と、40に。感謝です。
GM :《グラビティガード》……と言いたいがガード無視だよなこれ(何
光 :です。
GM :ノーガード。ダメージどうぞ。
六会 :《力の法則》を宣言。ダメージに7D追加してください。
GM :ギャァァァァ(何
光 :#12d10+10
 Dice... ... Hikaru_A:12d10=(1,9,9,4,2,4,10,1,9,3,10,8)=70+10=80
六会 :侵蝕は125%へ。「さぁ、存分に」
光 :80点、装甲は有効。感謝です。
GM :装甲1引いて79点受領。残り1/5位まで削れたか。
光 :#1d10-6 そしてこっちの反動
 Dice... ... Hikaru_A:1d10=(1)=1-6=-5
光 :お、残った。HP5点。以上。
六会 :おー。

GM :クリンナップ……の前に。
GM :SW「――お返しよ」 血を吐きながら光の腹に手を当て。《自在なる斥力》。
GM :エンゲージ内の光を10m吹き飛ばして[離脱]させる。
GM :そして《加速世界》起動。
GM :#5d10 [加速世界ダメージ]
 Dice... ... GM_HovB:5d10=(3,6,9,2,1)=21
GM :21点。
統太 :生きてる。
光 :魔王の時間考えるとそんな気はしたさ。SWのロイスタイタスに、昇華して復活。「黙れ。」
六会 :いやこれ光君だけでは。
GM :や、光君だけ。
統太 :失礼。
GM :SWはそのつぶやきに笑みを返すのみ。

[クリンナップフェイズ]
GM :《加速世界》《魔王の時間》解除。
瑞穂 :無しです。
六会 :なしで。
統太 :《ルーラー》解除。
光 :なし。
GM :了解。

<Round-2>
[セットアップフェイズ]
GM :SWが ■"Sorrow-World" 《加速世界》→《唯我独尊》→《爆裂重力》。
GM :ラウンド中PCが戦闘移動、全力移動、離脱のどれかを行ったら5D10のHPを失う、
GM :攻撃ダメージ+80(HPダメージ受領時に効果消失)。
光 :特になし。だが次のイニシアチブに《スピードフォース》
六会 :なしで。
瑞穂 :無しです。
統太 :《ルーラー》使用、SWの行動に-6DP。
GM :了解。

;*GM_HovB topic : IV:SW18→統太17→光&六会6→瑞穂4

▽Action:"切った張った" 阿見川光 (6:スピードフォース)
GM :行動どうぞ。
光 :マイナー:《リミテッドイモータル/ライトスピード》  HP12点回復、メジャーで2階行動。
光 :行動前に逢坂 優のロイスをタイタスに。昇華して《加速世界》の効果を消します。
GM :了解。
光 :一発目。《コンセントレイト/電光石火/マシラのごとく/浸透撃/一閃》 「あいつの事もお前のせいかぁぁぁっ!」
GM :SW「……この中で、動きを制御している……!?」 初めて動揺した顔を見せる。割り込みはない。
光 :さらに《リミットリリース》でC低下。 ここまでで130%
光 :#11r7+4
 Dice... ... Hikaru_A:11r7=(6,9,7,3,2,9,8,6,2,6,2)=Critical!!
 Dice... ... Hikaru_A:4r7=(8,9,3,10)=Critical!!
 Dice... ... Hikaru_A:3r7=(8,2,6)=Critical!!
 Dice... ... Hikaru_A:1r7=(5)=35+4=39
光 :白兵の39.
六会 :妖精を宣言。追加振りを。
光 :#1r7+40 感謝
 Dice... ... Hikaru_A:1r7=(9)=Critical!!
 Dice... ... Hikaru_A:1r7=(8)=Critical!!
 Dice... ... Hikaru_A:1r7=(6)=26+40=66
光 :66まで伸びた。
六会 :これで4回目。侵蝕は129%へ。
GM :《浸透撃》じゃ対処できない。ノーガード。
光 :#7r10+10+60 何度も何度も切りつける。
 Dice... ... Hikaru_A:7r10=(6,3,6,2,1,2,9)=9+70=79
GM :――《蘇生復活》! HP1で復活。
光 :だが2発目。《コンセントレイト/電光石火》 134%まで伸びてダイス増える。
GM :あっという間に傷だらけになり、膝をついて血を吐く。
GM :SW「――まだよ」 《時の棺》。さらに動き出す光の動きを止める。
光 :#2d10-28 ここでバックファイア
 Dice... ... Hikaru_A:2d10=(10,2)=12-28=-16
光 :「手前……」 16点まで減って行動終了。

▽Action(Enemy):"Sorrow-Walker"(18)
GM :SW「私は……まだ、死ぬつもりは……!」 腕を振るい、血の槍を生成。
GM :■"Crimson-Spike" <RC>+《紅の刃/コンセントレイト:BS/魔王の覇気/斥力の鎚/始祖の血統》+《血の宴/ブラッドボム》
GM :対象:瑞穂、統太、六会(範囲[選択]/視界)、命中時次の攻撃力-4(攻撃実行時に解除)、ダメージ貫通時4m移動(離脱可能)+2D10追加ダメージ(※《不死者の血》によりHP消費キャンセル)。
GM :#9r7+8+2
 Dice... ... GM_HovB:9r7=(10,2,5,1,5,2,9,1,7)=Critical!!
 Dice... ... GM_HovB:3r7=(4,7,9)=Critical!!
 Dice... ... GM_HovB:2r7=(2,1)=22+10=32
GM :32。
六会 :《スモールワールド》宣言。その達成値を-30します。
GM :……了解。
六会 :「いい加減、好きにはさせません」とん。とペンの先を指でついて。場を制御。
統太 :「そのまま死ね、ってさ」
六会 :侵蝕は136%へ。

GM :イニシアチブフェイズで《黒星粉砕》。先の3人に。
六会 :いや待って。一応無効ではないのでリアクションはしてください皆様。
GM :おっと。
六会 :ということで私は私で素避けはします。
瑞穂 :#5r10+4
 Dice... ... Mizuho:5r10=(8,2,9,8,5)=9+4=13
瑞穂 :回避。
六会 :#4r10
 Dice... ... tasuku:4r10=(10,4,9,9)=Critical!!
 Dice... ... tasuku:1r10=(4)=14
六会 :同じく回避で。
統太 :素でドッジ。#22r10-3
 Dice... ... Touta:22r10=(6,4,7,1,3,5,7,4,6,7,4,3,9,5,10,8,2,3,1,9,2,3)=Critical!!
 Dice... ... Touta:1r10=(6)=16-3=13
統太 :回避。
GM :デスヨネー。
GM :《黒星粉砕》はメジャーだったので《自在なる斥力》に変更。瑞穂を10m吹き飛ばして[離脱]させる。
瑞穂 :わーん。
光 :そして地味に《爆裂重力》解除してた。
GM :エンゲージ:[SW]←10m→[光]←4m→[統太、六会]←10m→[瑞穂] のはず。
光 :あ、一閃でエンゲージしてます。
GM :エンゲージ:[光、SW]←14m→[統太、六会]←10m→[瑞穂] 
GM :#5d10 [加速世界ダメージ]
 Dice... ... GM_HovB:5d10=(4,5,3,9,10)=31
瑞穂 :じゃあ《加速世界》のダメージ貰ってリザレクト!
瑞穂 :#1d10+94
 Dice... ... Mizuho:1d10=(6)=6+94=100
瑞穂 :ジャスト100%

▽Action:"天翔ける龍" 九衛統太 (17)
GM :行動どうぞ。
統太 :マイナーで《完全獣化》《ライトスピード》
統太 :「Cast off!」
統太 :竜の頭を模した外骨格と角がSWめがけて射出される!
統太 :1回目。〈白兵〉《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《天を統べるもの》《神獣撃》《獣の王》《吠え猛る爪》《かまいたち》《フォース》《フラットシフト》。#27r8+25
 Dice... ... Touta:27r8=(4,10,7,1,4,4,8,4,9,6,5,4,9,9,6,10,5,9,5,10,8,8,7,6,3,1,7)=Critical!!
 Dice... ... Touta:10r8=(10,9,4,3,5,1,2,1,9,8)=Critical!!
 Dice... ... Touta:4r8=(6,7,10,3)=Critical!!
 Dice... ... Touta:1r8=(2)=32+25=57
GM :もはやどうしようもないが《グラビティガード》。
GM :#3d10 [ガード]
 Dice... ... GM_HovB:3d10=(8,10,2)=20
GM :20点でガード。
統太 :##12d10+41
 Dice... ... Touta:12d10=(4,8,5,8,4,9,4,5,7,10,7,1)=72+41=113
GM :……てか、そもそも《獣の王》じゃねーか!(何
統太 :ですねー。
統太 :外すの忘れてたが振った以上これでいく。
GM :ってことでHP0。復活もなし。
GM :吹き飛ばされたみなみから、血の塊のような結晶が飛び出す。おそらくはSWのコアだろう。
統太 :トドメ、いっとく?
瑞穂 :GOGO
GM :SW「……そ、んな……!」
GM :振っていいすよ。戦闘としては終わったので侵食無しでも。
光 :「瑞穂先輩、使います?」 鈍器代わりに鞘を
瑞穂 :いえ、トドメは統太さんに。私はみなみを……!
統太 :「『全力でないうちに殺しきれなかったことを後悔するといい」って言われたとき、こう返したはずだ――『やってきたんだよ』ってなぁ!!」
瑞穂 :力場の消失に合わせて、ダッシュでみなみに駆け寄る。統太さんの衝撃の余波から庇うように彼女を抱きかかえた。
六会 :お願いします。
光 :じゃあ私はなくなった女性の方を。
GM :SW「……ひ……!」 余裕はすっかり無くなり、怯えた気配を。

統太 :「Clock up」「Clock over」

統太 :統太がそれだけつぶやいた瞬間、SWは一瞬にして消滅した。
統太 :何が起こったかは、ハヌマーンのピュアブリードである光のみ知る。
瑞穂 :「………お、終わった……?」ゆっくりとまぶたを開いた。
光 :「粉々です。 犠牲さんざん出しやがって……」
GM :そこにはもはや何も残らず――声すら上げられず。かくて人の"嘆き"を観察し、愉悦の糧にしてきた招かれざる"流れ者"は消えた。


六会 :おつかれさまでした。と声に出さず呟き。「三納さん、お友達は?」
GM :みなみはボロボロだが、SWの力で肉体が保護されていたのかまだ生きてはいる。
瑞穂 :「救急し……じゃなくて、救護班を呼んでください……!」ぽちぱぱさんに。
六会 :「わかりました」端的に頷いて携帯を取り出す。「阿見川くん、そちらは?」
光 :無言で首を振り。拳を床に叩きつける。
六会 :その様子に、軽く目を伏せ。連絡を取るために出て行きましょう。
統太 :「殴るんなら床じゃなく、俺にしとけ」
統太 :アーマー入れてたケースから予備のパンツを出しつつ。
光 :「むしろ自分殴りたいです……」
統太 :「それでいい。『仕方のない犠牲だった』って言いだすよりはずっとマシだ」
瑞穂 :「みなみ、もう大丈夫だからね。頑張ったね。怪我を治して、おうちに帰ろうね」
瑞穂 :気を失っているみなみに安心させる言葉を掛けながら、救護班が来るのを待った。



[Back Track]
GM :Eロイス。《無限を継ぐ者》、《ファイトクラブ》、《唯我独尊》×2の計4つ。
GM :まあとりあえずまずは帰ってきてください(何
光 :最終134%、とりあえずEロイス分は使用。
瑞穂 :最終侵蝕率は100%、ロイスは5個でそのまま振ります。
瑞穂 :#5d10-100
 Dice... ... Mizuho:5d10=(4,2,4,9,4)=23-100=-77
光 :#4d10-134
 Dice... ... Hikaru_A:4d10=(1,8,1,3)=13-134=-121
瑞穂 :77%で帰還。
六会 :最終侵蝕率136%、ロイス5。メモリーで10引いて126%。
六会 :まずはEいただきます。
光 :124%からメモリ使用で114% ロイス4、タイタス2、D1 通常振りで行きます。
六会 :#4d10-126
 Dice... ... tasuku:4d10=(4,10,1,8)=23-126=-103
六会 :これは通常で。#5d10-103
 Dice... ... tasuku:5d10=(10,2,6,4,8)=30-103=-73
光 :#4d10-114
 Dice... ... Hikaru_A:4d10=(9,6,7,2)=24-114=-90
六会 :お。いい具合。5点圏内ですね。
瑞穂 :おかえりなさいませ。
光 :メモリー分で助かった 90%で帰還。
統太 :現在141%。ロイス5。Eロイスは使用せず。メモリー3つ使って111%。素振で。#5d10-111
 Dice... ... Touta:5d10=(2,6,6,5,4)=23-111=-88
瑞穂 :おかえりなさいませ〜。
統太 :88%で帰還。
GM :全員お帰りなさいませ。
GM :EDですがその前に1つ。
統太 :全員無事で何より。
統太 :……アレかぁ。
瑞穂 :わぁ
GM :本来の展開なら、この時点でみなみさんは覚醒が確定していました。
六会 :むぅ。
統太 :わー!?
光 :あら。
GM :ただ、「チャンスくらいは欲しい」という話を聞いた気がしたので。
瑞穂 :(どきどき)
統太 :(どきどき文芸部)
GM :PC1の瑞穂さん。現在のみなみさんの侵食率を100%、ロイスを4つとしてバックトラックやってください。
GM :それで80%切ったら未覚醒、としたいと思います。
瑞穂 :
瑞穂 :妖精の手が欲しくなっちゃうな……(何)
六会 :ここでは使えないからなぁ……。
瑞穂 :まあ使えないよね!素で頑張ります!(
瑞穂 :……よし。
瑞穂 :#4d10-100
 Dice... ... Mizuho:4d10=(1,1,10,8)=20-100=-80
瑞穂 :………
瑞穂 :同値っていうのは……?(何)
六会 :切ったら、って言ってますしね……。
GM :……切ったら、って言っちゃったからな……。
瑞穂 :そっかー未満かーーーー
六会 :ダイス目である以上は仕方がない。これは誰のせいでもないです。しいて言うなら敵さんのせいだ。
GM :まあ、先達としてこれから支えてあげてください……。
瑞穂 :(ごめんねグッバイ日常…)
統太 :やるせないなぁ。
六会 :機会をくれただけ感謝ですよ。
瑞穂 :予定通りだったということで…………
光 :乙です。
統太 :光にゃ彼女のロイスになってもらうか
GM :で、PC3は報告、PC2は優君との会話、PC1はみなみとの会話を予定してました。
瑞穂 :そんな感じで私はOKです。
六会 :はい。
統太 :了解。
GM :この分だと、PC1と2合流させた方が良いかな。
統太 :彼女。古代種になってないよね……?
GM :それはないです。
統太 :よかった。
光 :問題ないですが、できれば記憶の誤魔化し方について相談したいかな。
GM :あー。
瑞穂 :SWが乗っ取ってた時の記憶があったのかな?
光 :全部忘れさせるとさすがにあれだけど、リアル頭でどういうことにすれば誤魔化せるか思いつかん。
統太 :覚えてるかどうかそこもダイス振る?
瑞穂 :でもOVになったなら、隠さない方がいいかな…とも思う。
GM :優君の彼女の方は残ってません。
光 :その辺も含めて相談ですね。覚醒してるかとかわからないこと多いので。
瑞穂 :なるほど。じゃあ相談しましょう。
光 :それ考えると、PC3のEDにお邪魔するのが一番いい気もする。
瑞穂 :報告が終わった直後…みたいな感じですかね。
統太 :ではそれで。
GM :とすると、PC3含めて合同→PC1&2な感じかな。
瑞穂 :後ろの方で背景になって話を聞いていましょうか(何)
GM :……前回も似たパターンだった気がする、これ(何
光 :ああ、確かに。
GM :あの時は津嶋君が呼ばれた。
統太 :覚醒した人間への対応はあまり変わらないと思うし。
六会 :でしたなぁ。
GM :まあ、あの時よりはちゃんと生きてる分マシだとは思う……。
光 :だって今回記憶操作したら、告白とか彼女とかの部分リセットされそうだし。
統太 :嘘で守れなくなったら正直に話すとか?
GM :GMの想定だと、「彼女がデートの直前に体調崩したから後日改めて」って感じだった。
統太 :最悪の場合は記憶操作もやむを得ないが。
瑞穂 :だなぇ。
GM :>記憶操作する場合
光 :その辺を操作なしでごまかせればいいなあとは思う。
GM :他に良いのがあればそちら採用します、という感じで。
光 :まあそれはEDで決めましょう。
GM :とりあえず流れとしては上記で行きましょう。
瑞穂 :はーい。
六会 :はい。
統太 :はい。
光 :はーい。



4.Ending Phase

Ending1「ウェイクアップ0224」
Place:Elysion/支部長室 
Scene-Player:全員
"Sorrow-Walker"は倒された。
しかし、これにて一件落着――というわけにはいかなかった。

病院から届けられた一つの検査結果を、天城支部長代理は君たちの前に差し出した。

そこに記載されていたのは――


GM :美鈴「……ご覧の通り、"磯上みなみ"さんは一命はとりとめました」
GM :美鈴「ですが、侵食率が基準値より下がっていません……残念ながら、OVとしての覚醒は避けられなかったようです」
六会 :そうですか……。と、声には出さず、伏目がちに呟きつつ。視線だけを三納さんに投げた。
瑞穂 :「……そう、ですか……」
瑞穂 :言葉の持つ意味が頭の中で何度も反響して、足下がぐらつくようなめまいを感じながら、何とか絞り出した。
GM :美鈴「……阿見川さんのご友人達は、なんとか覚醒を免れています」
GM :美鈴「それに、"Sorrow-Walker"を殲滅したことでこれ以上の犠牲は食い止められた。それは間違いなく、あなた方の尽力によるものです」
六会 :「──未覚醒者の覚醒を防げなかったのは、我々の手の遅さが原因でした。すみませんでした、三納さん」お友達を、護れずに。と。席を立って頭を下げた。
瑞穂 :「いえ……皆さんに手伝っていただけたから、彼女を本当に失わずに済んだんです」
瑞穂 :同じように頭を深く下げる。
光 :「覚えてるのは……どの辺りまでですか」
GM :美鈴「……互いにショックが大きかったのでしょう……待ち合わせの日までは覚えているようですが、そこからは」
GM :光に。
統太 :椅子に座り、目を閉じている。
統太 :目を開け、光と瑞穂に声をかける。
統太 :「何処まで話す?」
瑞穂 :「……みなみには、今回の事件を全部話したいと、私は思います」
光 :「俺は、勝手なのはわかってますが……忘れたままでまた付き合ってる状態になればいいなって……」
六会 :「お二人の意見に従いましょう。みなみさんは、覚醒した以上、この世界の事実を黙ったまま置いておくわけにはいきません。しかし、阿見川君のお友達については、それを告げる必要性を今はまだ感じません」
六会 :「勿論、覚醒した以上、みなみさんの今後の対応は責任を以てわれらが道を示します」
統太 :「……必ず、な」
六会 :「三納さんご自身が話しづらいというのであれば、必要な対応はこちらが請け負います。……それでいかがでしょうか」
統太 :「こう見えても弟子みたいな娘知ってるんだよ。だから、二人とも気にするな――なんて言わないが」
瑞穂 :「あの……こういうのは、専門の皆さんにお任せするのがいいんだろうとは思うんですけど……」
瑞穂 :「何か、私に出来ることがあれば何でもしますんで!」
瑞穂 :両手を握りしめ、真剣な眼で訴える。
光 :「俺もです。口裏合わせでもアリバイ作りでも何でも!」
六会 :「それは心強いい限りですね」笑って。
六会 :「それではお二人は先達として、彼女のこの先の支えになってあげてください」
瑞穂 :「はい!」
六会 :「友達としてね。それが充分力になると思いますよ」
統太 :「二人のことはこっちで支える。そうですよね、六会さん」
光 :「はい! ……って先達?   あれ、確かにそうなるの?」
瑞穂 :「なると思うよ?」光君と顔を見合わせ。
六会 :「はい。その辺は九衛さんもよろしくお願いします」頷き、頭を下げて。ふと、阿見川君を見た。「……ちがいましたか?」
光 :「確かにそうといえばそうですね。 でも俺まだ、何か先達らしいこと言ったりやったりできる自信ないんですけど。」
瑞穂 :がっしと光君の手を握る。「私も口裏合わせ協力するし」
光 :「が、がんばります」 勢いに押された
統太 :「斯来教官のセリフを真似てればそれっぽくなるから」(何
六会 :その様子を軽く苦笑気味に見て。天城支部長に視線を向ける。それでいかがでしょうか。と。
GM :美鈴「……それでは、その方向で処理を進めますね。ひと段落したら、連絡いたしますので」 六会の視線に頷いて。
GM :美鈴「ひとまずは、皆様お疲れさまでした。まずはゆっくり休んでください」
統太 :立ち上がり。「家に帰るまで行き倒れそうだから資料室で仮眠取って帰るので。そんじゃ」(退室

数日後、みなみは目を覚ましたとの連絡が入った。
半覚醒だったのもあり、何となく自覚はしていたのか。瑞穂達の話は、比較的冷静に受け止められた。

この先どうなるのかは分からないが――この事件としては、一つの区切りが付けられた。



Ending2「リスタート0302」
Place:黒巣市街/噴水前 
Scene-Player:"Three minutes" 三納瑞穂&"切った張った" 阿見川光
登場:不可
事件に幕が下ろされた、その週の休日。

何となく例の噴水前に行くと……あの時と同じように、"逢坂優"がどことなく着飾った様子で誰かを待っているのが見えた。


光 :じゃあ、音もなく背後に立って。「ごめーん、待ったー?」
GM :優「いや、大丈夫……って阿見川じゃねーか! 紛らわしいわ!」 笑顔で振り向いた後、何かを地面に叩きつける仕草を。
光 :「はっはっは、一人だけ抜け駆けして幸せになる奴は相応の苦労をするのだ」 すっと離脱。
光 :「まあ話は聞いてるから必ず上手くやれ。そうじゃないと……」
GM :優「……そうじゃないと?」
光 :「俺がその子の友達紹介してもらえないじゃないか」(何
GM :優「……え、お前に紹介する必要あんの? 年上キラー」 真顔。(何
光 :「お前は真実を知らない……」 内心前と同じ言葉が出てきたことに穏やかじゃないが。
GM :優「? ……まあ、獅堂先輩も神楽堂先輩もどっちも美人だけど、男ならちゃんと一人に決めた方が良いと思うぞ」 肩ポン。
GM :優「……っと、そろそろ来たな。それじゃ、俺行くわ。またな」
光 :「どっちとも付き合ってる訳でもないってのに。」 と言いつつ 「せっかくだし顔見て紹介だけはしていこう」
GM :優「えー。まあ良いけどさー」 ぶーたれつつ来るなとは言わない。 

そして、やってきた彼女と3人でほんの少しの間、たわいもない会話をかわして別れた。
「今度は大丈夫」という、ようやく得られた安心感と共に。

GM :そして少し歩くと、偶然見知った顔が二人。
瑞穂 :「こんにちはー。あの二人のデートは無事見送れた?」
光 :「あ、先輩たち。ちわっす。」
GM :みなみはその言葉に、少し遠慮がちにぺこりと頭を下げる。
瑞穂 :「私達は、ちょっと気晴らし散歩。いろいろ勉強する事が多くてさー」
光 :「今度は大丈夫でしたよ。ただ友達紹介してもらう約束は残念ながら取れませんでしたけど。」
瑞穂 :新しい世界の扉を開いたみなみにつきそって、エリュシオンで一緒にイチからレネゲイドの説明を受けて、頭がスポンジ状態な私。
GM :みなみ「……紹介?」
光 :「ああいや、こっちの話です。」
光 :「しかし勉強ですか……俺も少し真面目にやった方がいいのかなー。」
瑞穂 :「(ピコーン)」
瑞穂 :「光君は友達とか彼女とか募集中なので」
瑞穂 :「そういう事なのです」どういうことなんだ。
光 :「いや、友達はいますよ? 単にみんな裏切って幸せになっていくだけっす!」
瑞穂 :「おかわいそうに……」顔に手を当てて貰い泣きする仕草。<裏切って幸せ
光 :「彼氏持ちの先輩に同情されるのもそれはそれで……」
GM :みなみ「……ああ……」 納得したのと、若干数週間前の自分に重ねたような寂しげな様子で。
光 :「ってあああすいません! じゃあ何か甘いものおごりますから!」
瑞穂 :「ししししまった、トラウマを刺激してしまった!」
瑞穂 :「別れがあるからこそ出会いもあるから! よし、今日から光君もみなみの友達! これでいこう!」
GM :みなみ「……ふぇ?」 思わずきょとんと。
瑞穂 :「その意気や良し! これから三人でパーッと甘味としゃれこみますか!」
GM :みなみ「……あの……あー、えーと……はい」 急激に上がったテンションについていけず、とりあえず頷いた(何
瑞穂 :「私のオススメは抹茶パフェ! 大丈夫、私の知り合いには面白い人とか格好いい人とか、とにかく性格のいい人とかもいっぱいいるし」
瑞穂 :「光君は割と後者かな!」容赦なく本人の前で言った(何)<性格のいい人
光 :「じゃあせっかく3人だし、食べきったら無料の5000円の行ってみますか。」
瑞穂 :「ふふふ、腕がもとい腹が鳴りますな……!」
瑞穂 :みなみの手を握って。
GM :みなみはしばらく高いテンションに置き去りにされていたが、手を握られたのに気づいて。
瑞穂 :「……これから、つらい事もあるだろうけど。みなみを独りにはさせないよ」
光 :「みんないるから、きっと大丈夫。」
GM :その言葉を反芻するように、少しの間をおいて。
GM :そしてようやく……瑞穂があの日以来見ることのなかった、安らかな微笑みを浮かべて頷いた。



Double+Cross 3rd Edition Replay『Betrayal-Valentine』End.