どーでもいいっちゃどうでもいい小ネタ。
シナリオネタとして使うかもしれない。

▽"Assault-Gear"

UGN黒巣支部のRラボにて考案・開発された、OV用の特別装備。
考案者はRラボの装備開発部門の部長"Bluelight-Conductor"高杉なつみ。
また非常勤(イリーガル)ではあるが、"True-Researcher"水原美雪もその開発に関わっている。
装備には概ね下記2つの特徴がある。量産品仕様の場合は後者のみが殆ど。
・汎用性を重視し、一つの装備に複数の機能を持たせている
・所有者識別機能があり、所有者以外の人間が使用しようとしても十分に使用できない
(刀剣類であれば刃止めがかかる、銃火器類ならロックがかかるなど。ルール的にはユニークアイテムに属する)

現在は下記装備の使用が確認されている。

◇AG-01 "Leading-Fang"
 所有者は"Multi-Task"水原流一。水原美雪の父親。
 RV能力の瞬間的な増幅装置を組み込んだ片手剣。刃はその特性上カートリッジの
 ように固定するという特殊な構造。
 EXレネゲイドに感染した"フォールンブレード"と同格の効果を持つ。
 しかし、"フォールンブレード"の欠点まで克服できたわけではなく、使用後はオーバーヒートに
 より刃が破壊されてしまい、交換するまで使用できない。
 ・構成アイテム:[フォールンブレード]

◇AG-02 "Dual-Trigger"
 所有者は"Mechanical-Angel"小鳥遊舞。
 特殊な小型拳銃に、小型アタッシュケース状に収められたパーツを組み合わせる事で構成する狙撃銃。
 遠距離向きのライフルモード、複数対処用のランチャーモードの切り替えができる。
 小型拳銃のみでも戦う事は可能だが、当然威力は低下する。
 ・構成アイテム:[ボルトアクションライフル]+[グレネードランチャー]+[ウェポンケース]×2

◇AG-03 "R-Booster"
 確認されている所有者は"Violet-Hound"風見高人(ただし現在は発展型の"Violet-Arms"を所持)。
 RVの能力制御・増幅の装備の試作品。その性質上RCにのみ対応。
 見た目はラピスラズリを埋め込んだキーホルダー。 
 この時点での増幅能力はまだ低かったが、所有者識別の機能が無かった為他者に貸与しても問題無く
 使用できる利点(欠点でもある)はあった。
 これにより取られたデータは"Violet-Arms"、ひいては他の能力制御・増幅装備にも利用されている。
 ・構成アイテム:[呪符](2nd:平安ステージ)

◇(AG-Ex) "Violet-Arms"
 所有者は"Violet-Hound"風見高人。(所有者である彼専用に調整されている)
 "R-Booster"の発展型で、ラピスラズリを埋め込んだキーホルダーと小型端末からなる、
 能力制御・増幅の特殊装備。対象の持つエネルギーの流れに干渉し自分/他者
 両方の能力を増強、或いは低下させる機能を持つ。
 レネゲイドウィルスを保持しない相手にも干渉は可能だが、若干レネゲイドウィルス
 保持者に比べると負担がかかる(少し疲れる程度。ゲーム視点で見ると影響は無い)。
 ・構成アイテム:[レインボウアビリティ]+[マクスウェルプログラム](+[思い出の一品])

◇AG-04



◇AG-05 "kaleidoscope"
 所有者は"Multi-Task"水原流一。水原美雪の父親。
 ナックルガードやマインゴーシュのような幅広い柄等が特徴の、防御に重点を置いて作られた
 EXレネゲイドの液体金属製の特殊剣。通常は大き目のプレート状に折りたたまれる。
 特殊機構により液体金属を変形させ、切れ味を高める事もできるが、その代わり脆くなる。
 ・構成アイテム:[リキッドブレード]+[ウェポンケース]

◇AG-MP01 "Platinum-Ray"
 確認されている使用者は"Leading-Valkyrie"神野香澄、"Blitz-Fencer"岩瀬良平。
 扱い易さを重視して調整された量産品の斬撃武器(使用者によって剣や刀など、形は異なる)。
 "イノセントブレード"程ではないが、レネゲイドを通しやすい素材で作成されており、
 OVが扱う事で切れ味を発揮する(この性質は認証機能にも利用されている)。
 型番の"MP"は"Mass Production(量産)"の略。
 ・構成アイテム:[妖刀](つまり特有の名前があるだけ)


▽NPCな人達。

◇山崎広樹
 『Re-StandUp!! Group-2』で登場。
 3−C所属の学生。文武両道で温和な性格から生徒会役員候補になる程の人望を持っている。
 (穏健な部類の)典型的な優等生。
 潜在的なOVで、その能力の素質から転入生で"arcanum"セルの"試験"中だった鹿島拓海に目をつけられ、
 同じく転入してきた長谷部千尋と些細な事で口論になったのがきっかけとして、OV能力で陥れられ
 一時周囲からの信用を無くして酷い苛めに遭うが、3−Aの友人である晃野満月他数人のOV、及び妹の結華の尽力により救われる。
 
 今は長谷部千尋を含めた級友とも和解し、今までと同様の学生生活を送っている。
 長谷部と良い感じ……かどうかは不明。残念だな熊の人(何
 またこの一連の事件の間に既に覚醒していた為、事件に関与したUGNチルドレン久能俊一の元で
 OVとしての知識等を学んでいる。立場上はイリーガル。適性はRC寄りらしい。
 
 シンドロームはモルフェウス/ソラリスの[記憶探索者]。
 ジャーム化してエグゾーストロイスに転化した場合、"コールドブラッド"(2ndリプレイ・オリジン2巻参照)と
 同様の能力になる可能性があるとの事で、監視レベルは他に比べると高め。
 
 『優等生だろうが何だろうが苛めのターゲットになる時はなる』というパターンを地で行った人。
 能力は『[記憶探索者]の"タイタスをロイスに戻す"能力って逆にすると"コールドブラッド"じゃね』とそんな思いつきから。

◇山崎結華
 『Re-StandUp!! Group-2』で登場。
 山崎広樹の妹。2年。ただAクラスではない。きっと(何
 兄を慕っている小柄の大人しい少女。案外ブラコンなのかもしれない。
 
 兄が憔悴しているのを見て、周囲に話を聞いて回って黒幕の可能性がある人物を突き止め、
 信頼していた先輩を含めた数人のOV(PC)達に「兄を助けてほしい」と懇願した。
 その後黒幕である転入生の一人、鹿島拓海の部下への命令の会話を聞いてしまった為に
 命を狙われるが、駆けつけた先輩達に助けられる。
 その後事件終了後までElysionのカフェに匿われる。実はそれでも狙われはしてたが、
 不景気な顔の某少年ら数人のOVにより狙っていた連中がボコにされた為無事だった。
 
 ……兄の為に話を聞いて回ったり、FHチルドレンの話を陰でこっそり聞いて
 狙われるなど、立場的に兄貴の方よりヒロインな気がしてならなかった人。
 セッション中では可憐とか何とか言われてた辺りからもそんな感じだったのだろう。きっと(何
 
 彼女は兄と違い、れっきとした非OVである。
 ちなみにログでさらりと補足しているが、"結華"の呼びは"ゆいか"。"ゆうか"ではない。
 セッション中で何も言わなかった為、PLの方はどう読んでたのかは少し気になる所ではある(何
 
◇長谷部千尋
 『Re-StandUp!! Group-2』で登場。
 上記の山崎広樹と同クラスに転入してきた少女。元FHチルドレン"Link-Killers"のリーダー。
 但し傀儡であり、用済みと判断され部下の一人を装っていた鹿島拓海に刺され重傷を負うが、
 その場に居合わせた津嶋皓の応急処置等が功を奏し命に別条はなかった。
 
 その後リハビリ、及び皓達に後押しされての山崎達との和解を経て、
 現在はUGNイリーガルとして登録されている。
 神代科妓とも交流があるらしい(『Revenge-of-Devil』神代優斗との会話参照)。
 
 ステレオタイプのお嬢様っぽいキャラクター。GMの腕でそれが演出できていたかは不明だが。
 髪型は亜麻色のお下げ髪(ツインテール)。但し縦ロールではない。
 とセッション中裏話で言ったにも関わらず、次の『Revenge-of-Devil』においてまた
 縦ロールと言われていた。そんなに縦ロールのイメージ強いのか。お嬢様。
 あと「長谷川」とも良く間違われてた気がしないでもない。(何
 
 ノイマン/ソラリス。能力系統はシンドローム構成イメージに違わず支援・指揮。
 
◇鹿島拓海
 『Re-StandUp!! Group-2』で登場。
 上記の長谷部千尋と同じく、山崎広樹と同クラスに転入してきた少年。
 『Group-2』においての一連の事件はだいたいこいつのせいっつーか全ての元凶。
 エグザイル/バロール。《あり得ざる存在:復讐の刃》だの《怨念の一打》だの《ワームホール》だの
 反撃系のエフェクトが多かったのは「人にやるのは良いが自分が黙ってやられるのは気に食わない」という
 こいつの性格をGMが表現したかったため。逆恨み上等。
 
 『Revenge-of-Devil』においては『Group-1』の事件の元凶だった御巫竜馬の武器(っぽいもの)として登場。
 《破壊神顕現》という名の"呪い"をフル活用して関係者のOVを悉く病院送りにしたものの、
 某アウトレイジの怒りを買ったのが運の尽き。御巫もろとも原形とどめずフルボッコにされた。
 
 実は「なんでコイツがEXジャーム化したのか」とか、「本当の"悪魔"札の証を何で持っていたのか」とか
 伏線が(GMの意図に反して)ばらまかれているが、回収されるかは今後のGMの気分次第か。
 もしくは誰かネタで使ってくれてもいい(何
 
◇黒崎透
 『Re-StandUp!! Group-1』で登場。
 クラスに一人はいるであろう「大人しいけど物知りタイプ」な少年。小柄な眼鏡をかけた少年。茶髪だが地毛。
 その性格が災いしてか、味方もそれなりに居たが後述の御巫竜馬を始め、敵もそこそこ居た。
 クラスの委員長である二条美弥子との付き合いが多くなった為に御巫に更に逆恨みされ、「試験」の
 獲物として狙われる事となった。その後の顛末はセッション中で語られた通り。
 
 シンドロームはエンジェルハイロゥ/オルクス/ソラリス。
 光学、領域、化学物質をフル活用した幻覚を使用して戦う。
 某少年漫画で属性分けすると多分「霧」属性。
 
 大人しい性格で通すつもりだったが、PC1に引きずられてたような気がしないでもない。
 最後の《妖精の手》とか(この時は力を無我夢中で解放した結果そういう効果が出たという感じ)。
 
◇二条美弥子
 『Re-StandUp!! Group-1』で登場。
 クラス委員長。お堅い性格というわけでもなく、優しさと厳しさが同居している感じの優等生。
 セッション中で語らなかったが、イメージとしては黒髪のセミロングにリボンをつけている感じ。
 三つ編みは比奈さんと被るのでやめた。ぱっと見地味な感じだがスタイルは良い。
 
 黒崎への感情については、彼の性格上色々世話を焼いている内に情が湧いたという感じ。
 そして急激に悪化して行った彼への仕打ちを止めようとした結果として巻き込まれた。
 
 途中襲撃されるシーンがあったが、あそこでPCサイドが救出に失敗していた場合、
 口で言うのが憚られる事態になっていた設定。多分R指定が入る感じ。
 
 『Group-2』の山崎&長谷部ペアに比べると、カップルの印象が強い気がする。
 まー、『Group-2』の方は一緒に居たシーンが一度もなかったのもあると思うが。
 
◇御巫竜馬
 『Re-StandUp!! Group-1』で登場。
 見た目&性格共に典型的な不良だったFHチルドレン。『Group-1』の事件の元凶。
 『Group-2』の鹿島と異なり、「質より量」という考えで複数のOVもしくはジャームを傘下に引き入れる事で
 「試験」の突破を狙っていた。
 その手始めに、二条に世話を焼かれていて前々から気に食わなかった黒崎を堕としてやろうという事で
 『Group-1』の事件を引き起こしたが、轟大牙を初めとするPC達に制圧された。
 
 『Revenge-of-Devil』は何者かの手引きにより、破壊されたUGNのRラボ施設から脱走。
 戦闘部隊に追い詰められるも、『Group-2』の鹿島が姿を変えた"異形の剣"を手に反撃、
 殲滅後に関係者全てに復讐すべく暴れまわるが、某アウトレイジの怒りを買ったのが運の尽き。
 変質した鹿島もろとも原形とどめずフルボッコにされた。
 
 鹿島が「反撃されたら殴り返す」のを発展させた結果、《復讐の刃》はじめ、《カウンター》やら
 《ワームホール》やら《ラストアクション》やら、「こちらからは積極的に殴らないが殴ってきたら超殴り返す」
 という相当ウザい敵になった。と思う(何
 最も行動の大半は密かにぶち切れていたゆーと君に徹底的に潰されたわけだが(何

◇一之瀬美織/一之瀬裕
 『Little-SummerMemory』で登場。
 FHの実験体として扱われ、人からレネゲイドビーイングとなった姉弟。
 家族丸ごと連れ去られ、実験とそこからの脱走の末に両親と妹を亡くし、
 当人たちも力尽きて消えかけながらも思い出の地である黒巣に辿りついたという
 辛い状況に居た。

 幸いにもその後PC達の尽力により両者とも助かり、
 祭りの最後の花火大会にて無事再会を果たした。

 その後は姉は黒巣の大学、弟は中学に再度転入する事となった。
 最も友人達は大部分が黒巣から離れたり、記憶を消されたりしている。
 これらはFHの工作が原因。
 まあ「家族丸ごと引越しという名目で"突然"居なくなった」という扱いだったし。
 PC達に明かさなかったのは"むこう側"の事情を知る存在(=OV)であるか分からなかった為。
 という裏設定がある。

 ちなみにデータだが、姉の能力は防御寄り、弟の方は攻撃寄りで作成されていた。
 もっとも1ラウンドで戦闘から離脱した為、殆ど見せる事はなかったのだが。

[Side-Nana]

◇詩月恵
 『Song of Canary』で登場。
 コードネームは"カナリア"。
 不慮の事故に遭って自分以外の家族全員亡くすわ、奈々市の隣街のUGNで保護されたは良いが
 研修と見せかけた人攫いにあった揚句実験体扱いされるわで散々な目に遭い、
 最後にショッカー宜しく脳改造されそうになった所でデータを持ち出して逃げてきた少女。
 その後の顛末はセッション中で語られた通り。
 まー、このTRPGじゃ割と珍しくない話を地で行ったヒロイン。
 
 名前の読みは「うたつきめぐみ」。
 その名前とかCNからのイメージに違わず、芸術:歌唱レベルは高い。
 具体的にはLv7位。もうちょい頑張ればプロとして食っていけるんじゃね。な感じ。
 (個人的に人気のあるプロとしての目安はLv10位。この辺の目安ってなかったっけ?)
 
 性格イメージは黒巣サイドの真冬さん。大人しくて無口だけど結構素直。
 ショートに近いセミロングの茶髪。